ながされて藍蘭島
第17話~第21話
各話一覧
- 00:23:35第17話 とりかえて、魔法あらすじをみる ある夜、島中に降り注いだ不思議な光。それにより、なんと人間は動物に、動物は人間の姿になってしまった。 行人には犬耳と尻尾がついており、すずは猫のよう。だが、周りの変わりようはそれ以上だった。 人間の少女くまくまが、熊のゆきのをさも当然のように背負い、遠野さんは人間になったにもかかわらず、服を着ないまま自分は河童だと言い張る。 彼女たちのように、島中の人間や動物のほとんどが、自分の姿の変化に気付いていなかったのだ。 そんな状況に行人とすずは戸惑うばかりだったが、やがて騒動の原因が判明する。 ちかげが、自宅で見つけた魔導書の力で魔導士となり、興味本位で魔法をかけて今回の状況をつくりだしたという。 しかも彼女は、おもしろがって元に戻す気がない。そこで、行人とすずは魔法を解く術を見つけようと、自分たちと同じように中途半端な状態でウサギへと変わっていたあやねとともに、ちかげの部屋で手がかりを探し始めた。あらすじをみる ある夜、島中に降り注いだ不思議な光。それにより、なんと人間は動物に、動物は人間の姿になってしまった。 行人には犬耳と尻尾がついており、すずは猫のよう。だが、周りの変わりようはそれ以上だった。 人間の少女くまくまが、熊のゆきのをさも当然のように背負い、遠野さんは人間になったにもかかわらず、服を着ないまま自分は河童だと言い張る。 彼女たちのように、島中の人間や動物のほとんどが、自分の姿の変化に気付いていなかったのだ。 そんな状況に行人とすずは戸惑うばかりだったが、やがて騒動の原因が判明する。 ちかげが、自宅で見つけた魔導書の力で魔導士となり、興味本位で魔法をかけて今回の状況をつくりだしたという。 しかも彼女は、おもしろがって元に戻す気がない。そこで、行人とすずは魔法を解く術を見つけようと、自分たちと同じように中途半端な状態でウサギへと変わっていたあやねとともに、ちかげの部屋で手がかりを探し始めた。
- 00:23:35第18話 手合わせして、忍者あらすじをみる 森の中で倒れている少女を発見した行人とすず。その少女、しのぶはみことの姉で、千影流忍者三姉妹の次女にあたる。 そんな彼女が言うには、ある日、剣の修行に出かけたものの、あまりの方向音痴のため家に戻れなくなり、空腹で動けなくなっていたという。 それを聞いた行人とすずは、自分たちの家でしのぶに食事をもてなした。そのおかげで元気を取り戻した彼女は、突然、行人に対し剣の勝負を願い出る。 しのぶは、しまとらのもとで修行を積んでいた折に、行人の存在と、彼の剣の強さを聞かされていたのだ。だが行人は、女性に対して剣を向けない主義。 しのぶの願いもあっさりと断るのだが、彼女は決して引き下がらなかった。常に行人につきまとっては勝負を申し込み、挙げ句の果てには彼の風呂や布団にも侵入する。 そんな状況に、さすがのすずも怒り心頭。これ以上、しのぶが行人のそばにいられたらたまらないと、彼女の勝負を受けるよう行人に言いつけるのだった。あらすじをみる 森の中で倒れている少女を発見した行人とすず。その少女、しのぶはみことの姉で、千影流忍者三姉妹の次女にあたる。 そんな彼女が言うには、ある日、剣の修行に出かけたものの、あまりの方向音痴のため家に戻れなくなり、空腹で動けなくなっていたという。 それを聞いた行人とすずは、自分たちの家でしのぶに食事をもてなした。そのおかげで元気を取り戻した彼女は、突然、行人に対し剣の勝負を願い出る。 しのぶは、しまとらのもとで修行を積んでいた折に、行人の存在と、彼の剣の強さを聞かされていたのだ。だが行人は、女性に対して剣を向けない主義。 しのぶの願いもあっさりと断るのだが、彼女は決して引き下がらなかった。常に行人につきまとっては勝負を申し込み、挙げ句の果てには彼の風呂や布団にも侵入する。 そんな状況に、さすがのすずも怒り心頭。これ以上、しのぶが行人のそばにいられたらたまらないと、彼女の勝負を受けるよう行人に言いつけるのだった。
- 00:23:35第19話 謎めいて、探偵(前編)あらすじをみる すずや梅梅たちの家に、山奥の温泉宿・月見亭から招待状が届いた。早速、行人とともに月見亭へ向かう彼女たちを待っていたのは、女将のさくや。 その体はからくりで、頭や腕が外れる光景に、初対面の行人や梅梅は驚くばかり。だが、物腰が柔らく、おもてなしが大好きな彼女は人間の女将と変わりがない。 そんなさくやに、招待してくれたことへのお礼を言う行人だったが、なんと彼女は招待状を送っていないという。 しかも、逆にすずたちから、今日の日付で遊びに行くと記された手紙を受け取ったというのだ。そのことで2人が不思議がっていると、ちかげが姿を見せた。 そして彼女は、招待状や手紙を送ったのは、彼女が愛読しているミステリー小説に登場する怪人、紅夜叉のしわざだと告げる。 見れば、招待状や手紙にはどれも「紅」の印がついている。ちかげが言うには、紅夜叉は空想上の人物ではなく実在するという噂があり、小説内の恐ろしい事件も、紅夜叉が実際に起こしたものらしいのだ。 そして今回も、新たな事件を起こそうとしているのだという。あらすじをみる すずや梅梅たちの家に、山奥の温泉宿・月見亭から招待状が届いた。早速、行人とともに月見亭へ向かう彼女たちを待っていたのは、女将のさくや。 その体はからくりで、頭や腕が外れる光景に、初対面の行人や梅梅は驚くばかり。だが、物腰が柔らく、おもてなしが大好きな彼女は人間の女将と変わりがない。 そんなさくやに、招待してくれたことへのお礼を言う行人だったが、なんと彼女は招待状を送っていないという。 しかも、逆にすずたちから、今日の日付で遊びに行くと記された手紙を受け取ったというのだ。そのことで2人が不思議がっていると、ちかげが姿を見せた。 そして彼女は、招待状や手紙を送ったのは、彼女が愛読しているミステリー小説に登場する怪人、紅夜叉のしわざだと告げる。 見れば、招待状や手紙にはどれも「紅」の印がついている。ちかげが言うには、紅夜叉は空想上の人物ではなく実在するという噂があり、小説内の恐ろしい事件も、紅夜叉が実際に起こしたものらしいのだ。 そして今回も、新たな事件を起こそうとしているのだという。
- 00:23:35第20話 謎めいて、探偵(後編)あらすじをみる 噂の怪人・紅夜叉が、ついに行人の前に姿を見せた。 あやねに、一週間もかゆみが続くというとろろ汁を浴びせた紅夜叉は、行人に対し、月が出ている間に自分を捕らえなければかゆみを治す解毒剤を渡さないと告げ、逃げてしまう。 行人はその後を追うものの、すぐに見失ってしまった。だが、事件がこれで終わるとは思えない。 変装を得意とする紅夜叉は、闇に紛れてきっとまた現われるはず……。 そう思った行人は月見亭へと戻り、対策を考えはじめた。紅夜叉が次に現われそうな場所を、推理で突き止めようというのだ。あらすじをみる 噂の怪人・紅夜叉が、ついに行人の前に姿を見せた。 あやねに、一週間もかゆみが続くというとろろ汁を浴びせた紅夜叉は、行人に対し、月が出ている間に自分を捕らえなければかゆみを治す解毒剤を渡さないと告げ、逃げてしまう。 行人はその後を追うものの、すぐに見失ってしまった。だが、事件がこれで終わるとは思えない。 変装を得意とする紅夜叉は、闇に紛れてきっとまた現われるはず……。 そう思った行人は月見亭へと戻り、対策を考えはじめた。紅夜叉が次に現われそうな場所を、推理で突き止めようというのだ。
- 00:23:35第21話 化かされて、ポンポコあらすじをみる 昔、巫女一族により封印された変化妖怪・狸又の幻十丸。その封印が、まちのちょっとしたミスで解かれてしまった。 幻十丸はイタズラ好きで、自分の姿を思い通りに変えたり、物体をすりかえたりして悪さをするという。 村に被害が出ないうちに捕らえ、封印し直そうとするまちだったが、幻十丸は自分を封印した巫女の子孫である彼女に復讐しようと、あらゆる変化術でまちをかきまわす。 そんな幻十丸に歯が立たず、すっかり翻弄されてしまった彼女だったが、巫女としての意地がある。 まちは幻十丸の最初の被害者、行人とすずに協力を依頼し、一刻も早く捕まえようと意気込むのだった。あらすじをみる 昔、巫女一族により封印された変化妖怪・狸又の幻十丸。その封印が、まちのちょっとしたミスで解かれてしまった。 幻十丸はイタズラ好きで、自分の姿を思い通りに変えたり、物体をすりかえたりして悪さをするという。 村に被害が出ないうちに捕らえ、封印し直そうとするまちだったが、幻十丸は自分を封印した巫女の子孫である彼女に復讐しようと、あらゆる変化術でまちをかきまわす。 そんな幻十丸に歯が立たず、すっかり翻弄されてしまった彼女だったが、巫女としての意地がある。 まちは幻十丸の最初の被害者、行人とすずに協力を依頼し、一刻も早く捕まえようと意気込むのだった。