水滸伝
#1~#26
各話一覧
- 00:46:44#21 巨星、荒野に墜つあらすじをみる 北方の金国では、豪族・曽氏が途中の街や村を風の如く席巻し殺戮掠奪を繰り返しながら一路南下していた。当主の曽狼は金国の出身で、その五人の息子は曽家の五虎と恐れられており、梁山泊の頭目である晁蓋の故郷・東渓村では偶然いた鉄牛を捕らえ、この地を曽一族の根拠地とし、晁蓋をおびき出そうと企む。その頃都・開封では、曽氏と梁山泊が対立しているこの状況を知った高求が、両者の潰し合いを楽しんでいた。一方梁山泊では、解放された鉄牛からの話を受け激論を交わすが、曽氏が自分たちを倒して天下に名を轟かせ高求に取り入ろうとしていることを悟った林中は、花栄と鉄牛を連れ先遣隊として東渓村に向かう。その頃東渓村では、曽兄弟が村人に対し蛮行を繰り返していた。何とか林中たちによってこれを追い払うが、再びやって来るであろう曽一族の襲撃に対し林中は策を練っていた。 (C)国際放映あらすじをみる 北方の金国では、豪族・曽氏が途中の街や村を風の如く席巻し殺戮掠奪を繰り返しながら一路南下していた。当主の曽狼は金国の出身で、その五人の息子は曽家の五虎と恐れられており、梁山泊の頭目である晁蓋の故郷・東渓村では偶然いた鉄牛を捕らえ、この地を曽一族の根拠地とし、晁蓋をおびき出そうと企む。その頃都・開封では、曽氏と梁山泊が対立しているこの状況を知った高求が、両者の潰し合いを楽しんでいた。一方梁山泊では、解放された鉄牛からの話を受け激論を交わすが、曽氏が自分たちを倒して天下に名を轟かせ高求に取り入ろうとしていることを悟った林中は、花栄と鉄牛を連れ先遣隊として東渓村に向かう。その頃東渓村では、曽兄弟が村人に対し蛮行を繰り返していた。何とか林中たちによってこれを追い払うが、再びやって来るであろう曽一族の襲撃に対し林中は策を練っていた。 (C)国際放映
- 00:46:44#22 壮絶!救出大作戦あらすじをみる 曽氏の策略によって東渓村の人々の命と引き換えに林中が人質となった。また曽兄弟の毒矢を受けた晁蓋が壮絶な戦死を遂げた。まさに梁山泊は最大の危機を迎えていた。これを機に高求に取り入ろうとした曽狼は、長男・曽塗を急ぎ都にいる高求の元へ向かわせた。曽塗の話を聞き、遂に林中を討ち取れると気持ちが昂る高求であった。一方梁山泊では、東渓村の奪還と曽一族の掃討、そして晁蓋の敵討ちと林中の救出という大きな目的を果たさんと一同の顔に厳しい決意の色が漲っていた。扈三娘は旅芸人、公孫勝は八卦見、宋江は百姓など梁山泊の面々が各々扮装をして東渓村の城門を次々と突破していく。 (C)国際放映あらすじをみる 曽氏の策略によって東渓村の人々の命と引き換えに林中が人質となった。また曽兄弟の毒矢を受けた晁蓋が壮絶な戦死を遂げた。まさに梁山泊は最大の危機を迎えていた。これを機に高求に取り入ろうとした曽狼は、長男・曽塗を急ぎ都にいる高求の元へ向かわせた。曽塗の話を聞き、遂に林中を討ち取れると気持ちが昂る高求であった。一方梁山泊では、東渓村の奪還と曽一族の掃討、そして晁蓋の敵討ちと林中の救出という大きな目的を果たさんと一同の顔に厳しい決意の色が漲っていた。扈三娘は旅芸人、公孫勝は八卦見、宋江は百姓など梁山泊の面々が各々扮装をして東渓村の城門を次々と突破していく。 (C)国際放映
- 00:46:44#23 策略に散る歌姫の恋あらすじをみる 宰相・高求によって政治の腐敗は益々進んでいた。政治に口を出そうとする徽宗皇帝には李師太夫を送り、夢中にさせることで世間の悪評を少しでも帝のせいにしようと策謀する高求一派であった。一方そのことを知りつつ何も出来ない帝は、自身の立場を歯痒く思っていた。そんな中で高求は、北京(ほっけい)大名府一の長者・蘆俊義を味方にするため、その娘・鳳仙を帝の花嫁候補として都に呼び寄せる。政治の腐敗と民衆の不満を帝に訴えるため都を訪れていた史進と魯達は、偶然街で李師太夫を見かける。帝と通じているという太夫に対し、魯達は太夫の力で何とか帝自身の悪い噂を断ち切ってほしいと頼み込む。やがて帝は太夫に対し宮中に迎えたいと言い出すが、太夫は魯達からの嘆願を思い出し、複雑な気持ちのまま誘いを断ろうとする。その頃梁山泊にも鳳仙が都に入ったとの知らせが届き、林中は都へ向かっていた。 (C)国際放映あらすじをみる 宰相・高求によって政治の腐敗は益々進んでいた。政治に口を出そうとする徽宗皇帝には李師太夫を送り、夢中にさせることで世間の悪評を少しでも帝のせいにしようと策謀する高求一派であった。一方そのことを知りつつ何も出来ない帝は、自身の立場を歯痒く思っていた。そんな中で高求は、北京(ほっけい)大名府一の長者・蘆俊義を味方にするため、その娘・鳳仙を帝の花嫁候補として都に呼び寄せる。政治の腐敗と民衆の不満を帝に訴えるため都を訪れていた史進と魯達は、偶然街で李師太夫を見かける。帝と通じているという太夫に対し、魯達は太夫の力で何とか帝自身の悪い噂を断ち切ってほしいと頼み込む。やがて帝は太夫に対し宮中に迎えたいと言い出すが、太夫は魯達からの嘆願を思い出し、複雑な気持ちのまま誘いを断ろうとする。その頃梁山泊にも鳳仙が都に入ったとの知らせが届き、林中は都へ向かっていた。 (C)国際放映
- 00:46:44#24 北京の麒麟児あらすじをみる 高求が鳳仙を都に呼び寄せた一連の出来事は、全て蘆俊義の留守中の出来事であった。蘆俊義は学問・武術・胆力全てにおいて大宗国にその名を知られ、決して権力に屈しない北京随一の大商人である。北京奉行・梁中書は、かつての都への十万貫輸送を阻止され、また鳳仙の継母・容花と内通し鳳仙を帝の花嫁にするという策略も妨害された因縁から、梁山泊に強い敵対心を抱いていた。その頃交易の長旅から帰ってきた蘆俊義は、自分に一切の断りもなく娘を勝手に都に送ろうとした梁中書を激しく叱責する。妹婿・梁中書から事の成り行きを聞いた高求は、一筋縄ではいかない蘆俊義を討ち、その財産と配下を手に入れ、容花を傀儡として後の面倒を見ればよいと梁中書に命じる。一方梁山泊では、晁蓋なき今、何とか蘆俊義を迎え入れようと動いていた。 (C)国際放映あらすじをみる 高求が鳳仙を都に呼び寄せた一連の出来事は、全て蘆俊義の留守中の出来事であった。蘆俊義は学問・武術・胆力全てにおいて大宗国にその名を知られ、決して権力に屈しない北京随一の大商人である。北京奉行・梁中書は、かつての都への十万貫輸送を阻止され、また鳳仙の継母・容花と内通し鳳仙を帝の花嫁にするという策略も妨害された因縁から、梁山泊に強い敵対心を抱いていた。その頃交易の長旅から帰ってきた蘆俊義は、自分に一切の断りもなく娘を勝手に都に送ろうとした梁中書を激しく叱責する。妹婿・梁中書から事の成り行きを聞いた高求は、一筋縄ではいかない蘆俊義を討ち、その財産と配下を手に入れ、容花を傀儡として後の面倒を見ればよいと梁中書に命じる。一方梁山泊では、晁蓋なき今、何とか蘆俊義を迎え入れようと動いていた。 (C)国際放映
- 00:46:44#25 山東に立つ最後の猛将あらすじをみる 蘆俊義が梁中書を倒し梁山泊の頭目となったことは都を震駭させた。新生梁山泊による高求打倒の宿願達成の機は熟し、梁山泊が進軍してくるという凶報で、都の人心はもはや高求政権から離れ始めていた。その頃西域では多くの異民族が宋国の命令に従わず反乱を繰り返していたが、西域守護軍司令・関勝の活躍により匈奴を撃退していた。そんな関勝の元に、高求から大至急都へ戻るよう伝令が届き、都へ向かっていると偶然に林中と出会う。林中と関勝は、十数年前に共に近衛軍官学校で学んだ旧友であり林中の亡き妻・小蘭を奪い合った恋敵でもあった。林中は関勝を思い、高求によって都は今崩壊の危機にあると忠告するが、軍人である使命を全うするためと先を急ぐ。その後林中と別れ、十年ぶりに都・開封に戻った関勝の眼に飛び込んできたのは、人通りも絶え、まるで死の街のような風景であった。 (C)国際放映あらすじをみる 蘆俊義が梁中書を倒し梁山泊の頭目となったことは都を震駭させた。新生梁山泊による高求打倒の宿願達成の機は熟し、梁山泊が進軍してくるという凶報で、都の人心はもはや高求政権から離れ始めていた。その頃西域では多くの異民族が宋国の命令に従わず反乱を繰り返していたが、西域守護軍司令・関勝の活躍により匈奴を撃退していた。そんな関勝の元に、高求から大至急都へ戻るよう伝令が届き、都へ向かっていると偶然に林中と出会う。林中と関勝は、十数年前に共に近衛軍官学校で学んだ旧友であり林中の亡き妻・小蘭を奪い合った恋敵でもあった。林中は関勝を思い、高求によって都は今崩壊の危機にあると忠告するが、軍人である使命を全うするためと先を急ぐ。その後林中と別れ、十年ぶりに都・開封に戻った関勝の眼に飛び込んできたのは、人通りも絶え、まるで死の街のような風景であった。 (C)国際放映
- 00:46:14#26 野望、砂漠に果つあらすじをみる 関勝も加わり、ここに腐敗混濁の世を救わんと梁山泊に結集する者は百八人を数えるに至った。都では高求が最後の手段として戒厳令を敷いたため、市民もその財産も移動が禁止され、商いは途絶して、文字通り死の街と化していた。更に高求は、帝を廃絶し、宋朝に代わって新たに高求王朝を樹立しようとする大きな野望を側近に漏らすのであった。一方梁山泊では、高求率いる近衛軍との最終決戦に備えるべく準備をしていたが、林中と公孫勝は、高求が梁山泊による攻撃に対し逆に帝と民衆を利用しようとしていることを危惧したため決戦の時期を窺っていた。一先ず林中を中心に先遣隊が都へ向かうこととし、別動隊がそれに続く。都では、更なる恐怖政治が街を支配し、政権への反対者に対する処刑が絶え間なく行われていた。 (C)国際放映あらすじをみる 関勝も加わり、ここに腐敗混濁の世を救わんと梁山泊に結集する者は百八人を数えるに至った。都では高求が最後の手段として戒厳令を敷いたため、市民もその財産も移動が禁止され、商いは途絶して、文字通り死の街と化していた。更に高求は、帝を廃絶し、宋朝に代わって新たに高求王朝を樹立しようとする大きな野望を側近に漏らすのであった。一方梁山泊では、高求率いる近衛軍との最終決戦に備えるべく準備をしていたが、林中と公孫勝は、高求が梁山泊による攻撃に対し逆に帝と民衆を利用しようとしていることを危惧したため決戦の時期を窺っていた。一先ず林中を中心に先遣隊が都へ向かうこととし、別動隊がそれに続く。都では、更なる恐怖政治が街を支配し、政権への反対者に対する処刑が絶え間なく行われていた。 (C)国際放映