明月記 夢うつつの皇女
第2話~第36話
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- 00:38:06第22話あらすじをみる 「将進酒」の詩を李明月(り・めいげつ)に暗記させようとする李謙(り・けん)。明月はそれが嫌で李謙の記憶を消そうと催眠術をかけるが、なぜか彼は実母・鄭(てい)妃の姿を思い出した。香りまで感じるかと思うほど鮮明な記憶の中の母は、側仕えの太監が言うように重い病を患って亡くなったとは思えないほど生気に満ちていた。何かおかしい――李謙に協力し鄭妃の死因を調べ始めた明月だったが、ある日突然、陛下に呼び出され…。あらすじをみる 「将進酒」の詩を李明月(り・めいげつ)に暗記させようとする李謙(り・けん)。明月はそれが嫌で李謙の記憶を消そうと催眠術をかけるが、なぜか彼は実母・鄭(てい)妃の姿を思い出した。香りまで感じるかと思うほど鮮明な記憶の中の母は、側仕えの太監が言うように重い病を患って亡くなったとは思えないほど生気に満ちていた。何かおかしい――李謙に協力し鄭妃の死因を調べ始めた明月だったが、ある日突然、陛下に呼び出され…。
- 00:34:54第23話あらすじをみる 掖庭にやってきた李謙(り・けん)と李明月(り・めいげつ)。そこには鄭(てい)妃に仕えた者で唯一の生き残りであるトウばあやがいると、太監の1人が密かに教えてくれたのだ。トウばあや曰く、鄭妃は懐妊した斉(せい)妃を殺した罪を着せられ永泰庵に幽閉されたが、その後すぐに永泰庵で起こった火事により亡くなったのだという。火事の原因は花火――それを聞いた李謙は、催眠術にかかった時に見た光景を思い出し…。あらすじをみる 掖庭にやってきた李謙(り・けん)と李明月(り・めいげつ)。そこには鄭(てい)妃に仕えた者で唯一の生き残りであるトウばあやがいると、太監の1人が密かに教えてくれたのだ。トウばあや曰く、鄭妃は懐妊した斉(せい)妃を殺した罪を着せられ永泰庵に幽閉されたが、その後すぐに永泰庵で起こった火事により亡くなったのだという。火事の原因は花火――それを聞いた李謙は、催眠術にかかった時に見た光景を思い出し…。
- 00:41:29第24話あらすじをみる なんという失態だ――青州の民を飢餓から救うための食糧を盗賊から守れなかった李謙(り・けん)を、陛下は責め立てた。それを横目で見ながら、この騒動を企んだ李詢(り・しゅん)は、してやったとばかりにほくそ笑む。ところが、事は李詢の思うとおりにいかなかった。李謙はこの非常事態を見事な手腕で早々に解決したのだ。悔しさと同時に、“強奪の黒幕は判明していない”という李謙の言葉に李詢は動揺し…。あらすじをみる なんという失態だ――青州の民を飢餓から救うための食糧を盗賊から守れなかった李謙(り・けん)を、陛下は責め立てた。それを横目で見ながら、この騒動を企んだ李詢(り・しゅん)は、してやったとばかりにほくそ笑む。ところが、事は李詢の思うとおりにいかなかった。李謙はこの非常事態を見事な手腕で早々に解決したのだ。悔しさと同時に、“強奪の黒幕は判明していない”という李謙の言葉に李詢は動揺し…。
- 00:41:20第25話あらすじをみる 李謙(り・けん)が側妃の裴シュ棠を寵愛し、自分を蔑ろにすることに怒り心頭の李明月(り・めいげつ)。そこには思いもよらぬ理由が。実は、シュ棠は李詢(り・しゅん)の命令で資王府に送り込まれた間者だったが、想い人の柏賞(はく・しょう)と添い遂げさせるのを条件に李謙と手を組み、李詢を欺くための芝居を打っているのだという。李謙がシュ棠に心変わりしたわけではないことに安堵する明月だったが…。あらすじをみる 李謙(り・けん)が側妃の裴シュ棠を寵愛し、自分を蔑ろにすることに怒り心頭の李明月(り・めいげつ)。そこには思いもよらぬ理由が。実は、シュ棠は李詢(り・しゅん)の命令で資王府に送り込まれた間者だったが、想い人の柏賞(はく・しょう)と添い遂げさせるのを条件に李謙と手を組み、李詢を欺くための芝居を打っているのだという。李謙がシュ棠に心変わりしたわけではないことに安堵する明月だったが…。
- 00:39:52第26話あらすじをみる 月老殿に何者かが爆薬を仕掛けたとの知らせに、雀落節当日にここへ集った皇室の者を狙ったのではないかと一同は騒然となる。そこへ、挙動不審との理由で捕らえられた司事が連れてこられ、皇帝の命により尋問が始まった。司事曰く、ここ数日で月老殿に出入りしたのは李明月(り・めいげつ)だけで、彼女は何かを隠した様子だったという。さらには明月の侍女・芙児(ふじ)までが、明月に頼まれて火薬を購入したと自白し…。あらすじをみる 月老殿に何者かが爆薬を仕掛けたとの知らせに、雀落節当日にここへ集った皇室の者を狙ったのではないかと一同は騒然となる。そこへ、挙動不審との理由で捕らえられた司事が連れてこられ、皇帝の命により尋問が始まった。司事曰く、ここ数日で月老殿に出入りしたのは李明月(り・めいげつ)だけで、彼女は何かを隠した様子だったという。さらには明月の侍女・芙児(ふじ)までが、明月に頼まれて火薬を購入したと自白し…。
- 00:40:30第27話あらすじをみる 行方が分からなくなった李明月(り・めいげつ)を捜して酒楼に入った李謙(り・けん)は、僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)と出くわした。怒りをにじませながら明月の居場所を問い詰める李謙。すると雲伺は、明月ならすでに資王府へ帰したと言うではないか。だが、いまだ明月を諦めていない様子を見て取った李謙は、“よからぬ考えを起こすなら、とことん追い詰める”と言い残し、資王府へ戻ってみると…。あらすじをみる 行方が分からなくなった李明月(り・めいげつ)を捜して酒楼に入った李謙(り・けん)は、僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)と出くわした。怒りをにじませながら明月の居場所を問い詰める李謙。すると雲伺は、明月ならすでに資王府へ帰したと言うではないか。だが、いまだ明月を諦めていない様子を見て取った李謙は、“よからぬ考えを起こすなら、とことん追い詰める”と言い残し、資王府へ戻ってみると…。
- 00:37:54第28話あらすじをみる わずかな兵だけを供に、李謙(り・けん)は汐月国へ向かうことに。目的は僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)と和議を結ぶためである。不測の事態に備えて、衣だ薬だと旅支度に勤しむ李明月(り・めいげつ)だったが、雲伺が李謙を敵視しているのは明白。李謙の身に危険が及ぶのではないかという不安はぬぐい切れなかった。こんな事態に陥ったのはすべて自分のせいだと涙を流す明月に、李謙は優しく口づけし…。あらすじをみる わずかな兵だけを供に、李謙(り・けん)は汐月国へ向かうことに。目的は僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)と和議を結ぶためである。不測の事態に備えて、衣だ薬だと旅支度に勤しむ李明月(り・めいげつ)だったが、雲伺が李謙を敵視しているのは明白。李謙の身に危険が及ぶのではないかという不安はぬぐい切れなかった。こんな事態に陥ったのはすべて自分のせいだと涙を流す明月に、李謙は優しく口づけし…。
- 00:36:46第29話あらすじをみる 仲間の助けを借りて、軟禁されていた掖庭から抜け出した李明月(り・めいげつ)は、司空真(しくう・しん)と共に李謙(り・けん)の救出へと向かう。しかし、明月の捕縛を命じられた兵たちが迫ってくる。真は明月を逃がすため、己の身を挺して追手を足止めするのだった。同じ頃、皇帝の命で李謙の救出に向かおうとする李詢(り・しゅん)に、喬慧心(きょう・けいしん)は同行を申し出た。その目的は李謙を葬り去ることで…。あらすじをみる 仲間の助けを借りて、軟禁されていた掖庭から抜け出した李明月(り・めいげつ)は、司空真(しくう・しん)と共に李謙(り・けん)の救出へと向かう。しかし、明月の捕縛を命じられた兵たちが迫ってくる。真は明月を逃がすため、己の身を挺して追手を足止めするのだった。同じ頃、皇帝の命で李謙の救出に向かおうとする李詢(り・しゅん)に、喬慧心(きょう・けいしん)は同行を申し出た。その目的は李謙を葬り去ることで…。
- 00:37:40第30話あらすじをみる 今夜、僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)と李明月(り・めいげつ)の婚儀が行われるという。報告を受けた李詢(り・しゅん)と喬慧心(きょう・けいしん)は、その隙を突いて軍営にいる者たちを一網打尽にすべく手筈を整える。一方、雲伺への輿入れ準備で軍営にいる明月は、李謙(り・けん)を助けにきたはずが、監禁されて逆に助けを求める立場になった自分を恥じていた。李謙にバレたらまた笑われるわ――そう嘆いた瞬間…。あらすじをみる 今夜、僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)と李明月(り・めいげつ)の婚儀が行われるという。報告を受けた李詢(り・しゅん)と喬慧心(きょう・けいしん)は、その隙を突いて軍営にいる者たちを一網打尽にすべく手筈を整える。一方、雲伺への輿入れ準備で軍営にいる明月は、李謙(り・けん)を助けにきたはずが、監禁されて逆に助けを求める立場になった自分を恥じていた。李謙にバレたらまた笑われるわ――そう嘆いた瞬間…。
- 00:42:14第31話あらすじをみる 李謙(り・けん)は殺された――李詢(り・しゅん)の言葉に、激しく動揺する喬慧心(きょう・けいしん)。つらいのは自分の手で仇を討てなかったことだと言いがらも、その目からは涙が溢れる。慧心の受けた衝撃は大きく、恨みは忘れて昔のように笑ってほしいと望む李詢の言葉も、彼女の心には届かなかった。その頃、僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)の墓前で目を覚ました李謙は、李明月(り・めいげつ)の姿がないことに気づき…。あらすじをみる 李謙(り・けん)は殺された――李詢(り・しゅん)の言葉に、激しく動揺する喬慧心(きょう・けいしん)。つらいのは自分の手で仇を討てなかったことだと言いがらも、その目からは涙が溢れる。慧心の受けた衝撃は大きく、恨みは忘れて昔のように笑ってほしいと望む李詢の言葉も、彼女の心には届かなかった。その頃、僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)の墓前で目を覚ました李謙は、李明月(り・めいげつ)の姿がないことに気づき…。
- 00:37:31第32話あらすじをみる 僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)に“殺された”李謙(り・けん)と李明月(り・めいげつ)は身分を捨て、山奥にある粗末な宿に身を寄せていた。初めて2人だけで過ごす幸せな時間――しかし、それも長くは続かなかった。配下を引き連れた李詢(り・しゅん)と喬慧心(きょう・けいしん)が、彼らを捜しに来たのである。急いで宿の隠し部屋に逃げ込み息を潜める李謙たちだったが、そこで思いもよらぬ事実を耳にして…。あらすじをみる 僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)に“殺された”李謙(り・けん)と李明月(り・めいげつ)は身分を捨て、山奥にある粗末な宿に身を寄せていた。初めて2人だけで過ごす幸せな時間――しかし、それも長くは続かなかった。配下を引き連れた李詢(り・しゅん)と喬慧心(きょう・けいしん)が、彼らを捜しに来たのである。急いで宿の隠し部屋に逃げ込み息を潜める李謙たちだったが、そこで思いもよらぬ事実を耳にして…。
- 00:35:43第33話あらすじをみる あなたの何がそんなに特別なの?――自分より容姿も教養も劣る李明月(り・めいげつ)を選んだ李謙(り・けん)が許せない喬慧心(きょう・けいしん)。そんな彼女の嫉妬心を煽るかのように挑戦的な物言いをする明月に我慢ならず、慧心は配下に見張りを命じて、その場を離れた。すると彼女と入れ替わるように李詢(り・しゅん)が。“私は追い詰められた”と叫ぶ李詢の真意探ろうと、明月は隙を見て彼に催眠術をかけるのだが…。あらすじをみる あなたの何がそんなに特別なの?――自分より容姿も教養も劣る李明月(り・めいげつ)を選んだ李謙(り・けん)が許せない喬慧心(きょう・けいしん)。そんな彼女の嫉妬心を煽るかのように挑戦的な物言いをする明月に我慢ならず、慧心は配下に見張りを命じて、その場を離れた。すると彼女と入れ替わるように李詢(り・しゅん)が。“私は追い詰められた”と叫ぶ李詢の真意探ろうと、明月は隙を見て彼に催眠術をかけるのだが…。
- 00:40:47第34話あらすじをみる その手で李明月(り・めいげつ)を殺すか、2人で死ぬか――喬慧心(きょう・けいしん)から決断を迫られた李謙(り・けん)は、迷うことなく愛する明月と共に逝く道を選んだ。来世でまた一緒になろうと誓い合う李謙と明月。だが、慧心が本当に殺したいのは自分だと分かっている明月は、密かに覚悟を決めていた。私がそばにいるから大丈夫だと李謙が明月を抱きしめた次の瞬間、彼女は李謙に催眠術をかける。“私を殺して”と…。あらすじをみる その手で李明月(り・めいげつ)を殺すか、2人で死ぬか――喬慧心(きょう・けいしん)から決断を迫られた李謙(り・けん)は、迷うことなく愛する明月と共に逝く道を選んだ。来世でまた一緒になろうと誓い合う李謙と明月。だが、慧心が本当に殺したいのは自分だと分かっている明月は、密かに覚悟を決めていた。私がそばにいるから大丈夫だと李謙が明月を抱きしめた次の瞬間、彼女は李謙に催眠術をかける。“私を殺して”と…。
- 00:34:36第35話あらすじをみる 李明月(り・めいげつ)の意識が戻らないなか、皇帝に召し出された李謙(り・けん)。李詢(り・しゅん)を失い意気消沈する皇帝は、長きにわたって李謙と彼の母である鄭(てい)妃を誤解していたことを詫びたうえで、我が子に先立たれて憔悴する淑(しゅく)妃に会いに行くよう促すのだった。育ててもらった恩があるとはいえ、母の命を奪った張本人である淑妃のもとに行かせるのはなぜか。理由を尋ねる李謙に皇帝は…。あらすじをみる 李明月(り・めいげつ)の意識が戻らないなか、皇帝に召し出された李謙(り・けん)。李詢(り・しゅん)を失い意気消沈する皇帝は、長きにわたって李謙と彼の母である鄭(てい)妃を誤解していたことを詫びたうえで、我が子に先立たれて憔悴する淑(しゅく)妃に会いに行くよう促すのだった。育ててもらった恩があるとはいえ、母の命を奪った張本人である淑妃のもとに行かせるのはなぜか。理由を尋ねる李謙に皇帝は…。
- 00:34:36第36話あらすじをみる 「ここにずっといましょう」。夢の中の李明月(り・めいげつ)は、李謙(り・けん)を見つめて言った。だが、どんなに居心地がよくとも、ここは自分たちのいるべき場所ではない。李謙は彼女の手を握りながら、世が栄えて富に満ちようと望むのは明月のことだけで、目を覚ますのをどれだけ待ち焦がれているかを話して聞かせるのだった。たった独りで、どう余生を過ごせというのか――明月を抱き寄せ口づけする李謙。彼の強い想いに明月は…。あらすじをみる 「ここにずっといましょう」。夢の中の李明月(り・めいげつ)は、李謙(り・けん)を見つめて言った。だが、どんなに居心地がよくとも、ここは自分たちのいるべき場所ではない。李謙は彼女の手を握りながら、世が栄えて富に満ちようと望むのは明月のことだけで、目を覚ますのをどれだけ待ち焦がれているかを話して聞かせるのだった。たった独りで、どう余生を過ごせというのか――明月を抱き寄せ口づけする李謙。彼の強い想いに明月は…。
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