いつか見た子 太田忠司 110円 試し読み カート追加 購入した作品の読み方 あらすじ 小学校3年になる息子が苛められている…。妻からそれを聞いた秀幸の脳裏に、30年ほど前の苦い記憶が蘇った。小学校に入り立ての彼を、登下校の途中にある公園でいつも待ち伏せしていた“あいつ”。「おい、持ってきたか」。彼は、いつも同じことを言った。その度に秀幸は自分の持っている物を差し出すが、どれも彼の意に染まず、「違う! こんなもの持ってくんじゃねえよ!」と逆上して秀幸をいたぶるのだった。その記憶を前に、息子に対して何もできない自分を歯痒く思うのだが…。 ジャンル 文芸 SF・ファンタジー 出版社 e-NOVELS レビューを書く TOP 電子書籍(本・小説) 太田忠司 いつか見た子