玉昭令
第33話~第42話
各話一覧
- 00:51:04第33話あらすじをみる 江易(こう・い)のもとに、幽族に食糧を奪われたと高伯蹇(こう・はくけん)から報告が。ところが、この一大事を前に、轂ショウ(こくしょう)は慌てた様子を見せなかった。それもそのはず、これはあらかじめ用意しておいた偽の食糧を奪わせて、逆に幽族を陥れるという轂ショウの仕組んだ策なのだ。江易が真の目的を知らされたその時、食糧を奪われたことを聞きつけた端木翠(たんぼく・すい)が駆けつけ、食糧奪回の協力を申し出た。真相を教えようとした江易だが…。あらすじをみる 江易(こう・い)のもとに、幽族に食糧を奪われたと高伯蹇(こう・はくけん)から報告が。ところが、この一大事を前に、轂ショウ(こくしょう)は慌てた様子を見せなかった。それもそのはず、これはあらかじめ用意しておいた偽の食糧を奪わせて、逆に幽族を陥れるという轂ショウの仕組んだ策なのだ。江易が真の目的を知らされたその時、食糧を奪われたことを聞きつけた端木翠(たんぼく・すい)が駆けつけ、食糧奪回の協力を申し出た。真相を教えようとした江易だが…。
- 00:50:49第34話あらすじをみる 幽族の太子・尾龍(びりゅう)を殺し、安邑城を落とした端木翠(たんぼく・すい)たち。幽王の支配下で奴隷となっていた人族や、彼らを守ったせいで罰を与えられてきた幽族たちは、暴政から解放してくれた端木に感謝の意を示すのだった。その頃、尾龍の亡骸を前にした幽王は悲しみにくれていた。自分から王位を奪う気だと思い信用していなかった息子が、ただ父親に認められたいがために必死だったということに、やっと気づいた幽王は…。あらすじをみる 幽族の太子・尾龍(びりゅう)を殺し、安邑城を落とした端木翠(たんぼく・すい)たち。幽王の支配下で奴隷となっていた人族や、彼らを守ったせいで罰を与えられてきた幽族たちは、暴政から解放してくれた端木に感謝の意を示すのだった。その頃、尾龍の亡骸を前にした幽王は悲しみにくれていた。自分から王位を奪う気だと思い信用していなかった息子が、ただ父親に認められたいがために必死だったということに、やっと気づいた幽王は…。
- 00:50:39第35話あらすじをみる 江易(こう・い)が端木翠(たんぼく・すい)に神位を譲ったせいで、千年後の三界が災禍に見舞われた――江文卿(こう・ぶんけい)は、千年前の自分である江易の首筋に匕首を突きつけながら、そう責め立てる。そして、自分が江易に代わって神仙の冊封をやり直し、神位も取り戻すべきなのだと告げた。信じがたい話だと思いながらも江易は問う。「神位を得てどうする? 何が目的だ?」。すると文卿は、無言のまま江易の体に匕首を突き刺し…。あらすじをみる 江易(こう・い)が端木翠(たんぼく・すい)に神位を譲ったせいで、千年後の三界が災禍に見舞われた――江文卿(こう・ぶんけい)は、千年前の自分である江易の首筋に匕首を突きつけながら、そう責め立てる。そして、自分が江易に代わって神仙の冊封をやり直し、神位も取り戻すべきなのだと告げた。信じがたい話だと思いながらも江易は問う。「神位を得てどうする? 何が目的だ?」。すると文卿は、無言のまま江易の体に匕首を突き刺し…。
- 00:48:41第36話あらすじをみる 轂ショウ(こくしょう)との対戦に敗れた展顔(てん・がん)は昏睡状態に陥った。命に別状はないが、このところ具合が悪かったうえに体力を消耗したばかりか、出血までしたせいで目覚めないのだろうと温孤(おんこ)は言う。足をケガしている自分の代わりに戦ってくれた展顔。彼に無理をさせてしまったことを悔いてわびる端木翠(たんぼく・すい)だった。一方、人族の指揮官暗殺を目論み、兵の殺害も認めた魑女が、3日後に処刑されることが決まり…。あらすじをみる 轂ショウ(こくしょう)との対戦に敗れた展顔(てん・がん)は昏睡状態に陥った。命に別状はないが、このところ具合が悪かったうえに体力を消耗したばかりか、出血までしたせいで目覚めないのだろうと温孤(おんこ)は言う。足をケガしている自分の代わりに戦ってくれた展顔。彼に無理をさせてしまったことを悔いてわびる端木翠(たんぼく・すい)だった。一方、人族の指揮官暗殺を目論み、兵の殺害も認めた魑女が、3日後に処刑されることが決まり…。
- 00:48:58第37話あらすじをみる 龍族である温孤(おんこ)の処刑はおろか、轂ショウ(こくしょう)と婚姻を結び、今すぐ轂ショウ営と端木(たんぼく)営を統合させろという命令すらも断固として拒んだ端木翠(たんぼく・すい)。己の目的を果たすため、江易(こう・い)に成り済ましている江文卿(こう・ぶんけい)は、事が思うように進まないのも相まって端木に怒りを募らせ、統合が嫌なら兵権を返上しろと言い渡すのだった。その頃、幽王は人族との戦に備え、噬心咒(ぜいしんじゅ)を使って幽族の民を操り…。あらすじをみる 龍族である温孤(おんこ)の処刑はおろか、轂ショウ(こくしょう)と婚姻を結び、今すぐ轂ショウ営と端木(たんぼく)営を統合させろという命令すらも断固として拒んだ端木翠(たんぼく・すい)。己の目的を果たすため、江易(こう・い)に成り済ましている江文卿(こう・ぶんけい)は、事が思うように進まないのも相まって端木に怒りを募らせ、統合が嫌なら兵権を返上しろと言い渡すのだった。その頃、幽王は人族との戦に備え、噬心咒(ぜいしんじゅ)を使って幽族の民を操り…。
- 00:47:30第38話あらすじをみる 呪いの源である蚕の精を見つけた温孤(おんこ)と紅鸞(こうらん)。幽王は彼女を幽閉して噬心咒(ぜいしんじゅ)の呪薬を作らせていたようだ。蚕の精は、“解毒薬を作ることもできるが、幽王の命令には背けない”と嘆く。そこで温孤は、解放してやる代わりに解毒薬を渡すよう求めるのだった。一方、温孤が和議実現のために崇城へ行ったあと、人族の兵営では、江易(こう・い)が襲撃されるという思わぬ事件が。さらに、刺客の手には龍族の品が握られていて…。あらすじをみる 呪いの源である蚕の精を見つけた温孤(おんこ)と紅鸞(こうらん)。幽王は彼女を幽閉して噬心咒(ぜいしんじゅ)の呪薬を作らせていたようだ。蚕の精は、“解毒薬を作ることもできるが、幽王の命令には背けない”と嘆く。そこで温孤は、解放してやる代わりに解毒薬を渡すよう求めるのだった。一方、温孤が和議実現のために崇城へ行ったあと、人族の兵営では、江易(こう・い)が襲撃されるという思わぬ事件が。さらに、刺客の手には龍族の品が握られていて…。
- 00:47:50第39話あらすじをみる 温孤(おんこ)のおかげで、人族と幽族の和議の話は進んだ。そんななか、江易(こう・い)に扮した江文卿(こう・ぶんけい)は、楊鑑(よう・かん)に、ある頼み事をする。それは、和議を行う屋舎内に幽族の力を削ぐ陣を張ってほしいというもの。万が一、幽族が裏切った場合に身を守る用心のためで、その周到さをたたえる楊鑑だったが、まさか目の前の男が、義父を殺して成り済ましている偽者で、和議を潰して戦を起こそうと画策しているなど知る由もなく…。あらすじをみる 温孤(おんこ)のおかげで、人族と幽族の和議の話は進んだ。そんななか、江易(こう・い)に扮した江文卿(こう・ぶんけい)は、楊鑑(よう・かん)に、ある頼み事をする。それは、和議を行う屋舎内に幽族の力を削ぐ陣を張ってほしいというもの。万が一、幽族が裏切った場合に身を守る用心のためで、その周到さをたたえる楊鑑だったが、まさか目の前の男が、義父を殺して成り済ましている偽者で、和議を潰して戦を起こそうと画策しているなど知る由もなく…。
- 00:46:36第40話あらすじをみる 温孤(おんこ)と紅鸞(こうらん)が危機に陥ったその時、江易(こう・い)に刃を突きつけながら現れた展顔(てん・がん)は、2人に手を出すなと皆に警告した。そして突然の事態に驚愕する端木翠(たんぼく・すい)に向かって、温孤や紅鸞たち幽族に罪はないから逃がしてやってくれと懇願する。どうすべきか判断に迷う端木たちだが、義父を人質に取られている状況では誰も何もできない。やむを得ず幽族たちをその場から解放することには応じたが…。あらすじをみる 温孤(おんこ)と紅鸞(こうらん)が危機に陥ったその時、江易(こう・い)に刃を突きつけながら現れた展顔(てん・がん)は、2人に手を出すなと皆に警告した。そして突然の事態に驚愕する端木翠(たんぼく・すい)に向かって、温孤や紅鸞たち幽族に罪はないから逃がしてやってくれと懇願する。どうすべきか判断に迷う端木たちだが、義父を人質に取られている状況では誰も何もできない。やむを得ず幽族たちをその場から解放することには応じたが…。
- 00:47:56第41話あらすじをみる 和議の日に丞相の遺体を見つけたと、展顔(てん・がん)から告げられた端木翠(たんぼく・すい)は、義父の江易(こう・い)が殺されたのは本当なのだと思い知る。それと同時に、義父の偽者が死んだ兵たちを早々に埋葬したのは、殺害の証拠隠滅のためと気づいた。もし遺体を見つけることができれば、崇城の決戦を阻めるはず。そこで、展顔は遺体捜索のため墓地へ、端木は楊鑑(よう・かん)と轂ショウ(こくしょう)を説得するため、急ぎ崇城へ向かうが…。あらすじをみる 和議の日に丞相の遺体を見つけたと、展顔(てん・がん)から告げられた端木翠(たんぼく・すい)は、義父の江易(こう・い)が殺されたのは本当なのだと思い知る。それと同時に、義父の偽者が死んだ兵たちを早々に埋葬したのは、殺害の証拠隠滅のためと気づいた。もし遺体を見つけることができれば、崇城の決戦を阻めるはず。そこで、展顔は遺体捜索のため墓地へ、端木は楊鑑(よう・かん)と轂ショウ(こくしょう)を説得するため、急ぎ崇城へ向かうが…。
- 00:47:43第42話あらすじをみる “江文卿(こう・ぶんけい)は義父上にどんな恨みがあるの?”――憤る端木翠(たんぼく・すい)に、展顔(てん・がん)は意を決して告げた。文卿が自分の義父であり、千年後から来た江易(こう・い)の生まれ変わりであること、そして彼が何を目論んでいるかを。突拍子もない話ではあるが、展顔が自分をだまさないとの確信が、端木にはあった。ともかく、楊鑑(よう・かん)に事の真相を伝えて、文卿の罪業を暴くのが先決だと悟った2人は…。あらすじをみる “江文卿(こう・ぶんけい)は義父上にどんな恨みがあるの?”――憤る端木翠(たんぼく・すい)に、展顔(てん・がん)は意を決して告げた。文卿が自分の義父であり、千年後から来た江易(こう・い)の生まれ変わりであること、そして彼が何を目論んでいるかを。突拍子もない話ではあるが、展顔が自分をだまさないとの確信が、端木にはあった。ともかく、楊鑑(よう・かん)に事の真相を伝えて、文卿の罪業を暴くのが先決だと悟った2人は…。