太田忠司 70件 人気順 新着順 明日、世界が終わるとしても 太田忠司 それは新たな悲劇か。それとも、悲劇を乗り越えた希望か。一九九九の年、七の月、空から恐怖の大王が降ってくるだろう――ノストラダムスの予言を知った四人の高校生は「死」を思い、残された期限をどう生きるかを考える。その記憶は、大人になった彼らの人生に意外な影響を与えていくのだった。夢に挑む史生、意外な職につく恵津子。時代の荒波に揉まれながらも「生きること」に真摯に向き合う彼らの姿を描く、胸を揺さぶる物語。『虹とノストラダムス』を改題。 789円 星町の物語 太田忠司 星町はごく普通ののどかな町。でも、よく目をこらしてみると、不思議なことが起きている。この町には十六年間も地震がないし、前に何があったか思い出せない空き地がある。サラリーマンが謎の猛獣に襲われる事件は未解決のまま。そして猫はたくさんいるのに、犬の散歩をしている人は見かけない…? 可笑しくてほろ苦くて、ちょっぴり怖い、星新一氏を敬愛する著者が贈る珠玉のショートショート集。わずか数ページの物語に、果てしない驚きと、ほんのりした温かさが詰まってます。 569円 まいなす 太田忠司 タイムマシンもタイムトリップも使わず、過去を変える方法とは何か? ――那須舞は明るくしっかり者の十四歳。英語読みすると名前がMai Nasu=マイナスとなるのが密かな悩みだ。困っている人を見ると放っておけない舞は、不思議な伝説がある山で、倒れていた少年を助けるはめになる。だが「未来を見た」という少年が告げた予言をきっかけに、平穏な町に悪意に満ちた事件が連続する。予言は本当なのか? 不可思議な謎に果敢に立ち向かう舞の姿を描く、爽やかな青春ミステリー。 720円 ミート・ザ・ジャンパーズ! 太田忠司 名古屋で今も活動を続けるGSバンド、ジャンパーズ。平均年齢70歳に届こうかという“ご長寿”バンドだが、演奏は円熟味を増して聴き応えたっぷり。ドラム担当のキャミーの孫・響人は、そんな祖父とジャンパーズに、自分でもよくわからない苛立ちを感じていた。やがて解散危機を迎えたジャンパーズを前に響人は……!? 夢をあきらめたことのある、すべての大人たちに贈る、胸熱の音楽青春グラフィティ(延長戦)! 1,320円 僕の殺人 太田忠司 五歳のとき別荘で事件があった。胡蝶グループ役員の父親が階段から転落し意識不明。作家の母親は自室で縊死(いし)していた。夫婦喧嘩の末、母が父を階下に突き落とし自死した、それが警察の見解だった。現場に居合わせた僕は事件の記憶を失い、事業を継いだ叔父に引き取られた。十年後、怪しいライターが僕につきまとい、事件には別の真相があると仄(ほの)めかす。著者長篇デビュー作、待望の復刊! 726円 白亜館事件 太田忠司 石神探偵事務所を訪れた初老の男性。柊遼、大企業・柊興業の代表だ。依頼内容は二十年前に自殺した兄・凱の死の真相調査。野上と俊介は、化石研究家だった凱が発見した肉食竜が展示されている白亜館を訪れた。そこで一族を襲った惨劇とは!? 495円 死の天使はドミノを倒す 太田忠司 世間を敵にまわす人権派弁護士、自殺志願者を唆す「死の天使」、翼をもがれた球体関節人形…… 目くるめく謎の連鎖! 社会派&サプライズ・ミステリーの傑作が誕生! 売れない作家の兄・鈴島陽一と、人権派弁護士の弟・薫。 家族と絶縁し父親の葬儀にも顔を出さない弟に、陽一は腹立たしさを抑えられないが、 やがて薫が失踪したことを知る。 薫は自殺志願者に自死を唆す「死の天使」嶌崎律子の弁護を引き受けていた――。 待ち受けるサプライズを、あなたは見抜けますか? 解説・巽昌章 896円 ミステリなふたり ア・ラ・カルト 太田忠司 愛知県警捜査一課に君臨する京堂景子警部補は、絶対零度の視線と容赦ない舌鋒の鋭さで“氷の女王”と恐れられている。そんな彼女が気を許せるのは、わが家で帰りを待つ夫の新太郎ただひとり。日々難事件を追ってくたくたになって帰ってくる彼女を、主夫として家事もこなす彼が料理とお酒でもてなしてくれる。そうして夕食を終えて一日の疲れもすっかり癒された頃、景子が事件の悩みを話すと、新太郎が鮮やかに解き明かしていき――。旦那さまお手製の美味しい料理と名推理が、今夜も京堂家の食卓を彩る。デザートまで取り揃えた安楽椅子探偵譚9編。/解説=大矢博子 865円 硝子の家 太田忠司 僕がまだ小学校に通っていた頃、下校途中に見つけた「硝子の家」。赤く衰弱した陽光に照り映えたその屋敷の入り口には『お入りください 入場無料』の看板が立てられていた。入るかどうか迷っていた僕は背中を何かに押され、気づけば鏡の林の中に紛れこみ、迷っていた。泣きながらやみくもに駆けまわって、もう二度と外へ出られないと思ったその時、気づけば出入り口に辿りついていた。そして、月日が流れ「硝子の家」のことを忘れかけていた僕は、再びあの家の前に立っていた…。 110円 子供たちは夏の中 太田忠司 ある夏の昼下がり、私の妻・瑞枝は息子・高哉の夏休みの宿題である昆虫採集に付き合って、ふたりで林の中に入っていった。だが、瑞枝がふと目を離したすきに高哉は忽然と姿を消した。以来、瑞枝は心を病み、高哉を探し続けている。私は、瑞枝に高哉を諦めさせるため、中学時代の同級生であり、瑞枝の主治医でもある竹下に頼んで、ある計画を実行することを決意していた。そしてその当日…計画はうまくいったかに見えたが…。 110円 子供という名の病 太田忠司 失われた声のような色の病室で、ぼくは恐竜の骨を抱いたまま、眠っておりました――牛乳瓶に挿した鈴蘭の花、一生に一度しか押してはいけないボタン、身体が半分の大きさになった看護婦…。夢か? 幻影か? 現実か? この病室で、いったい何が起こっているのか? 110円 ペットからのメッセージ─探偵藤森涼子 最初の事件 太田忠司 商社を辞めて探偵事務所に勤め始めた藤森涼子に、ペットショップ「サクラ」のオーナー・桜八重子の身辺警護の仕事が舞い込む。八重子が、謎の人物に命を狙われているというのだ。気性が激しく冷酷で、人の恨みを買いやすい八重子の前には、案の定容疑者と言えるような人物が複数現れた。涼子自身でさえ、自分を使用人同様にこき使う八重子に、嫌気が差してきていたある日、ペットショップで八重子の死体が発見された…。八重子を殺したのは一体誰なのか? 220円 プライベート・ビデオ 太田忠司 見知らぬ土地で真夜中近く、喉の渇きを癒そうと歩き回っている際に、偶然入った場末のバーのよう店。客は私ひとりだったが、すぐに複数の若い男女が入ってきた。彼らは店の常連らしく、マスターらしき男に、ビデオテープを渡した。まもなく、店内の大きなモニターに、彼らが海辺でたわむれるプライベートな映像が映し出されたのだが、そこに映っていたのは…。 110円 嗤う男 太田忠司 いつもの、ありふれた朝。妻と一人息子と共に朝食をとっていた和樹の動きが止った。テレビから流れてくる強盗殺人事件のニュース。画面には指名手配されている容疑者の男の顔が映し出されていた。和樹は、この男の顔を知っていた。「まさか、本当にいたなんて」…。和樹を襲う、悪夢の結末は? 110円 みんな、ここに来る 太田忠司 映画プロデューサーのマイロは、映画製作の資金を調達するために、美貌の女優を伴って資産家たちの集まるパーティに出席していた。彼はその時、不思議な声を聞く。“ブラウントゥリーに帰るよ”。それは以前父親が行方不明になる前に言っていた言葉だった。その後、資金を得て映画を製作できるようになるのだが…。ブラウントゥリーとは果たしてどんな場所なのか? 110円 シンボル・ツリー 太田忠司 祖父の持っていた古いアパートを取り壊し、家を建てた私。上棟式にやってきた老人・鍬方は私に一本の木の苗を差し出した。玄関前にシンボルツリーとして植えるといいと言う。アパートの立ち退きに抵抗を示した鍬方だったので、これを植えることを承諾すれば気持ちよく出て行ってくれるのならと、私は苗を受け取った。そして五年後、住む家族も増えた幸せな家に異変が起きた…。 110円 いつか見た子 太田忠司 小学校3年になる息子が苛められている…。妻からそれを聞いた秀幸の脳裏に、30年ほど前の苦い記憶が蘇った。小学校に入り立ての彼を、登下校の途中にある公園でいつも待ち伏せしていた“あいつ”。「おい、持ってきたか」。彼は、いつも同じことを言った。その度に秀幸は自分の持っている物を差し出すが、どれも彼の意に染まず、「違う! こんなもの持ってくんじゃねえよ!」と逆上して秀幸をいたぶるのだった。その記憶を前に、息子に対して何もできない自分を歯痒く思うのだが…。 110円 探偵・藤森涼子の事件簿 太田忠司 1993年、世の中がまだバブル景気に浮かれていたころ、OLを辞め、「求む、バカな人」という求人広告に惹かれて探偵事務所の門を叩いた女がいた――20年にわたって書き続けられている「藤森涼子シリーズ」の短編の中から、「善意の檻」「封印された夏」「遊戯の終わり」「追憶の猫」「ウンディーネの復讐」の5編を収録。緻密な謎解きやサスペンスを堪能できる本格ミステリとしてはもちろん、ひとりの女性の成長物語としても十二分に楽しめる傑作短編集。(構成・解説/大矢博子) 550円 偽花 太田忠司 クールでタフな女性探偵・涼子が真相を探る!! 名古屋・千種駅に程近いビルの一室に、探偵事務所を構える藤森涼子。所員は、女性ばかり。ITに強い美紀、ファッションはロリータ系ながら鋭い洞察力を持つ綾、得意の変装で尾行する年齢不詳の李理亜。ひったくり現場に遭遇した涼子たちは、犯人を追いかけ捕まえるが、被害者の男は犯人を逃がせと訴え……(「石楠花の詞」)。涼子が通うキックボクシングジムで、練習相手の茉莉花から生き別れの兄を探してほしいと依頼され……(「金木犀の徴」)。涼子のもとへ、「盗聴されてるかも」と大学生の姪・静子が訪れ……(「夾竹桃の焔」)。3話に加え、書評家・大矢博子氏による解説「四十代のコーデリア」を収録。20年にわたり書き続けられている人気シリーズ。「探偵・藤森涼子の事件簿 金木犀の徴」改題。 521円 奇談蒐集家 太田忠司 自ら体験した不可思議な話、求む。高額報酬進呈(ただし審査あり)。――新聞の募集広告を目にして酒場を訪れた老若男女は、奇談蒐集家を名乗る恵美酒と美貌の助手・氷坂を前に、怪奇と謎に満ちた体験談を披露する。シャンソン歌手がパリで出会った、運命を予見できる魔術師。少年探偵団の眼前で、少女の死体と入れ替わりに姿を消した魔人。冬薔薇が咲き誇る洋館に住む美しき館の主からの奇妙な申し出……。数々の奇談に喜ぶ恵美酒だが、氷坂によって不思議な謎は見事なまでに合理的に解き明かされる!安楽椅子探偵の推理が冴える連作短編集。 607円 1234 TOP 電子書籍(本・小説) 太田忠司 3ページ目