楚喬伝~いばらに咲く花~
第2話~第58話
各話一覧
- 00:46:09第22話 悲しみの氷雪箭(ひょうせつせん)あらすじをみる 燕洵(えん・じゅん)に助け出された星児は、燕洵の配下たちと合流。緊張の解けたふたりは、以前のようにふざけ合い一時の休息を取るも、宇文懐の率いる追っ手に発見され再び窮地に陥ってしまう。一時は体の動きを封じられた星児だったが、燕洵と協力して宇文懐の激しい攻撃を退け、共に馬に乗って逃走を図る。ふたりがまさに長安(ちょうあん)を抜け出そうとした時、宇文ゲツの氷雪箭が飛来し燕洵の肩を貫く。その宇文ゲツの顔には怒りと悲しみの色が滲んでいた。あらすじをみる 燕洵(えん・じゅん)に助け出された星児は、燕洵の配下たちと合流。緊張の解けたふたりは、以前のようにふざけ合い一時の休息を取るも、宇文懐の率いる追っ手に発見され再び窮地に陥ってしまう。一時は体の動きを封じられた星児だったが、燕洵と協力して宇文懐の激しい攻撃を退け、共に馬に乗って逃走を図る。ふたりがまさに長安(ちょうあん)を抜け出そうとした時、宇文ゲツの氷雪箭が飛来し燕洵の肩を貫く。その宇文ゲツの顔には怒りと悲しみの色が滲んでいた。
- 00:46:01第23話 囚(とら)われのふたりあらすじをみる 燕北(えんほく)攻めから帰還した趙東亭(ちょう・とうてい)は、燕洵(えん・じゅん)の姉が逃げたとの報告を受け、弟の趙西風(ちょう・せいふう)を追手に差し向ける。星児(せいじ)に傷を負わされた趙西風は、その恨みの矛先を燕洵に向け、身重であった燕洵の姉を情け容赦なく惨殺するが、牢につながれた星児と燕洵は、定北侯(ていほくこう)一族の身に起こっている悲劇を知る由もなかった。燕洵は、故郷・燕北の素晴らしさや幼い頃の思い出を星児に語って聞かせ、共に燕北へ行こうと誘うが…。あらすじをみる 燕北(えんほく)攻めから帰還した趙東亭(ちょう・とうてい)は、燕洵(えん・じゅん)の姉が逃げたとの報告を受け、弟の趙西風(ちょう・せいふう)を追手に差し向ける。星児(せいじ)に傷を負わされた趙西風は、その恨みの矛先を燕洵に向け、身重であった燕洵の姉を情け容赦なく惨殺するが、牢につながれた星児と燕洵は、定北侯(ていほくこう)一族の身に起こっている悲劇を知る由もなかった。燕洵は、故郷・燕北の素晴らしさや幼い頃の思い出を星児に語って聞かせ、共に燕北へ行こうと誘うが…。
- 00:45:51第24話 九幽台(きゅうゆうだい)の惨劇あらすじをみる 燕洵と星児は、皇室の刑場・九幽台に引き出された。燕一族の首が壇上に並べられ、燕洵は初めて、母を除く一族全員が皇帝に誅殺されたことを知る。聖旨により、首実検と処刑の見届けを条件に罪を許すと告げられるも、燕洵は激情と誇りから聖旨の拝領を拒否。これを皇帝への反逆と断じた宇文懐(うぶん・かい)は処刑の命令を下し、刃と矢の雨が燕洵に降り注ぐ…。あらすじをみる 燕洵と星児は、皇室の刑場・九幽台に引き出された。燕一族の首が壇上に並べられ、燕洵は初めて、母を除く一族全員が皇帝に誅殺されたことを知る。聖旨により、首実検と処刑の見届けを条件に罪を許すと告げられるも、燕洵は激情と誇りから聖旨の拝領を拒否。これを皇帝への反逆と断じた宇文懐(うぶん・かい)は処刑の命令を下し、刃と矢の雨が燕洵に降り注ぐ…。
- 00:46:20第25話 遺された命あらすじをみる 誅殺された燕(えん)一族の首を1つ1つ確かめる白笙(はく・しょう)。最後に「惨めな姿をさらしても生き延びなさい」と燕洵(えん・じゅん)に言い残し、自らの命を絶つ。燕洵を赦免する旨の聖旨が届き、罪を免れた燕洵と星児(せいじ)は再び牢に入れられ、惨劇を目の当たりにした元淳(げん・じゅん)は、自分の無力さを責めるのだった。燕一族を壊滅させ勢力を拡大しようと狙う門閥の面々は、水面下で手を組み燕洵を亡き者にしようと画策。その中で、宇文ゲツ(うぶん・げつ)だけは燕洵を救おうと奔走する。あらすじをみる 誅殺された燕(えん)一族の首を1つ1つ確かめる白笙(はく・しょう)。最後に「惨めな姿をさらしても生き延びなさい」と燕洵(えん・じゅん)に言い残し、自らの命を絶つ。燕洵を赦免する旨の聖旨が届き、罪を免れた燕洵と星児(せいじ)は再び牢に入れられ、惨劇を目の当たりにした元淳(げん・じゅん)は、自分の無力さを責めるのだった。燕一族を壊滅させ勢力を拡大しようと狙う門閥の面々は、水面下で手を組み燕洵を亡き者にしようと画策。その中で、宇文ゲツ(うぶん・げつ)だけは燕洵を救おうと奔走する。
- 00:45:48第26話 壊れた友情あらすじをみる すべてを失って失意の底にいる燕洵。星児の懸命の励ましによって、その心は徐々に生気を取り戻し、いつか長安(ちょうあん)を血の海にすると復讐を誓う。そんな中、仲羽(ちゅう・う)が仲間たちと燕洵の救出を試みるが、蕭玉(しょう・ぎょく)に阻まれて失敗。星児に恨みを持つ趙西風(ちょう・せいふう)が牢に乗り込み、燕洵をさんざん嘲笑したあげく、星児の指を切り落とそうとする。必死に星児を守ろうとする燕洵。ふたりの難を知った宇文ゲツが牢へ駆けつけるが…。あらすじをみる すべてを失って失意の底にいる燕洵。星児の懸命の励ましによって、その心は徐々に生気を取り戻し、いつか長安(ちょうあん)を血の海にすると復讐を誓う。そんな中、仲羽(ちゅう・う)が仲間たちと燕洵の救出を試みるが、蕭玉(しょう・ぎょく)に阻まれて失敗。星児に恨みを持つ趙西風(ちょう・せいふう)が牢に乗り込み、燕洵をさんざん嘲笑したあげく、星児の指を切り落とそうとする。必死に星児を守ろうとする燕洵。ふたりの難を知った宇文ゲツが牢へ駆けつけるが…。
- 00:46:01第27話 皇帝の疑念あらすじをみる 宇文懐(うぶん・かい)は牢から星児(せいじ)を連れ出し、宇文席(うぶん・せき)殺害について問いただそうとする。その時、駆けつけた宇文ゲツ(うぶん・げつ)の放った針により星児は息絶えてしまった。実は星児を仮死状態にして運び出し、すぐ蘇生させる計画だったのだが、皇帝に呼び出された宇文ゲツは、星児を月七(げつしち)に託すことに。皇帝から、諜紙天眼(ちょうしてんがん)の掌門を宇文懐へ譲って辺境に赴任するよう命じられた宇文ゲツが青山院(せいざんいん)へ戻ると、星児の遺体が無縁墓地に運ばれていた。あらすじをみる 宇文懐(うぶん・かい)は牢から星児(せいじ)を連れ出し、宇文席(うぶん・せき)殺害について問いただそうとする。その時、駆けつけた宇文ゲツ(うぶん・げつ)の放った針により星児は息絶えてしまった。実は星児を仮死状態にして運び出し、すぐ蘇生させる計画だったのだが、皇帝に呼び出された宇文ゲツは、星児を月七(げつしち)に託すことに。皇帝から、諜紙天眼(ちょうしてんがん)の掌門を宇文懐へ譲って辺境に赴任するよう命じられた宇文ゲツが青山院(せいざんいん)へ戻ると、星児の遺体が無縁墓地に運ばれていた。
- 00:46:13第28話 公主の毒あらすじをみる 皇帝は燕洵(えん・じゅん)を生かす道を選ぶ。心を入れ替え魏に尽くせ、との聖旨により軟禁された鶯歌苑(おうかえん)には、次々と刺客が送り込まれる。星児とともに迎え撃つ燕洵だったが、宇文懐と魏舒游(ぎ・じょゆう)が武器の捜索という理由で家を調べ始めた。素性を明かせない星児は、顔に包帯を巻いてやり過ごそうとしたものの、宇文懐は無理やり包帯を外そうとする。燕洵の怒りが頂点に達し、一触即発の状態になったところへ淳(じゅん)公主が駆けつけ…。あらすじをみる 皇帝は燕洵(えん・じゅん)を生かす道を選ぶ。心を入れ替え魏に尽くせ、との聖旨により軟禁された鶯歌苑(おうかえん)には、次々と刺客が送り込まれる。星児とともに迎え撃つ燕洵だったが、宇文懐と魏舒游(ぎ・じょゆう)が武器の捜索という理由で家を調べ始めた。素性を明かせない星児は、顔に包帯を巻いてやり過ごそうとしたものの、宇文懐は無理やり包帯を外そうとする。燕洵の怒りが頂点に達し、一触即発の状態になったところへ淳(じゅん)公主が駆けつけ…。
- 00:45:55第29話 屈辱に耐えてあらすじをみる 宇文懐(うぶん・かい)と魏舒游(ぎ・じょゆう)から執拗に命を狙われる燕洵(えん・じゅん)は、ついに意を決して秘策を取ろうとする。燕洵が刺客に襲われた夜、皇帝の前でそれぞれの言い分を述べる。魏舒游は刺客を送っていないと言い張るが、仲羽(ちゅう・う)に頼まれた淳(じゅん)公主が刺客の死体を皇宮まで運んできた。皇帝は魏舒游の罪を認めたが、与えた罰はあまりに軽いものだった。一方、極楽閣(ごくらくかく)へ殴り込んだ宇文ゲツ(うぶん・げつ)は、宇文席(うぶん・せき)の妻から母の過去を聞かされ…。あらすじをみる 宇文懐(うぶん・かい)と魏舒游(ぎ・じょゆう)から執拗に命を狙われる燕洵(えん・じゅん)は、ついに意を決して秘策を取ろうとする。燕洵が刺客に襲われた夜、皇帝の前でそれぞれの言い分を述べる。魏舒游は刺客を送っていないと言い張るが、仲羽(ちゅう・う)に頼まれた淳(じゅん)公主が刺客の死体を皇宮まで運んできた。皇帝は魏舒游の罪を認めたが、与えた罰はあまりに軽いものだった。一方、極楽閣(ごくらくかく)へ殴り込んだ宇文ゲツ(うぶん・げつ)は、宇文席(うぶん・せき)の妻から母の過去を聞かされ…。
- 00:46:00第30話 流れる月日あらすじをみる 軟禁生活を送る燕洵は、星児と共に解放予定の3年後に燕北へ帰る日を夢見つつ、その日に備えて力を蓄えるべく水面下で着々と準備を進めていた。一方、辺境への赴任を命じられた宇文ゲツは、辺境防衛の指揮を執る襄王(じょうおう)・元徹(げん・てつ)のもとに身を寄せ、最前線で外敵と戦う日々を送っていた。月日が過ぎ、辺境の地で民のために戦うことこそが自分の使命だと悟った襄王は宇文ゲツに、諜紙天眼(ちょうしてんがん)の後継者として都で戦うべきだと提言する。あらすじをみる 軟禁生活を送る燕洵は、星児と共に解放予定の3年後に燕北へ帰る日を夢見つつ、その日に備えて力を蓄えるべく水面下で着々と準備を進めていた。一方、辺境への赴任を命じられた宇文ゲツは、辺境防衛の指揮を執る襄王(じょうおう)・元徹(げん・てつ)のもとに身を寄せ、最前線で外敵と戦う日々を送っていた。月日が過ぎ、辺境の地で民のために戦うことこそが自分の使命だと悟った襄王は宇文ゲツに、諜紙天眼(ちょうしてんがん)の後継者として都で戦うべきだと提言する。
- 00:47:28第31話 愛しき人は、かの岸辺にあらすじをみる 長安(ちょうあん)に凱旋した襄王(じょうおう)と宇文ゲツ(うぶん・げつ)。皇帝はふたりを褒め称えるが、同時に第三皇子を辺境から呼び戻して襄王に圧力を掛け始める。3年振りに燕洵(えん・じゅん)と再会するのを楽しみにしていた宇文ゲツだったが、燕洵はどんな言葉にも耳を傾けず、すっかり人が変っていた。そして、最も知りたかった星児(せいじ)の生存について、燕洵から返ってきた答えはあまりにも残酷で、宇文ゲツは深く心を傷つけられてしまう。あらすじをみる 長安(ちょうあん)に凱旋した襄王(じょうおう)と宇文ゲツ(うぶん・げつ)。皇帝はふたりを褒め称えるが、同時に第三皇子を辺境から呼び戻して襄王に圧力を掛け始める。3年振りに燕洵(えん・じゅん)と再会するのを楽しみにしていた宇文ゲツだったが、燕洵はどんな言葉にも耳を傾けず、すっかり人が変っていた。そして、最も知りたかった星児(せいじ)の生存について、燕洵から返ってきた答えはあまりにも残酷で、宇文ゲツは深く心を傷つけられてしまう。
- 00:46:37第32話 復讐劇の幕開けあらすじをみる 宇文ゲツは、狩りの夜宴でついに星児との再会を果たす。燕洵の復讐心を見抜いている宇文ゲツが「法を犯すな」と忠告するが、星児はそれをそっけなくあしらうのだった。一方、星児の抹殺を企てる趙西風(ちょう・せいふう)と魏舒游(ぎ・じょゆう)は、星児に柔然(じゅうぜん)国の使者・ザマ郡主との腕比べをけしかけるのだが、星児は難なく勝利する。ふたりは更に燕洵の暗殺も図るが、それこそがまさに燕洵の目論みだった。趙西風を狩場の外へ誘い込んだ燕洵は、憎しみの剣を振り上げる。あらすじをみる 宇文ゲツは、狩りの夜宴でついに星児との再会を果たす。燕洵の復讐心を見抜いている宇文ゲツが「法を犯すな」と忠告するが、星児はそれをそっけなくあしらうのだった。一方、星児の抹殺を企てる趙西風(ちょう・せいふう)と魏舒游(ぎ・じょゆう)は、星児に柔然(じゅうぜん)国の使者・ザマ郡主との腕比べをけしかけるのだが、星児は難なく勝利する。ふたりは更に燕洵の暗殺も図るが、それこそがまさに燕洵の目論みだった。趙西風を狩場の外へ誘い込んだ燕洵は、憎しみの剣を振り上げる。
- 00:46:17第33話 再び青山院(せいざんいん)へあらすじをみる 息子を失った魏光(ぎ・こう)は燕洵(えん・じゅん)に復讐することを決意し、魏家の将来を甥の舒ヨウ(じょよう)に託す。ちょうどその頃、皇帝からの呼び出しを受けて皇宮へやってきた星児(せいじ)は宇文懐(うぶん・かい)と出くわし、剣を帯びての参内を理由に捕縛されそうになっていた。そんな星児を救った宇文ゲツ(うぶん・げつ)は、1日だけ奴婢(ぬひ)として自分に仕えれば奴婢解放証を書くという条件を出す。星児はそれを受け入れ、再び青山院の門をくぐるのだが…。あらすじをみる 息子を失った魏光(ぎ・こう)は燕洵(えん・じゅん)に復讐することを決意し、魏家の将来を甥の舒ヨウ(じょよう)に託す。ちょうどその頃、皇帝からの呼び出しを受けて皇宮へやってきた星児(せいじ)は宇文懐(うぶん・かい)と出くわし、剣を帯びての参内を理由に捕縛されそうになっていた。そんな星児を救った宇文ゲツ(うぶん・げつ)は、1日だけ奴婢(ぬひ)として自分に仕えれば奴婢解放証を書くという条件を出す。星児はそれを受け入れ、再び青山院の門をくぐるのだが…。
- 00:45:45第34話 女指南役、秀麗(しゅうれい)軍へあらすじをみる 魏光が犯した汚職と白玉鼎(はくぎょくてい)横奪という大罪により、魏閥一族に皆殺しの沙汰が下るかと思われたが、宇文ゲツの策により、舒ヨウが自ら叔父を告発することで、魏光のみが斬首となり一族は全滅を免れる。一方、鶯歌苑(おうかえん)での軟禁が間もなく3年を迎えようとするある日、星児に弓術指南役として驍騎営(ぎょうきえい)へ赴任せよとの勅命が下る。男の世界での難しい立場を案じた宇文ゲツは、あえて裏切り者と蔑まれる燕北(えんほく)人の部隊・秀麗軍に星児を配属する。あらすじをみる 魏光が犯した汚職と白玉鼎(はくぎょくてい)横奪という大罪により、魏閥一族に皆殺しの沙汰が下るかと思われたが、宇文ゲツの策により、舒ヨウが自ら叔父を告発することで、魏光のみが斬首となり一族は全滅を免れる。一方、鶯歌苑(おうかえん)での軟禁が間もなく3年を迎えようとするある日、星児に弓術指南役として驍騎営(ぎょうきえい)へ赴任せよとの勅命が下る。男の世界での難しい立場を案じた宇文ゲツは、あえて裏切り者と蔑まれる燕北(えんほく)人の部隊・秀麗軍に星児を配属する。
- 00:46:26第35話 梁(りょう)国の太子あらすじをみる 梁の太子・蕭策(しょう・さく)が魏(ぎ)を訪れることになる。魏の皇帝は淳(じゅん)公主を蕭策に嫁がせたいと考えていたが、蕭策は女好きで悪評が高く、そのことを案じた魏貴妃(ぎきひ)は、お気に入りの宇文ゲツ(うぶん・げつ)に淳公主を降嫁させたいと思い、元徹(げん・てつ)に相談する。宇文ゲツの星児への思いを見抜いている元徹は、手に入らない花を諦めるよう宇文ゲツを説得するが、宇文ゲツの愛は揺るぎなかった。そして、強い意志をもって返された宇文ゲツの言葉に、元徹は驚愕する。あらすじをみる 梁の太子・蕭策(しょう・さく)が魏(ぎ)を訪れることになる。魏の皇帝は淳(じゅん)公主を蕭策に嫁がせたいと考えていたが、蕭策は女好きで悪評が高く、そのことを案じた魏貴妃(ぎきひ)は、お気に入りの宇文ゲツ(うぶん・げつ)に淳公主を降嫁させたいと思い、元徹(げん・てつ)に相談する。宇文ゲツの星児への思いを見抜いている元徹は、手に入らない花を諦めるよう宇文ゲツを説得するが、宇文ゲツの愛は揺るぎなかった。そして、強い意志をもって返された宇文ゲツの言葉に、元徹は驚愕する。
- 00:46:17第36話 望まぬ結婚あらすじをみる 魏の皇帝に謁見した蕭策は、星児を国へ連れて帰りたいと申し出るが、皇帝の側室である蘭淑儀(らん・しゅくぎ)にたしなめられてしまう。一方、皇帝が蕭策と自分を結婚させようとしていることを知った淳公主は、「燕洵(えん・じゅん)兄様以外の人に嫁ぐ気はない」と皇帝を説得。皇帝は燕洵を皇宮に呼び出し、淳公主を嫁がせたいと伝え、分不相応だと固辞する燕洵をよそに、強引に祝言の日取りを決めてしまう。願いが叶って浮かれる淳公主だったが、その姿を見る燕洵の目は冷ややかだった。あらすじをみる 魏の皇帝に謁見した蕭策は、星児を国へ連れて帰りたいと申し出るが、皇帝の側室である蘭淑儀(らん・しゅくぎ)にたしなめられてしまう。一方、皇帝が蕭策と自分を結婚させようとしていることを知った淳公主は、「燕洵(えん・じゅん)兄様以外の人に嫁ぐ気はない」と皇帝を説得。皇帝は燕洵を皇宮に呼び出し、淳公主を嫁がせたいと伝え、分不相応だと固辞する燕洵をよそに、強引に祝言の日取りを決めてしまう。願いが叶って浮かれる淳公主だったが、その姿を見る燕洵の目は冷ややかだった。
- 00:46:50第37話 それぞれの思惑あらすじをみる 星児(せいじ)は、元淳(げん・じゅん)と燕洵(えん・じゅん)の結婚話は皇帝の策略だと見抜いていた。燕洵が仲羽(ちゅう・う)と共に長安(ちょうあん)脱出の計画を練り直そうとした時、蕭玉(しょう・ぎょく)が協力を申し出る。共に魏(ぎ)に敵対する者同士として、燕洵は蕭玉の申し出を受け入れ…。その頃、大好きな燕洵に嫁げるとあって喜んで支度する元淳だったが、娘の浅はかな考えを知った魏貴妃(ぎきひ)は激怒。だが元淳の決意は揺らがなかった。一方、相変わらず星児につきまとっていた蕭策は、星児を伴って城外へと出かける。あらすじをみる 星児(せいじ)は、元淳(げん・じゅん)と燕洵(えん・じゅん)の結婚話は皇帝の策略だと見抜いていた。燕洵が仲羽(ちゅう・う)と共に長安(ちょうあん)脱出の計画を練り直そうとした時、蕭玉(しょう・ぎょく)が協力を申し出る。共に魏(ぎ)に敵対する者同士として、燕洵は蕭玉の申し出を受け入れ…。その頃、大好きな燕洵に嫁げるとあって喜んで支度する元淳だったが、娘の浅はかな考えを知った魏貴妃(ぎきひ)は激怒。だが元淳の決意は揺らがなかった。一方、相変わらず星児につきまとっていた蕭策は、星児を伴って城外へと出かける。
- 00:46:21第38話 間諜(かんちょう)網殲滅あらすじをみる 蕭策(しょう・さく)から梁(りょう)の間諜の手がかりを得た宇文ゲツ(うぶん・げつ)は、利用されていると承知で、長安に張り巡らされた間諜網の殲滅に乗り出す。蕭玉の腹心である桃葉(とうよう)を捕縛し、間諜の拠点を次々と襲撃する中、燕洵が梁の支援を受けて謀反を起こそうとしていることが次第に明らかになる。燕洵は、新しく開通した運河を決壊させ、婚儀の日に長安を洪水に沈める計画を着々と進めていたのだ。宇文ゲツは月夜の酒席に燕洵を呼び出し、ふたりだけで対峙する。あらすじをみる 蕭策(しょう・さく)から梁(りょう)の間諜の手がかりを得た宇文ゲツ(うぶん・げつ)は、利用されていると承知で、長安に張り巡らされた間諜網の殲滅に乗り出す。蕭玉の腹心である桃葉(とうよう)を捕縛し、間諜の拠点を次々と襲撃する中、燕洵が梁の支援を受けて謀反を起こそうとしていることが次第に明らかになる。燕洵は、新しく開通した運河を決壊させ、婚儀の日に長安を洪水に沈める計画を着々と進めていたのだ。宇文ゲツは月夜の酒席に燕洵を呼び出し、ふたりだけで対峙する。
- 00:46:24第39話 一石二鳥の罠あらすじをみる 命令書を紛失して処罰された賀蕭(が・しょう)と共に、傷を負った身で星児(せいじ)は正座を続けた。しかし、遂に力尽きて昏倒してしまう。そこへ宇文ゲツ(うぶん・げつ)が現れ、強引に星児を自分の天幕に連れていく。眠り込んでいる星児は、無意識に宇文ゲツの腕にすがりつくのだった。そしてふたりは、天幕の寝台で一夜を明かす。しかし、朝になって月七(げつしち)が宇文ゲツに注進すると、宇文ゲツは態度を一変させて星児に冷たく当たるのだった…。あらすじをみる 命令書を紛失して処罰された賀蕭(が・しょう)と共に、傷を負った身で星児(せいじ)は正座を続けた。しかし、遂に力尽きて昏倒してしまう。そこへ宇文ゲツ(うぶん・げつ)が現れ、強引に星児を自分の天幕に連れていく。眠り込んでいる星児は、無意識に宇文ゲツの腕にすがりつくのだった。そしてふたりは、天幕の寝台で一夜を明かす。しかし、朝になって月七(げつしち)が宇文ゲツに注進すると、宇文ゲツは態度を一変させて星児に冷たく当たるのだった…。
- 00:46:42第40話 婚礼の日あらすじをみる 蕭策(しょう・さく)が梁(りょう)へ帰ることとなり、星児が見送りにやってきた。星占いによって戦乱を予見した蕭策は、星児を梁へと誘う。魏(ぎ)と燕北(えんほく)が戦になっても、どちらにも組みしないと語る蕭策を、星児は笑顔で見送るのだった。長安(ちょうあん)脱出の準備が着々と進む中、星児の身を案じた燕洵(えん・じゅん)は、星児を先に城外に出しておくように仲羽(ちゅう・う)に命ずる。しかし、星児は公主護衛の名目で皇宮に呼び出される。そして、ついに婚礼の日がやってきた。あらすじをみる 蕭策(しょう・さく)が梁(りょう)へ帰ることとなり、星児が見送りにやってきた。星占いによって戦乱を予見した蕭策は、星児を梁へと誘う。魏(ぎ)と燕北(えんほく)が戦になっても、どちらにも組みしないと語る蕭策を、星児は笑顔で見送るのだった。長安(ちょうあん)脱出の準備が着々と進む中、星児の身を案じた燕洵(えん・じゅん)は、星児を先に城外に出しておくように仲羽(ちゅう・う)に命ずる。しかし、星児は公主護衛の名目で皇宮に呼び出される。そして、ついに婚礼の日がやってきた。
- 00:46:28第41話 捨てられた者たちあらすじをみる ついに謀反を起こし、長安(ちょうあん)から脱出しようとする燕洵(えん・じゅん)に、淳(じゅん)公主は必死に追いすがる。しかし、淳公主がどんなに気持ちを訴えても、ふたりの間の溝は埋まらなかった。一方、無事に燕洵を城外へ脱出させた秀麗(しゅんれい)軍は、自らも城外へ逃げようとするが、なんと城門が封じられている。見捨てられたと絶望した秀麗軍は、それでも懸命に戦い、まさに力尽きようとしたその時、城門が開かれ星児(せいじ)が現れる。あらすじをみる ついに謀反を起こし、長安(ちょうあん)から脱出しようとする燕洵(えん・じゅん)に、淳(じゅん)公主は必死に追いすがる。しかし、淳公主がどんなに気持ちを訴えても、ふたりの間の溝は埋まらなかった。一方、無事に燕洵を城外へ脱出させた秀麗(しゅんれい)軍は、自らも城外へ逃げようとするが、なんと城門が封じられている。見捨てられたと絶望した秀麗軍は、それでも懸命に戦い、まさに力尽きようとしたその時、城門が開かれ星児(せいじ)が現れる。
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