すぐやる脳
あらすじ
今日も、はじめられなかった人へ
脳をその気にさせる方法、教えます!
【こんな人にオススメ】
・あれこれ考えてなかなかはじめない
・何をやっても長続きしない
・やってみたい事はいろいろある
・成長意欲はある。でも、まだ本気出してない
やせたい、片付けたい、
英語が話せるようになりたい、
スキルアップしたい。
すぐに行動すれば効果が
ありそうなことはわかってるんだけど、
なかなかはじめられない……。
10人いたら9人くらいは
こうやって「先延ばし」にしちゃうし、
強靭なアスリートのような
不屈の闘志を持った1人だけが
「今日から」はじめる。
じゃあ、これは「意志力」の差か
といえばそうではなくて、
人間の脳ってもともとエネルギーを無駄に
使わないようにプログラミングされてるんです。
亀は海の中で手足を引っ込めてスーッと泳ぎます。
これはエネルギーを使わず、波に乗って進むため。
陸に上がったらめちゃくちゃゆっくり歩く。
これもエネルギーを使わないため。
人間も同じで「怠惰」なのではなくて、
エネルギーを消費しないために
「すぐやらない」「動かない」「考えない」
ことで体力を温存しているんです。
脳は取り込んだ酸素のうち20%を使う、
人間にとって最大のエネルギー消費器官なので
休もうとするのは当然なんですね。
じゃあ、どうすれば「すぐやる」かというと
あるホルモンをドバッと分泌させることです。
それが「ドーパミン」です。
仕事でも、家事でも、勉強でも、
「やりだすまで」がなかなか長くないですか?
で、やりだしたらいつの間にか
エンジンがかかってきて
一気にやっちゃうことがあります。
これこそドーパミンの力です。
ドーパミンは「やりだしてから」出る。
これが出るから、さらにやる気になる。
これを「作業興奮」と言ったりします。
だから、とりあえず、あれこれ考えずやりだすと、
「ドーパミン君の力で勝手に体が動きはじめますよ」
というのがこの本です。
それを現役の脳神経外科医が説明してくれるので
信頼性が高く、かつ、簡単な文章なので
短い時間で読めてしまいます。
やったほうがいいのはわかっちゃいるけど
腰が重くてなかなかはじめられない、
という人はぜひ読んでみてください。
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