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今宵、若様は恋におちる
無料あり
275円~
都一番の美男子と評判の寧鈺軒は、毒婦と呼ばれる聶桑榆にひとめぼれされ渋々結婚。夫婦とは名ばかりだったが、側室を迎えた夫を許せない聶桑榆は騒ぎを起こして逃走、断崖から身を投げる。幸いにも一命を取り留めるが、目覚めた聶桑榆は記憶を失ったうえに明るく無邪気な性格に一変! 以前の自分が皆から嫌われていたことを知った彼女は離婚を決意するが所持金がなく、まずはお金を稼ごうと策を練る。そんな妻の豹変ぶりを不審に思いながらも、前向きに周囲の人々と接する姿に惹かれていく寧鈺軒――。互いの気持ちが逆転した2人の結婚生活を待ち受ける運命とは!?
各話一覧
- 00:36:41あらすじをみる 陌玉(ばくぎょく)侯・寧鈺軒(ねいぎょくけん)の妻・聶桑楡(じょうそうゆ)は、夫が第二夫人を迎える婚礼の場で花嫁・温婉(おんえん)を刺して逃走。追い詰められて崖から飛び降りる。一命を取り留めた聶桑楡が目覚めると、見知らぬ娘が付き添っていて、侍女の苜蓿(もくしゅく)だと言う。記憶を失った聶桑楡は自分の立場も夫が誰かも分からず、何が起きたのかもすっかり忘れてしまっていた。苜蓿によれば、聶桑楡は高慢で気性が荒く皆から嫌われており、一方、夫の寧鈺軒は優秀な役人で都一番の美男子らしいが…。
- 00:37:55あらすじをみる 聶桑楡は思過(しか)閣での素食に耐え兼ね夜中に厨房(ちゅうぼう)に忍び込む。すると厨房の外で火が出て大騒ぎに。駆け付けた寧鈺軒は助けを求める声を聞き、扉を蹴破って火の中へ飛び込もうとするが聶桑楡は無事脱出。燃えさかる炎にトラウマを抱えていた寧鈺軒は具合が悪くなってしまう。翌朝、寧鈺軒は寧(ねい)府の全員を広間に集め、皆の前で火事の件を釈明するよう聶桑楡に命じる。聶桑楡はある証拠を示し、自分を厨房に閉じ込め火をつけた犯人を見つけ出すが…。
- 00:36:50あらすじをみる 千怜雪(せんれいせつ)に招かれ魁星楼(かいせいろう)を訪れた聶桑楡は、寧鈺軒の職場である政事(せいじ)堂がすぐ近くにあることを知る。さらに、彼を一目見ようと女性たちが酒楼に集まっていると聞き、寧鈺軒の姿絵を売ることを思いつく。狙い通りにお金を稼いだ聶桑楡は痕消し膏(こう)の材料を手に入れると、薬を作り半夏(はんげ)に届けさせる。その後、鬼白(きはく)から報告を受けた寧鈺軒に売り上げを没収されてしまうが、寧鈺軒と一緒に食事ができるなら500両出すという申し出があり…。
- 00:38:26あらすじをみる 賊を追って皇室の廟(びょう)がある寺まできた寧鈺軒は了然(りょうぜん)和尚と押し問答になり、強行突破しようとしたところへ陶思維(とうしい)が割って入る。公私混同して事を大きくするなと諫める陶思維に従う寧鈺軒だが、鬼白に寺の監視を命じる。一方で聶桑楡が賊の頭・阿狼(あろう)と通じているのではないかと疑う寧鈺軒は、鞭打ちの罰をちらつかせて聶桑楡に真実を話すよう迫るが…。自分がどれほど寧鈺軒に嫌われているかを痛感した聶桑楡は翌日、寧鈺軒に離縁状を突き付ける。
- 00:36:58あらすじをみる 聶桑楡は半夏の傷痕を治すために調合した痕消し膏でひと儲(もう)けしようと考え、再び千怜雪に協力を求める。初めは渋る千怜雪だが、聶桑楡が本気で寧鈺軒と別れて屋敷を出ていくつもりだと知ると、商売仲間として一役買うことに。ところが順調に売れていた矢先、痕消し膏の主要な原料である薔薇(ばら)がなぜか一夜にして散ってしまう。だがそんな妨害を逆手にとって原料不足を理由に値を釣り上げることに成功する。そして寧府を去る日がやってくるが…。
- 00:37:14あらすじをみる 重傷を負った寧鈺軒のために止血薬を処方した聶桑楡は、嫌がる寧鈺軒に強引に薬を飲ませる。寧鈺軒は一命を取り留めるが聶桑楡の知識に疑問を抱き、聶桑楡自身もなぜ自分が薬に詳しいのか分からなかった。寧鈺軒は負傷したことを周囲に隠すため回復するまで思過閣にとどまると決め、夜は聶桑楡と同じ部屋で別々の寝台で眠ることに。明け方、寧鈺軒が悪夢にうなされる声で目覚めた聶桑楡は、あまりの苦しみように思わず彼の寝台に駆け寄り…。
- 00:37:59あらすじをみる 聶桑楡の露店に阿狼が現れ、茶幇(ちゃほう)の紋章に無反応な聶桑楡を見て本当に記憶を失っていると確信。商人を装い袁朗(えんろう)と名乗って出資を申し出る。寧鈺軒は聶桑楡を屋敷に呼び戻し、侯爵夫人が露店で商いなどして恥をかかせるなと諭すが、寧鈺軒ときれいさっぱり別れるために自分で稼ぐという聶桑楡の言葉に複雑な思いで…。そんな中、皇宮で戦勝の宴(うたげ)が開かれることになり、寧鈺軒も妻を連れて出席するよう命じられるが、そこには凌剣星(りょうけんせい)の思惑があった。
- 00:37:42あらすじをみる 凌剣星が海坊(かいほう)から取り寄せた蟹(かに)を使い、なぜ作れるのか分からないまま“漬け蟹”を完成させた聶桑楡。皇帝がこれを気に入り、面子をつぶされた凌剣星は、寧鈺軒と剣術の腕を競って宴に興を添えると言い出す。負傷していることを知られたくない寧鈺軒は申し出を受けるが…。皇帝から二品誥命(こうめい)夫人の位を賜り、これで自分の悪評も少しは収まるかと期待する聶桑楡。だが誥命夫人を称するのは高官の妻だけだと知り、離縁を急ぐ必要はないと考え始める。
- 00:37:19あらすじをみる 聶桑楡は自腹で準備した二品誥命夫人冊封の祝宴に客が集まらず落胆し、寧鈺軒に費用の折半を持ちかけるが、すげなく断られてしまう。やけ酒を飲んで酔っぱらった聶桑楡は突然、寧鈺軒のことを「私の想い人」と呼び始め、その夜、寧鈺軒の寝室へ押しかけると…。一方、聶桑楡が身に着けている玉佩(ぎょくはい)を見て驚いた聶向遠(じょうきょうえん)は、ある事実に気づく。それは聶桑楡の出生に関わることだったため、自身の故郷・欒(らん)県に行き、ある人物を捜すよう部下に命じる。
- 00:37:39あらすじをみる 非晩(ひばん)閣で妻の帰りを待つ寧鈺軒。帰ってきた聶桑楡は腐れ文士の一件について寧鈺軒に問いただす。そこへ大理寺(だいりじ)の者が押し入り、流民を虐殺した容疑で寧鈺軒を連行する。事件現場の荒れ寺を調べた鬼白は寧鈺軒への報告を急ぐが、御史台(ぎょしだい)獄に捕らえられている寧鈺軒に会うのは難しく…。都中に寧鈺軒は冷血漢の人殺しだと噂(うわさ)が広がるが、長年寧府に仕える侍女から幼い頃の寧鈺軒の話を聞き本来の人柄を知った聶桑楡は、彼を助けるために奔走する。
- 00:37:52あらすじをみる 牢獄を出て寧府に戻った寧鈺軒は、海坊へ赴任するにあたり、凌剣星を敵に回した聶桑楡を都に残していけば問題が起こるに違いないと懸念。そこで聶桑楡を同行させようとするが、都で店を開くつもりの聶桑楡は即座に拒否する。しかし同行をねだる温婉が「海坊には美味が多く、各地から商人が集まる」と語るのを聞くと俄然興味を示し、一緒に行くことを承諾する。出発の前日、酔い止めの練り香を温婉に贈った聶桑楡に温婉は手料理を振る舞うが…。
- 00:37:46あらすじをみる 海坊へ向かう長旅の道中で駅站(えきたん)に部屋をとった一行。その夜、寧鈺軒が1人で散歩に出ると、同じように1人で物思いにふける聶桑楡が。並んで腰を下ろし星空を見上げながら穏やかな時間を過ごしたあと、宿に戻った寧鈺軒は聶桑楡を自分の部屋に連れていく。一夜を共にするのかと緊張する聶桑楡だったが、実は刺客を欺くための策略だった。寧鈺軒の読みどおりに刺客集団が現れ、迎え撃とうとする寧鈺軒だが、聶桑楡を盾に取られてしまい…。
- 00:37:51あらすじをみる 海坊(かいほう)に到着した寧鈺軒(ねいぎょくけん)らは、県令(けんれい)の住まいである県衙(けんが)の荒れ果てた様子に言葉を失う。それは彼らを歓迎していない者たちによる寧鈺軒への警告だった。聶桑楡(じょうそうゆ)は都へ戻りたがるが寧鈺軒に説得され、使用人を捜して屋敷をきれいに片づける。そこへ県衙の家職・陸徳奎(りくとくけい)が現れ、その不遜な態度に接した寧鈺軒は、この地での任務が一筋縄ではいかないと覚悟を決める。一方、朝廷では病気療養中の同平章事(どうへいしょうじ)の代理として凌剣星(りょうけんせい)を推す声が上がっていた。
- 00:37:11あらすじをみる 聶桑楡が県衙に戻っていないと知った寧鈺軒は陸徳奎を問い詰め、九木(きゅうぼく)賭場の店主の仕業に違いないと白状させる。九木賭場に乗り込んだ寧鈺軒は、あからさまに賄賂を要求する店主と勝負をすることになるが、骰子(さいころ)に仕掛けがあることを見抜く。一方、何者かに襲われ意識を失ったところを袁朗(えんろう)に助けられた聶桑楡は、寧鈺軒が賭場にいると聞き…。そんな中、海坊一の富商・王錦堯(おうきんぎょう)は、寧鈺軒を懐柔するために自身の誕辰(たんしん)の宴(うたげ)に寧鈺軒を招く。
- 00:37:57あらすじをみる 王錦堯の宴の席で化粧品店の開店を宣伝した聶桑楡のもとには、名門の令嬢たちから招待状が届くように。海坊の勢力図を把握したい寧鈺軒は、それらの招待を受けて全部の屋敷の事情を探ってくれと聶桑楡に頼む。さっそく県尉(けんい)の娘の招きに応じて黄(こう)家を訪ねた聶桑楡。集まった令嬢たちに看板商品である非晩霜(ひばんそう)を売り込もうとすると、王錦堯の娘・王月梨(おうげつり)が現れ…。その頃、聶桑楡の父・聶向遠(じょうきょうえん)は、18年前に故郷で別れた人物の行方を捜させていた。
- 00:39:17あらすじをみる 化粧品店・皓雪堂(こうせつどう)がついに開店するが客が来ず落胆する聶桑楡。店の様子が気になった寧鈺軒が公務の途中で立ち寄ると、聶桑楡は店の維持費が大変だと訴える。その話の中で寧鈺軒は、3年前に2両に引き下げた船舶税が20両も徴収されていることに気づく。それを聞いて港へ向かった聶桑楡は積み荷を売った船主に詰め寄るが、船舶税はずっと20両だという。寧鈺軒が港の主簿(しゅぼ)を問いただした結果、差額は蛟龍幇(こうりゅうほう)の手に渡っていたことが判明する。
- 00:37:04あらすじをみる 蛟龍幇の動向を探って水宴居(すいえんきょ)に潜んでいた鬼白(きはく)は、水娘子(すいじょうし)をかばって特殊な毒鏢(どくひょう)を身に受け傷を負ったが、水娘子の適切な看病で意識を取り戻す。飛海鏢(ひかいひょう)という毒鏢が海賊の武器だと知った鬼白は水娘子の制止も聞かず寧鈺軒のもとへ。報告を受けた寧鈺軒は、主(あるじ)が不在のまま港に停泊中の帰海(きかい)号が狙われていると察し精鋭を向かわせる。蛟龍幇に紛れて船に乗り込んだ袁朗の加勢もあって海賊を撃退した寧鈺軒は、船内を捜索中に意外なものを発見し…。
- 00:38:32あらすじをみる 聶桑楡として自分のそばにいるのが本当の妻ではなく、帰海一刀(きかいいっとう)の娘・季曼(きまん)であると確証を得た寧鈺軒。これ以上は隠しておけず、聶桑楡=季曼に真実を告げると同時に偽らざる自分自身の想いを伝えようとするが…。一方、水娘子の協力で人気店となった皓雪堂は、商品が完売する繁盛ぶり。店を手伝ってほしいという聶桑楡の文(ふみ)を受け取った千怜雪(せんれいせつ)が秦奕閑(しんえきかん)、陶思維(とうしい)、聶青雲(じょうせいうん)らと海坊に到着し、再会を喜ぶ聶桑楡だが、県衙に戻るとそこには温婉(おんえん)が…。
- 00:36:32あらすじをみる 皓雪堂の顧客を招いて新商品を紹介する場を設けたいと考えた聶桑楡は、水宴居で発表会を開催する。大勢の来場者を迎えて盛況に会が進む中、華麗な舞を披露する水娘子。その時、怪しい人物に気づいた袁朗がすかさず後を追うと、顔を隠した女性から騒ぎを起こすよう頼まれたと言う。会場内では水娘子が新しい琵琶の弾き手・蓮香(れんこう)を聶桑楡に紹介しようとするが、蓮香は聶桑楡を恐れて激しく取り乱す。そこには聶桑楡が想像もしなかった事実が…。
- 00:38:25あらすじをみる 蓮香の暴露によって宴は台なしとなり、さらに皓雪堂が何者かによって荒らされる。記憶にない過去の罪に苦しむ聶桑楡の姿を見て、ついに寧鈺軒は聶桑楡が季曼であることを明かす。悪事は自分の仕業ではなかったと知り、罪の意識からは解放されたものの、真相を知りながら今まで黙っていた寧鈺軒に不信感を募らせる季曼。だが悲劇はこれだけでは終わらなかった。蓮香が何者かに殺され、その場に季曼の玉佩(ぎょくはい)が落ちていたことから季曼は殺人の容疑で投獄されてしまう。
- ジャンル
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制作国
中国
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制作年
2022年
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キャスト
ディン・ユーシー ポン・シャオラン
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スタッフ
監督 : シエ・ゾー