琅邪榜<弐>~風雲来る長林軍~
第2話~第50話
各話一覧
- 00:44:26第2話 義兄弟の約束あらすじをみる 蕭平章の傷はかつて庭生の義兄弟である林深(りん・しん)の状態とまったく同じだった。しかし済風(せいふう)堂・黎(れい)老堂主の弟子である林奚(りん・けい)の見事な治療により、平章は一命を取り留める。平旌は怒鳴ったことを林奚に謝るが、林奚の態度は冷ややかだった。庭生は朝廷へ調査を依頼するも、補給船が沈没したことは何者かの陰謀だとにらんでいた。同じく裏があると感じた平旌は、父と兄に嘆願し、潜入調査のため大同(だいどう)府へと向かう。一方、黎老堂主も林奚を大同府へ遣わすのだった。あらすじをみる 蕭平章の傷はかつて庭生の義兄弟である林深(りん・しん)の状態とまったく同じだった。しかし済風(せいふう)堂・黎(れい)老堂主の弟子である林奚(りん・けい)の見事な治療により、平章は一命を取り留める。平旌は怒鳴ったことを林奚に謝るが、林奚の態度は冷ややかだった。庭生は朝廷へ調査を依頼するも、補給船が沈没したことは何者かの陰謀だとにらんでいた。同じく裏があると感じた平旌は、父と兄に嘆願し、潜入調査のため大同(だいどう)府へと向かう。一方、黎老堂主も林奚を大同府へ遣わすのだった。
- 00:44:11第3話 琅邪榜の達人あらすじをみる 大同府へ向かう道中、林奚と合流した蕭平旌。到着後に官府の捜査が入った済風堂に合流し、大同府へと忍び込むものの、ある手練れと戦うことに。その手練れとは宋浮(そう・ふ)の指示で証拠隠滅のために大同府にやってきた琅邪達人榜第四位の段桐舟(だん・とうしゅう)だった。段桐舟の関与に驚く平旌たちの前に、莱陽(らいよう)侯・蕭元啓(げんけい)が現れる。元啓は沈没した官船の船頭と、船頭を助けた済風堂の医者3人をかくまっていた。平旌たちは船頭の話から沈没が仕組まれていたことを知り…。あらすじをみる 大同府へ向かう道中、林奚と合流した蕭平旌。到着後に官府の捜査が入った済風堂に合流し、大同府へと忍び込むものの、ある手練れと戦うことに。その手練れとは宋浮(そう・ふ)の指示で証拠隠滅のために大同府にやってきた琅邪達人榜第四位の段桐舟(だん・とうしゅう)だった。段桐舟の関与に驚く平旌たちの前に、莱陽(らいよう)侯・蕭元啓(げんけい)が現れる。元啓は沈没した官船の船頭と、船頭を助けた済風堂の医者3人をかくまっていた。平旌たちは船頭の話から沈没が仕組まれていたことを知り…。
- 00:44:11第4話 生き証人あらすじをみる 川底から物証を手に入れた平旌は、船が釘でなく接着剤で接合されていたことを知る。大同府の張府尹(ちょうふいん)は口封じに遭うところを、寸前のところで平旌に助けられる。その頃、段桐舟は銭(せん)参領を連れて蕭元啓が船頭と医師をかくまう廃虚へ乗り込み、全員を殺すように命じる。そこへ長林王・庭生が派兵を依頼した斉(さい)州の紀(き)将軍率いる善柳(ぜんりゅう)営が到着、段桐舟は銭参領を殺して逃亡するのだった。生き証人の張府尹を護送すべく、平旌たちは善柳営と共に帰京の途に就くが…。あらすじをみる 川底から物証を手に入れた平旌は、船が釘でなく接着剤で接合されていたことを知る。大同府の張府尹(ちょうふいん)は口封じに遭うところを、寸前のところで平旌に助けられる。その頃、段桐舟は銭(せん)参領を連れて蕭元啓が船頭と医師をかくまう廃虚へ乗り込み、全員を殺すように命じる。そこへ長林王・庭生が派兵を依頼した斉(さい)州の紀(き)将軍率いる善柳(ぜんりゅう)営が到着、段桐舟は銭参領を殺して逃亡するのだった。生き証人の張府尹を護送すべく、平旌たちは善柳営と共に帰京の途に就くが…。
- 00:44:01第5話 共謀者あらすじをみる 大同府から張府尹を護送する蕭平旌たちは、都に入る直前に啓竹渓(けいちくけい)という場所で夜営するが、そこで段桐舟の襲撃に遭い、紀将軍も共謀していたことが発覚する。だが平旌が奇襲を見抜いていたため証人は守られ、紀将軍の企てを先読みしていた長林王・庭生と平章が兵を遣わしていたことで事なきを得る。こうして証人は無事に都へ護送され、朝廷で調査が始まることに。一方、すぐに都を去るはずだった林奚は、老堂主から都の済風堂と平章の治療を任される。あらすじをみる 大同府から張府尹を護送する蕭平旌たちは、都に入る直前に啓竹渓(けいちくけい)という場所で夜営するが、そこで段桐舟の襲撃に遭い、紀将軍も共謀していたことが発覚する。だが平旌が奇襲を見抜いていたため証人は守られ、紀将軍の企てを先読みしていた長林王・庭生と平章が兵を遣わしていたことで事なきを得る。こうして証人は無事に都へ護送され、朝廷で調査が始まることに。一方、すぐに都を去るはずだった林奚は、老堂主から都の済風堂と平章の治療を任される。
- 00:43:41第6話 腐心あらすじをみる 朝廷では補給船に関する審理が開始されたが、紀シン(き・しん)は共謀を認める一方で宋浮は否認、証言に食い違いが出ていた。そんな中、同じく天牢に収監されていた段桐舟が脱獄、梁帝は禁軍大統領の荀飛盞(じゅん・ひさん)に、巡防営を率いて追跡するよう命じる。その段桐舟は荀白水(じゅん・はくすい)の屋敷に潜入、手形を残して去るのだった。一方、蕭平章と平旌は大同府の件を梁帝に報告するため参内、その後、東宮に立ち寄る2人だったが、皇太子に対する平旌の親しすぎる態度に皇后は眉をひそめ…。あらすじをみる 朝廷では補給船に関する審理が開始されたが、紀シン(き・しん)は共謀を認める一方で宋浮は否認、証言に食い違いが出ていた。そんな中、同じく天牢に収監されていた段桐舟が脱獄、梁帝は禁軍大統領の荀飛盞(じゅん・ひさん)に、巡防営を率いて追跡するよう命じる。その段桐舟は荀白水(じゅん・はくすい)の屋敷に潜入、手形を残して去るのだった。一方、蕭平章と平旌は大同府の件を梁帝に報告するため参内、その後、東宮に立ち寄る2人だったが、皇太子に対する平旌の親しすぎる態度に皇后は眉をひそめ…。
- 00:44:31第7話 化粧箱の秘密あらすじをみる 段桐舟が天牢を脱獄。禁軍と巡防営を率いる荀飛盞に追われるが、逃げ込んだ先の莱陽侯府で莱陽太夫人が梁帝を呪った人形を発見、太夫人を脅して脱出に成功する。荀飛盞は段桐舟が残した手形が、叔父である荀白水の屋敷で見つけた手形に酷似していることから、荀白水に事件の関与を問い詰めるのだった。一方、蕭平旌は林奚に呼び出され、皇后から蒙浅雪(もう・せんせつ)に下賜された化粧箱に、極寒の薬性を持つ東海朱膠(とうかいしゅきょう)が付着していたことを知り…。あらすじをみる 段桐舟が天牢を脱獄。禁軍と巡防営を率いる荀飛盞に追われるが、逃げ込んだ先の莱陽侯府で莱陽太夫人が梁帝を呪った人形を発見、太夫人を脅して脱出に成功する。荀飛盞は段桐舟が残した手形が、叔父である荀白水の屋敷で見つけた手形に酷似していることから、荀白水に事件の関与を問い詰めるのだった。一方、蕭平旌は林奚に呼び出され、皇后から蒙浅雪(もう・せんせつ)に下賜された化粧箱に、極寒の薬性を持つ東海朱膠(とうかいしゅきょう)が付着していたことを知り…。
- 00:44:16第8話 曲がった忠義あらすじをみる 荀飛盞は手袋に付着した香りから、濮陽纓(ぼくよう・えい)のいる乾天(かんてん)院に段桐舟が潜伏していると判断、乾天院にある密室を発見し捜索するが、段桐舟は寸前のところで脱出に成功する。一方の蕭平章は、平旌を連れて獄中にいる宋浮を訪ね事件に至った真意を問う。宋浮は紀シンと共謀したことは否定、功績著しい長林王府に対する危惧を声高に訴えるのだった。その後、平章は参内、皇后に対して浅雪に下賜された化粧箱についての調査を求めるが…。あらすじをみる 荀飛盞は手袋に付着した香りから、濮陽纓(ぼくよう・えい)のいる乾天(かんてん)院に段桐舟が潜伏していると判断、乾天院にある密室を発見し捜索するが、段桐舟は寸前のところで脱出に成功する。一方の蕭平章は、平旌を連れて獄中にいる宋浮を訪ね事件に至った真意を問う。宋浮は紀シンと共謀したことは否定、功績著しい長林王府に対する危惧を声高に訴えるのだった。その後、平章は参内、皇后に対して浅雪に下賜された化粧箱についての調査を求めるが…。
- 00:44:36第9話 名もなき位牌あらすじをみる 皇后が化粧箱を調査させていることを知った莱陽太夫人は、濮陽纓のもとを訪れる。7年前、太夫人は梁帝に呪いをかけるため、濮陽纓を頼っていたのだ。その頃、都を離れていた平旌は、頼まれた薬草を探して林奚に渡す。だが新年早々、浅雪に子が授からないことを揶揄する噂に激怒、制裁を加えようとしたため、止めに入った荀大統領と争うことに。一方の平章は、林奚が治療の準備ができたことを知ると、妻の浅雪に真実を告げるのだった…。あらすじをみる 皇后が化粧箱を調査させていることを知った莱陽太夫人は、濮陽纓のもとを訪れる。7年前、太夫人は梁帝に呪いをかけるため、濮陽纓を頼っていたのだ。その頃、都を離れていた平旌は、頼まれた薬草を探して林奚に渡す。だが新年早々、浅雪に子が授からないことを揶揄する噂に激怒、制裁を加えようとしたため、止めに入った荀大統領と争うことに。一方の平章は、林奚が治療の準備ができたことを知ると、妻の浅雪に真実を告げるのだった…。
- 00:44:06第10話 異国の愛妃あらすじをみる 梁を訪れる東海の使節団には、琅邪達人榜首位の墨シ(ぼくし)侯が名を連ねていた。天下一の達人の来訪を重く見た蕭平章は梁帝に進言、荀飛盞と平旌を対応に当たらせるのだが、そんな折、連続で侍医や産婆が殺される事件が起きてしまう。墨シ侯の仕業と踏んだ平章たちは、墨シ侯の妹である淑(しゅく)妃の死に関わると見て7年前の淑妃の死を調査することに。一方、墨シ侯の動きを知った皇后と莱陽太夫人は、かつて淑妃の死にまつわる出来事を思い返し…。あらすじをみる 梁を訪れる東海の使節団には、琅邪達人榜首位の墨シ(ぼくし)侯が名を連ねていた。天下一の達人の来訪を重く見た蕭平章は梁帝に進言、荀飛盞と平旌を対応に当たらせるのだが、そんな折、連続で侍医や産婆が殺される事件が起きてしまう。墨シ侯の仕業と踏んだ平章たちは、墨シ侯の妹である淑(しゅく)妃の死に関わると見て7年前の淑妃の死を調査することに。一方、墨シ侯の動きを知った皇后と莱陽太夫人は、かつて淑妃の死にまつわる出来事を思い返し…。
- 00:44:36第11話 隠者の影あらすじをみる 墨シ侯が淑妃の死に関係した者を次々と殺していることで、7年前に莱陽太夫人をけしかけた皇后は気をもんでいた。その墨シ侯の前に、淑妃の死の真相を知らせた濮陽纓が現れる。濮陽纓は墨シ侯の心に潜む野心を言い当て、ある取引を持ちかけるのだった。一方、蕭平章は淑妃の死と化粧箱のすり替えに関係があると踏み、莱陽太夫人を聴取するよう平旌に指示する。だがその頃、墨シ侯と濮陽纓が莱陽太夫人に詰め寄っており…。あらすじをみる 墨シ侯が淑妃の死に関係した者を次々と殺していることで、7年前に莱陽太夫人をけしかけた皇后は気をもんでいた。その墨シ侯の前に、淑妃の死の真相を知らせた濮陽纓が現れる。濮陽纓は墨シ侯の心に潜む野心を言い当て、ある取引を持ちかけるのだった。一方、蕭平章は淑妃の死と化粧箱のすり替えに関係があると踏み、莱陽太夫人を聴取するよう平旌に指示する。だがその頃、墨シ侯と濮陽纓が莱陽太夫人に詰め寄っており…。
- 00:43:41第12話 悪意の形あらすじをみる 墨シ侯と濮陽纓に追い詰められた莱陽太夫人は、元啓を救う代わりに梁帝や長林王府への恨みを遺書に書き残すことに応じる。翌日、莱陽侯府を訪れた蕭平旌は、惨殺された太夫人を発見、悲しみに引き裂かれた元啓は、母親を供養できるよう平旌に梁帝への取り成しを頼む。その後、朝廷では莱陽太夫人の悪行が次々と暴かれていた。平章の報告から浅雪が子を成せなかった理由を知った長林王・庭生は、東院の世話を東青(とう・せい)に任せた理由を平章に問う。あらすじをみる 墨シ侯と濮陽纓に追い詰められた莱陽太夫人は、元啓を救う代わりに梁帝や長林王府への恨みを遺書に書き残すことに応じる。翌日、莱陽侯府を訪れた蕭平旌は、惨殺された太夫人を発見、悲しみに引き裂かれた元啓は、母親を供養できるよう平旌に梁帝への取り成しを頼む。その後、朝廷では莱陽太夫人の悪行が次々と暴かれていた。平章の報告から浅雪が子を成せなかった理由を知った長林王・庭生は、東院の世話を東青(とう・せい)に任せた理由を平章に問う。
- 00:44:36第13話 芽生えあらすじをみる 家職の意図を知った蕭平旌。平章たちへの罪悪感から林奚のいる済風堂に2日も身を寄せるが、平章が迎えに来たため、兄弟は改めて絆を確かめ合う。その頃、平旌からの知らせを待っている元啓のもとに、濮陽纓と墨シ侯が現れる。濮陽纓は莱陽太夫人の遺書を元啓に渡し、なぜ母親が恨みを持つに至ったか、なぜ父親の莱陽王は死んでしまったのか、元啓の心を見透かしたように語り始める。その時、元啓の心の底で何かが芽生え始め…。あらすじをみる 家職の意図を知った蕭平旌。平章たちへの罪悪感から林奚のいる済風堂に2日も身を寄せるが、平章が迎えに来たため、兄弟は改めて絆を確かめ合う。その頃、平旌からの知らせを待っている元啓のもとに、濮陽纓と墨シ侯が現れる。濮陽纓は莱陽太夫人の遺書を元啓に渡し、なぜ母親が恨みを持つに至ったか、なぜ父親の莱陽王は死んでしまったのか、元啓の心を見透かしたように語り始める。その時、元啓の心の底で何かが芽生え始め…。
- 00:44:01第14話 和議の条件あらすじをみる 蕭元啓は梁帝に母親の供養を願い出るも拒否され、3か月だけ喪に服すことを許される。その頃、長林王府には北燕(ほくえん)の使節団来訪の知らせが届いていた。北燕は現在、内紛状態であり、皇太子に立てられる予定の恵(けい)王が、琅邪達人榜5位の拓跋宇(たくばつ・う)を率いて、和議のため金陵を訪れるという。和議の条件に長林王・庭生と平章はある提案を盛り込むが、内閣首輔の荀白水は難色を示す。そこへ荀白水の猜疑心を突いた濮陽纓が、ある策を持ちかけ…。あらすじをみる 蕭元啓は梁帝に母親の供養を願い出るも拒否され、3か月だけ喪に服すことを許される。その頃、長林王府には北燕(ほくえん)の使節団来訪の知らせが届いていた。北燕は現在、内紛状態であり、皇太子に立てられる予定の恵(けい)王が、琅邪達人榜5位の拓跋宇(たくばつ・う)を率いて、和議のため金陵を訪れるという。和議の条件に長林王・庭生と平章はある提案を盛り込むが、内閣首輔の荀白水は難色を示す。そこへ荀白水の猜疑心を突いた濮陽纓が、ある策を持ちかけ…。
- 00:43:36第15話 標的あらすじをみる 北燕の恵王来訪が間近に迫る中、都にいる牧場主たちの動きを知った蕭平旌は、和議の交渉内容が漏れていることを疑い、巡防営と牧場主たちの行動を追う。一方、平旌が探っていると知った濮陽纓は、元啓に太夫人の埋葬された場所を知らせ、平旌に罠を仕掛けていることをあえて伝える。元啓は都に戻り平章に報告するが…。その頃、郊外では牧場主たちが恵王の都入りを阻もうとしていた。そこへ巡防営と平旌、そして姿を消していた段桐舟が現れ…。あらすじをみる 北燕の恵王来訪が間近に迫る中、都にいる牧場主たちの動きを知った蕭平旌は、和議の交渉内容が漏れていることを疑い、巡防営と牧場主たちの行動を追う。一方、平旌が探っていると知った濮陽纓は、元啓に太夫人の埋葬された場所を知らせ、平旌に罠を仕掛けていることをあえて伝える。元啓は都に戻り平章に報告するが…。その頃、郊外では牧場主たちが恵王の都入りを阻もうとしていた。そこへ巡防営と平旌、そして姿を消していた段桐舟が現れ…。
- 00:44:31第16話 親王来訪あらすじをみる 蕭平旌は、牧場主たちを追撃した行為について父・庭生から叱責を受ける。一方、段桐舟が死んだという知らせを聞いた荀白水は、甥の飛盞のもとを訪れ、濮陽纓に対する疑念を深める。その頃、北燕との和議の交渉は順調に進んでいた。北燕から種馬が提供され、重華(じゅうか)郡主が梁の宗室に嫁ぐという条件で合意、和議の成立を祝して北燕の使節団を招いての宴が開かれようとしていた。そんな中、段桐舟を失った濮陽纓が、配下を呼んである作戦を指示…。あらすじをみる 蕭平旌は、牧場主たちを追撃した行為について父・庭生から叱責を受ける。一方、段桐舟が死んだという知らせを聞いた荀白水は、甥の飛盞のもとを訪れ、濮陽纓に対する疑念を深める。その頃、北燕との和議の交渉は順調に進んでいた。北燕から種馬が提供され、重華(じゅうか)郡主が梁の宗室に嫁ぐという条件で合意、和議の成立を祝して北燕の使節団を招いての宴が開かれようとしていた。そんな中、段桐舟を失った濮陽纓が、配下を呼んである作戦を指示…。
- 00:44:31第17話あらすじをみる 和議の条件が決まり、北燕の恵王たちを招いた宴は和やかな雰囲気で始まった。ところが荀大統領と拓跋宇の手合わせに続いて、重華郡主が蕭平旌との手合わせを執拗に願い出る。仕方なく挑戦を受ける平旌だったが、折れた剣が恵王の胸に刺さり、恵王は死亡、平旌も天牢に収監されてしまう。和議の締結は絶望となる中、梁帝は平旌を守るため事故で収束させようと考えていた。一方、天牢にいる平旌は琅邪閣から送られていた文を目にし…。あらすじをみる 和議の条件が決まり、北燕の恵王たちを招いた宴は和やかな雰囲気で始まった。ところが荀大統領と拓跋宇の手合わせに続いて、重華郡主が蕭平旌との手合わせを執拗に願い出る。仕方なく挑戦を受ける平旌だったが、折れた剣が恵王の胸に刺さり、恵王は死亡、平旌も天牢に収監されてしまう。和議の締結は絶望となる中、梁帝は平旌を守るため事故で収束させようと考えていた。一方、天牢にいる平旌は琅邪閣から送られていた文を目にし…。
- 00:44:11第18話あらすじをみる 蕭平章は恵王の遺体が安置された駅館を訪れ、平旌と拓跋宇を戦わせる。平旌が重華郡主と全く同じ太刀筋で攻撃すると、拓跋宇の剣は折れ、拓跋宇は恵王の死の真相を知る。梁帝が国書に恵王の死は郡主の罪だと記したことで、拓跋宇は郡主を拘束し北燕の使節団は帰途に就くのだった。これにより北の国境の状況が一変、長林王 庭生は北の国境へ向かい、平章も糧道を再建するため都を出立する。同じ頃、濮陽纓は陰謀の仕上げに取り掛かっていた。あらすじをみる 蕭平章は恵王の遺体が安置された駅館を訪れ、平旌と拓跋宇を戦わせる。平旌が重華郡主と全く同じ太刀筋で攻撃すると、拓跋宇の剣は折れ、拓跋宇は恵王の死の真相を知る。梁帝が国書に恵王の死は郡主の罪だと記したことで、拓跋宇は郡主を拘束し北燕の使節団は帰途に就くのだった。これにより北の国境の状況が一変、長林王 庭生は北の国境へ向かい、平章も糧道を再建するため都を出立する。同じ頃、濮陽纓は陰謀の仕上げに取り掛かっていた。
- 00:44:31第19話あらすじをみる 東宮で原因不明の火災が発生。幸いにも皇太子は無事に救出されたが、翌日 濮陽纓が皇后のもとを訪れ、東宮の火災は皇太子の厄難の前兆であり、1000人以上の民を犠牲にしなければ皇太子の命は守れないと迫る。一方、蕭元啓は濮陽纓の配下の動きを追っていた。だが目の前に濮陽纓が現れ、元啓の父親 莱陽王が起こしたかつての事件について語り始める。そして同じ頃、遠き袁州の地では、長林王 庭生が平章をある墓の前へと案内していた…。あらすじをみる 東宮で原因不明の火災が発生。幸いにも皇太子は無事に救出されたが、翌日 濮陽纓が皇后のもとを訪れ、東宮の火災は皇太子の厄難の前兆であり、1000人以上の民を犠牲にしなければ皇太子の命は守れないと迫る。一方、蕭元啓は濮陽纓の配下の動きを追っていた。だが目の前に濮陽纓が現れ、元啓の父親 莱陽王が起こしたかつての事件について語り始める。そして同じ頃、遠き袁州の地では、長林王 庭生が平章をある墓の前へと案内していた…。
- 00:44:36第20話あらすじをみる 都の西にある赤霞村では原因不明の病に倒れる民が続出していた。診察に向かった林奚だったが、報告を受けた京兆尹府は皇后に命じられ、騒動にも無視を決め込む。7日目後、ようやく林奚から状況を聞いた蕭平旌は、帰京した平章と共に荀白水に迫る。荀白水は皇后を問い詰め、この疫病騒動が濮陽纓によって引き起こされたことを知る。そして今回の状況が、25年前にある国で起こった疫病騒動に酷使していることを突き止めるのだが…。あらすじをみる 都の西にある赤霞村では原因不明の病に倒れる民が続出していた。診察に向かった林奚だったが、報告を受けた京兆尹府は皇后に命じられ、騒動にも無視を決め込む。7日目後、ようやく林奚から状況を聞いた蕭平旌は、帰京した平章と共に荀白水に迫る。荀白水は皇后を問い詰め、この疫病騒動が濮陽纓によって引き起こされたことを知る。そして今回の状況が、25年前にある国で起こった疫病騒動に酷使していることを突き止めるのだが…。
- 00:44:36第21話あらすじをみる 疫病を抑え込むため、梁帝不在の朝廷では内閣首輔の荀白水が主導となって都を封鎖、一刻も早い事態の沈静化を図っていた。25年前の夜秦の記録を見た荀白水は、濮陽纓が当時の夜秦の生き残りであり、梁への報復のために疫病を広めたのではないかと疑う。一方、休まず治療に当たっていた林奚がついに疫病に感染し倒れてしまう。昼夜を問わず林奚の看病を続ける蕭平旌。そんな献身的な弟の姿を見た平章は、黎老堂主に林奚の出自を尋ね…。あらすじをみる 疫病を抑え込むため、梁帝不在の朝廷では内閣首輔の荀白水が主導となって都を封鎖、一刻も早い事態の沈静化を図っていた。25年前の夜秦の記録を見た荀白水は、濮陽纓が当時の夜秦の生き残りであり、梁への報復のために疫病を広めたのではないかと疑う。一方、休まず治療に当たっていた林奚がついに疫病に感染し倒れてしまう。昼夜を問わず林奚の看病を続ける蕭平旌。そんな献身的な弟の姿を見た平章は、黎老堂主に林奚の出自を尋ね…。
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