趙氏孤児
第2話~第45話
各話一覧
- 00:45:57第2話 宋香の救出あらすじをみる 命懸けで弟の遺言を届けてくれた程嬰の行動に感服し、卿大夫 趙朔(ちょう・さく)は、楚に囚われた程嬰の妻 宋香(そう・こう)の救出を、食客の公孫杵臼(こうそん・しょきゅう)に依頼する。一方、謀反の首謀者である司寇 屠岸賈(とがん・こ)は、戦場からただ一人帰還した手下 卑南の口封じを企むが、寸でのところで趙朔がそれを阻止。仇の命を救った理由は、程嬰の伝言を聞き捨てた晋王 景(けい)公の前で屠岸賈の悪事を証言させるためだった。それを知った屠岸賈は…。あらすじをみる 命懸けで弟の遺言を届けてくれた程嬰の行動に感服し、卿大夫 趙朔(ちょう・さく)は、楚に囚われた程嬰の妻 宋香(そう・こう)の救出を、食客の公孫杵臼(こうそん・しょきゅう)に依頼する。一方、謀反の首謀者である司寇 屠岸賈(とがん・こ)は、戦場からただ一人帰還した手下 卑南の口封じを企むが、寸でのところで趙朔がそれを阻止。仇の命を救った理由は、程嬰の伝言を聞き捨てた晋王 景(けい)公の前で屠岸賈の悪事を証言させるためだった。それを知った屠岸賈は…。
- 00:45:55第3話 さらわれた程嬰夫妻あらすじをみる 程嬰と宋香が屠岸賈にさらわれた。交換条件は卑南の生首だ。それを聞いた趙朔の側近たちは皆、卑南を生かして屠岸賈の悪事を暴くよう趙朔に進言するが、情に厚い趙朔は忠義者の程嬰を犠牲にできず苦悩していた。一方、身重の夫人が倒れたことで、屠岸賈の邸宅では騒ぎとなっていた。監禁されていた程嬰は、夫人の命を助ける代わりに宋香の釈放を要求する。そして趙朔への伝言を妻に託すが…。あらすじをみる 程嬰と宋香が屠岸賈にさらわれた。交換条件は卑南の生首だ。それを聞いた趙朔の側近たちは皆、卑南を生かして屠岸賈の悪事を暴くよう趙朔に進言するが、情に厚い趙朔は忠義者の程嬰を犠牲にできず苦悩していた。一方、身重の夫人が倒れたことで、屠岸賈の邸宅では騒ぎとなっていた。監禁されていた程嬰は、夫人の命を助ける代わりに宋香の釈放を要求する。そして趙朔への伝言を妻に託すが…。
- 00:45:41第4話 苦渋の決断あらすじをみる 解放された宋香は、程嬰の願いとは真逆の行動をとってしまう。自害を演じたうえ、見殺しにされようとしている夫の不幸を、趙朔の妻 荘姫(そうき)の前で嘆く。荘姫は、自分と同じ身重の宋香に深く同情する。景公の実姉でもあり慈悲心と正義感に溢れた荘姫の言葉は重く、趙朔の苦渋の決断は揺らぐ。その頃、屠岸宅では2人の男が酒を酌み交わしていた。片や卑南の首、片や趙朔の参内の知らせを待ちながら。あらすじをみる 解放された宋香は、程嬰の願いとは真逆の行動をとってしまう。自害を演じたうえ、見殺しにされようとしている夫の不幸を、趙朔の妻 荘姫(そうき)の前で嘆く。荘姫は、自分と同じ身重の宋香に深く同情する。景公の実姉でもあり慈悲心と正義感に溢れた荘姫の言葉は重く、趙朔の苦渋の決断は揺らぐ。その頃、屠岸宅では2人の男が酒を酌み交わしていた。片や卑南の首、片や趙朔の参内の知らせを待ちながら。
- 00:45:41第5話 練兵場の刺客あらすじをみる 練兵場で景公に向かって矢が放たれた。3人の刺客が逃走に使った抜け道が宮廷の車庫に通じていたことから、車庫の責任者である趙家の配下は自害に追い込まれ、趙朔にも嫌疑がかかる。この暗殺劇が趙朔を陥れる屠岸賈の策略だと察した公孫杵臼は、ある案を程嬰に持ちかける。屠岸夫人に毒を盛って屠岸賈を脅し、毒消しと引き換えに逃げた刺客を差し出させようというのだ。それを聞いた程嬰は…。あらすじをみる 練兵場で景公に向かって矢が放たれた。3人の刺客が逃走に使った抜け道が宮廷の車庫に通じていたことから、車庫の責任者である趙家の配下は自害に追い込まれ、趙朔にも嫌疑がかかる。この暗殺劇が趙朔を陥れる屠岸賈の策略だと察した公孫杵臼は、ある案を程嬰に持ちかける。屠岸夫人に毒を盛って屠岸賈を脅し、毒消しと引き換えに逃げた刺客を差し出させようというのだ。それを聞いた程嬰は…。
- 00:46:01第6話 不眠の治療あらすじをみる 景公は暗殺未遂の一件以来、不眠に悩んでいた。御典医もお手上げと聞いた荘姫は、程嬰に往診を依頼する。大切な姉の推薦とあっては町医者とはいえ追い返すわけにもいかず、景公はしぶしぶ診察を受けることに。襲われた場所で治療するという程嬰の言葉を訝しく思いながらも練兵場に着くと、程嬰は刺客が使った抜け道へと足を進めてゆく。一方、逃げた刺客を捕らえられない趙朔は窮地に立っていた。あらすじをみる 景公は暗殺未遂の一件以来、不眠に悩んでいた。御典医もお手上げと聞いた荘姫は、程嬰に往診を依頼する。大切な姉の推薦とあっては町医者とはいえ追い返すわけにもいかず、景公はしぶしぶ診察を受けることに。襲われた場所で治療するという程嬰の言葉を訝しく思いながらも練兵場に着くと、程嬰は刺客が使った抜け道へと足を進めてゆく。一方、逃げた刺客を捕らえられない趙朔は窮地に立っていた。
- 00:45:42第7話 捕らえた刺客あらすじをみる 側近 到満(とう・まん)を誘拐し、屠岸賈に暗殺未遂の実行犯3人を差し出させた公孫杵臼の策は成功したかに思えた。刺客たちは約束の報酬を受け取っていないことから恨みを抱いており、屠岸賈が黒幕であることをあっさり白状する。あとは景公の前で証言させるだけだが、何かがおかしいと感じていた程嬰は、その違和感の正体を考えあぐねていた。そんな時、護衛付きの馬車に乗った屠岸賈夫妻が程嬰を訪ねてきて…。あらすじをみる 側近 到満(とう・まん)を誘拐し、屠岸賈に暗殺未遂の実行犯3人を差し出させた公孫杵臼の策は成功したかに思えた。刺客たちは約束の報酬を受け取っていないことから恨みを抱いており、屠岸賈が黒幕であることをあっさり白状する。あとは景公の前で証言させるだけだが、何かがおかしいと感じていた程嬰は、その違和感の正体を考えあぐねていた。そんな時、護衛付きの馬車に乗った屠岸賈夫妻が程嬰を訪ねてきて…。
- 00:45:41第8話 戻った韓厥あらすじをみる 刺客たちに嘘の自白を強要したという濡れ衣と、韓厥(かん・けつ)が軍を統率する要職にありながら無断で姿を消したことにより、趙朔の立場はますます危うくなっていた。程嬰に呼び戻され、ようやく帰還した韓厥は、身に覚えのない数々の証拠を突きつけられ戸惑うばかり。そんな韓厥に景公は打ち首を命ずるが、それに異論を唱えたのは趙朔と、そしてこの暗殺劇を仕組んだ本当の首謀者である屠岸賈だった…。あらすじをみる 刺客たちに嘘の自白を強要したという濡れ衣と、韓厥(かん・けつ)が軍を統率する要職にありながら無断で姿を消したことにより、趙朔の立場はますます危うくなっていた。程嬰に呼び戻され、ようやく帰還した韓厥は、身に覚えのない数々の証拠を突きつけられ戸惑うばかり。そんな韓厥に景公は打ち首を命ずるが、それに異論を唱えたのは趙朔と、そしてこの暗殺劇を仕組んだ本当の首謀者である屠岸賈だった…。
- 00:45:47第9話 名誉挽回の機会あらすじをみる 秦国から打診された共同戦線の是非をあらゆる可能性から検討したのち、趙朔と韓厥はこの提案に賛同する。楚の属国である鄭をも巻き込み、晋と秦の二国で楚を落とす巧妙な策である。趙朔が元帥、謹慎していた韓厥が副将、屠岸賈は兵糧の輸送を命じられた。他国との協調と平和を望む荘姫は出征に反対するが、趙朔は楚との長き戦いに終止符を打てる好機と見ていた。だがここにも屠岸賈の企みが…。あらすじをみる 秦国から打診された共同戦線の是非をあらゆる可能性から検討したのち、趙朔と韓厥はこの提案に賛同する。楚の属国である鄭をも巻き込み、晋と秦の二国で楚を落とす巧妙な策である。趙朔が元帥、謹慎していた韓厥が副将、屠岸賈は兵糧の輸送を命じられた。他国との協調と平和を望む荘姫は出征に反対するが、趙朔は楚との長き戦いに終止符を打てる好機と見ていた。だがここにも屠岸賈の企みが…。
- 00:45:52第10話 飢饉発生あらすじをみる 屠岸夫人への往診の際、飢饉発生を知らせる上奏書を発見した程嬰は、屠岸賈の策略に気づく。出征した趙朔を陥れるために、地方の緊急事態を伏せたまま、お救い米を兵糧として軍に持たせたのだ。楚へと向かう晋軍は飢饉に苦しむ地域に足を踏み入れ、そこで飢えた民の声を聞くであろうと。慈悲深い趙朔が彼らの惨状を見れば、兵糧を放出しないわけにはいかない。だとすれば、秦との約束は果たせず…。あらすじをみる 屠岸夫人への往診の際、飢饉発生を知らせる上奏書を発見した程嬰は、屠岸賈の策略に気づく。出征した趙朔を陥れるために、地方の緊急事態を伏せたまま、お救い米を兵糧として軍に持たせたのだ。楚へと向かう晋軍は飢饉に苦しむ地域に足を踏み入れ、そこで飢えた民の声を聞くであろうと。慈悲深い趙朔が彼らの惨状を見れば、兵糧を放出しないわけにはいかない。だとすれば、秦との約束は果たせず…。
- 00:45:51第11話 敵国の友あらすじをみる 楚の将軍が石言(せき・げん)であることを知って、程嬰は公孫杵臼と楚軍の野営地まで馬車を走らせる。かつての戦で命を救ってくれた程嬰との再会を心から喜んだ石言だったが、その恩人の頼みは、敵である晋へ兵糧を提供することだった。一方、独断で兵糧を放出した趙朔を死罪にすべく、景公は戦場へ勅使を遣わす。彼らを追うのは夫の命を守ろうとする荘姫の放った刺客、その後を更に屠岸賈の配下が迫る。あらすじをみる 楚の将軍が石言(せき・げん)であることを知って、程嬰は公孫杵臼と楚軍の野営地まで馬車を走らせる。かつての戦で命を救ってくれた程嬰との再会を心から喜んだ石言だったが、その恩人の頼みは、敵である晋へ兵糧を提供することだった。一方、独断で兵糧を放出した趙朔を死罪にすべく、景公は戦場へ勅使を遣わす。彼らを追うのは夫の命を守ろうとする荘姫の放った刺客、その後を更に屠岸賈の配下が迫る。
- 00:46:01第12話 先手あらすじをみる 趙朔は罪人として帰国することになった。先に帰還した程嬰は、夫の命乞いをするため宮廷へと向かう荘姫を引き止め、ある提言をする。それは、景公の前で夫を罵り、降格と左遷を願い出るというもの。それこそが趙朔の存在を脅威とする景公の心を鎮め、趙朔を命の危険から遠ざける唯一の策だった。しかし、すでに秦の使者から停戦に対する感謝の意と趙朔を称賛する言葉を聞いていた景公は…。あらすじをみる 趙朔は罪人として帰国することになった。先に帰還した程嬰は、夫の命乞いをするため宮廷へと向かう荘姫を引き止め、ある提言をする。それは、景公の前で夫を罵り、降格と左遷を願い出るというもの。それこそが趙朔の存在を脅威とする景公の心を鎮め、趙朔を命の危険から遠ざける唯一の策だった。しかし、すでに秦の使者から停戦に対する感謝の意と趙朔を称賛する言葉を聞いていた景公は…。
- 00:45:53第13話 屠岸府の内部あらすじをみる 虎符を返上した趙朔は兵権を失ったが、なおも義弟である景公を信じていた。業を煮やした公孫杵臼は屠岸賈の邸宅へ続く地下道を、暗殺目的で掘り進める。それを知った趙朔はすぐに中止し埋めるよう命じるが、公孫は聞く耳を持たない。程嬰はそんな公孫の目を覚まさせようとしていた。屠岸賈は地下道の存在を知っており、それを利用して趙朔を一気に窮地に追い込む策を持っていた。あらすじをみる 虎符を返上した趙朔は兵権を失ったが、なおも義弟である景公を信じていた。業を煮やした公孫杵臼は屠岸賈の邸宅へ続く地下道を、暗殺目的で掘り進める。それを知った趙朔はすぐに中止し埋めるよう命じるが、公孫は聞く耳を持たない。程嬰はそんな公孫の目を覚まさせようとしていた。屠岸賈は地下道の存在を知っており、それを利用して趙朔を一気に窮地に追い込む策を持っていた。
- 00:46:09第14話 利用された地下道あらすじをみる 屠岸賈暗殺を諦めた公孫杵臼は、生まれてくる程嬰夫婦の赤子のために揺り籠を作っていた。それを見て程嬰は、自分たち夫婦のために犠牲になった公孫の妻に思いを馳せ、次の子が男児であれば公孫に譲り渡すと約束する。その頃、屠岸賈は景公を邸宅に招いていた。楚国と趙朔が秘密裏に約定を結んでいるという密偵からの上奏書を景公に見せようとしたその時、庭に通じた地下道から刺客が飛び出し…。あらすじをみる 屠岸賈暗殺を諦めた公孫杵臼は、生まれてくる程嬰夫婦の赤子のために揺り籠を作っていた。それを見て程嬰は、自分たち夫婦のために犠牲になった公孫の妻に思いを馳せ、次の子が男児であれば公孫に譲り渡すと約束する。その頃、屠岸賈は景公を邸宅に招いていた。楚国と趙朔が秘密裏に約定を結んでいるという密偵からの上奏書を景公に見せようとしたその時、庭に通じた地下道から刺客が飛び出し…。
- 00:45:55第15話 無念の死あらすじをみる 景公の望みを叶えるため、屠岸賈は産気づいた妻を残し、趙朔を訪ねて進言する。趙朔の死を目撃すれば荘姫は正気を失い、お腹の子にも障るだろう、ゆえに荘姫をすぐに参内させ宮中で出産させよ。そして将来、自分の好敵手になる遺児を失いたくないと…。尋常でない事態に戦々恐々としていた韓厥と程嬰だが、この危機を回避できる可能性は無いに等しい。そんな時、宋香が産気づいたと知らせが入る。あらすじをみる 景公の望みを叶えるため、屠岸賈は産気づいた妻を残し、趙朔を訪ねて進言する。趙朔の死を目撃すれば荘姫は正気を失い、お腹の子にも障るだろう、ゆえに荘姫をすぐに参内させ宮中で出産させよ。そして将来、自分の好敵手になる遺児を失いたくないと…。尋常でない事態に戦々恐々としていた韓厥と程嬰だが、この危機を回避できる可能性は無いに等しい。そんな時、宋香が産気づいたと知らせが入る。
- 00:45:44第16話 忘れ形見あらすじをみる 屠岸賈は景公に、趙朔の子 趙武(ちょう・ぶ)が将来、その命を狙うだろうと予言する。愛する姉の子でもある趙武を庇護するのが、趙朔を殺したせめてもの罪滅ぼしだと考えていた景公は屠岸賈の言葉に恐怖し、またもや翻意する。そして、後宮で休養していた何も知らない荘姫から趙武を引き離し、連れ出す。一方、趙朔の次は趙武の命が危ういと考えた程嬰は宮殿に向かい、荘姫に宛てた処方箋を預けるのだが…。あらすじをみる 屠岸賈は景公に、趙朔の子 趙武(ちょう・ぶ)が将来、その命を狙うだろうと予言する。愛する姉の子でもある趙武を庇護するのが、趙朔を殺したせめてもの罪滅ぼしだと考えていた景公は屠岸賈の言葉に恐怖し、またもや翻意する。そして、後宮で休養していた何も知らない荘姫から趙武を引き離し、連れ出す。一方、趙朔の次は趙武の命が危ういと考えた程嬰は宮殿に向かい、荘姫に宛てた処方箋を預けるのだが…。
- 00:45:58第17話 赤子を殺せあらすじをみる 自らの息子 程大業(てい・たいぎょう)と趙朔(ちょう・さく)の遺児 趙武(ちょう・ぶ)を連れて、公孫杵臼(こうそん・しょきゅう)とともに韓厥(かん・けつ)の屋敷に逃げ込んだ程嬰(てい・えい)夫妻。ところが趙朔の親友だったはずの韓厥は、関わり合いを拒否する。謀反の疑いをかけられて以来、軍功を積むことで少しずつ名誉を取り戻しつつあるのに、趙武をかくまえば一族皆殺しになりかねないと。そして、公孫に罵られながらも韓厥は、趙武への気持ちとして金の入った包みを程嬰に手渡す。あらすじをみる 自らの息子 程大業(てい・たいぎょう)と趙朔(ちょう・さく)の遺児 趙武(ちょう・ぶ)を連れて、公孫杵臼(こうそん・しょきゅう)とともに韓厥(かん・けつ)の屋敷に逃げ込んだ程嬰(てい・えい)夫妻。ところが趙朔の親友だったはずの韓厥は、関わり合いを拒否する。謀反の疑いをかけられて以来、軍功を積むことで少しずつ名誉を取り戻しつつあるのに、趙武をかくまえば一族皆殺しになりかねないと。そして、公孫に罵られながらも韓厥は、趙武への気持ちとして金の入った包みを程嬰に手渡す。
- 00:46:09第18話 身代わりあらすじをみる 趙武を亡き者にして後顧の憂いを絶ちたい屠岸賈(とがん・こ)の指揮で、都中の赤子が殺されようとしていた。将来王位を狙う自分の息子にとって、趙武は邪魔者であり大きな脅威となるからだ。程嬰と公孫杵臼は、この悲劇を打破する策を考えあぐねていた。公孫は身代わりになる赤子を探すが、我が子を売る親はいない。最初の赤子たちが殺されるのを目撃した程嬰の頭には、身を裂かれるよりも辛い唯一の選択が…。あらすじをみる 趙武を亡き者にして後顧の憂いを絶ちたい屠岸賈(とがん・こ)の指揮で、都中の赤子が殺されようとしていた。将来王位を狙う自分の息子にとって、趙武は邪魔者であり大きな脅威となるからだ。程嬰と公孫杵臼は、この悲劇を打破する策を考えあぐねていた。公孫は身代わりになる赤子を探すが、我が子を売る親はいない。最初の赤子たちが殺されるのを目撃した程嬰の頭には、身を裂かれるよりも辛い唯一の選択が…。
- 00:45:46第19話 剣士の最期あらすじをみる 程嬰と公孫杵臼は、捨て身の策を実行する。趙朔の霊位を祭った森の片隅で公孫が赤子を抱いて待っていると、兵士たちの足音が迫る。趙武の居場所を密告した程嬰を罵りながら、抵抗する公孫。だが多勢に無勢、間もなく勝負はついた。ようやく趙武を手に入れた屠岸賈は民の前に程嬰を引き出し、その行動を誉め称える。しかし、それだけでは終わらなかった。非情にも程嬰に更なる試練を課したのだった…。あらすじをみる 程嬰と公孫杵臼は、捨て身の策を実行する。趙朔の霊位を祭った森の片隅で公孫が赤子を抱いて待っていると、兵士たちの足音が迫る。趙武の居場所を密告した程嬰を罵りながら、抵抗する公孫。だが多勢に無勢、間もなく勝負はついた。ようやく趙武を手に入れた屠岸賈は民の前に程嬰を引き出し、その行動を誉め称える。しかし、それだけでは終わらなかった。非情にも程嬰に更なる試練を課したのだった…。
- 00:45:36第20話 石言の来訪あらすじをみる 楚国の石言(せき・げん)が晋にやってきた。趙一族を粛清し実質的な最高実力者となった屠岸賈に、楚王からの忠告を伝えるためだ。それは、謀反を促すものだった。楚が仕掛ける戦に勝利した後、凱旋の勢いに乗じて景(けい)公を追放せよと。一方、程嬰は、趙朔の遺児を殺して自らの子を守った不忠者と、民からそしりを受けるようになっていた。そんな程嬰の家に、帰国する石言が立ち寄り、楚への移住を勧める。あらすじをみる 楚国の石言(せき・げん)が晋にやってきた。趙一族を粛清し実質的な最高実力者となった屠岸賈に、楚王からの忠告を伝えるためだ。それは、謀反を促すものだった。楚が仕掛ける戦に勝利した後、凱旋の勢いに乗じて景(けい)公を追放せよと。一方、程嬰は、趙朔の遺児を殺して自らの子を守った不忠者と、民からそしりを受けるようになっていた。そんな程嬰の家に、帰国する石言が立ち寄り、楚への移住を勧める。
- 00:45:42第21話 趙朔の亡霊あらすじをみる 毎夜、趙朔の悪夢にうなされる景公のために、大祭師が呼ばれることに。長年面倒を見ている大祭師が弟の夢解きをすると聞いた荘姫(そうき)は、それに乗じて息子を死なせた程嬰に復讐しようと思いつく。その頃、程嬰の家に刺客が襲来する。狙いは自分の命だと腹をくくった程嬰は、石言に真実を耳打ちして、妻と趙武を必ず楚に連れて帰ってほしいと懇願。石言は驚愕しながらも、2人の安全を約束する。あらすじをみる 毎夜、趙朔の悪夢にうなされる景公のために、大祭師が呼ばれることに。長年面倒を見ている大祭師が弟の夢解きをすると聞いた荘姫(そうき)は、それに乗じて息子を死なせた程嬰に復讐しようと思いつく。その頃、程嬰の家に刺客が襲来する。狙いは自分の命だと腹をくくった程嬰は、石言に真実を耳打ちして、妻と趙武を必ず楚に連れて帰ってほしいと懇願。石言は驚愕しながらも、2人の安全を約束する。