明月記 夢うつつの皇女
第2話~第36話
各話一覧
- 00:39:59第2話あらすじをみる 政略結婚の相手である資(し)王・李謙(り・けん)の冷たい態度に怒り心頭の李明月(り・めいげつ)。嫁ぐのをやめて汐月国に帰ると騒ぐも、この北宣で李謙の王妃となるのがお前にとって最善だと凱爾比(カイルビ)に諭される。自分に残された道はここで耐え忍ぶことだけなのかと嘆く明月に、凱爾比はある物を差し出した。それは祝心鈴――汐月の秘技である催眠術の効果を高める宝器である。これで、李謙を意のままに操れると喜んだ明月は…。あらすじをみる 政略結婚の相手である資(し)王・李謙(り・けん)の冷たい態度に怒り心頭の李明月(り・めいげつ)。嫁ぐのをやめて汐月国に帰ると騒ぐも、この北宣で李謙の王妃となるのがお前にとって最善だと凱爾比(カイルビ)に諭される。自分に残された道はここで耐え忍ぶことだけなのかと嘆く明月に、凱爾比はある物を差し出した。それは祝心鈴――汐月の秘技である催眠術の効果を高める宝器である。これで、李謙を意のままに操れると喜んだ明月は…。
- 00:35:00第3話あらすじをみる 9歳の時に患った大病のせいで、李謙(り・けん)はそれ以前の記憶を失っていた。ところが李明月(り・めいげつ)の催眠術によって見た幻であるはずの光景に見覚えがあったばかりか、自分が火を恐れる理由が判明し、李謙の心は乱れる。もし明月の術で記憶が取り戻せるなら、彼女を手元に留め、全力で守ろう――そう決心した李謙は、自分の同意なしに術をかけるのを禁じたうえで婚姻に同意すると明月に言い渡し…。あらすじをみる 9歳の時に患った大病のせいで、李謙(り・けん)はそれ以前の記憶を失っていた。ところが李明月(り・めいげつ)の催眠術によって見た幻であるはずの光景に見覚えがあったばかりか、自分が火を恐れる理由が判明し、李謙の心は乱れる。もし明月の術で記憶が取り戻せるなら、彼女を手元に留め、全力で守ろう――そう決心した李謙は、自分の同意なしに術をかけるのを禁じたうえで婚姻に同意すると明月に言い渡し…。
- 00:36:23第4話あらすじをみる 異母兄の李詢(り・しゅん)に一服盛られたことで両腕に力が入らなくなった李謙(り・けん)は、婚礼の大事な儀式の1つである弓射を行うことが難しい状態に陥っていた。それぞれ、夫婦円満・子孫繁栄・国の隆盛を表す3本の矢を射損なうという失態を犯せば大問題になる。しかし、李謙のただならぬ様子に異変を悟った明月が、すぐさま“夫婦で共に矢を放つ”ことを進言。彼女の機転により儀式は無事に終わり、事なきを得るのだった…。あらすじをみる 異母兄の李詢(り・しゅん)に一服盛られたことで両腕に力が入らなくなった李謙(り・けん)は、婚礼の大事な儀式の1つである弓射を行うことが難しい状態に陥っていた。それぞれ、夫婦円満・子孫繁栄・国の隆盛を表す3本の矢を射損なうという失態を犯せば大問題になる。しかし、李謙のただならぬ様子に異変を悟った明月が、すぐさま“夫婦で共に矢を放つ”ことを進言。彼女の機転により儀式は無事に終わり、事なきを得るのだった…。
- 00:40:47第5話あらすじをみる 燃えさかる炎に包まれた建物を前にした自分の耳に飛び込んできた、“逃げるんだ”という叫び声。恐ろしい夢から覚めた李謙(り・けん)が、ふと横を見ると、そこには静かな寝息を立てる李明月(り・めいげつ)が。一体なぜ自分は明月の寝床にいるのか――そればかりか、手までつないでいる!?バレる前に一刻も早くこの場を立ち去ろうとした李謙だったが、途中で物音に気づき目を覚ました明月が“曲者”と騒ぎ始めてしまい…。あらすじをみる 燃えさかる炎に包まれた建物を前にした自分の耳に飛び込んできた、“逃げるんだ”という叫び声。恐ろしい夢から覚めた李謙(り・けん)が、ふと横を見ると、そこには静かな寝息を立てる李明月(り・めいげつ)が。一体なぜ自分は明月の寝床にいるのか――そればかりか、手までつないでいる!?バレる前に一刻も早くこの場を立ち去ろうとした李謙だったが、途中で物音に気づき目を覚ました明月が“曲者”と騒ぎ始めてしまい…。
- 00:38:30第6話あらすじをみる 侍女を伴い市へとやってきた喬慧心(きょう・けいしん)は、そこで提灯を手に取った。その昔、自分と李謙(り・けん)の縁を結んだ提灯で、今度は切れかけている縁をつなぎとめたいと考えたのだ。ひたすら待ち続け、日も暮れかかり始める頃、ようやく出先から戻ってきた李謙に、提灯を手渡しながら想いを告げる慧心。しかし、彼女の心が李謙に届くことはなかった。一方、命じられた写経をさぼっていた李明月(り・めいげつ)は…。あらすじをみる 侍女を伴い市へとやってきた喬慧心(きょう・けいしん)は、そこで提灯を手に取った。その昔、自分と李謙(り・けん)の縁を結んだ提灯で、今度は切れかけている縁をつなぎとめたいと考えたのだ。ひたすら待ち続け、日も暮れかかり始める頃、ようやく出先から戻ってきた李謙に、提灯を手渡しながら想いを告げる慧心。しかし、彼女の心が李謙に届くことはなかった。一方、命じられた写経をさぼっていた李明月(り・めいげつ)は…。
- 00:40:42第7話あらすじをみる 申の刻に白雲山の栖鶴軒で待つ――康楽(こうらく)公主からの文を受け取った李明月(り・めいげつ)は、今は出歩かないほうがいいという侍女・坦麗(タンリー)の忠告も聞かずに、1人で出かけてしまう。ところがそれは、明月をはめるための罠。企みに気づいた坦麗から事情を聞いた李謙(り・けん)は、すぐさま馬を走らせ明月の救出に向かうのだった。そんなこととは露知らず白雲山へとやって来た明月を待ち受けていたのは…。あらすじをみる 申の刻に白雲山の栖鶴軒で待つ――康楽(こうらく)公主からの文を受け取った李明月(り・めいげつ)は、今は出歩かないほうがいいという侍女・坦麗(タンリー)の忠告も聞かずに、1人で出かけてしまう。ところがそれは、明月をはめるための罠。企みに気づいた坦麗から事情を聞いた李謙(り・けん)は、すぐさま馬を走らせ明月の救出に向かうのだった。そんなこととは露知らず白雲山へとやって来た明月を待ち受けていたのは…。
- 00:39:02第8話あらすじをみる 額の傷につける薬をもらうためと称し、李明月(り・めいげつ)は李謙(り・けん)の部屋へ。だが彼女の真の目的は、李謙を催眠術にかけること。“えんじ色の衣を着た女子が現れたら一緒に市へ行こうと誘うの”――術を施すことに成功した明月は、ほくそ笑んでその場を立ち去るのだった。翌日、支度に手間取りながらも李謙のもとへと向かった彼女は愕然とする。そこには、自分と同じえんじ色の衣を着た喬慧心(きょう・けいしん)が…。あらすじをみる 額の傷につける薬をもらうためと称し、李明月(り・めいげつ)は李謙(り・けん)の部屋へ。だが彼女の真の目的は、李謙を催眠術にかけること。“えんじ色の衣を着た女子が現れたら一緒に市へ行こうと誘うの”――術を施すことに成功した明月は、ほくそ笑んでその場を立ち去るのだった。翌日、支度に手間取りながらも李謙のもとへと向かった彼女は愕然とする。そこには、自分と同じえんじ色の衣を着た喬慧心(きょう・けいしん)が…。
- 00:39:46第9話あらすじをみる 李謙(り・けん)から狩りへの同行を言い渡された李明月(り・めいげつ)は、自分の騎射の腕前を披露できると喜び、お宝である狩猟具を得意げに見せた。ところが李謙は、それを没収するよう第五澄(だいごちょう)に命じたばかりか、汐月国の装いをすることも認めないと告げたのだ。あまりの理不尽さに怒りを募らせる明月。だが李謙の真意は、明月を李詢(り・しゅん)の罠から守り、陛下からいらぬ疑念を持たれぬようにするところにあり…。あらすじをみる 李謙(り・けん)から狩りへの同行を言い渡された李明月(り・めいげつ)は、自分の騎射の腕前を披露できると喜び、お宝である狩猟具を得意げに見せた。ところが李謙は、それを没収するよう第五澄(だいごちょう)に命じたばかりか、汐月国の装いをすることも認めないと告げたのだ。あまりの理不尽さに怒りを募らせる明月。だが李謙の真意は、明月を李詢(り・しゅん)の罠から守り、陛下からいらぬ疑念を持たれぬようにするところにあり…。
- 00:41:43第10話あらすじをみる 李詢(り・しゅん)が放った刺客は、李明月(り・めいげつ)にケガを負わせはしたものの、李謙(り・けん)が助けに入ったせいで命を奪うことはできなかった。翌日、思いがけない事態が李詢を待っていた。李謙は明月が襲われたことを陛下へ報告しないばかりか、彼女に護衛をつけようともしないのだ。何か魂胆があるのだと考え、二度目の襲撃を中止するよう配下に命じる李詢。しかし、そのやり取りを密かに見ている者が…。あらすじをみる 李詢(り・しゅん)が放った刺客は、李明月(り・めいげつ)にケガを負わせはしたものの、李謙(り・けん)が助けに入ったせいで命を奪うことはできなかった。翌日、思いがけない事態が李詢を待っていた。李謙は明月が襲われたことを陛下へ報告しないばかりか、彼女に護衛をつけようともしないのだ。何か魂胆があるのだと考え、二度目の襲撃を中止するよう配下に命じる李詢。しかし、そのやり取りを密かに見ている者が…。
- 00:41:17第11話あらすじをみる 李謙(り・けん)が、自分のことを“単なる手駒にすぎない”と語るのを耳にした李明月(り・めいげつ)は、傷ついた心を紛らわすかのように、康楽(こうらく)公主の部屋で大酒を飲んで泥酔。しばらくして迎えにきた李謙に“顔も見たくない”と言い捨てる。その言葉に僅かに眉を顰めた李謙だったが、帰るのを拒む明月を問答無用で抱きかかえると、その場を後にするのだった。すると、王府に帰る馬車の中で予想もしない出来事が…。あらすじをみる 李謙(り・けん)が、自分のことを“単なる手駒にすぎない”と語るのを耳にした李明月(り・めいげつ)は、傷ついた心を紛らわすかのように、康楽(こうらく)公主の部屋で大酒を飲んで泥酔。しばらくして迎えにきた李謙に“顔も見たくない”と言い捨てる。その言葉に僅かに眉を顰めた李謙だったが、帰るのを拒む明月を問答無用で抱きかかえると、その場を後にするのだった。すると、王府に帰る馬車の中で予想もしない出来事が…。
- 00:35:56第12話あらすじをみる 李謙(り・けん)が風呂で汗を流していると、そこへ先ほど決闘した相手である僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)が。今は遠慮するよう促す第五澄(だいごちょう)を無視して平然と湯船の中へ入ってきた雲伺は、“剣の腕前は私より上だが、体つきは貧弱だ”と言い放ち、ただでさえ李明月(り・めいげつ)への馴れ馴れしい態度に腹を立てている李謙の神経を逆なでするのだった。そんな2人の男の湯浴みを簾の向こうでのぞき見していた明月は…。あらすじをみる 李謙(り・けん)が風呂で汗を流していると、そこへ先ほど決闘した相手である僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)が。今は遠慮するよう促す第五澄(だいごちょう)を無視して平然と湯船の中へ入ってきた雲伺は、“剣の腕前は私より上だが、体つきは貧弱だ”と言い放ち、ただでさえ李明月(り・めいげつ)への馴れ馴れしい態度に腹を立てている李謙の神経を逆なでするのだった。そんな2人の男の湯浴みを簾の向こうでのぞき見していた明月は…。
- 00:40:32第13話あらすじをみる 兄・凱爾比(カイルビ)や僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)との散策を邪魔されたり、冷淡な扱いを受けたり――李明月(り・めいげつ)は、李謙(り・けん)からの度重なる嫌がらせに腹を立てていた。ところがその晩、李謙は市場でケガをさせたことを“悪かった”と詫びてきたばかりか、過去に負った矢傷まで労わる様子を見せるではないか。普段の傲慢さとは打って変わって、素直でしおらしい李謙の急な変化に動揺する明月だったが…。あらすじをみる 兄・凱爾比(カイルビ)や僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)との散策を邪魔されたり、冷淡な扱いを受けたり――李明月(り・めいげつ)は、李謙(り・けん)からの度重なる嫌がらせに腹を立てていた。ところがその晩、李謙は市場でケガをさせたことを“悪かった”と詫びてきたばかりか、過去に負った矢傷まで労わる様子を見せるではないか。普段の傲慢さとは打って変わって、素直でしおらしい李謙の急な変化に動揺する明月だったが…。
- 00:39:42第14話あらすじをみる 凱爾比(カイルビ)は催眠術を使い、李明月(り・めいげつ)の中から僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)への愛や2人の思い出をすべて消し去った。凱爾比に激しい怒りをぶつける雲伺。後ろめたさを感じながらも凱爾比は、ここで波風を立てて北宣と汐月の仲を裂けば、罪人として罰せられると訴えるのだった。しかし、雲伺は怯むそぶりも見せず、凱爾比に短刀を突きつけて告げた。たとえ死罪になろうとも明月の記憶を取り戻す、と…。あらすじをみる 凱爾比(カイルビ)は催眠術を使い、李明月(り・めいげつ)の中から僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)への愛や2人の思い出をすべて消し去った。凱爾比に激しい怒りをぶつける雲伺。後ろめたさを感じながらも凱爾比は、ここで波風を立てて北宣と汐月の仲を裂けば、罪人として罰せられると訴えるのだった。しかし、雲伺は怯むそぶりも見せず、凱爾比に短刀を突きつけて告げた。たとえ死罪になろうとも明月の記憶を取り戻す、と…。
- 00:40:49第15話あらすじをみる 李明月(り・めいげつ)が婚姻により悲しむことがないように、僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)と愛し合った記憶を消したと凱爾比(カイルビ)は言う。しかし李謙(り・けん)は、明月の幸せのためにも催眠術の解き方を教えてほしいと訴える。そして、過去を知ってもすべて受け入れるし、もし記憶が戻り、この婚姻が解消になったとしても、北宣と汐月の関係は守ると断言するのだった。李謙の誠意と覚悟を見た凱爾比は、彼にある物を手渡し…あらすじをみる 李明月(り・めいげつ)が婚姻により悲しむことがないように、僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)と愛し合った記憶を消したと凱爾比(カイルビ)は言う。しかし李謙(り・けん)は、明月の幸せのためにも催眠術の解き方を教えてほしいと訴える。そして、過去を知ってもすべて受け入れるし、もし記憶が戻り、この婚姻が解消になったとしても、北宣と汐月の関係は守ると断言するのだった。李謙の誠意と覚悟を見た凱爾比は、彼にある物を手渡し…
- 00:40:00第16話あらすじをみる 琴師・李季蘭(り・きらん)が奏でる美しい琴の音とともに、僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)へ手作りの菓子を贈ったことや、3本の矢を同時に射る技を教えてもらったこと、永遠の愛を誓い合った過去が次々に蘇ってくる。すべてを思い出した李明月(り・めいげつ)の心は、李謙と雲伺の間で複雑に揺れ動き、まるで我が身が引き裂かれるようだった。苦悩する明月に、季蘭は問う。今、あなたの目に浮かぶ人は誰かと…。あらすじをみる 琴師・李季蘭(り・きらん)が奏でる美しい琴の音とともに、僕固雲伺(ボクトゥ・ユンスー)へ手作りの菓子を贈ったことや、3本の矢を同時に射る技を教えてもらったこと、永遠の愛を誓い合った過去が次々に蘇ってくる。すべてを思い出した李明月(り・めいげつ)の心は、李謙と雲伺の間で複雑に揺れ動き、まるで我が身が引き裂かれるようだった。苦悩する明月に、季蘭は問う。今、あなたの目に浮かぶ人は誰かと…。
- 00:34:25第17話あらすじをみる 元宵節の日、李謙(り・けん)に約束をすっぽかされて傷ついた李明月(り・めいげつ)。翌朝、昨夜は忙しかったのかと尋ねると、“床に入るのが早かっただけだ”とすげない返事が。自分が送った手紙を読んだのに、約束の場所に来てくれなかった――悲しい現実に心がえぐられ、明月は目に涙をためながら、汐月へ帰国することを告げるのだった。しかし、全ては誤解だった。李謙は明月の手紙の言葉を、別れの意味だと受け取っており…。あらすじをみる 元宵節の日、李謙(り・けん)に約束をすっぽかされて傷ついた李明月(り・めいげつ)。翌朝、昨夜は忙しかったのかと尋ねると、“床に入るのが早かっただけだ”とすげない返事が。自分が送った手紙を読んだのに、約束の場所に来てくれなかった――悲しい現実に心がえぐられ、明月は目に涙をためながら、汐月へ帰国することを告げるのだった。しかし、全ては誤解だった。李謙は明月の手紙の言葉を、別れの意味だと受け取っており…。
- 00:34:10第18話あらすじをみる 汐月への帰路。休息のために立ち寄った場所で1人きりになった李明月(り・めいげつ)は、馬の蹄の音を耳にして、思わず振り返った。するとそこには、李謙(り・けん)の姿が。司空真(しくう・しん)のおかげで明月の本当の想いを知った彼は、彼女を引き留めるべく駆け付けたのだ。すぐさま明月を抱き寄せ、間に合ったことに安堵しながら“行くな”と訴える李謙。傷ついた気持ちを抱えていた明月は、こらえきれず…。あらすじをみる 汐月への帰路。休息のために立ち寄った場所で1人きりになった李明月(り・めいげつ)は、馬の蹄の音を耳にして、思わず振り返った。するとそこには、李謙(り・けん)の姿が。司空真(しくう・しん)のおかげで明月の本当の想いを知った彼は、彼女を引き留めるべく駆け付けたのだ。すぐさま明月を抱き寄せ、間に合ったことに安堵しながら“行くな”と訴える李謙。傷ついた気持ちを抱えていた明月は、こらえきれず…。
- 00:39:02第19話あらすじをみる 衆目の中で李謙(り・けん)から婚姻を拒まれたことに悄然とする喬慧心(きょう・けいしん)。娘の幸せを願いながらも没落した喬家再興を目指す父・喬玄(きょう・げん)は、李謙への未練をにじませる慧心に、早く現実を受け入れるよう忠告するのだった。一方、李謙は近頃、李明月(り・めいげつ)に避けられているような気がして、どうにも納得がいかない。そんな彼に宋金玉(そう・きんぎょく)は、夫婦の契りを結べばいいのだと助言し…。あらすじをみる 衆目の中で李謙(り・けん)から婚姻を拒まれたことに悄然とする喬慧心(きょう・けいしん)。娘の幸せを願いながらも没落した喬家再興を目指す父・喬玄(きょう・げん)は、李謙への未練をにじませる慧心に、早く現実を受け入れるよう忠告するのだった。一方、李謙は近頃、李明月(り・めいげつ)に避けられているような気がして、どうにも納得がいかない。そんな彼に宋金玉(そう・きんぎょく)は、夫婦の契りを結べばいいのだと助言し…。
- 00:39:27第20話あらすじをみる 賊軍の首領は喬(きょう)家の家職・喬崢(きょう・そう)であり、主の喬玄(きょう・げん)は関与していない。李謙(り・けん)は陛下にそう報告したが、それは喬玄への――ひいては彼の娘である慧心(けいしん)への情けからついた嘘だった。これにより、喬玄が李家の敵である前王朝の末裔で、逆臣であるという事実は伏せられたままとなる。だが、李謙が父親を殺したと思い込んでいる慧心は、彼への憎しみを募らせ…。あらすじをみる 賊軍の首領は喬(きょう)家の家職・喬崢(きょう・そう)であり、主の喬玄(きょう・げん)は関与していない。李謙(り・けん)は陛下にそう報告したが、それは喬玄への――ひいては彼の娘である慧心(けいしん)への情けからついた嘘だった。これにより、喬玄が李家の敵である前王朝の末裔で、逆臣であるという事実は伏せられたままとなる。だが、李謙が父親を殺したと思い込んでいる慧心は、彼への憎しみを募らせ…。
- 00:38:41第21話あらすじをみる 李謙(り・けん)は、大事にしていた扇子をダメにされてカッとなり、李明月(り・めいげつ)を責めた。頭ごなしに怒られた明月も黙っていられず、2人は言い争いになってしまう。その夜、腹の虫が収まらない明月は、部屋を片づけろという李謙の言いつけに反発し、わざと散らかす始末。育った環境や習慣の違いで何かとぶつかる李謙と明月は、ある取り決めをする。それは、日替わりで互いに“主人と従者”になるというもので…。あらすじをみる 李謙(り・けん)は、大事にしていた扇子をダメにされてカッとなり、李明月(り・めいげつ)を責めた。頭ごなしに怒られた明月も黙っていられず、2人は言い争いになってしまう。その夜、腹の虫が収まらない明月は、部屋を片づけろという李謙の言いつけに反発し、わざと散らかす始末。育った環境や習慣の違いで何かとぶつかる李謙と明月は、ある取り決めをする。それは、日替わりで互いに“主人と従者”になるというもので…。
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