こころの体操 じゃまいか

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あらすじ

1日3分のエクササイズでこころがどんどん楽になる

「どうしよう!」「もうだめ…」、突然不安に陥ったり、悲観的になったり、心のSOSを発してしまう……そんな体験をした人も多いことでしょう。そんなときは、心のスイッチを入れ替えると楽になります。その心のスイッチを入れ替える合い言葉が「じゃまいか」です。
「じゃまいか」は「じゃ、まっ、いいか」のごろあわせですが、投げやりな言葉ではありません。ルーツは精神科を受診していた患者さんから生まれた言葉で、症状が回復していくうちに「世の中には完璧はありえない。できる範囲でやればいい」と気づいてつぶやいたのです。つまり後ろ向きの言葉ではなく、現実と向き合い、乗り越える準備ができたのです。
 本作品は、心のスイッチを入れ替える実践法を集めた「こころの体操」……「じゃまいか」セラピーをベースに、こころに効く3つのエクササイズを紹介します。手軽にできる1日3分のエクササイズで、こころの持ち方も生き方も変えてみませんか。

1 こころと体の危険シグナル別「じゃまいか」セラピー
 感情的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー
 身体的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー
 精神的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー
 行動的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー

2 平日の「じゃまいか」エクササイズ
 あなたにおすすめのメニューは?
 免疫力をつける「じゃまいか」エクササイズ
 見た目を変える「じゃまいか」エクササイズ
 行動する「じゃまいか」エクササイズ
 解放する「じゃまいか」エクササイズ
 「スピリチュアルなセルフケア」エクササイズ

3 こころと体の毒を出す週末「じゃまいか」エクササイズ
 週末にはこころと体の「毒」を出しましょう
 毒素を出す「じゃまいか」エクササイズ
 こころと体を浄化する「じゃまいか」エクササイズ
 リセットしてパワーチャージ
 自分にご褒美を与えてEQを高める

●斉藤弘子(さいとう・ひろこ)
「人のこころ」と「いのち」を見つめるノンフィクションライター&メンタルケア・スペシャリスト。「こころのケア」の意味とあり方を追究して取材やNPOの活動にも携わっている。また、東洋英和女学院大学大学院にて「サナトロジー(死生学)」を専攻し、大切な人やものを失ったときにどのように向き合っていくか…「喪失と受容」をライフワークのひとつとしている。葬祭ディレクター養成の専門学校にて「サナトロジー&カウンセリング論」の講師も務めている。著書に『新・心をケアする仕事がしたい!』『心が楽になっていくノート』(ともに彩流社)、『器用に生きられない人たち』(中公新書ラクレ)、『Q&A老いと死を迎えるための基礎知識』(明石書店)、『自殺したい人に寄り添って』(三一書房)、『世界でたった一つのマイ名言』(遊タイム出版)など。