笠間書院 766件 人気順 新着順 はたらく物語 河野真太郎 「働くこと」「労働」とは何か――なんていわれると堅苦しくて逃げ出したくなりますが、じつは私たちがふだん楽しんでいるエンタメでも様々な形の「働き方」とその問題が描かれているのです。 『3月のライオン』の棋士たちのように、生活のすべてを将棋=仕事に賭けることの意味とは? 『プラダを着た悪魔』と『マイ・インターン』にみる女性の働き方の理想と現実、ジェンダーとフェミニズムによる影響は? 『宝石の国』の世界で戦うキャラクターたちと、現代のアイドルの共通点とは? 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は「学園もの」の形式を借りた起業&デスゲームの物語? 『株式会社マジルミエ』で描かれる「企業活動としてのヒーロー」のあり方とは? などなど……。 いわゆる「お仕事もの」だけでなくSFやファンタジーの世界でも、作り手と受け手がいる限り、その時代の「働くこと」の現実と理想が投影されています。 本書では、『増補 戦う姫、働く少女』(ちくま文庫)などでフィクション作品の分析を行ってきた著者が、マンガやアニメ、映画の人気作品を取り上げながら「仕事と働き方」にスポットを当てた新しい読み方を紹介します。 今まさに仕事をがんばっている社会人も、これから働き始める学生さんも、これまで息抜きに楽しんできた「物語」を新鮮な目で受けとめ、さらに現実の「働くこと」の理解も深められる1冊です。 1,980円 仏にゃんのふわもこやさしい仏教の教え Jam/枡野俊明 ベストセラー漫画家Jamさんと『心をととのえるスヌーピー』監修の枡野俊明さんとのコラボ。「仏にゃん」が仏教語由来の身近な言葉から、仏教の教えをやさしく解説。生きづらいこの世の悩みを解決し身も心も軽くなる67の ヒント。 1,430円 浮世絵と芸能で読む江戸の経済 櫻庭由紀子 浮世絵や歌舞伎、落語や着物・陶芸といった文化から、江戸時代260年+αの経済の歴史がわかる! 多数の図版と巻頭のカラー口絵などを交えながら、大きな流れをわかりやすく解説します。 家康の読書好きがきっかけで盛り上がったエンタメ業界。 大都市を支えるために仕方なく発展した江戸のSDGs。 明暦の大火をばねにした経済成長&産業革命。 落語・芝居のお金ネタから見える貨幣経済の浸透。 お上の規制のなかでも活躍した蔦屋重三郎。 ……などなど、現代に通じる視点で江戸幕府の経済政策の成功と失敗、それらに反抗したりネタにしたりする庶民の逞しさなどを紹介。 歴史だけでなく、浮世絵や歌舞伎などの作品についても理解が深まる一冊 はじめに 序章 家康が受け継いだ江戸以前の経済 第一章 富国化を進めたのは鎖国? 国内生産と物流 第二章 絢爛! 元禄バブルと浮世草子 第三章 質素倹約で米価を上げろ! 幕府と庶民の攻防戦 第四章 頽廃と不景気のあだ花が咲き誇る化政文化 第五章 ペリー来航から幕府倒産へ 第六章 物価も格差も御一新? 明治維新の裏事情 おわりに 2,090円 ココロの友だちにきいてみる 細川貂々 子どもから大人まで、「生きづらいな……」と感じているすべての人へ。 「どうせうまくいかないよ」 「いいことなんか何もないよ」 「そんなのダメにきまってるよ」 あなたの頭のなかに、こうやって、いつも邪魔してくる「友だち」はいませんか? 一歩前に踏み出そうとするとき、ネガティブなことを言って、引きとめようとする「心の友だち」。 漫画家・貂々さんの頭の中にも、「ネガティブ思考クイーン」がいて、幸せになろうとすると、 いつも「絶対ムリだよ~」と言って邪魔してきます。 そこで、貂々さんは「あたらしい心の友だち」をつくることにしました。 「なんか不安だな、大丈夫かな……?」と、心がマイナスの方向に行きすぎているとき、 「よ~し! もっと頑張るぞー!!」と、心がプラスの方向に行きすぎて、からまわりしそうなとき、 「大丈夫だよ、落ち着いて~」と言って、心を真ん中に戻してくれる。 そうやって、自分を助けてくれる「心の友だち」に向けて、いろんな思いをつぶやくうちに、 貂々さんの中で、少しずつ変化が起こります。 かわいい「心の友だち」にほっこり癒される日記エッセイです。 1,320円 日本怪異妖怪事典 九州・沖縄 朝里樹/闇の中のジェイ 大好評の『日本怪異妖怪事典』シリーズがついに完結! 福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県・鹿児島県の薩南諸島に伝わる怪異や、この地を舞台に創られた絵画・物語を1000項目以上紹介。「ガワッパ」(九州各地)などの水怪や、小学校の七不思議の「ゲームババア」(佐賀県)、ユネスコ無形文化遺産に登録された「来訪神」の一つの「メンドン」(鹿児島県)、ガジュマルなどの古木に棲む精霊「キジムナー」(沖縄県)など、九州・沖縄の自然と生活・文化に深く結び付いた怪異・妖怪を堪能できます。 他にも、塗り壁(福岡県・熊本県・大分県)、なばの化け物(佐賀県)、目一つ五郎(長崎県・熊本県)、セコ(熊本県・大分県・宮崎県)、ひょうすべ(大分県)、龍宮女房とひょうたん小僧(宮崎県)、一反木綿(鹿児島県)、エイ女房の子ども(沖縄県)、兎の怪(薩南諸島)、アマビエ(その他)など多数収録。 3,190円 おしまい図鑑 真山知幸 すごい人の「おしまい」から考える、自分らしい生き方 生きる力が湧いてくる、子どもから大人まで、みんなのための新しい人生の教科書 ふりがなつきで、10代から読める! やりたいことがない… やる気が出ない… 迷いがある…… そんな人におすすめです。 1,540円 心の免疫力 植西 聰 幸福になるための人生論を研究する著者が、「心の免疫力」を保つためのシンプルなコツを具体的に解説。 1,650円 続・日本現代怪異事典 朝里樹 怪異界のベストセラー 朝里樹『日本現代怪異事典』待望の続編! 裏S区の悪霊、リゾートバイトの化け物、トイレの神様、ヒップホップババア、ダンシングババア、ねのくに駅、窓から首ヒョコヒョコ女、おつかれさま、お化けの免許証、三回見ると死ぬ絵、空亡、殺生石など。戦後から令和まで、日本各地で語られた1000種類以上の怪異を五十音順で紹介。 五十音順索引ほか、「怪異事典」おなじみの類似怪異、出没場所、使用凶器、都道府県別など充実索引。 読み物として、怪異調べの資料として、創作活動のヒントにと、幅広く楽しんでいただける「読む」事典です。 2,640円 神を創った男 大江匡房 加門七海 平安時代後期の官僚であり、歌人としても活躍した大江匡房。 宮廷儀礼の参照元となった有職故実書『江家次第』を著し、神仏への信仰の礎を作るなど、後世に大きな影響を及ぼす多くの業績を残した。 しかし、秀でた官人としての顔の一方で、大江匡房は鬼、土蜘蛛、御霊、傀儡、占い、呪術、陰陽道などと深くかかわり、菅原道真や小野篁、吉備真備といった伝説的人物にも心を寄せた。 その理由はなんだったのか? 未来を予言する詩といわれる『野馬台詩』の読解に込められた秘密とは? 謎多きこの人物に、伝承や怪異に造詣が深い作家・加門七海が史実をもとにした大胆な推理で迫る! 2,860円 10代のうちに知っておきたい言葉と心の切りかえ術 大野萌子 学校生活や家庭でよくある48のシーンをもとに、言いがちな言葉を切りかえて「好かれる自己主張」を身につける方法を解説! 1,870円 BL研究者によるジェンダー批評入門 溝口彰子 普段何かを見るたびに感じていた「モヤモヤ」「いいね!」に対して、「そういうことだったのか!」と納得してスッキリするだけでなく、 「いろんな映像作品を見て分析したい!」 「好きな作品をもっともっと応援したい!」 「S N Sで作品批評をしてみたい!」 ……と、自分の気持ちを言葉で表現する「ワクワク」に目覚めるはずです。 2,970円 日本怪異妖怪事典 四国 朝里 樹/毛利 恵太 『日本怪異妖怪事典』シリーズ第7弾! 徳島・香川・愛媛・高知に伝わる怪異や、この地を舞台に創られた物語・芸能作品を紹介。狸伝説、こんぴらさん、海や山にまつわる怪談など、四国という土地ならではの多彩な内容を収録した一冊です。 弘法大師が地上に落とし、噛みついたら酸っぱかったという「悪星」(徳島県)。四国の狸の親分格で、蓑山大明神として祀られる「太三郎狸」(香川県)。大蛸の足を一日一本ずつ切り取り、最後に復讐された話「おなつ蛸」(愛媛県)。とある大学に出現する、自分の頭を抱えてゴールへトライする幽霊「首なしラガーマン」(愛媛県)。夜道を鳴きながらついてくる「夜雀」(高知県)。「松山騒動」を扱った講談で活躍する、八百八狸を率いる狸の大将「隠神刑部」(その他)。その他、コナキジジ、裾を食う杭、飯銭婆、ショウベンノミ、白峯相模坊、ヌケクビ、タテクリカエシ、ヒカルさんの絵、平家だおし、オラビ、七人御先、野道の死神、赤しゃぐま、犬神、針女など、古い時代の伝説から現代の噂まで、四国で生まれた不思議な話を約600項目も楽しめます! 2,530円 俳句ミーツ短歌 堀田 季何 俳人であり歌人でもある著者による、俳句と短歌の両方をより深く、より自由に味わうためのガイド。 俳句と短歌の歴史やそれぞれの特徴、鑑賞する際の目の付けどころ、作句・作歌の考え方などの基本から、自由律、外国語やAIによる作品まで、様々な句・歌を例に挙げながら一般向けにわかりやすく解説します。 「俳句は五七五、短歌は五七五七七の字数を守って、季語を入れればいい?」 →どちらもなくても成り立つ作品あり 「内容は自分が実際に経験したことでないとだめ?」 →想像上の出来事でOK! ……などなど、気になる疑問に答えながら、柔軟な楽しみ方を紹介。 俳句や短歌の鑑賞をしたい人にも、自分で作ってみたい/実際に作っている人にも、新しい世界を広げてくれる一冊です。 2,090円 テストに強い人は知っている ミスを味方にする方法 中田 亨 (著) ヒューマンエラー(人為的ミス)を研究する著者が、テストや勉強に悩む学生に向けて「間違いを防ぐ方法」を具体的に教える書。 1,870円 日本怪異妖怪事典 中国 朝里 樹 (監修)/寺西 政洋 (著) 日本怪異妖怪事典シリーズ第六弾! 中国地方に伝わる、不思議な存在や出来事を1300項目以上掲載! [鳥取県]赤松池の大蛇、お種さん、ぬるぬる坊主、幽霊滝 [島根県]海女房、コトリバコ、ニルマペトロン、八岐大蛇 [岡山県]磯良、温羅、タンク岩、ぬらりひょん、桃太郎 [広島県]厳島三鬼坊、たくろう火、狸の学校、ヒバゴン [山口県]岩国の白蛇、虚空太鼓、ちんちろり、山口物怪 [稲生物怪録]網顔、蟹石、逆さ首、山ン本五郎左衛門 [広域]金屋子神、塵輪、血取り、人形峠の蜘蛛、平家の亡霊 [その他]人面蛇、第六天の悪魔王、べとべとさん、八雲 弥生土器から令和のニュースまで、幅広い怪異妖怪が大集合!! 本文は、古代から現代まで、中国地方において伝承・記録された怪異や妖怪を収集し、県別に紹介。物語や絵画・芸能で広く享受された存在、中国地方全域で確認できる存在についてもまとめているほか、現在の広島県三次市を舞台とする『稲生物怪録』の妖怪たちは特別章で紹介する。怪異妖怪の読み解き方に関連するコラムも充実。 監修は『日本現代怪異事典』『世界現代怪異事典』著者 朝里樹氏。 各地域で語られた物語を通して、日本や中国地方の歴史や文化も学べます。中国地方の特徴や日本各地との共通点など、様々な発見があり、中・高生から怪異好きの社会人まで幅広い読者が楽しめる内容です。 3,190円 ふだん使いの文章レトリック ながたみかこ (著) 比喩や反復、婉曲など、様々な種類がある文章技法=レトリック。 うまく活用することで言いたいことやニュアンスを効果的に伝えることができる優れた武器ですが、「文法の授業で教えられただけで、どう活用するかよくわからない」という人も多いようです。 そんな人たちに向けて、本書では様々な種類のレトリックを紹介しつつ、文学作品や歌詞、キャッチコピーなど具体的な使用例を挙げながらその効果を解説。 学校や仕事、創作活動やSNSでの発信など、文章を書くことが求められる場面で役に立つヒントを提示します。 2,090円 古地図で辿る都の今昔 江戸時代京都名所事典 島村幸忠 (著)/笠間書院編集部 (編集) 江戸時代後期の京都を美しいカラー古地図と現代地図とともに、事典形式で案内する本。京都の長い歴史と地理、庶民や貴族の暮らしがうかがえるエピソードが満載です! 2,530円 中世王朝物語全集 22 物語絵巻集 伊東 祐子 (翻訳) ※電子版では、図版(6枚)は掲載されていません。 本巻には、絵巻物の形で伝わった物語、六作品を収める。 なかでも『藤の衣物語絵巻』は、質量ともに注目すべき作品である。 原物語は、山伏に身をやつした太政大臣の子息とその三人の子供たち(中納言・中宮・僧正)が、剣や笛、物の怪の言葉によってめぐりあうという、父と子の絆を軸とした物語であり、鎌倉時代に成立した物語と推定される。 中宮となる女児の母は遊女であり、水辺の遊女の暮らしも描かれており興味深い。 一方、白描絵の中にはおびただしい量の画中詞が書き込まれており、絵巻制作時とおぼしき室町時代の口語を反映したものとして、貴重な国語学的資料と考えられる。 六作品とも初の現代語訳の試みであり、詳細な注と解説により、物語絵巻の世界を解き明かす。 藤の衣物語絵巻 ふじのころもものがたりえまき 本絵巻は孤本であり、現在は日本とアメリカの美術館に分蔵されている。本書の底本には、細見美術館蔵の一巻(実見による)、ブルックリン美術館蔵の一巻(実見による)、ならびにクリーヴランド美術館蔵の一図、フリア美術館蔵の一図を用いた。 下燃物語絵巻 したもえものがたりえまき 本書の底本には、甲子園学院美術資料館蔵の絵巻(一巻。実見による)を用いた。校訂本文作成にあたっては、次の二本を参照した。 ・九曜文庫蔵本(一巻。実見による。中野幸一氏「『下燃物語』残欠絵巻について」(『室町物語集』「日本古典文学影印叢刊27」日本古典文学会、1990年5月)に影印と翻刻がある。) ・穂久邇文庫蔵本(一巻。絵はなく、絵にあたる箇所に「絵」と記してあるのみ。コピーによる。) 豊明絵巻 とよのあかりえまき 本絵巻は尊経閣文庫に伝わるのみの孤本であり、本書の底本もそれによる。尊経閣叢刊『豊明絵草子』(1936年1月、育徳財団)の影印を用いた。 なよ竹物語絵巻 なよたけものがたりえまき 本書の底本には、金刀比羅宮蔵の絵巻(一巻。実見による)を用いた。校訂本文作成にあたっては、以下の諸本を参照した。 ・『鳴門中将物語』(『群書類従・第二十七輯』巻第四八二、所収) ・『古今著聞集』(「日本古典文学大系」岩波書店、所収。「新潮日本古典集成」新潮社、所収) ・曇華院蔵本(箱書「なよ竹の巻物」。一巻。実見による) 掃墨物語絵巻 はいずみものがたりえまき 本絵巻は徳川美術館に伝わるのみの孤本であり、本書の底本もそれによる。『徳川美術館名品集1 絵巻』(徳川美術館、1993年4月)等所収の影印を用いた。 葉月物語絵巻 はつきものがたりえまき 本絵巻は徳川美術館に伝わるのみの孤本であり、本書の底本もそれによる。『日本の絵巻10』(中央公論社、1988年1月)等所収の影印を用いた。 9,680円 食べる瞑想Zen Eatingのすすめ ももえ (著) 国内外の大企業で社内研修に採用され、 30カ国、2200名以上の心身の安らぎに貢献した「心がととのう食べ方」を紹介! 食事を色々な方法で「味わいきる」ことで、五感やおなかなどの感覚が研ぎ澄まされ、頭や心のモヤモヤが晴れて、毎日が色鮮やかに感じられるようになります。 今日からできる5つのプログラムで、食卓から幸せの扉を開きましょう! 1,980円 古典モノ語り 山本 淳子 (著) 争いの舞台装置「牛車」、言えない言葉を託した「扇」、中と外の人の距離感が表れる「御帳台」……。 小物から家具、植物など、古典文学には人物の感情や象徴的意味を表現する印象的な“モノ”が数多く登場します。 本書ではそうした“モノ”にスポットを当て、古典文学の新しい読み解きかたを提案。 『源氏物語』や『枕草子』などの名作から知る人ぞ知る史料まで、幅広い作品での描写を挙げながら、それらの“モノ”に込められた意味と担った役割を解説します。 章ごとに“モノ”をピックアップしてそれにまつわるエピソードを紹介しているので、古典が苦手な人でも楽しみながら当時の知識を学べます。古典が好きな人にとってはより作品の理解を深め、新しい味わい方を見つけるのにぴったりの1冊です。 2,090円 1 234 ... 39 TOP 電子書籍(本・小説) 笠間書院 2ページ目