どてらい男
立志編5(54話~65話)
各話一覧
- 00:46:4254話 一か八かあらすじをみる 刑事のすさまじい取り調べにも猛造(西郷輝彦)はのらりくらり。一方、昭吉(田村亮)は警察に何もしゃべるなと立売堀の得意先を説得してまわった。留置場では猛造が村西(西川きよし)を買収し闇取引の相手に仕立てようと計っていた。窮地に陥るほど知恵がよく働くのだった。 昭吉は文治(沢本忠雄)に密告はウソだと警察に申し立てるよう迫った。その時、文治と竹田(高田次郎)に召集令状が届いた。あらすじをみる 刑事のすさまじい取り調べにも猛造(西郷輝彦)はのらりくらり。一方、昭吉(田村亮)は警察に何もしゃべるなと立売堀の得意先を説得してまわった。留置場では猛造が村西(西川きよし)を買収し闇取引の相手に仕立てようと計っていた。窮地に陥るほど知恵がよく働くのだった。 昭吉は文治(沢本忠雄)に密告はウソだと警察に申し立てるよう迫った。その時、文治と竹田(高田次郎)に召集令状が届いた。
- 00:46:4155話 三枚の召集令状あらすじをみる 猛造(西郷輝彦)の取り調べに手こずった刑事たちは、彼に手錠をかけて立売堀の商店まわりを始めた。町中は騷然。 召集を受けた文治(沢本忠雄)がごった返している所へ刑事と猛造が来た。猛造は文治に、闇をしていないのならマル公で品物を売ってくれと迫る。刑事の目前でまで商売する猛造にすっかり煙にかれた警察は、陸軍省のロ添えもあって釈放に決めたが、その矢先、猛造のもとにも召集令状が届いた。あらすじをみる 猛造(西郷輝彦)の取り調べに手こずった刑事たちは、彼に手錠をかけて立売堀の商店まわりを始めた。町中は騷然。 召集を受けた文治(沢本忠雄)がごった返している所へ刑事と猛造が来た。猛造は文治に、闇をしていないのならマル公で品物を売ってくれと迫る。刑事の目前でまで商売する猛造にすっかり煙にかれた警察は、陸軍省のロ添えもあって釈放に決めたが、その矢先、猛造のもとにも召集令状が届いた。
- 00:46:4256話 商人の基本あらすじをみる 昭吉(田村亮)は文治(沢本忠雄)に前戸商店を借りて商売をしたいと申し出た。がめつい文治は歩合いなら話にのろうという。 大石(笑福亭松鶴)を訪れた猛造(西郷輝彦)は、世間の裏を思い知らされた。大石は商人道の基本を説くのだった。 昭吉は信用を失った前戸商店を盛り返すためにも文治の留子中、誠実な商いをしようと決心。猛造はそんな昭吉に、三人の丁稚に商人の基本を教えてやってくれと頼む。あらすじをみる 昭吉(田村亮)は文治(沢本忠雄)に前戸商店を借りて商売をしたいと申し出た。がめつい文治は歩合いなら話にのろうという。 大石(笑福亭松鶴)を訪れた猛造(西郷輝彦)は、世間の裏を思い知らされた。大石は商人道の基本を説くのだった。 昭吉は信用を失った前戸商店を盛り返すためにも文治の留子中、誠実な商いをしようと決心。猛造はそんな昭吉に、三人の丁稚に商人の基本を教えてやってくれと頼む。
- 00:46:4357話 最後の新婚旅行あらすじをみる 再度の応召を受けた猛造(西郷輝彦)は、店をたたみ青木(森啓二)ら三人の丁稚を昭吉(田村亮)に預けようと決めた。 立売堀から総スカンをくった文治(沢本忠雄)が飲み屋で荒れていると竹田(高田次郎)が偶然入ってきた。文治に恨み骨ズイの竹田は外へ引きずり出し殴ろうとする。 茂子(梓英子)は猛造の留守中、商売の勉強を実家ですると決めるが、三方村ではどっちの家で茂子を引き取るか一悶着起きていた。あらすじをみる 再度の応召を受けた猛造(西郷輝彦)は、店をたたみ青木(森啓二)ら三人の丁稚を昭吉(田村亮)に預けようと決めた。 立売堀から総スカンをくった文治(沢本忠雄)が飲み屋で荒れていると竹田(高田次郎)が偶然入ってきた。文治に恨み骨ズイの竹田は外へ引きずり出し殴ろうとする。 茂子(梓英子)は猛造の留守中、商売の勉強を実家ですると決めるが、三方村ではどっちの家で茂子を引き取るか一悶着起きていた。
- 00:46:4358話 東京無宿あらすじをみる 東京へ集金旅行に来た猛造(西郷輝彦)と茂子(梓英子)は新婚旅行気分だったが、宿屋の手違いで満員…やむなく帳場にいることになった。イライラする猛造…なだめる茂子…。 その頃、三方村ではよね(正司照江)とかず(根岸明美)が珍しく姉妹仲良く猛造の出征の宴の準備をしていた。一方、大阪では大石(笑福亭松鶴)が猛造の出征を葬式で送ると言い出し、みんなを慌てさせた。あらすじをみる 東京へ集金旅行に来た猛造(西郷輝彦)と茂子(梓英子)は新婚旅行気分だったが、宿屋の手違いで満員…やむなく帳場にいることになった。イライラする猛造…なだめる茂子…。 その頃、三方村ではよね(正司照江)とかず(根岸明美)が珍しく姉妹仲良く猛造の出征の宴の準備をしていた。一方、大阪では大石(笑福亭松鶴)が猛造の出征を葬式で送ると言い出し、みんなを慌てさせた。
- 00:46:4159話 江戸っ子あらすじをみる 宿屋の番頭が猛造(西郷輝彦)の大金を見て、帳場の金をとったのではないかと、おかみとヒソヒソ話。元巡査の裏の隠居が合部屋の客となって猛造を監視することになった。猛造夫婦にはとんだぬれ衣であった。 疑いをかけられたと知って猛造はカンカン。江戸っ子は取引の金も払わなければ、人を見たらすぐ疑う汚い心の持ち主だと隠居に向かってぼろくそに言うのだった。あらすじをみる 宿屋の番頭が猛造(西郷輝彦)の大金を見て、帳場の金をとったのではないかと、おかみとヒソヒソ話。元巡査の裏の隠居が合部屋の客となって猛造を監視することになった。猛造夫婦にはとんだぬれ衣であった。 疑いをかけられたと知って猛造はカンカン。江戸っ子は取引の金も払わなければ、人を見たらすぐ疑う汚い心の持ち主だと隠居に向かってぼろくそに言うのだった。
- 00:46:4260話 将軍の死あらすじをみる 東京で無事集金を済ませ帰阪した猛造(西郷輝彦)は、青木(森啓二)ら店員の給科を昭吉(田村亮)に渡し後始末をつける。一方、茂子(梓英子)は昭吉に、もし清子(新藤恵美)が大阪に帰ってきたら嫁にするという誓約書を書かせるのだった。 猛造の出征の日。送別会は盛大に行なわれたが、寺の本堂で“出征兵士告別式”という型破りなものだった。大石(笑福亭松鶴)は軍へのあてつけだと連行に来た憲兵将校と争ううち、ばたっと倒れてしまう。あらすじをみる 東京で無事集金を済ませ帰阪した猛造(西郷輝彦)は、青木(森啓二)ら店員の給科を昭吉(田村亮)に渡し後始末をつける。一方、茂子(梓英子)は昭吉に、もし清子(新藤恵美)が大阪に帰ってきたら嫁にするという誓約書を書かせるのだった。 猛造の出征の日。送別会は盛大に行なわれたが、寺の本堂で“出征兵士告別式”という型破りなものだった。大石(笑福亭松鶴)は軍へのあてつけだと連行に来た憲兵将校と争ううち、ばたっと倒れてしまう。
- 00:46:4261話 猛やん故郷に帰るあらすじをみる 三方村へ帰る汽車の中で猛造(西郷輝彦)は、大石(笑福亭松鶴)の通夜をしてあげられないと残念がる。 三方村へ着くと篤作(三浦策郎)はリュウマチで寝ていた。よね(正司照江)は、猛造が村の学校に寄付しないから送別会には誰も来んとプリプリ。 翌日、猛造が学校を訪れるとピアノを弾く妙齢の先生がいた。幼い頃憧れていた二本榎の令嬢・さくら(徳永れい子)ではないか。猛造は校長を訪ね寄付を申し出る。その額に校長は仰天するのだった。あらすじをみる 三方村へ帰る汽車の中で猛造(西郷輝彦)は、大石(笑福亭松鶴)の通夜をしてあげられないと残念がる。 三方村へ着くと篤作(三浦策郎)はリュウマチで寝ていた。よね(正司照江)は、猛造が村の学校に寄付しないから送別会には誰も来んとプリプリ。 翌日、猛造が学校を訪れるとピアノを弾く妙齢の先生がいた。幼い頃憧れていた二本榎の令嬢・さくら(徳永れい子)ではないか。猛造は校長を訪ね寄付を申し出る。その額に校長は仰天するのだった。
- 00:46:4262話 死んだらいややあらすじをみる 猛造(西郷輝彦)が学校に多額の寄付をした効果はてきめん。盛大な出征となった。 宴たけなわとなり、そっと脱け出した猛造は病床の父・篤作(三浦策郎)の所へ行った。篤作が村一番の出世頭というのを聞き、猛造は幼少の頃を思い出していた。 その夜、猛造は茂子(梓英子)にいざという時の金を渡そうとするが、茂子は「死んだらいや!」と胸にすがりつくのだった。 翌日、猛造は堂々と出征して行った―。あらすじをみる 猛造(西郷輝彦)が学校に多額の寄付をした効果はてきめん。盛大な出征となった。 宴たけなわとなり、そっと脱け出した猛造は病床の父・篤作(三浦策郎)の所へ行った。篤作が村一番の出世頭というのを聞き、猛造は幼少の頃を思い出していた。 その夜、猛造は茂子(梓英子)にいざという時の金を渡そうとするが、茂子は「死んだらいや!」と胸にすがりつくのだった。 翌日、猛造は堂々と出征して行った―。
- 00:46:4263話 あゝ兵隊あらすじをみる 入隊した猛造(西郷輝彦)はコンプレックスの塊のような鬼軍曹・坂田(藤岡重慶)から猛烈なしごきを受けた。海野(森次晃嗣)は大学卒というだけで殴られっ放し、二十二歳で店を持った猛造もむちゃくちゃ殴りつけられた。 メシの時間、古参兵から順に好きなだけ取るので新兵にはほとんどあたらない。猛造はふと竹田(高田次郎)のいびりを受けていた丁稚時代を思い出す。 その夜、猛造は自分流のやり方で自分を守って行くとみんなに言うのだった。あらすじをみる 入隊した猛造(西郷輝彦)はコンプレックスの塊のような鬼軍曹・坂田(藤岡重慶)から猛烈なしごきを受けた。海野(森次晃嗣)は大学卒というだけで殴られっ放し、二十二歳で店を持った猛造もむちゃくちゃ殴りつけられた。 メシの時間、古参兵から順に好きなだけ取るので新兵にはほとんどあたらない。猛造はふと竹田(高田次郎)のいびりを受けていた丁稚時代を思い出す。 その夜、猛造は自分流のやり方で自分を守って行くとみんなに言うのだった。
- 00:46:4264話 しごき地獄あらすじをみる 坂田(藤岡重慶)のひねくれた“初年兵いびり”は前戸時代の竹田(高田次郎)の比ではなかった。 要領のよい広田(工藤堅太郎)は殴られずに済んだが、海野(森次晃嗣)は殴られとおし。猛造(西郷輝彦)は丁稚時代のことを話し“噛みつき流”で行くという。 夜、海野がいなくなった。猛造と馬方(なべおさみ)が捜すと、かわやで首吊り男を発見…介抱すると警官上がりの初年兵ではないか。男は息を吹き返すが、坂田にすべてばれてしまう。あらすじをみる 坂田(藤岡重慶)のひねくれた“初年兵いびり”は前戸時代の竹田(高田次郎)の比ではなかった。 要領のよい広田(工藤堅太郎)は殴られずに済んだが、海野(森次晃嗣)は殴られとおし。猛造(西郷輝彦)は丁稚時代のことを話し“噛みつき流”で行くという。 夜、海野がいなくなった。猛造と馬方(なべおさみ)が捜すと、かわやで首吊り男を発見…介抱すると警官上がりの初年兵ではないか。男は息を吹き返すが、坂田にすべてばれてしまう。
- 00:46:4265話 地獄の沙汰もあらすじをみる 初年兵全員が朝メシ抜きとなり、古参兵たちは食いきれないメシに大弱り。猛造(西郷輝彦)は十円でメシを買い取りみんなに分けてやった。 猛造は軍隊で生き抜くために奇想天外なことを考えた。皆に金を出資させ物資を調達する会社を作ることだ。さっそく炊事班の伍長を買収、あり余るメシを仕入れてきた。まさに地獄の沙汰も金次第―。 今度はタバコをどう仕入れようかと“猛やん”は新会社の規模拡大を考えるのだった。あらすじをみる 初年兵全員が朝メシ抜きとなり、古参兵たちは食いきれないメシに大弱り。猛造(西郷輝彦)は十円でメシを買い取りみんなに分けてやった。 猛造は軍隊で生き抜くために奇想天外なことを考えた。皆に金を出資させ物資を調達する会社を作ることだ。さっそく炊事班の伍長を買収、あり余るメシを仕入れてきた。まさに地獄の沙汰も金次第―。 今度はタバコをどう仕入れようかと“猛やん”は新会社の規模拡大を考えるのだった。