ダイエットを科学する

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あらすじ

「1週間で##キロ減! 驚きの○○○ダイエット!!」 皆さんはこんな情報に惑わされていませんか? 話題の「炭水化物ダイエット」や「低インスリンダイエット」など、いかがわしい商法を一刀両断にするのが本書です。肥満は糖尿病や動脈硬化をはじめ、万病のもと。それなのに、今や30代以上の男性の2人に1人がメタボリック・シンドローム(代謝症候群)に近い状況とされています。痩せたい、痩せなくちゃいけない、そんなあなたにデータや実験に基づいた最新科学の処方箋を提示します。著者は京都大学大学院 人間・環境学研究科教授。/本書は、NPO法人EBH推進協議会が主催する講演会「情報素材料理会」から生まれた、シリーズ作品です。
〔目次〕より抜粋
I章 間違いだらけのダイエット
脂肪は急に増減しない/基礎代謝とカロリー消費/摂取カロリー量を抑制すると……/メタボリック・シンドローム/糖尿病とアルツハイマー/“飽食の時代”の嘘
II章 ちょこまか運動のススメ
NEAT=ちりも積もれば……/太る人と太らない人の差/アリの勝ち、キリギリスの負け!?/座り続けるリスク/“ブレイカー”が有利/システム更新は頻繁に
III章 飯を食べないと鬱になる?
ご飯食は悪くない/食事と鬱、神経伝達物質/人間を使った過食実験/高脂肪食はダメ/タンパク質→炭水化物→脂肪
IV章 カロリー神話の嘘
食事は中身が大切/食生活の変化/脂肪は燃やすべきか?/最適な食事バランスを求めて/2人に1人が隠れ肥満/摂食強制介入
V章 女性と太りやすさ
モナリザ仮説/冷え性は太りやすい/自律神経は運動で戻る!

付録
「太りにくい体質を作るための10ヶ条」
「太りにくい食事のための10ヶ条」
「エネルギー消費のための10ヶ条」