玉昭令
第13話~第22話
各話一覧
- 00:47:56第13話あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)は苦労して集めた貴重なお宝の数々を展顔(てん・がん)に贈った。 ただ彼を喜ばせたい一心だったが、私蔵が禁じられている玉璽や皇帝の遺失物である硯まであったことから、何の嫌がらせなのかと啓封府は大騒ぎに。その後、すべての品は朝廷へ献上され事なきを得たが、自分の厚意が台無しにされたと感じた端木は激怒するのだった。一方、彼女が展顔に心を奪われている状況を案じる温孤(おんこ)は…。あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)は苦労して集めた貴重なお宝の数々を展顔(てん・がん)に贈った。 ただ彼を喜ばせたい一心だったが、私蔵が禁じられている玉璽や皇帝の遺失物である硯まであったことから、何の嫌がらせなのかと啓封府は大騒ぎに。その後、すべての品は朝廷へ献上され事なきを得たが、自分の厚意が台無しにされたと感じた端木は激怒するのだった。一方、彼女が展顔に心を奪われている状況を案じる温孤(おんこ)は…。
- 00:50:35第14話あらすじをみる 恋仲となった展顔(てん・がん)と端木翠(たんぼく・すい)は、暇を見つけては啓封の街巡りを楽しんだり、寄り添いながら語り合ったりと幸せな日々を過ごしていた。そんな仲睦まじい2人を憎々しげに見つめる温孤(おんこ)。彼にとって唯一無二の存在である端木を奪ったあげく、人間が神仙と想い合っても悲恋で終わるゆえ、縁を切るよう忠告しても聞き入れない展顔を敵とみなした温孤は、啓封を水没させようと龍族の力を使って嵐を起こし…。あらすじをみる 恋仲となった展顔(てん・がん)と端木翠(たんぼく・すい)は、暇を見つけては啓封の街巡りを楽しんだり、寄り添いながら語り合ったりと幸せな日々を過ごしていた。そんな仲睦まじい2人を憎々しげに見つめる温孤(おんこ)。彼にとって唯一無二の存在である端木を奪ったあげく、人間が神仙と想い合っても悲恋で終わるゆえ、縁を切るよう忠告しても聞き入れない展顔を敵とみなした温孤は、啓封を水没させようと龍族の力を使って嵐を起こし…。
- 00:50:06第15話あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)の過去と、記憶を封じている情債箱について聞かされた展顔(てん・がん)は、自分のせいで愛する端木を傷つけるかもしれないという事実に打ちひしがれる。そして、彼女を守るべく、ひそかに距離を置くようになっていた。そんなこととは露知らず、端木は一生懸命作った料理を食べてもらおうと展顔のもとへ。しかし、彼女は偶然にも、ここ最近会えなかった理由は展顔が自分を避けていたからだと知ってしまい…。あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)の過去と、記憶を封じている情債箱について聞かされた展顔(てん・がん)は、自分のせいで愛する端木を傷つけるかもしれないという事実に打ちひしがれる。そして、彼女を守るべく、ひそかに距離を置くようになっていた。そんなこととは露知らず、端木は一生懸命作った料理を食べてもらおうと展顔のもとへ。しかし、彼女は偶然にも、ここ最近会えなかった理由は展顔が自分を避けていたからだと知ってしまい…。
- 00:50:06第16話あらすじをみる 温孤(おんこ)医館には、猫に襲われ傷を負った人々が大勢訪れていた。診療にあたっていた温孤だったが、とある術により突然邪毒に侵されて、体に幽族の原形が現れてしまう。とっさに隠したものの苦しみ始めた温孤。異変に気づいた紅鸞(こうらん)が診療を中断させ、彼をその場から下がらせようとしたが、温孤を陥れるために患者として紛れ込んでいた少年の策略により、幽族であることが周囲に露見したばかりか、殺人の濡れ衣まで着せられ…。あらすじをみる 温孤(おんこ)医館には、猫に襲われ傷を負った人々が大勢訪れていた。診療にあたっていた温孤だったが、とある術により突然邪毒に侵されて、体に幽族の原形が現れてしまう。とっさに隠したものの苦しみ始めた温孤。異変に気づいた紅鸞(こうらん)が診療を中断させ、彼をその場から下がらせようとしたが、温孤を陥れるために患者として紛れ込んでいた少年の策略により、幽族であることが周囲に露見したばかりか、殺人の濡れ衣まで着せられ…。
- 00:43:51第17話あらすじをみる 「何を企んでいる」――紅鸞(こうらん)が幽族の使者であることを確信した温孤(おんこ)は、激高しながら彼女に詰め寄った。傷つける気などなかったという紅鸞の必死の訴えにも聞く耳を持たない温孤。これまで何度も端木翠(たんぼく・すい)を危険な目に遭わせたことは、到底許せるはずがないのだ。それでも邪毒に侵され苦しむ温孤を一刻も早く救いたい紅鸞は、九獄に戻って解毒薬を手に入れたあとで罰してほしいと言い残し…。あらすじをみる 「何を企んでいる」――紅鸞(こうらん)が幽族の使者であることを確信した温孤(おんこ)は、激高しながら彼女に詰め寄った。傷つける気などなかったという紅鸞の必死の訴えにも聞く耳を持たない温孤。これまで何度も端木翠(たんぼく・すい)を危険な目に遭わせたことは、到底許せるはずがないのだ。それでも邪毒に侵され苦しむ温孤を一刻も早く救いたい紅鸞は、九獄に戻って解毒薬を手に入れたあとで罰してほしいと言い残し…。
- 00:49:44第18話あらすじをみる 温孤(おんこ)を救うための解毒薬を持ち去ろうとしたところを幽族の長老に見つかった紅鸞(こうらん)と、彼女を追って九獄に来た端木翠(たんぼく・すい)は、そろって捕らわれの身となってしまう。解毒薬の在り処は長老の部屋だ。動けない2人に代わり、正体を隠し影族として紛れ込んでいた展顔(てん・がん)が、隙を見て解毒薬を取りに行くことに。誰にも見つからずに部屋へ侵入することには成功したが、そこには思わぬ罠が…。あらすじをみる 温孤(おんこ)を救うための解毒薬を持ち去ろうとしたところを幽族の長老に見つかった紅鸞(こうらん)と、彼女を追って九獄に来た端木翠(たんぼく・すい)は、そろって捕らわれの身となってしまう。解毒薬の在り処は長老の部屋だ。動けない2人に代わり、正体を隠し影族として紛れ込んでいた展顔(てん・がん)が、隙を見て解毒薬を取りに行くことに。誰にも見つからずに部屋へ侵入することには成功したが、そこには思わぬ罠が…。
- 00:52:08第19話あらすじをみる 幽族の急襲から、身を挺して江文卿(こう・ぶんけい)を守った江墨(こう・ぼく)。瀕死の状態に陥った彼は、父と慕う江易(こう・い)の生まれ変わりである文卿に、己の記憶をすべて移す。それが今、彼が“父上”にしてやれる唯一のことなのだ。江易として生きた日々、神位を譲渡した時の様子、江墨との出会い、命を終えた時のこと――文卿が前世を思い出したのを見届けた江墨は満足そうな笑みを浮かべて、そのまま息を引き取り…。あらすじをみる 幽族の急襲から、身を挺して江文卿(こう・ぶんけい)を守った江墨(こう・ぼく)。瀕死の状態に陥った彼は、父と慕う江易(こう・い)の生まれ変わりである文卿に、己の記憶をすべて移す。それが今、彼が“父上”にしてやれる唯一のことなのだ。江易として生きた日々、神位を譲渡した時の様子、江墨との出会い、命を終えた時のこと――文卿が前世を思い出したのを見届けた江墨は満足そうな笑みを浮かべて、そのまま息を引き取り…。
- 00:48:24第20話あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)は蓬莱図の最後の断片を手に入れるため、旅立っていった。そこへ少し遅れて展顔(てん・がん)が駆けつける。縁を切ったゆえ我関せずを決め込んでいた展顔だったが、二度と会えなくなると思うと居てもたってもいられなくなったのだ。端木への想いを断ち切れず、彼女が去った跡を見つめ肩を落とす息子に、江文卿(こう・ぶんけい)は救いの手を差し伸べるのだった。一方、目的地のブン水県に到着した端木は…。あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)は蓬莱図の最後の断片を手に入れるため、旅立っていった。そこへ少し遅れて展顔(てん・がん)が駆けつける。縁を切ったゆえ我関せずを決め込んでいた展顔だったが、二度と会えなくなると思うと居てもたってもいられなくなったのだ。端木への想いを断ち切れず、彼女が去った跡を見つめ肩を落とす息子に、江文卿(こう・ぶんけい)は救いの手を差し伸べるのだった。一方、目的地のブン水県に到着した端木は…。
- 00:48:51第21話あらすじをみる 幽族の長老・越龍門(えつりゅうもん)は、幽王の残した宝である宝塔瑠璃灯の中に端木翠(たんぼく・すい)を閉じ込めた。彼女の命を助けてやる代わりに、蓬莱図を差し出させる魂胆だったが、思惑は外れてしまう。万が一のことを考えた端木が、蓬莱図の入った乾坤袋を展顔(てん・がん)に託していたのだ。越龍門の企みは失敗に終わったものの、これで危機が去ったわけではない。乾坤袋がない端木は、瑠璃塔の猛火から身を守る術がなく…。あらすじをみる 幽族の長老・越龍門(えつりゅうもん)は、幽王の残した宝である宝塔瑠璃灯の中に端木翠(たんぼく・すい)を閉じ込めた。彼女の命を助けてやる代わりに、蓬莱図を差し出させる魂胆だったが、思惑は外れてしまう。万が一のことを考えた端木が、蓬莱図の入った乾坤袋を展顔(てん・がん)に託していたのだ。越龍門の企みは失敗に終わったものの、これで危機が去ったわけではない。乾坤袋がない端木は、瑠璃塔の猛火から身を守る術がなく…。
- 00:49:42第22話あらすじをみる 温孤(おんこ)を死罪に処すために楊鑑(よう・かん)が放った誅神剣は、温孤を守ろうと前に立ちはだかった端木翠(たんぼく・すい)の体に刺さった。神仙や妖怪を討つ誅神剣で殺された者は魂が砕け散るという。血を吐き、その場に倒れ込んだ端木は、“私が命で償うから温孤を許しあげて”と息も絶え絶えに義兄の楊鑑に訴えると、程なくして展顔(てん・がん)に抱かれたまま事切れるのだった。端木を殺された悲しみと怒りをたぎらせた温孤は…。あらすじをみる 温孤(おんこ)を死罪に処すために楊鑑(よう・かん)が放った誅神剣は、温孤を守ろうと前に立ちはだかった端木翠(たんぼく・すい)の体に刺さった。神仙や妖怪を討つ誅神剣で殺された者は魂が砕け散るという。血を吐き、その場に倒れ込んだ端木は、“私が命で償うから温孤を許しあげて”と息も絶え絶えに義兄の楊鑑に訴えると、程なくして展顔(てん・がん)に抱かれたまま事切れるのだった。端木を殺された悲しみと怒りをたぎらせた温孤は…。