大秦帝国
第22話~第31話
各話一覧
- 00:46:43第22話あらすじをみる 衛鞅が白雪と再会した中、護衛の荊南が行方不明になり、何者かが衛鞅に刃を向けている謎の絵が落ちていた。その夜、黒い服をまとった集団が衛鞅を襲撃。衛鞅が話し合いを求めると、彼らは暗闇に消えていった。一方、視察のため地方へ出掛けた渠梁と黒伯もまた、騎馬集団に襲われるが、衛鞅の命令で駆けつけた車英に救われる。車英により墨家剣士の仕業であることが判明。改革への誤解を解く必要があると考えた渠梁は、墨家へ向かう。あらすじをみる 衛鞅が白雪と再会した中、護衛の荊南が行方不明になり、何者かが衛鞅に刃を向けている謎の絵が落ちていた。その夜、黒い服をまとった集団が衛鞅を襲撃。衛鞅が話し合いを求めると、彼らは暗闇に消えていった。一方、視察のため地方へ出掛けた渠梁と黒伯もまた、騎馬集団に襲われるが、衛鞅の命令で駆けつけた車英に救われる。車英により墨家剣士の仕業であることが判明。改革への誤解を解く必要があると考えた渠梁は、墨家へ向かう。
- 00:46:49第23話あらすじをみる 地方視察を続ける渠梁は、百里遥の孫娘・玄奇と再会する。墨子の弟子である玄奇は力による改革に反発。正義を行うことを目的とした墨家に正当な改革を理解させるため、渠梁は玄奇に墨家の本営である神農山への案内を頼む。渠梁が神農山へ向かったと聞いた衛鞅は、すぐさま白雪の元に駆けつけるが、既に南山へ出発した後だった。そして、春小麦の収穫時期が訪れ、太子・駟が、後に農民の反乱となる事件を引き起こす。そんな中、渠梁は玄奇に導かれ、神農山に近づきつつあった。あらすじをみる 地方視察を続ける渠梁は、百里遥の孫娘・玄奇と再会する。墨子の弟子である玄奇は力による改革に反発。正義を行うことを目的とした墨家に正当な改革を理解させるため、渠梁は玄奇に墨家の本営である神農山への案内を頼む。渠梁が神農山へ向かったと聞いた衛鞅は、すぐさま白雪の元に駆けつけるが、既に南山へ出発した後だった。そして、春小麦の収穫時期が訪れ、太子・駟が、後に農民の反乱となる事件を引き起こす。そんな中、渠梁は玄奇に導かれ、神農山に近づきつつあった。
- 00:46:59第24話あらすじをみる 玄奇に導かれた渠梁は、墨家の本営である神農山に入った。一方、隴西へ向かっていた嬴虔と熒玉は途中、秦から出て行こうとする多数の農民を目撃。解放奴隷の村から郿県の太子府庫へ貢納された小麦に、大量の砂が混入していたことに激怒した太子・駟が、農民らを虐殺し、反乱が起こっていることを知る。嬴虔と熒玉は急いで朝廷へと引き返す。全てを知った衛鞅は、太子らを監視下に置く。そんな中、太子の暴行に怒った多数の農民らが朝廷に押し掛けてくる。あらすじをみる 玄奇に導かれた渠梁は、墨家の本営である神農山に入った。一方、隴西へ向かっていた嬴虔と熒玉は途中、秦から出て行こうとする多数の農民を目撃。解放奴隷の村から郿県の太子府庫へ貢納された小麦に、大量の砂が混入していたことに激怒した太子・駟が、農民らを虐殺し、反乱が起こっていることを知る。嬴虔と熒玉は急いで朝廷へと引き返す。全てを知った衛鞅は、太子らを監視下に置く。そんな中、太子の暴行に怒った多数の農民らが朝廷に押し掛けてくる。
- 00:46:34第25話あらすじをみる 太子・駟の暴行に激怒し朝廷に押し掛けた農民らに、衛鞅は新法に従うことを発表する。太子は成人前だったため、新法の規定に従い体刑は免除されるが処分すること、勤勉な農民への恩賞、そして後見役・嬴虔を鼻そぎの刑に処するなど、騒ぎに関わった者全てを公平に処罰することが伝えられる。衛鞅への信頼が強くなった農民らは村へと戻っていった。一方、神農山を訪れた渠梁は、墨家の第二代総師・禽滑厘と対面し、改革への和解が成立した。あらすじをみる 太子・駟の暴行に激怒し朝廷に押し掛けた農民らに、衛鞅は新法に従うことを発表する。太子は成人前だったため、新法の規定に従い体刑は免除されるが処分すること、勤勉な農民への恩賞、そして後見役・嬴虔を鼻そぎの刑に処するなど、騒ぎに関わった者全てを公平に処罰することが伝えられる。衛鞅への信頼が強くなった農民らは村へと戻っていった。一方、神農山を訪れた渠梁は、墨家の第二代総師・禽滑厘と対面し、改革への和解が成立した。
- 00:46:52第26話あらすじをみる 太子・駟と農民の事件について、景監は「意図的に小麦に砂を混入した者がいるはずだ」と追求しようとする。それに対し、衛鞅は「捜査を進めても成果は上がらない」と意見。一方、嬴虔が鼻そぎの刑に処されたことを知った渠梁は屋敷を訪ねる。渠梁は、「改革を止め、衛鞅を処刑し、一族で秦の再興を」とまで言うが、「改革のためには兄上が必要だ」とも訴える。しかし、嬴虔は「お前の兄はもう死んだのだ」と言い残して、その場を立ち去る。渠梁は、太子・駟の宮廷追放を決定する。あらすじをみる 太子・駟と農民の事件について、景監は「意図的に小麦に砂を混入した者がいるはずだ」と追求しようとする。それに対し、衛鞅は「捜査を進めても成果は上がらない」と意見。一方、嬴虔が鼻そぎの刑に処されたことを知った渠梁は屋敷を訪ねる。渠梁は、「改革を止め、衛鞅を処刑し、一族で秦の再興を」とまで言うが、「改革のためには兄上が必要だ」とも訴える。しかし、嬴虔は「お前の兄はもう死んだのだ」と言い残して、その場を立ち去る。渠梁は、太子・駟の宮廷追放を決定する。
- 00:46:37第27話あらすじをみる 更なる改革は「人口増加のための移民奨励」「県制の実施」「父子兄弟が一つの家屋に暮らすことの禁止」「度量衡の統一」「新たな軍制による軍の国府直属化」が定められた。ある時、太后から「衛鞅と熒玉の婚姻を望んでいる」と聞いた渠梁は、白家の秦国店舗支配人・侯贏に仲立ちを依頼する。白雪の存在を知っている侯贏は複雑な思いであったが、その話を伝えると、衛鞅は激しく動揺。悩みながらも、巡察のために衛鞅は商於へと向かう。あらすじをみる 更なる改革は「人口増加のための移民奨励」「県制の実施」「父子兄弟が一つの家屋に暮らすことの禁止」「度量衡の統一」「新たな軍制による軍の国府直属化」が定められた。ある時、太后から「衛鞅と熒玉の婚姻を望んでいる」と聞いた渠梁は、白家の秦国店舗支配人・侯贏に仲立ちを依頼する。白雪の存在を知っている侯贏は複雑な思いであったが、その話を伝えると、衛鞅は激しく動揺。悩みながらも、巡察のために衛鞅は商於へと向かう。
- 00:46:53第28話あらすじをみる 白雪との婚姻を望む衛鞅は、2人で秦を去ることを決意。だが、白雪は衛鞅に「天性の才能と魂を備えている。まさに政治家になるために生まれてきた人」と話し、更に「侯贏を通じて婚姻承諾の返事をした」と別れを告げる。白雪が秦を去った後、衛鞅は大良造および上将軍に昇格し、軍事と政治を統括する命が下される。その一方、衛鞅を敵と恨む嬴虔が熒玉との結婚を許してはいないことに太后と渠梁は胸を痛めていた。あらすじをみる 白雪との婚姻を望む衛鞅は、2人で秦を去ることを決意。だが、白雪は衛鞅に「天性の才能と魂を備えている。まさに政治家になるために生まれてきた人」と話し、更に「侯贏を通じて婚姻承諾の返事をした」と別れを告げる。白雪が秦を去った後、衛鞅は大良造および上将軍に昇格し、軍事と政治を統括する命が下される。その一方、衛鞅を敵と恨む嬴虔が熒玉との結婚を許してはいないことに太后と渠梁は胸を痛めていた。
- 00:46:58第29話あらすじをみる 衛鞅は、密偵から魏軍が集結したとの情報を入手。秦は兵力の低下で、まだ大きな戦には耐えることが出来ない。新たな軍を作ることが唯一の策だと語る車英に、衛鞅は国尉と新軍の指揮を命じた。一方、衛鞅と渠梁は北阪の盆地へと向かう。衛鞅はこの地を咸が明るい地から「咸陽」と名付け、新しい都と決めた。咸陽を後に、衛鞅と熒玉は隴西へ向かう。そこで、熒玉は、「何年も消息が途絶えている駟(太子)の行方を捜索したい」と衛鞅に相談する。そして熒玉は一人旅立つ。あらすじをみる 衛鞅は、密偵から魏軍が集結したとの情報を入手。秦は兵力の低下で、まだ大きな戦には耐えることが出来ない。新たな軍を作ることが唯一の策だと語る車英に、衛鞅は国尉と新軍の指揮を命じた。一方、衛鞅と渠梁は北阪の盆地へと向かう。衛鞅はこの地を咸が明るい地から「咸陽」と名付け、新しい都と決めた。咸陽を後に、衛鞅と熒玉は隴西へ向かう。そこで、熒玉は、「何年も消息が途絶えている駟(太子)の行方を捜索したい」と衛鞅に相談する。そして熒玉は一人旅立つ。
- 00:46:56第30話あらすじをみる 熒玉は甥である駟の行方を探り当てる。山で遭難した駟は、斉出身の書生だと身分を隠し、商於県の黒林村へ辿り着いていた。そこで、改革で村の生活が向上していること、兵士として国に貢献したい村人が大勢いることを知る。数年後、駟は世話になった夫妻や村人に見送られ、黒林村を出発。その途中、相思相愛であった娘が駟を追いかけて来たが、別れを告げられた娘は谷に身を投げてしまう。一方、衛鞅と渠梁の元に魏国が動き出したとの情報がもたらされる。あらすじをみる 熒玉は甥である駟の行方を探り当てる。山で遭難した駟は、斉出身の書生だと身分を隠し、商於県の黒林村へ辿り着いていた。そこで、改革で村の生活が向上していること、兵士として国に貢献したい村人が大勢いることを知る。数年後、駟は世話になった夫妻や村人に見送られ、黒林村を出発。その途中、相思相愛であった娘が駟を追いかけて来たが、別れを告げられた娘は谷に身を投げてしまう。一方、衛鞅と渠梁の元に魏国が動き出したとの情報がもたらされる。
- 00:46:42第31話あらすじをみる 魏国では中原の覇者として復活すべく、兵を起こそうとしていた。将軍・龐涓は「先に秦を滅ぼすべきだ」と主張。秦が成長すれば天下を揺るがす国になる。成長途中で軍隊も弱い今をおいて、秦を滅ぼす時期は無いとした。だが、秦を小国だと軽視する公子昂や太子は先に「趙・韓を攻めるべきだ」と反発。魏国王もこれに賛成した。やがて、魏軍が趙に向かったと知らせが秦国に届く。衛鞅と渠梁は秦国にとって最大の好機だと改革を進める。あらすじをみる 魏国では中原の覇者として復活すべく、兵を起こそうとしていた。将軍・龐涓は「先に秦を滅ぼすべきだ」と主張。秦が成長すれば天下を揺るがす国になる。成長途中で軍隊も弱い今をおいて、秦を滅ぼす時期は無いとした。だが、秦を小国だと軽視する公子昂や太子は先に「趙・韓を攻めるべきだ」と反発。魏国王もこれに賛成した。やがて、魏軍が趙に向かったと知らせが秦国に届く。衛鞅と渠梁は秦国にとって最大の好機だと改革を進める。