ジブリパークができるまで。 [第1期] Vol.2 〜秘密いっぱいの街ができるまで〜
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299円
第4話:ジブリの大倉庫~秘密いっぱいの街ができるまで①~(約34分)
2021年7月、順調に工事が進む「ジブリの大倉庫」。吾朗監督は定期的に現場を訪れ確認作業を行っています。足場が組まれているため全貌は見えませんが、迷路のような、複数のフロアが階段や通路でつながっている空間が出来上がりつつあります。大倉庫に併設されたカフェ棟では、鉄骨と鉄骨をつなぎ合わせるために「リベット」が使われ、吾朗監督や工事関係者がリベット接合を行うイベントも実施されました。展示の検討会も引き続き開かれています。子どものための遊び場、「子どもの街」はどうしたらもっと楽しくなるのか、吾朗監督やデザイナーの清水郁菜さんたちはアイデアを出し合います。
第5話:ジブリの大倉庫~秘密いっぱいの街ができるまで②~(約29分)
「ジブリの大倉庫」の「天空の庭」に設置予定のロボット兵は、実物と同じ大きさの原型の制作が始まっています。一方でネコバスルームにあるトトロの住処であるウロは、本物の木を重ね合わせて、手触りに気を付けながら仕上げの作業が行われていました。メインビジュアルにも使用されている大倉庫の中央階段は、たくさんの手作りタイルで装飾される計画です。この仕事を担当するのは、タイル職人の白石普さん。吾朗監督のイメージスケッチをもとに、自らのアイデアを取り入れながら、空間を彩るタイルを制作します。
第6話:地球屋 ~想像の世界への挑戦①~(約28分)
「地球屋」内部の展示物の中でも“からくり時計”の制作には、スタッフがひときわ苦労することになりました。吾朗監督がこだわったのは、映画と同じように生の音を奏でる時計であること。しかし、これだけの規模のからくり時計を作った経験者がいません。多くの専門家たちが集まり動力の一部をゼンマイとして仕掛けを動かす「ゼンマイチャレンジ」が始まりました。更に、珍しい木製楽器ポルタティーフオルガンの制作や、地球屋1階のバイオリン工房の監修にもそれぞれの分野の専門家たちが取り組みます。
第7話:どんどこ堂 ~職人たちの手仕事~(約26分)
「どんどこ森」の裏山には、木や土など自然に還る素材で「どんどこ堂」というトトロの姿を模した遊具が作られる計画です。構造部分を担当した大工の高橋一浩さんは、木材を組んであの形を表現するため、寸法やラインを出すのに苦労したといいます。胴体の外壁部分を担当する左官職人の松木憲司さんにとっても、曲面に土壁を塗り重ねることは至難の業でした。表面に何度も土を塗り重ね、最後の仕上げ塗りを行う日、土壁には大敵の氷点下の気候になってしまいました。雪の積もる早朝、松木さんの表情は強張ります。果たして、どんどこ堂は無事出来上がるのでしょうか。
- ジャンル
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制作国
日本
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制作年
2023年
- シリーズ
- キャスト
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スタッフ
題字 : 鈴木敏夫 演出・編集 : 佐藤寿一、中嶋旭洋 プロデューサー : 古城 環、関根聖一郎 制作 : テレビマンユニオン 製作 : スタジオジブリ