大秦帝国
第13話~第21話
各話一覧
- 00:46:29第13話あらすじをみる 渠梁と景監は五玄庄主人・五玄公の元を訪ねた。そこで、五玄公が秦国宰相・百里奚の子孫である百里遥だと告白。百里遥は秦国が強国になるために必要なことは、国内外問わずに卓越した人材を探すことだと提言する。秦国・朝堂に戻った渠梁は自ら求賢令を作成。一方、韓国の甲不害の元を訪れた衛鞅は百里遥と玄奇と会う。その食事中、衛鞅は偶然にも白雪を目撃する。白雪から渠梁が公布した求賢令を渡された衛鞅は、秦国へと旅立つ。別れのとき、衛鞅は白雪への愛を初めて語る。あらすじをみる 渠梁と景監は五玄庄主人・五玄公の元を訪ねた。そこで、五玄公が秦国宰相・百里奚の子孫である百里遥だと告白。百里遥は秦国が強国になるために必要なことは、国内外問わずに卓越した人材を探すことだと提言する。秦国・朝堂に戻った渠梁は自ら求賢令を作成。一方、韓国の甲不害の元を訪れた衛鞅は百里遥と玄奇と会う。その食事中、衛鞅は偶然にも白雪を目撃する。白雪から渠梁が公布した求賢令を渡された衛鞅は、秦国へと旅立つ。別れのとき、衛鞅は白雪への愛を初めて語る。
- 00:46:42第14話あらすじをみる 衰退の一途をたどる国家を改革すべく渠梁が公布した求賢令に応じ、衛鞅のほか多くの人材が秦に集まった。秦国は諸国から集まった賢人のために招賢館を建設する。渠梁が時間をかけて人材を選ぶことを伝えると、複数の賢人らがすぐに職位を与えてほしいと、これに反対。しかし、渠梁は3ヶ月分の路銀を渡す代わりに秦国内を巡り政策を報告する任命を与える。その内容を見てから、ふさわしい職位を割り当てるというものだった。その後、衛鞅は景監の館を訪問。景監は渠梁に会わせると提案するが、衛鞅はこれを辞退し、秦国内を巡る旅に出る。あらすじをみる 衰退の一途をたどる国家を改革すべく渠梁が公布した求賢令に応じ、衛鞅のほか多くの人材が秦に集まった。秦国は諸国から集まった賢人のために招賢館を建設する。渠梁が時間をかけて人材を選ぶことを伝えると、複数の賢人らがすぐに職位を与えてほしいと、これに反対。しかし、渠梁は3ヶ月分の路銀を渡す代わりに秦国内を巡り政策を報告する任命を与える。その内容を見てから、ふさわしい職位を割り当てるというものだった。その後、衛鞅は景監の館を訪問。景監は渠梁に会わせると提案するが、衛鞅はこれを辞退し、秦国内を巡る旅に出る。
- 00:46:38第15話あらすじをみる 秦国を巡る衛鞅は戦争で体の一部を失った村人らを目にし、身分が低いものが戦で功を立てても、帰郷後の生活はより貧しくなるだけであるという現状に胸を痛めた。ある夜、宿泊先で父親から売春相手として差し出された13歳の娘を不憫に思った衛鞅は、彼女を養妹として一緒に連れて行くことに。そして3ヶ月が経過した。秦国内を巡った書生らが次々と招賢館に戻る中、衛鞅だけが戻らず、魏に逃げ帰ったという噂も立った。しかし、景監の館にボロボロの服をまとった衛鞅が養妹と共に帰って来る。あらすじをみる 秦国を巡る衛鞅は戦争で体の一部を失った村人らを目にし、身分が低いものが戦で功を立てても、帰郷後の生活はより貧しくなるだけであるという現状に胸を痛めた。ある夜、宿泊先で父親から売春相手として差し出された13歳の娘を不憫に思った衛鞅は、彼女を養妹として一緒に連れて行くことに。そして3ヶ月が経過した。秦国内を巡った書生らが次々と招賢館に戻る中、衛鞅だけが戻らず、魏に逃げ帰ったという噂も立った。しかし、景監の館にボロボロの服をまとった衛鞅が養妹と共に帰って来る。
- 00:46:32第16話あらすじをみる 景監から衛鞅が多くの貧しい地域を巡察し戻って来たと聞いた渠梁は、早速面会の場を設けた。しかし、期待に反して、一度目は為政者であれば誰もが知る政道、二度目は王道について語り、衛鞅の話は途中で打ち切られる。失望を隠せない景監だったが、全ては衛鞅の作戦であった。そして、船上で行われた三度目の面会時、衛鞅は覇者の道について説く。衛鞅は改革のための9項目を提案する。「強秦九論」に心を打たれた渠梁は船を引き返し、宮中にて2人は三日三晩語り合った。そして、貴族たちの反発を退け、渠梁は衛鞅に国家改革の重責を託す。あらすじをみる 景監から衛鞅が多くの貧しい地域を巡察し戻って来たと聞いた渠梁は、早速面会の場を設けた。しかし、期待に反して、一度目は為政者であれば誰もが知る政道、二度目は王道について語り、衛鞅の話は途中で打ち切られる。失望を隠せない景監だったが、全ては衛鞅の作戦であった。そして、船上で行われた三度目の面会時、衛鞅は覇者の道について説く。衛鞅は改革のための9項目を提案する。「強秦九論」に心を打たれた渠梁は船を引き返し、宮中にて2人は三日三晩語り合った。そして、貴族たちの反発を退け、渠梁は衛鞅に国家改革の重責を託す。
- 00:46:41第17話あらすじをみる 渠梁は兄・嬴虔の同意も得て、国家改革の実行を決意。渠梁は求賢令により、諸国から集まった賢人たちにそれぞれ職位を与える。しかし、衛鞅は客人待遇の大臣として客卿に留めた。一冬の間、衛鞅は与えられた屋敷にこもり、国家改革案を練り上げる。一方、渠梁は旧臣を昇進または降格させ、人事を一新。そして、初春の朝議が開かれ、客卿に過ぎない衛鞅が富国強兵のための改革を発表した。甘龍ら復古派の多くが衛鞅の提案に対し反発。改革への結論が出ない中、渠梁はある石碑を見せる。あらすじをみる 渠梁は兄・嬴虔の同意も得て、国家改革の実行を決意。渠梁は求賢令により、諸国から集まった賢人たちにそれぞれ職位を与える。しかし、衛鞅は客人待遇の大臣として客卿に留めた。一冬の間、衛鞅は与えられた屋敷にこもり、国家改革案を練り上げる。一方、渠梁は旧臣を昇進または降格させ、人事を一新。そして、初春の朝議が開かれ、客卿に過ぎない衛鞅が富国強兵のための改革を発表した。甘龍ら復古派の多くが衛鞅の提案に対し反発。改革への結論が出ない中、渠梁はある石碑を見せる。
- 00:47:04第18話あらすじをみる 渠梁は自らの血を流した「国恥」と書かれた石碑を見せ、国家改革への決意を表明した。渠梁の気概を目の当たりにして、反発していた甘龍ら復古派も賛同。一同は石碑の前で改革と雪辱を果たすことを誓い、渠梁は衛鞅を客卿から国政の改革を司る左庶長に任命した。開府の第一として、衛鞅は「農耕奨励」「軍功叙爵」「什伍の連座」「旅客検問」そして「私闘禁止」の5項目を発令。そして、政府の改革を示すため、衛鞅はまず庶民の前で「柱を運んだ者に賞金を与える」と宣言。一人の青年が運び終え、賞金を受け取ると、人々は政府への信頼を深めた。しかし、そんな矢先、民衆の水争いが起こる。あらすじをみる 渠梁は自らの血を流した「国恥」と書かれた石碑を見せ、国家改革への決意を表明した。渠梁の気概を目の当たりにして、反発していた甘龍ら復古派も賛同。一同は石碑の前で改革と雪辱を果たすことを誓い、渠梁は衛鞅を客卿から国政の改革を司る左庶長に任命した。開府の第一として、衛鞅は「農耕奨励」「軍功叙爵」「什伍の連座」「旅客検問」そして「私闘禁止」の5項目を発令。そして、政府の改革を示すため、衛鞅はまず庶民の前で「柱を運んだ者に賞金を与える」と宣言。一人の青年が運び終え、賞金を受け取ると、人々は政府への信頼を深めた。しかし、そんな矢先、民衆の水争いが起こる。
- 00:47:17第19話あらすじをみる 夏の田植え時期が訪れると、政府より各氏族が川で水を汲むことが出来る日程が発表された。しかし、今まで優先的に水源を独占していた孟・西・白の三族は下流に水を流さず、下流の移民との間に大規模な争いを引き起こす。その結果、堰の縄が切れ、大洪水が発生、多数の死者が出る大惨事となった。現地を訪れた衛鞅の元に孟・西・白の三氏が抗議にやって来るが、衛鞅は3人を公務の妨害として3日の労役刑に処した。そして、衛鞅は首謀者、殺人者など、700人もの重罪人に死刑を求刑。その中には「国恥」の石碑を彫った白駝も含まれていた…。あらすじをみる 夏の田植え時期が訪れると、政府より各氏族が川で水を汲むことが出来る日程が発表された。しかし、今まで優先的に水源を独占していた孟・西・白の三族は下流に水を流さず、下流の移民との間に大規模な争いを引き起こす。その結果、堰の縄が切れ、大洪水が発生、多数の死者が出る大惨事となった。現地を訪れた衛鞅の元に孟・西・白の三氏が抗議にやって来るが、衛鞅は3人を公務の妨害として3日の労役刑に処した。そして、衛鞅は首謀者、殺人者など、700人もの重罪人に死刑を求刑。その中には「国恥」の石碑を彫った白駝も含まれていた…。
- 00:47:05第20話あらすじをみる 渠梁は「国恥」の石碑を彫った白駝を含む合計712名の処刑について衛鞅に反論。「秦の改革のため」と渠梁を説得するが、囚われた者たちを釈放するように大勢の民が衛鞅の元に押しかける。衛鞅は「1人でも不公平な処罰が実行された場合は、自分が処罰を受ける」と宣言し、死刑を実行。その後、第二の新法として「新田法」「新国人法」「新領土法」の3つを布告。井田制を廃止し土地所有を認めること、奴隷制を廃止すること、官奴婢・私奴婢・貧農などは自由民となり土地を分配されるという。それは貴族たちにとって損害となる法であった。あらすじをみる 渠梁は「国恥」の石碑を彫った白駝を含む合計712名の処刑について衛鞅に反論。「秦の改革のため」と渠梁を説得するが、囚われた者たちを釈放するように大勢の民が衛鞅の元に押しかける。衛鞅は「1人でも不公平な処罰が実行された場合は、自分が処罰を受ける」と宣言し、死刑を実行。その後、第二の新法として「新田法」「新国人法」「新領土法」の3つを布告。井田制を廃止し土地所有を認めること、奴隷制を廃止すること、官奴婢・私奴婢・貧農などは自由民となり土地を分配されるという。それは貴族たちにとって損害となる法であった。
- 00:46:18第21話あらすじをみる 第二の新法が貴族たちに不利益となる法であったため、郿県では白龍(白氏の族長)が解放奴隷への耕地分与を拒否。一方、解放奴隷は貴族が土地を分けようとしないと不満を募らせ、衝突が起きる。衛鞅は新法に逆らった白龍を逮捕。そして、新法の役割を語るも、断固として白龍は納得しない。国家に忠実な秦人が、法に逆らうはずはないと妙に思った衛鞅は、要因は宮廷と官吏にあると警戒する。背後に居るのは誰か。あらすじをみる 第二の新法が貴族たちに不利益となる法であったため、郿県では白龍(白氏の族長)が解放奴隷への耕地分与を拒否。一方、解放奴隷は貴族が土地を分けようとしないと不満を募らせ、衝突が起きる。衛鞅は新法に逆らった白龍を逮捕。そして、新法の役割を語るも、断固として白龍は納得しない。国家に忠実な秦人が、法に逆らうはずはないと妙に思った衛鞅は、要因は宮廷と官吏にあると警戒する。背後に居るのは誰か。