玉昭令
第23話~第32話

各話一覧
00:51:16
第23話あらすじをみる 月老(げつろう)の計らいにより、展顔(てん・がん)と話ができた端木翠(たんぼく・すい)。生きていることを伝えられたのはよかったものの、このままでは帰墟に捕らわれている自分を助けるために、展顔が無茶をしかねない。そんな焦りから“早く解放して”と暴れる端木に手を焼いた楊鑑(よう・かん)は、再び彼女を眠らせるのだった。その頃、端木の敵を討ちたい温孤(おんこ)は九獄に向かっていた。そして、人間界と蓬莱を滅ぼすべく幽族たちを解き放ち…。あらすじをみる 月老(げつろう)の計らいにより、展顔(てん・がん)と話ができた端木翠(たんぼく・すい)。生きていることを伝えられたのはよかったものの、このままでは帰墟に捕らわれている自分を助けるために、展顔が無茶をしかねない。そんな焦りから“早く解放して”と暴れる端木に手を焼いた楊鑑(よう・かん)は、再び彼女を眠らせるのだった。その頃、端木の敵を討ちたい温孤(おんこ)は九獄に向かっていた。そして、人間界と蓬莱を滅ぼすべく幽族たちを解き放ち…。00:49:01
第24話あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)を閉じ込めていた情債箱の鎖を断ち切った展顔(てん・がん)に、楊鑑(よう・かん)は攻撃を仕掛ける。展顔のおかげで過去の記憶を取り戻した端木は、人間の身でありながら、危険を承知で蓬莱まで来てくれた彼を犠牲にしたくない一心で、「展顔のことは私が何とかする」と楊鑑に訴えるのだった。その後、展顔と共に人間界へと戻ってきた端木は、かつての自分が犯した罪の償いを果たそうと思案するが…。あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)を閉じ込めていた情債箱の鎖を断ち切った展顔(てん・がん)に、楊鑑(よう・かん)は攻撃を仕掛ける。展顔のおかげで過去の記憶を取り戻した端木は、人間の身でありながら、危険を承知で蓬莱まで来てくれた彼を犠牲にしたくない一心で、「展顔のことは私が何とかする」と楊鑑に訴えるのだった。その後、展顔と共に人間界へと戻ってきた端木は、かつての自分が犯した罪の償いを果たそうと思案するが…。00:48:35
第25話あらすじをみる 温孤(おんこ)がまいた幽毒のせいで啓封の街が混乱を極めるなか、端木(たんぼく)草廬が心配になった展顔(てん・がん)は、様子を見に行くことに。雨に打たれながらも青花(せいか)を気遣う彼の姿を、密かに見つめる端木翠(たんぼく・すい)。そんな最中、展顔が突然吐血し、倒れてしまう。展顔を愛すれば愛するほど、彼は故気に侵され命が危うくなる。だからこそ涙をのんで縁を切り、二度と彼に近づくまいと自分に言い聞かせていた端木だったが…。あらすじをみる 温孤(おんこ)がまいた幽毒のせいで啓封の街が混乱を極めるなか、端木(たんぼく)草廬が心配になった展顔(てん・がん)は、様子を見に行くことに。雨に打たれながらも青花(せいか)を気遣う彼の姿を、密かに見つめる端木翠(たんぼく・すい)。そんな最中、展顔が突然吐血し、倒れてしまう。展顔を愛すれば愛するほど、彼は故気に侵され命が危うくなる。だからこそ涙をのんで縁を切り、二度と彼に近づくまいと自分に言い聞かせていた端木だったが…。00:51:32
第26話あらすじをみる 紅鸞(こうらん)から端木翠(たんぼく・すい)の生存を知らされた温孤(おんこ)は、急いで彼女のもとに駆けつけた。「本当に生きていたんだな」と喜ぶ温孤に向かって、端木は槍を突きつける。無辜の民を毒牙にかけた彼を、許すわけにはいかないのだ。蓬莱で罰を受けるよう促すも拒む温孤。「だったら私がけじめをつける」――端木は目に涙を浮かべながら、温孤へと裁きの雷を落とした。苦しむ温孤の体を、再び電撃が貫こうとした、その時…。あらすじをみる 紅鸞(こうらん)から端木翠(たんぼく・すい)の生存を知らされた温孤(おんこ)は、急いで彼女のもとに駆けつけた。「本当に生きていたんだな」と喜ぶ温孤に向かって、端木は槍を突きつける。無辜の民を毒牙にかけた彼を、許すわけにはいかないのだ。蓬莱で罰を受けるよう促すも拒む温孤。「だったら私がけじめをつける」――端木は目に涙を浮かべながら、温孤へと裁きの雷を落とした。苦しむ温孤の体を、再び電撃が貫こうとした、その時…。00:49:37
第27話あらすじをみる 「なぜ、こうなったのか…」――自分を殺そうとする端木翠(たんぼく・すい)に向かって震える声でつぶやく温孤(おんこ)。だが、時すでに遅し。過ちを重ねすぎた彼に、やり直す道は残されていなかった。その時、天上から、龍さえも葬ることができる五蛮雷が。温孤を討つために楊鑑(よう・かん)が放ったのだ。温孤の想いに応えられない代わりに、すべてを自分の手で終わらせたい端木は、命を失う覚悟で彼をかばう。その姿を見た温孤は…。あらすじをみる 「なぜ、こうなったのか…」――自分を殺そうとする端木翠(たんぼく・すい)に向かって震える声でつぶやく温孤(おんこ)。だが、時すでに遅し。過ちを重ねすぎた彼に、やり直す道は残されていなかった。その時、天上から、龍さえも葬ることができる五蛮雷が。温孤を討つために楊鑑(よう・かん)が放ったのだ。温孤の想いに応えられない代わりに、すべてを自分の手で終わらせたい端木は、命を失う覚悟で彼をかばう。その姿を見た温孤は…。00:52:43
第28話あらすじをみる 轂ショウ(こくしょう)将軍の勝利を祝う宴の最中、端木(たんぼく)営の将軍・端木翠(たんぼく・すい)は、騒動を起こし中座してしまう。女であるというだけで、見下したような態度を取る高伯蹇(こう・はくけん)に、腹を立てたのだ。そんな端木に対し、子供じみた真似をやめるよう忠告する轂ショウ。だが、先の戦で、伯蹇の無能さから、端木営に属していた多くの男子が無残に死んでいった恨みを忘れるわけにはいかない。彼女は、頑なな態度を取り続け…。あらすじをみる 轂ショウ(こくしょう)将軍の勝利を祝う宴の最中、端木(たんぼく)営の将軍・端木翠(たんぼく・すい)は、騒動を起こし中座してしまう。女であるというだけで、見下したような態度を取る高伯蹇(こう・はくけん)に、腹を立てたのだ。そんな端木に対し、子供じみた真似をやめるよう忠告する轂ショウ。だが、先の戦で、伯蹇の無能さから、端木営に属していた多くの男子が無残に死んでいった恨みを忘れるわけにはいかない。彼女は、頑なな態度を取り続け…。00:52:10
第29話あらすじをみる 夢にうなされている端木翠(たんぼく・すい)を助けようと、術を施す温孤(おんこ)。それを目にした阿弥(あび)は、温孤が端木に危害を加えていると誤解して攻撃する。さらに、彼の首筋に幽族の証しを見た彼女は、ますます敵意を露わにするのだった。その頃、幽族の捕虜となった虞都(ぐ・と)を救った展顔(てん・がん)は、目的を果たしてこの沈淵から出るためにも、どうにか端木との接触を図るべく「端木営に入りたい」と虞都に頼んでみるが…。あらすじをみる 夢にうなされている端木翠(たんぼく・すい)を助けようと、術を施す温孤(おんこ)。それを目にした阿弥(あび)は、温孤が端木に危害を加えていると誤解して攻撃する。さらに、彼の首筋に幽族の証しを見た彼女は、ますます敵意を露わにするのだった。その頃、幽族の捕虜となった虞都(ぐ・と)を救った展顔(てん・がん)は、目的を果たしてこの沈淵から出るためにも、どうにか端木との接触を図るべく「端木営に入りたい」と虞都に頼んでみるが…。00:52:31
第30話あらすじをみる 幽族と通じていた裏切り者は、僕射長の成乞(せい・きつ)だった。それを知った虞都(ぐ・と)は彼を責め立て、すぐさま端木翠(たんぼく・すい)に報告しようとしたが、逆上した成乞に惨たらしく殺されてしまう。そして、偶然にも虞都の死の間際に居合わせた展顔(てん・がん)は、成乞の策略によって犯人に仕立てられ捕らわれの身に。一方、端木営で唯一生き残った男子である虞都の思いもよらぬ死に、端木は深い悲しみと激しい怒りに震え…。あらすじをみる 幽族と通じていた裏切り者は、僕射長の成乞(せい・きつ)だった。それを知った虞都(ぐ・と)は彼を責め立て、すぐさま端木翠(たんぼく・すい)に報告しようとしたが、逆上した成乞に惨たらしく殺されてしまう。そして、偶然にも虞都の死の間際に居合わせた展顔(てん・がん)は、成乞の策略によって犯人に仕立てられ捕らわれの身に。一方、端木営で唯一生き残った男子である虞都の思いもよらぬ死に、端木は深い悲しみと激しい怒りに震え…。00:52:15
第31話あらすじをみる 展顔(てん・がん)と端木翠(たんぼく・すい)が沈淵にいる頃、現実の世界では啓封で問題が発生していた。このところ良好な関係を築いていたはずの人間と幽族の間で殺しが起きたのだ。ここ最近、突然自害する者が増えているという報告も受けていた啓封府尹の上官策(じょうかん・さく)は、不可解な現状に戸惑いながらも、殺人を犯した幽族を捕縛するため張瓏(ちょう・ろう)と趙武(ちょう・ぶ)を引き連れて現場へ駆けつける。だが、そこで…。あらすじをみる 展顔(てん・がん)と端木翠(たんぼく・すい)が沈淵にいる頃、現実の世界では啓封で問題が発生していた。このところ良好な関係を築いていたはずの人間と幽族の間で殺しが起きたのだ。ここ最近、突然自害する者が増えているという報告も受けていた啓封府尹の上官策(じょうかん・さく)は、不可解な現状に戸惑いながらも、殺人を犯した幽族を捕縛するため張瓏(ちょう・ろう)と趙武(ちょう・ぶ)を引き連れて現場へ駆けつける。だが、そこで…。00:52:12
第32話あらすじをみる 幽族の太子は、江易(こう・い)の暗殺を目論んで刺客を放つも、あえなく失敗に終わってしまう。激怒する太子に魑女は尋ねた。「温孤(おんこ)という人族の兵士はご存じで?」。一介の兵士のことなど露ほども興味がない太子だったが、幽族の毒に侵された端木翠(たんぼく・すい)を救ったと聞かされ、驚きを露わにする。それができるのは幽族である証拠だからだ。さらに、温孤には人族の血も流れているという。次の瞬間、太子の脳裏に浮かんだのは…。あらすじをみる 幽族の太子は、江易(こう・い)の暗殺を目論んで刺客を放つも、あえなく失敗に終わってしまう。激怒する太子に魑女は尋ねた。「温孤(おんこ)という人族の兵士はご存じで?」。一介の兵士のことなど露ほども興味がない太子だったが、幽族の毒に侵された端木翠(たんぼく・すい)を救ったと聞かされ、驚きを露わにする。それができるのは幽族である証拠だからだ。さらに、温孤には人族の血も流れているという。次の瞬間、太子の脳裏に浮かんだのは…。