2話～最終回(第78話)

各話一覧

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  42話 王の布陣

  あらすじをみる 秦王のエイ政は太后とロウアイの関係を確かめるため密かに甘泉宮に行き、ロウアイは身の危険を感じ王の暗殺を企てるも失敗に終わる。魏と連携して秦の王座を狙うエイ虞に利用されていることに気づかぬまま太后を後ろ盾に叛乱の準備を急ぐロウアイだが、実は李斯とエイ政はすべてを把握し動かしていた。
  あらすじをみる 秦王のエイ政は太后とロウアイの関係を確かめるため密かに甘泉宮に行き、ロウアイは身の危険を感じ王の暗殺を企てるも失敗に終わる。魏と連携して秦の王座を狙うエイ虞に利用されていることに気づかぬまま太后を後ろ盾に叛乱の準備を急ぐロウアイだが、実は李斯とエイ政はすべてを把握し動かしていた。
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  43話 王璽(おうじ)

  あらすじをみる ロウアイとの謀叛を成功させるためエイ虞は外国と通じ密かに働いた結果、趙・魏・韓が50万もの兵を率いて秦の国境に迫ることになった。呂不韋はロウアイを捕らえくびり殺そうとしたが太后とエイ政に止められ、後にロウアイは王璽と太后璽の両方を手に入れ、至高の権力を握ることになった。
  あらすじをみる ロウアイとの謀叛を成功させるためエイ虞は外国と通じ密かに働いた結果、趙・魏・韓が50万もの兵を率いて秦の国境に迫ることになった。呂不韋はロウアイを捕らえくびり殺そうとしたが太后とエイ政に止められ、後にロウアイは王璽と太后璽の両方を手に入れ、至高の権力を握ることになった。
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  44話 漁夫の利

  あらすじをみる 紀元前238年秦王のエイ政は加冠の儀を行うため、太后の趙姫と秦の古都である雍城に向かったが、咸陽に残ったロウアイは王璽と太后璽を乱用し挙兵の準備を整えていた。一方の呂不韋は監国を代行してロウアイから咸陽を守ってほしいとエイ政に頼まれ、謀叛軍との激戦を強いられた。
  あらすじをみる 紀元前238年秦王のエイ政は加冠の儀を行うため、太后の趙姫と秦の古都である雍城に向かったが、咸陽に残ったロウアイは王璽と太后璽を乱用し挙兵の準備を整えていた。一方の呂不韋は監国を代行してロウアイから咸陽を守ってほしいとエイ政に頼まれ、謀叛軍との激戦を強いられた。
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  45話 王子のゆくえ

  あらすじをみる 将軍の王翦はエイ政がいる雍城の危険を察して、急遽一万の援軍を統率し反乱軍の撃破に向かう。章台宮をはじめ咸陽の隅々までロウアイの反乱軍に占拠され、呂不韋の相府にも無数の兵が押し寄せた。エイ姓一族はエイ政の息子・扶蘇を救出するため将軍の樊於期とともに決死の戦いを繰り広げる。
  あらすじをみる 将軍の王翦はエイ政がいる雍城の危険を察して、急遽一万の援軍を統率し反乱軍の撃破に向かう。章台宮をはじめ咸陽の隅々までロウアイの反乱軍に占拠され、呂不韋の相府にも無数の兵が押し寄せた。エイ姓一族はエイ政の息子・扶蘇を救出するため将軍の樊於期とともに決死の戦いを繰り広げる。
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  46話 加冠の儀

  あらすじをみる 紀元前238年4月、反乱軍がエイ政の王位と命を狙って雍城へと突進する中、22才になったエイ政は予定通りに加冠の儀を行い、王璽を手に入れることで親政を始めた。これにより相邦の呂不韋が国政の実権を握る時代は終わり、監国太后の趙姫もロウアイの叛乱が原因ですべてを失うことになった。
  あらすじをみる 紀元前238年4月、反乱軍がエイ政の王位と命を狙って雍城へと突進する中、22才になったエイ政は予定通りに加冠の儀を行い、王璽を手に入れることで親政を始めた。これにより相邦の呂不韋が国政の実権を握る時代は終わり、監国太后の趙姫もロウアイの叛乱が原因ですべてを失うことになった。
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  47話 親政の始まり

  あらすじをみる ロウアイは車裂きで処刑され、太后も雍城に幽閉されてしまう。呂不韋はロウアイを太后のもとに送り込み、反乱に到った責任で連座して朝廷を離れることになった。秦王の政はロウアイの乱を平定した臣に各々の功績に応じた爵位と恩賞を与え、李斯を参謀人に親政を始めたのである。
  あらすじをみる ロウアイは車裂きで処刑され、太后も雍城に幽閉されてしまう。呂不韋はロウアイを太后のもとに送り込み、反乱に到った責任で連座して朝廷を離れることになった。秦王の政はロウアイの乱を平定した臣に各々の功績に応じた爵位と恩賞を与え、李斯を参謀人に親政を始めたのである。
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  48話 呂不韋の失脚

  あらすじをみる 呂不韋は相邦の官職を失った途端、連座の罪を恐れる呂氏一族と朝廷で新たな官職を狙うエイ一族の対立が激しさを増していった。しかし秦王の政は仲父である呂不韋を領地の洛陽へ異動させるだけで決着をつけ、国を挙げて列国の平定という偉業に集中することにした。
  あらすじをみる 呂不韋は相邦の官職を失った途端、連座の罪を恐れる呂氏一族と朝廷で新たな官職を狙うエイ一族の対立が激しさを増していった。しかし秦王の政は仲父である呂不韋を領地の洛陽へ異動させるだけで決着をつけ、国を挙げて列国の平定という偉業に集中することにした。
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  49話 次の波乱

  あらすじをみる 呂不韋が失脚し咸陽を離れたあと、水利工事担当の鄭国を一族諸共処罰することを望むエイ一族は、同時に他国出身の客臣を秦から追い出そうとする。秦王のエイ政は宗室の意向を知りながらも鄭国や客臣を擁護し対策を練り、新たな波乱を避けるべく逐客の詔を下す。
  あらすじをみる 呂不韋が失脚し咸陽を離れたあと、水利工事担当の鄭国を一族諸共処罰することを望むエイ一族は、同時に他国出身の客臣を秦から追い出そうとする。秦王のエイ政は宗室の意向を知りながらも鄭国や客臣を擁護し対策を練り、新たな波乱を避けるべく逐客の詔を下す。
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  50話 逐客

  あらすじをみる エイ政の親政が始まって以来、宗室だけで秦が支えられると主張するエイ一族はエイ政に圧力をかけ続ける。エイ政はこれに応じて李斯を含む現役の客臣を追放し、すべての官職を宗室に任せることにしたが、公務に滞りや深刻な問題が頻発する。
  あらすじをみる エイ政の親政が始まって以来、宗室だけで秦が支えられると主張するエイ一族はエイ政に圧力をかけ続ける。エイ政はこれに応じて李斯を含む現役の客臣を追放し、すべての官職を宗室に任せることにしたが、公務に滞りや深刻な問題が頻発する。
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  51話 対立を超えて

  あらすじをみる エイ政が逐客令を発した後、朝廷の要職には宗室が就き、思い通りに公務を執行するようになるが、エイケイの率いる水利工事をはじめ、客臣が不在の現場はうまく回らず、大きな損失を出す。ついにエイ政は逐客令廃止の詔を告示し、客臣の帰還を促すことにする。
  あらすじをみる エイ政が逐客令を発した後、朝廷の要職には宗室が就き、思い通りに公務を執行するようになるが、エイケイの率いる水利工事をはじめ、客臣が不在の現場はうまく回らず、大きな損失を出す。ついにエイ政は逐客令廃止の詔を告示し、客臣の帰還を促すことにする。
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  52話 東進への道

  あらすじをみる エイ政は逐客令の廃止によって宗室と客臣のいがみ合いを解消し、ようやく天下統一のための東進を始めることに集中する。その第一歩として他国が合従を阻むため、地理的に重要な位置にありながら国力が最も弱い魏を、韓と趙の支援から孤立させ、6国の分裂を図る。
  あらすじをみる エイ政は逐客令の廃止によって宗室と客臣のいがみ合いを解消し、ようやく天下統一のための東進を始めることに集中する。その第一歩として他国が合従を阻むため、地理的に重要な位置にありながら国力が最も弱い魏を、韓と趙の支援から孤立させ、6国の分裂を図る。
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  53話 割り切れぬ思い

  あらすじをみる エイ政は宗室とビ一族、優秀な客臣たちに支えられ、天下統一に向けて東進を始めるが、趙は秦を打ち破るため、雍城に幽閉されている秦の太后(エイ政の母、趙の出身)を邯鄲に連れ戻そうとする。一方、秦では李斯が太后を咸陽へ帰還させることをエイ政に進言する。
  あらすじをみる エイ政は宗室とビ一族、優秀な客臣たちに支えられ、天下統一に向けて東進を始めるが、趙は秦を打ち破るため、雍城に幽閉されている秦の太后(エイ政の母、趙の出身)を邯鄲に連れ戻そうとする。一方、秦では李斯が太后を咸陽へ帰還させることをエイ政に進言する。
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  54話 誘拐

  あらすじをみる エイ政は李斯に説得され自ら雍城まで太后を迎えに行くが、幽閉先には太后の姿がなかった。趙の丞相郭開に捕らわれた母を見つけ出し再会を果たしたエイ政は、太后を誘拐するため秦に送り込まれた郭開を、逆に趙を孤立させるための駒として有効に使う策を練る。
  あらすじをみる エイ政は李斯に説得され自ら雍城まで太后を迎えに行くが、幽閉先には太后の姿がなかった。趙の丞相郭開に捕らわれた母を見つけ出し再会を果たしたエイ政は、太后を誘拐するため秦に送り込まれた郭開を、逆に趙を孤立させるための駒として有効に使う策を練る。
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  55話 趙との盟約

  あらすじをみる エイ政は東進戦略の切り札として、まず6国の目を秦から逸らすべく、趙王の偃を秦に誘い込み、両国の間で盟約を結ぼうとする。趙王はこれに応じる形で秦の咸陽へ行こうとするが、これをきっかけに趙の朝廷内の世継ぎを巡る権力闘争が激しさを増していく。
  あらすじをみる エイ政は東進戦略の切り札として、まず6国の目を秦から逸らすべく、趙王の偃を秦に誘い込み、両国の間で盟約を結ぼうとする。趙王はこれに応じる形で秦の咸陽へ行こうとするが、これをきっかけに趙の朝廷内の世継ぎを巡る権力闘争が激しさを増していく。
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  56話 疑念

  あらすじをみる 趙王は盟約を結びたいという秦の誘いに応じて咸陽を訪れるが、秦への疑念を深めていた。趙王は盟約締結の前に同盟の主を狩りで決めようと提案し、この狩りでエイ政の暗殺を仕掛けるが…。その頃、燕の太子姫丹は、秦と趙の同盟を阻止するために咸陽に現れる。
  あらすじをみる 趙王は盟約を結びたいという秦の誘いに応じて咸陽を訪れるが、秦への疑念を深めていた。趙王は盟約締結の前に同盟の主を狩りで決めようと提案し、この狩りでエイ政の暗殺を仕掛けるが…。その頃、燕の太子姫丹は、秦と趙の同盟を阻止するために咸陽に現れる。
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  57話 それぞれの思惑

  あらすじをみる エイ政が趙王の偃に盟約を交わすよう迫るなか、燕の太子姫丹は盟約を阻むため、密かに太后趙姫に接近し、その結果、偃の刺殺未遂が起こる。エイ政は自分の計画を二度と攪乱されないよう姫丹を監禁し、偃と盟約を締結する。
  あらすじをみる エイ政が趙王の偃に盟約を交わすよう迫るなか、燕の太子姫丹は盟約を阻むため、密かに太后趙姫に接近し、その結果、偃の刺殺未遂が起こる。エイ政は自分の計画を二度と攪乱されないよう姫丹を監禁し、偃と盟約を締結する。
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  58話 戦略

  あらすじをみる 趙王の偃は、秦からの掣肘(せいちゅう)を避けるために盟約を結ぶと、燕を攻め落とす計画に取り掛かる。20万の趙軍が燕に侵略すると、燕は都薊城陥落の危機を避けるべく秦に助けを求めるが、秦は趙が燕に進軍する間に趙を攻め落とす戦略を立てていた。
  あらすじをみる 趙王の偃は、秦からの掣肘(せいちゅう)を避けるために盟約を結ぶと、燕を攻め落とす計画に取り掛かる。20万の趙軍が燕に侵略すると、燕は都薊城陥落の危機を避けるべく秦に助けを求めるが、秦は趙が燕に進軍する間に趙を攻め落とす戦略を立てていた。
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  59話 対趙攻防戦

  あらすじをみる 秦が趙と結んだ盟約は、趙の隙をついて秦が趙を攻め落とすための策略だった。ホウ煖将軍率いる20万の趙軍は秦軍の奇襲により全滅し、趙王偃も病に倒れてしまう。一方燕の太子姫丹は、エイ政が6国平定後を見据えて天下の文字を改訂する姿を目撃する。
  あらすじをみる 秦が趙と結んだ盟約は、趙の隙をついて秦が趙を攻め落とすための策略だった。ホウ煖将軍率いる20万の趙軍は秦軍の奇襲により全滅し、趙王偃も病に倒れてしまう。一方燕の太子姫丹は、エイ政が6国平定後を見据えて天下の文字を改訂する姿を目撃する。
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  60話 趙王の死

  あらすじをみる 趙の邯鄲への攻撃が滞ると、秦は趙の内紛を利用して自滅させようと新たな策を練る。人質として秦に留まった燕の太子姫丹が、間者として利用されたことを知らずに趙の丞相郭開に偽の情報を流したことに起因して趙王偃が崩御し、趙の10万の兵も犠牲となる。
  あらすじをみる 趙の邯鄲への攻撃が滞ると、秦は趙の内紛を利用して自滅させようと新たな策を練る。人質として秦に留まった燕の太子姫丹が、間者として利用されたことを知らずに趙の丞相郭開に偽の情報を流したことに起因して趙王偃が崩御し、趙の10万の兵も犠牲となる。
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  61話 韓非の正体

  あらすじをみる 秦は天下の統一と同時に文字の統一を進めるため、新たに秦篆(しんてん)を修訂し、6国には秦との交易でこれを使用するよう強要する。韓非はこれが6国の足踏みを乱すための秦の計略だと見抜き、趙で偃の葬儀に参列する5国を説得し、6国の合従を呼びかける。
  あらすじをみる 秦は天下の統一と同時に文字の統一を進めるため、新たに秦篆(しんてん)を修訂し、6国には秦との交易でこれを使用するよう強要する。韓非はこれが6国の足踏みを乱すための秦の計略だと見抜き、趙で偃の葬儀に参列する5国を説得し、6国の合従を呼びかける。