第25話～第36話

各話一覧

• 00:37:28

  第25話

  あらすじをみる 薬剤の値が高騰し、安く原料を仕入れるために自ら船を出した季曼(きまん)は、病に苦しむ民のために原料以外の薬剤も仕入れて安価で売り始めた。これを知った王錦堯(おうきんぎょう)は「相場を乱した」と県衙(けんが)へ乗り込んで来るが、海上貿易組合のあこぎなやり口を知っている寧鈺軒(ねいぎょくけん)は取り合わず、逆に組合を非難する。そこで王錦堯は袁朗(えんろう)を呼び出し、海賊の仕業と見せかけて季曼の船を襲うよう依頼する。これは王錦堯に対する袁朗の忠誠を推し量るためでもあったが…。
  あらすじをみる 薬剤の値が高騰し、安く原料を仕入れるために自ら船を出した季曼(きまん)は、病に苦しむ民のために原料以外の薬剤も仕入れて安価で売り始めた。これを知った王錦堯(おうきんぎょう)は「相場を乱した」と県衙(けんが)へ乗り込んで来るが、海上貿易組合のあこぎなやり口を知っている寧鈺軒(ねいぎょくけん)は取り合わず、逆に組合を非難する。そこで王錦堯は袁朗(えんろう)を呼び出し、海賊の仕業と見せかけて季曼の船を襲うよう依頼する。これは王錦堯に対する袁朗の忠誠を推し量るためでもあったが…。
• 00:37:14

  第26話

  あらすじをみる 流民たちが暮らす劉(りゅう)家村で、航海に出ている男衆の代わりに力仕事を手伝った寧鈺軒と季曼は、そのまま村に泊まることに。月明かりのもと、ほろ酔いで川辺に腰を下ろした2人は、じゃんけんをして敗者が勝者の質問に答える遊びをしているうちに、図らずも互いの気持ちを確かめ合う。翌朝、村を去ろうとすると1人の老婆の険しい視線に気づく。後を追い、何か話があるのではないか尋ねると、失踪した息子が何事かに巻き込まれたと話し始め…。
  あらすじをみる 流民たちが暮らす劉(りゅう)家村で、航海に出ている男衆の代わりに力仕事を手伝った寧鈺軒と季曼は、そのまま村に泊まることに。月明かりのもと、ほろ酔いで川辺に腰を下ろした2人は、じゃんけんをして敗者が勝者の質問に答える遊びをしているうちに、図らずも互いの気持ちを確かめ合う。翌朝、村を去ろうとすると1人の老婆の険しい視線に気づく。後を追い、何か話があるのではないか尋ねると、失踪した息子が何事かに巻き込まれたと話し始め…。
• 00:37:41

  第27話

  あらすじをみる 年貢を積んだ船が都へ向けて出航することになり、袁朗を呼び出した王錦堯は、この官船を襲って銀子を山分けしようと持ちかける。王錦堯への協力姿勢を見せておきたい袁朗は申し出を受け、精鋭を自分の船に集める。さらに王錦堯は、護送船に同乗する寧鈺軒をも手にかけようと目論んでいた。季曼は海帰(きかい)号から持ってきたお守りを寧鈺軒の身に着けさせ、不安な気持ちを押し殺して船を見送ろうとするが、胸騒ぎがして、ひそかに船に乗り込む。
  あらすじをみる 年貢を積んだ船が都へ向けて出航することになり、袁朗を呼び出した王錦堯は、この官船を襲って銀子を山分けしようと持ちかける。王錦堯への協力姿勢を見せておきたい袁朗は申し出を受け、精鋭を自分の船に集める。さらに王錦堯は、護送船に同乗する寧鈺軒をも手にかけようと目論んでいた。季曼は海帰(きかい)号から持ってきたお守りを寧鈺軒の身に着けさせ、不安な気持ちを押し殺して船を見送ろうとするが、胸騒ぎがして、ひそかに船に乗り込む。
• 00:38:23

  第28話

  あらすじをみる 海に落ちた季曼は意識不明の状態で寧鈺軒と共に県衙に戻る。なかなか目を覚まさない季曼につき添い、後悔の念と季曼への想いを語る寧鈺軒。やがて意識が戻った季曼は、寝ているふりをして寧鈺軒の言葉を聞きながら顔を赤らめる。季曼はすべての記憶を取り戻し、自分の想い人が寧鈺軒だったことも思い出していた。季曼の無事に一安心した寧鈺軒は手料理を作ってかいがいしく世話を焼くが、いずれ季曼が帰海号に戻ることを思って胸を痛める。
  あらすじをみる 海に落ちた季曼は意識不明の状態で寧鈺軒と共に県衙に戻る。なかなか目を覚まさない季曼につき添い、後悔の念と季曼への想いを語る寧鈺軒。やがて意識が戻った季曼は、寝ているふりをして寧鈺軒の言葉を聞きながら顔を赤らめる。季曼はすべての記憶を取り戻し、自分の想い人が寧鈺軒だったことも思い出していた。季曼の無事に一安心した寧鈺軒は手料理を作ってかいがいしく世話を焼くが、いずれ季曼が帰海号に戻ることを思って胸を痛める。
• 00:38:05

  第29話

  あらすじをみる 寧鈺軒からの奏状で海坊(かいほう)の現状を知った皇帝は、寧鈺軒を元の爵位と官位に戻し、海坊に船舶司を設立する職務を兼任するよう命じる。海坊での利権を奪われた檀(たん)王は怒り心頭で、凌剣星(りょうけんせい)は自ら海坊に赴き寧鈺軒を始末すると告げる。季曼は記憶が戻ったことを寧鈺軒に打ち明ける機会を伺っていたが、かつての自分の贈り物を寧鈺軒が嫌がらせだと誤解していたことを知り、なかなか話を切り出せない。その頃、18年ぶりに再会した聶向遠(じょうきょうえん)と季銘(きめい)は…。
  あらすじをみる 寧鈺軒からの奏状で海坊(かいほう)の現状を知った皇帝は、寧鈺軒を元の爵位と官位に戻し、海坊に船舶司を設立する職務を兼任するよう命じる。海坊での利権を奪われた檀(たん)王は怒り心頭で、凌剣星(りょうけんせい)は自ら海坊に赴き寧鈺軒を始末すると告げる。季曼は記憶が戻ったことを寧鈺軒に打ち明ける機会を伺っていたが、かつての自分の贈り物を寧鈺軒が嫌がらせだと誤解していたことを知り、なかなか話を切り出せない。その頃、18年ぶりに再会した聶向遠(じょうきょうえん)と季銘(きめい)は…。
• 00:36:32

  第30話

  あらすじをみる 季曼の実の父・蔡聞正(さいぶんせい)を殺したのは寧鈺軒の父・寧忠天(ねいちゅうてん)だった。親同士が敵(かたき)の2人が夫婦とは許し難い季銘と聶向遠だが、季曼の安全のために彼女の素性を明かさず静観することに。一方、そんな痛ましい事実を知らない季曼は、これまでのいきさつを寧鈺軒に語って聞かせ、寧鈺軒は季曼の想い人が自分だったことに喜びを隠せない。より一層気持ちが近づいた2人だが、季曼は正式な夫婦ではないことを気に病み、次第に寧鈺軒を避けるようになって…。
  あらすじをみる 季曼の実の父・蔡聞正(さいぶんせい)を殺したのは寧鈺軒の父・寧忠天(ねいちゅうてん)だった。親同士が敵(かたき)の2人が夫婦とは許し難い季銘と聶向遠だが、季曼の安全のために彼女の素性を明かさず静観することに。一方、そんな痛ましい事実を知らない季曼は、これまでのいきさつを寧鈺軒に語って聞かせ、寧鈺軒は季曼の想い人が自分だったことに喜びを隠せない。より一層気持ちが近づいた2人だが、季曼は正式な夫婦ではないことを気に病み、次第に寧鈺軒を避けるようになって…。
• 00:37:17

  第31話

  あらすじをみる 千怜雪(せんれいせつ)は多額の借金を抱えた弟・千炳言(せんへいげん)を救うために、深夜の皓雪堂(こうせつどう)で売上金に手をつけてしまう。そこへなぜか温婉(おんえん)が現れ、弱みを握られた千怜雪は温婉の手助けをするよう強要される。寧鈺軒は、いつまで聶桑楡(じょうそうゆ)として生きるのかと思い悩む季曼に“一生涯2人だけ”という意味を持つ水晶を贈り、温婉のことは事情があって寧府に迎えただけで、季曼を裏切ったことはないと打ち明ける。2人の様子を物陰から見ていた温婉は千怜雪を呼びつけ…。
  あらすじをみる 千怜雪(せんれいせつ)は多額の借金を抱えた弟・千炳言(せんへいげん)を救うために、深夜の皓雪堂(こうせつどう)で売上金に手をつけてしまう。そこへなぜか温婉(おんえん)が現れ、弱みを握られた千怜雪は温婉の手助けをするよう強要される。寧鈺軒は、いつまで聶桑楡(じょうそうゆ)として生きるのかと思い悩む季曼に“一生涯2人だけ”という意味を持つ水晶を贈り、温婉のことは事情があって寧府に迎えただけで、季曼を裏切ったことはないと打ち明ける。2人の様子を物陰から見ていた温婉は千怜雪を呼びつけ…。
• 00:37:27

  第32話

  あらすじをみる 新商品の出来上がりに違和感を覚えた季曼が医者を呼んで成分を調べさせると、微量だが毒物が含まれていることが判明する。誰の仕業かは分かっていたが証拠がなく、寧鈺軒は毒入りの非晩霜(ひばんそう)を温婉に手渡し、今すぐ試せと迫る。戸惑いを隠せない温婉だったが、すでに侍女が一部始終を白状していた。さらに聶桑楡を鞭(むち)で打たせたこと、婚礼の日に自ら傷を負ったこと、過去に辱めを受けた一件が狂言だったことを突きつけられ、ついに温婉は観念する。
  あらすじをみる 新商品の出来上がりに違和感を覚えた季曼が医者を呼んで成分を調べさせると、微量だが毒物が含まれていることが判明する。誰の仕業かは分かっていたが証拠がなく、寧鈺軒は毒入りの非晩霜(ひばんそう)を温婉に手渡し、今すぐ試せと迫る。戸惑いを隠せない温婉だったが、すでに侍女が一部始終を白状していた。さらに聶桑楡を鞭(むち)で打たせたこと、婚礼の日に自ら傷を負ったこと、過去に辱めを受けた一件が狂言だったことを突きつけられ、ついに温婉は観念する。
• 00:38:22

  第33話

  あらすじをみる 悪夢にうなされた寧鈺軒は、その原因となった父親が殺された日の記憶を季曼に打ち明ける。季曼は添い寝をしながら優しく寧鈺軒に語りかけ、やがて静かに眠りにつく寧鈺軒。季曼を名実ともに正妻としたい寧鈺軒は、ひそかに婚礼衣装を準備するが…。そんな中、海坊で皇商大会が開かれることになり、優勝すれば皇室に品を納められると聞いた季曼は参加を決める。一方、寧鈺軒の勢いを制したい檀王は、配下の者を優勝させるよう凌剣星に命じる。
  あらすじをみる 悪夢にうなされた寧鈺軒は、その原因となった父親が殺された日の記憶を季曼に打ち明ける。季曼は添い寝をしながら優しく寧鈺軒に語りかけ、やがて静かに眠りにつく寧鈺軒。季曼を名実ともに正妻としたい寧鈺軒は、ひそかに婚礼衣装を準備するが…。そんな中、海坊で皇商大会が開かれることになり、優勝すれば皇室に品を納められると聞いた季曼は参加を決める。一方、寧鈺軒の勢いを制したい檀王は、配下の者を優勝させるよう凌剣星に命じる。
• 00:35:56

  第34話

  あらすじをみる 海坊に戻って来た季銘と再会した季曼は寧鈺軒との仲を断固反対され、帰海(きかい)号に連れ戻されてしまう。季曼は寧鈺軒との約束の場所に行けず、心配した寧鈺軒は翌朝こっそり季曼に会いに来る。そこに現れた季銘は、船の主(あるじ)に来訪を告げなかった寧鈺軒を非常識だと責め、これ以上季曼に聶桑楡の代役はさせられないと詰め寄る。寧鈺軒は非礼を詫び、正式に寧(ねい)家に迎えると季曼に求婚する。だが季銘はこれを認めず、娘婿になるための条件を突きつける。
  あらすじをみる 海坊に戻って来た季銘と再会した季曼は寧鈺軒との仲を断固反対され、帰海(きかい)号に連れ戻されてしまう。季曼は寧鈺軒との約束の場所に行けず、心配した寧鈺軒は翌朝こっそり季曼に会いに来る。そこに現れた季銘は、船の主(あるじ)に来訪を告げなかった寧鈺軒を非常識だと責め、これ以上季曼に聶桑楡の代役はさせられないと詰め寄る。寧鈺軒は非礼を詫び、正式に寧(ねい)家に迎えると季曼に求婚する。だが季銘はこれを認めず、娘婿になるための条件を突きつける。
• 00:37:45

  第35話

  あらすじをみる 皇商大会で優勝すれば海上貿易組合の会長になれると意気込む季曼。そうなればさらに季曼の身が危険にさらされると案ずる季銘は、なんとしても季曼と寧鈺軒の仲を引き裂くために、季曼を連れて長い航海に出ることを決める。父親の思惑を知った季曼は、あの手この手で寧鈺軒と会おうとするが、そのたびに季銘に見抜かれ、間者の存在を疑う。決して2人の仲を許そうとしない季銘に業を煮やした季曼と寧鈺軒は、既成事実を作ることにしたが…。
  あらすじをみる 皇商大会で優勝すれば海上貿易組合の会長になれると意気込む季曼。そうなればさらに季曼の身が危険にさらされると案ずる季銘は、なんとしても季曼と寧鈺軒の仲を引き裂くために、季曼を連れて長い航海に出ることを決める。父親の思惑を知った季曼は、あの手この手で寧鈺軒と会おうとするが、そのたびに季銘に見抜かれ、間者の存在を疑う。決して2人の仲を許そうとしない季銘に業を煮やした季曼と寧鈺軒は、既成事実を作ることにしたが…。
• 00:38:08

  第36話

  あらすじをみる 帰海号を抜け出し、寧鈺軒のもとへと駆けつけて婚礼の支度を整えた季曼。そこへ突然袁朗が現れ、「過ちを止めに来た」と告げる。婚礼衣装に着替えて季曼を待っていた寧鈺軒は、季曼が姿を消したと知らせを受け、夜を徹して捜し回るがどこにも見つからない。絶望しながら季曼の行き先に考えを巡らせた寧鈺軒は、ある場所を思いつく。一方、袁朗は前夜までの様々な出来事を思い返しながら、自分のもとに必ず現れるだろう人物を待っていた。
  あらすじをみる 帰海号を抜け出し、寧鈺軒のもとへと駆けつけて婚礼の支度を整えた季曼。そこへ突然袁朗が現れ、「過ちを止めに来た」と告げる。婚礼衣装に着替えて季曼を待っていた寧鈺軒は、季曼が姿を消したと知らせを受け、夜を徹して捜し回るがどこにも見つからない。絶望しながら季曼の行き先に考えを巡らせた寧鈺軒は、ある場所を思いつく。一方、袁朗は前夜までの様々な出来事を思い返しながら、自分のもとに必ず現れるだろう人物を待っていた。