陶工房No.96

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あらすじ

特集:やきもの技法事典
今号の特集は、成形から装飾、焼成まで43の基本技法を掲載した「やきもの技法事典」です。
轆轤や手びねりなどの成形方法から始まり、練込やしのぎといった成形時の装飾、粉引や飛びカンナ、象嵌など生素地へのさまざまな装飾、絵付けや釉薬装飾、薪窯による窯変などまで盛りだくさんの内容です。
作陶はもちろん、器を買う人、もっと知りたい人にも役に立つ1冊です!

■CONTENTS
特集:やきもの技法事典
成形から装飾、焼成まで4 3 の基本技法を掲載

1 成形方法
轆轤成形/手びねり成形/タタラ成形/鋳込成形

2 成形時の装飾
縄文/練込/透かし彫り/蛍手/しのぎ(鎬)/面取/彫り/レリーフ

3 生素地への化粧装飾
刷毛目/粉引/蚊帳目・布目/掻き落とし/飛びカンナ/三島手/イッチン描き/スリップウェア

4 生素地への装飾
彩泥(泥彩)/色化粧/象嵌

5 素焼き素地への絵付け
鉄絵/染付/和紙(布)染/彩磁/釉裏紅

6 素焼き素地への釉薬装飾
重ね掛け/掛け分け/ロー抜き(ゴム抜き)/釉彩

7 薪窯による窯変
備前焼の景色/備前の登り窯の構造と焚き方/焼締陶の景色

8 本焼き素地への絵付け
釉上彩(イングレーズ)/上絵(和絵の具・色絵)/上絵(洋絵の具)/金銀彩

9 伝統様式の釉薬
自然釉/灰釉/青磁釉/黄瀬戸釉/志野釉/織部釉/白萩釉/白マット釉

コラム
●陶器と磁器の見分け方
●彩泥(泥彩)と色化粧の違い
●釉裏紅と辰砂の違い
●酸化焼成と還元焼成と炭化焼成
●日本のやきものと薪窯の変遷
●「釉彩」と「釉上彩」と「上絵付け」の違い
●釉薬に関する素朴な疑問

連載
●陶芸最前線27 /外舘和子
●手びねり陶芸 基本の”き“!/森悠紀子
●美しい磁器をつくる/奥絢子