玉昭令
第2話~第12話
各話一覧
- 00:47:16第2話あらすじをみる 細花流の門主・端木翠(たんぼく・すい)は、展顔(てん・がん)に連れられ啓封府にやってきた。劉家村の殺しと失踪事件の現場に落ちていた高価な耳飾りの持ち主が彼女だったことから、犯人だと疑われているのだ。劉家村に行ったのは幽族を捕まえるためで、こたび娘2人をさらったのも幽族なのだと訴える端木。しかし、ひとまず事件に無関係だと分かるまで拘束してはどうかという展顔の意見が認められ、彼女は啓封府に留まることに…。あらすじをみる 細花流の門主・端木翠(たんぼく・すい)は、展顔(てん・がん)に連れられ啓封府にやってきた。劉家村の殺しと失踪事件の現場に落ちていた高価な耳飾りの持ち主が彼女だったことから、犯人だと疑われているのだ。劉家村に行ったのは幽族を捕まえるためで、こたび娘2人をさらったのも幽族なのだと訴える端木。しかし、ひとまず事件に無関係だと分かるまで拘束してはどうかという展顔の意見が認められ、彼女は啓封府に留まることに…。
- 00:49:30第3話あらすじをみる 展顔(てん・がん)の義母・江(こう)夫人の様子は明らかにおかしかった。態度や口調がまるで別人なのである。江夫人も、失踪後に昏睡状態で発見された者たちと同じく、天香楼で頬紅を購入していた。事件と関係しているのは確実だろう。さらに、被害者の1人の体から腐敗臭がするという奇怪な現象から察するに、幽族の仕業と見て間違いない。展顔は、気が進まないながらも端木翠(たんぼく・すい)の協力を得るため、端木草廬を訪れるが…。あらすじをみる 展顔(てん・がん)の義母・江(こう)夫人の様子は明らかにおかしかった。態度や口調がまるで別人なのである。江夫人も、失踪後に昏睡状態で発見された者たちと同じく、天香楼で頬紅を購入していた。事件と関係しているのは確実だろう。さらに、被害者の1人の体から腐敗臭がするという奇怪な現象から察するに、幽族の仕業と見て間違いない。展顔は、気が進まないながらも端木翠(たんぼく・すい)の協力を得るため、端木草廬を訪れるが…。
- 00:46:04第4話あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)と展顔(てん・がん)の元神が迷夢に入ったあと、現実世界では温孤(おんこ)が展顔の肉体を守っていた。だが突然、その体に血が滲み始める。温孤が急いで処置して心拍は安定したものの、迷夢の中で負った傷は肉体にも現れると知った上官策(じょうかん・さく)は、展顔の命が危ういのではと不安に苛まれるのだった。その頃、迷夢では、展顔が子供に刺されて重傷を負っていた。端木が急いで治療を施そうとするも…。あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)と展顔(てん・がん)の元神が迷夢に入ったあと、現実世界では温孤(おんこ)が展顔の肉体を守っていた。だが突然、その体に血が滲み始める。温孤が急いで処置して心拍は安定したものの、迷夢の中で負った傷は肉体にも現れると知った上官策(じょうかん・さく)は、展顔の命が危ういのではと不安に苛まれるのだった。その頃、迷夢では、展顔が子供に刺されて重傷を負っていた。端木が急いで治療を施そうとするも…。
- 00:47:44第5話あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)が鏡の精から託された簪(かんざし)は、蓬莱図の断片へと姿を変えた。かつて神仙の冊封が行われたあとに消えた蓬莱図が、なぜ人間界にあるのか。そして、幽族は何のために蓬莱図を狙っているのか――端木たちには、皆目見当もつかなかった。一方、鏡の精が死んだことにより、迷夢に捕らわれていた元神が戻った者たちは次々と目を覚ましていった。だが、展顔(てん・がん)はいまだ迷夢から戻ってこないばかりか…。あらすじをみる 端木翠(たんぼく・すい)が鏡の精から託された簪(かんざし)は、蓬莱図の断片へと姿を変えた。かつて神仙の冊封が行われたあとに消えた蓬莱図が、なぜ人間界にあるのか。そして、幽族は何のために蓬莱図を狙っているのか――端木たちには、皆目見当もつかなかった。一方、鏡の精が死んだことにより、迷夢に捕らわれていた元神が戻った者たちは次々と目を覚ましていった。だが、展顔(てん・がん)はいまだ迷夢から戻ってこないばかりか…。
- 00:47:14第6話あらすじをみる 蚊の毒に侵され、全身が水疱に覆われた患者たちは、一様に物売りから果物の砂糖漬けをもらっていたことが判明した。さっそく展顔(てん・がん)と端木翠(たんぼく・すい)が捜査を開始したところ、目の前に砂糖漬けを売り歩く男が。一見普通の人間のように見えるが、男に残る幽族の気息を端木は感じ取った。ところが、一瞬目を離した隙に逃げられてしまう。そこで端木は、妊婦のふりをして辺りを歩き、幽族をおびき出す作戦を思いつくが…。あらすじをみる 蚊の毒に侵され、全身が水疱に覆われた患者たちは、一様に物売りから果物の砂糖漬けをもらっていたことが判明した。さっそく展顔(てん・がん)と端木翠(たんぼく・すい)が捜査を開始したところ、目の前に砂糖漬けを売り歩く男が。一見普通の人間のように見えるが、男に残る幽族の気息を端木は感じ取った。ところが、一瞬目を離した隙に逃げられてしまう。そこで端木は、妊婦のふりをして辺りを歩き、幽族をおびき出す作戦を思いつくが…。
- 00:48:28第7話あらすじをみる 蚊男を追いかけようとした温孤(おんこ)の前に、隔仙陣が立ちはだかる。消えた入り口を見つけることができず、途方に暮れる温孤。隔仙陣は刻々と変化し、入り口は布陣者のいる方角によって変わる。つまりは自分が蚊男に代わり布陣者にならなければ、隔仙陣に入ることはできないのだ。幸いにも温孤の手には、蚊男の血の付いた喙(くちばし)がある。彼は端木翠(たんぼく・すい)を助けるため、壮絶な痛みに耐えながら己の血肉を切り取り…。あらすじをみる 蚊男を追いかけようとした温孤(おんこ)の前に、隔仙陣が立ちはだかる。消えた入り口を見つけることができず、途方に暮れる温孤。隔仙陣は刻々と変化し、入り口は布陣者のいる方角によって変わる。つまりは自分が蚊男に代わり布陣者にならなければ、隔仙陣に入ることはできないのだ。幸いにも温孤の手には、蚊男の血の付いた喙(くちばし)がある。彼は端木翠(たんぼく・すい)を助けるため、壮絶な痛みに耐えながら己の血肉を切り取り…。
- 00:48:32第8話あらすじをみる 3種族の血を継ぎ、異常な速度で成長した蚊の子供たちを、端木翠(たんぼく・すい)と展顔(てん・がん)は容赦なく捕らえた。母親の蚊女は、“まだ分別のない子供だから許してほしい”と必死で訴えるが、人間の血の味を覚え、いずれ怪物となる彼らを見逃すわけにはいかない。「今ここで禍根を絶たないと」――とどめを刺すために三昧真火を放つ端木。すると、蚊女は身を投げ出して子供たちに覆いかぶさった。親子の体は火に包まれ…。あらすじをみる 3種族の血を継ぎ、異常な速度で成長した蚊の子供たちを、端木翠(たんぼく・すい)と展顔(てん・がん)は容赦なく捕らえた。母親の蚊女は、“まだ分別のない子供だから許してほしい”と必死で訴えるが、人間の血の味を覚え、いずれ怪物となる彼らを見逃すわけにはいかない。「今ここで禍根を絶たないと」――とどめを刺すために三昧真火を放つ端木。すると、蚊女は身を投げ出して子供たちに覆いかぶさった。親子の体は火に包まれ…。
- 00:49:05第9話あらすじをみる 小天 (しょうてん)は、楊鑑(よう・かん)の命に従って端木翠(たんぼく・すい)を密かに監視していた。ところが、あっけなく見つかったばかりか、人間の衣を無断で拝借したことをバラされ、危うく投獄されそうになる。蓬莱の誇る神獣である自分に屈辱を味わわせた展顔(てん・がん)たちに目に物見せてやろうと、姻縁糸を使っていたずらを仕掛ける小天。だが、これもすぐに見つかって怒られたあげく、蓬莱に帰るよう端木から言われてしまい…。あらすじをみる 小天 (しょうてん)は、楊鑑(よう・かん)の命に従って端木翠(たんぼく・すい)を密かに監視していた。ところが、あっけなく見つかったばかりか、人間の衣を無断で拝借したことをバラされ、危うく投獄されそうになる。蓬莱の誇る神獣である自分に屈辱を味わわせた展顔(てん・がん)たちに目に物見せてやろうと、姻縁糸を使っていたずらを仕掛ける小天。だが、これもすぐに見つかって怒られたあげく、蓬莱に帰るよう端木から言われてしまい…。
- 00:49:33第10話あらすじをみる 忙しいから会う暇はないと言いつつも、展顔(てん・がん)が気になる端木翠(たんぼく・すい)。彼女は展顔のいる甘味処へやってくると、姿を消して彼のそばへ。最初こそ気づかなかったものの、机の上にある人形が不自然に動くのを見て、展顔は端木がいるのを察知するのだった。横に彼女の気配を感じながらも、素知らぬ顔で巡回をする展顔は、途中で縁談相手の李瓊香(り・けいこう)に出くわす。瓊香が展顔に近づくのが面白くない端木は…。あらすじをみる 忙しいから会う暇はないと言いつつも、展顔(てん・がん)が気になる端木翠(たんぼく・すい)。彼女は展顔のいる甘味処へやってくると、姿を消して彼のそばへ。最初こそ気づかなかったものの、机の上にある人形が不自然に動くのを見て、展顔は端木がいるのを察知するのだった。横に彼女の気配を感じながらも、素知らぬ顔で巡回をする展顔は、途中で縁談相手の李瓊香(り・けいこう)に出くわす。瓊香が展顔に近づくのが面白くない端木は…。
- 00:49:44第11話あらすじをみる 展顔(てん・がん)と端木翠(たんぼく・すい)は、李松柏(り・しょうはく)を絞殺した犯人と思われる桂花蛋の店の女主人・鄭巧児(てい・こうじ)の取り調べに向かった。1人残された温孤(おんこ)は、松柏の死体に付着していた髪の毛から幽族のにおいを感じ取る。その時、外を怪しい人影が横切った。「何者?」――急いであとを追い、逃げようとした黒衣の女の前に立ちはだかる温孤。すると女は、左胸のあたりを押えて苦しみ始め…。あらすじをみる 展顔(てん・がん)と端木翠(たんぼく・すい)は、李松柏(り・しょうはく)を絞殺した犯人と思われる桂花蛋の店の女主人・鄭巧児(てい・こうじ)の取り調べに向かった。1人残された温孤(おんこ)は、松柏の死体に付着していた髪の毛から幽族のにおいを感じ取る。その時、外を怪しい人影が横切った。「何者?」――急いであとを追い、逃げようとした黒衣の女の前に立ちはだかる温孤。すると女は、左胸のあたりを押えて苦しみ始め…。
- 00:50:06第12話あらすじをみる 月老(げつろう)が結んだ展顔(てん・がん)と李瓊香 (り・けいこう)の姻縁糸が、いまだ残っていることに端木翠(たんぼく・すい)は憤っていた。瓊香はもう婚姻を望んでいないようだが、糸が消えないのは2人の姻縁が本物だからかもしれない。そうだとしても、瓊香の父親が死に、喪が明けるまで展顔が3年も待たされることは気に食わなかった。端木は月老に物申すべく月老廟を訪れるが、対峙したくない月老は彼女の呼びかけを無視し…。あらすじをみる 月老(げつろう)が結んだ展顔(てん・がん)と李瓊香 (り・けいこう)の姻縁糸が、いまだ残っていることに端木翠(たんぼく・すい)は憤っていた。瓊香はもう婚姻を望んでいないようだが、糸が消えないのは2人の姻縁が本物だからかもしれない。そうだとしても、瓊香の父親が死に、喪が明けるまで展顔が3年も待たされることは気に食わなかった。端木は月老に物申すべく月老廟を訪れるが、対峙したくない月老は彼女の呼びかけを無視し…。