評論社 34件 人気順 新着順 迷いこんだ少女 キム・ミンジョン (作)/山岸由佳(訳) 制限時間は一カ月。その間に治療薬をみつけないと、あなたの心臓をいただきます! オッドアイの神秘的な猫にさそわれるように、奇怪な世界に足を踏み入れた15歳の少女シア。桜が満開にさきほこり、ホタルが舞う幻想的で美しいその場所は、なんと妖怪たちが人間から遠く離れてくらすためにつくられた妖怪島だった。 妖怪島最高のレストランのオーナー・ヘドンの前に連れていかれ、心臓を差し出すように言われるシア。彼を苦しめている病は、人間の心臓だけが唯一の治療薬、シアはヘドンに捧げられるために人間の世界からこの異界に連れてこられたというのだ! その場の機転でなんとか死を免れるが、そのかわりに「レストランで働きながら、一カ月のあいだに、心臓にかわる治療薬をみつける」と約束してしまう。こうしてヘドンの治療薬を探すシアの冒険が始まった。次々とおそう困難のなか、はたして彼女は薬を見つけ、命を守ることができるのか?! 人間の世界に帰ることはできるのか? 顔がふたつあるマダム、頭でっかちの魔女、涙で酒を作る酔っ払い、木の精のような庭師、黒いカラスの翼をもつ少年――。見た目も思考も摩訶不思議。これまでの常識でははかれない妖怪たちと出会い、彼らの物語を知ることで、シアがさまざまなことをみつけていく、Kファンタジーシリーズ第1弾! 奇怪な妖怪レストランにようこそ! 1,760円 王の心臓 ローズアン・A・ブラウン(作)/三辺律子(訳) 必要なのは、その命。「よみがえりの儀式」のためには、“王”を殺さねばならない。王女はだれを“王”に選ぶのか。命を選ぶことはできるのか――。心が近づくほどに、相手の命を奪うことへの葛藤が深まるマリクとカリーナ。カリーナの願いもむなしく、マリクはソルスタシアの試練に勝ち進んでいく。それは、決断のときが近づいていることを意味していた。惹かれ合うほど、運命は非情さを増していく――。 1,760円 神霊の血族 ローズアン・A・ブラウン(作)/三辺律子(訳) 砂塵舞う西アフリカの神話を下敷きに描かれた新感覚ファンタジーがいよいよ登場。著者はガーナ出身アメリカ在住で、石川県能美市の中学校で英語指導助手として日本での勤務経験もある人物。この物語は石川県勤務時代に執筆していました。物語は――砂漠に囲まれた豊かな都市国家・ズィーラーンに、新しい生活を求めて逃れてきた難民の少年・マリク。心に傷を抱え、後継者でありながら、自国を逃れ、遠くで暮らしたいと願う王女・カリーナ。五十年に一度の祝祭の最中、女王が暗殺される。カリーは「よみがえりの儀式」を行うことを決意するが――。出会うはずのないふたりが神霊の謀略によって出会うとき、運命が動きはじめる――。 1,760円 アッホ夫婦 ロアルド・ダール(作)/柳瀬尚紀(訳) 毛むくじゃら顔のアッホ氏。その濃いヒゲに、いろいろな食べ滓がくっついて、不潔なこと不潔なこと!アッホ夫人は、さすがに毛むくじゃらではないが、醜い顔立ち。若いころはとてもかわいらしかったのに、年じゅう醜いことを考えているうちに、顔がそうなってしまった!そんな夫婦がくりひろげる「とてもおもしろいけど、こわい。こわいけど、とてもおもしろい」話のかずかず。さて、ちょっと、ぞっとする結末は…。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 990円 一年中わくわくしてた ロアルド・ダール(作)/柳瀬尚紀(訳) ゆたかな田畑、虫たちのこと、鳥の羽の色や歌声、季節をかざる草花や木の実…。自然をこよなく愛したロアルド・ダールは、人生の最後の年に、日記を書いた。最初はほんの二、三行ですませるつもりだったのに、過ぎ去った日々のさまざまな思い出があふれ―。幼少時代や青春時代のあれこれが風景に溶けこんで、忘れがたい一冊になりました。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 1,100円 こちらゆかいな窓ふき会社 ロアルド・ダール(作)/清水奈緒子(訳) 以前はお菓子屋さんだった、おんぼろのへんてこな空き家。ショーウインドーには“売れ出し中”の文字。それが、ある朝“売約じみ”に、そして“はしご不要窓ふき会社”に変わった。中から顔を出したのは、キリン、ペリカン、サル!この三人(三びき)で、どうやって窓ふきをするっていうの?さっそく、お金持ちのハンプシャー公爵から仕事をたのまれて、ぼくは、彼らの仲間に入れてもらい、公爵の屋敷に向かった。“窓ふき会社”の活躍ぶりは、それはそれはものすごくて…。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 990円 ことっとスタート ロアルド・ダール(作)/柳瀬尚紀(訳) ホッピー氏は、内気で恥ずかしがり屋。真下に住むシルバー夫人に恋心をいだいているけれど、打ち明けられない。しかも夫人には、愛をそそぐ相手がいる。名前はアルフィー。小さな亀。「アルフィーが早く大きくなれるのなら、わたし、なんだって差し出すますわ!」―ある日、夫人がこう言うのを聞いて、ホッピー氏の頭の中は猛然と回転した。これは絶対、大チャンスだ!これをつかめ、いますぐ。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 990円 こわいい動物 ロアルド・ダール(作)/灰島かり(訳) ロアルド・ダールが大好きなのは、ガツガツ食べる話とウンコの話。世界じゅうの子どもたちも、だーいすき。登場するのは、ブタ、ワニ、ライオン、オオアリクイ…。みんな、「かわいい」けれど「こわーい」やつら。さて、そんな「こわいい」動物たちのお話をどうぞ。でも、気持ち悪くならないようにご用心。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 990円 すばらしき父さん狐 ロアルド・ダール(作)/柳瀬尚紀(訳) ブヨブク、ブクゼニ、ゼニシブリは、金持ちの農場主。みんな、いけ好かない、しみったれ。そんな三人が飼育しているニワトリやアヒルや七面鳥を、ちょいと失敬するのが父さん狐の仕事。三人は怒り狂って追いまわすが、父さん狐はつかまらない。ある日、巣穴を見つけて、大々的にトラクター攻撃。狐の一家は、地下にトンネルを掘って脱出開始。そして、その先に見つけたものは…。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 990円 「ダ」ったらダールだ! ロアルド・ダール(作)/ウェンディ・クーリング(編)/柳瀬尚紀(訳) これは伝記ではありません。ロアルド・ダールのすべてがわかる、とっておきの事典です。まじめな項目もあれば、ばかばかしい項目もある。ちょっと信じがたい話があっても、全部ほんとうのこと。ページをめくればめくるほど、ダールがますます好きになる!初めから順に読んでもおもしろいし、探したい項目がある人は巻末の索引をどうぞ。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 1,210円 へそまがり昔話 ロアルド・ダール(作)/灰島かり(訳) 昔ばなしの主人公は、ふつう「いい子」に決まってる。だけどロアルド・ダールは、「いい子」が好きじゃないらしい。シンデレラは、サイテーな王子に愛想をつかし、白雪姫は、競馬で当てて億万長者。赤ずきんときたら、ピストルぶっぱなして、それはもう…。ダールがこっそり教える、びっくりどっきり、ホント(?)の昔ばなし。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 990円 魔法のゆび ロアルド・ダール(作)/宮下嶺夫(訳) 〈魔法のゆび〉は、わたしの秘密。でも、それは使っちゃいけない。不幸なことがおこるから。なのに、ある日、おとなりのグレッグさん一家が、シカを撃ちころして運んでいるのを見たとき、思わずカッとなり…。グレッグさん一家にゲゲッとおどろく災難が!(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 990円 優等生サバイバル ファン・ヨンミ(作)/キム・イネ(訳) 青春を生き抜く法則、教えます! 1.名前を呼ばれても慌てないこと 2.曲者の登場に動揺しないこと 3.トッポッキは食べて帰ること 4.目の前にあることを、「ただやる」ってこと 5.大海原を想像すること 未来のための今も、今のための今も、どっちも大切なぼくたちの時間。成績に一喜一憂する寝不足な日々。さらに、はじめてのホントの恋まで!さあ、どうする? 1,650円 最新版 指輪物語7 追補編 J.R.R.トールキン(作)/瀬田貞二(訳)/田中明子(訳) 瀬田、田中訳の完成形として、日本初刊行以来50年の2022年に刊行を始めた『最新版指輪物語』の最終巻。固有名詞と訳文の見直しを行った。本編では語られていない歴史の記述、固有名詞便覧など、『指輪物語』世界の案内書。 1,320円 奇才ヘンリー・シュガーの物語 ロアルド・ダール(作)/柳瀬尚紀(訳) ヘンリー・シュガーは、父親の遺産で暮らす大金持ち。賭け事が大好きで、一日とて働いたことがない。ある夏の週末、友人の邸宅で退屈していたとき、奇妙なノートを見つけた。最初のページにこう記してある。「イムラット・カーン 目を使わずして見る男」そのあまりに不思議な内容に興奮したヘンリーは…。標題作のほかにも、奇怪な物語、自伝的な物語など、興味つきない短編を収録した珠玉の一冊。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 1,540円 ダニーは世界チャンピオン ロアルド・ダール(作)/柳瀬尚紀(訳) ぼくは、父と二人きりで、古い箱馬車に住んでいた。箱馬車の前はちっぽけなガソリンスタンドで、持ち主は父。ぼくの父は、男の子にとって最高の、わくわくする父親だ。いっしょに凧をつくり、熱気球をつくり、樹上の家を、弓矢を、竹馬を、ブーメランをつくった。八歳まで、父と暮らす毎日は、楽しいことばかりだった。ところが九歳になって、ぼくは父の秘密を知った。そして―楽しいというのとはちょっとちがう、あの騒動が始まったのだ。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 1,430円 どでかいワニの話 ロアルド・ダール(作)/柳瀬尚紀(訳) アフリカで一番大きな、一番こげ茶色の、一番どろんこの川に浮かんでいたどでかいワニが、もう一匹のワニに言った。「今日の昼飯はよ、舌もとろけるニンゲンのガキを食いたいんだ」そうして、陸に這い上がった。隠密作戦と利口な手を考えて…。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。) 990円 最新版 指輪物語1 旅の仲間 上 J.R.R.トールキン(作)/瀬田貞二(訳)/田中明子(訳) ファンタジー文学の最高峰『指輪物語』が日本で刊行された1972年から奇しくも50年目の2022年、訳文と固有名詞を全面的に見直した日本語訳の完成形として、本最新版をお届けします。 遠い昔、魔王サウロンが、悪しき力の限りを注ぎ込んで作った、指輪をめぐる物語。全世界に、一億人を超えるファンを持つ不滅のファンタジーが、ここに幕を開ける。 1,320円 最新版 指輪物語2 旅の仲間 下 J.R.R.トールキン(作)/瀬田貞二(訳)/田中明子(訳) 黒の乗り手の追跡から、辛くも逃れたフロドが目を覚ましたところは、「裂け谷」のエルロンドの館。翌朝、モルドールに対抗する種族―魔法使い、エルフ、人間、ドワーフ、ホビット―の代表が参加する会議がエルロンドの主催で開かれ、指輪をどのように扱うかについて話し合われた。さて、その決定は…… 1,320円 最新版 指輪物語3 二つの搭 上 J.R.R.トールキン(作)/瀬田貞二(訳)/田中明子(訳) ガンダルフを失った悲しみを、ロスローリエンで癒した一行は、大河アンドゥインを漕ぎ下り、とうとう別れ道へ差し掛かる。フロドの指輪棄却の決意を知ったボロミルは、それを奪おうとする。逃げ出すフロド。悔悟したボロミルは、オークとの戦いに倒れ、メリーとピピンはさらわれる。ここに旅の仲間は離散した…… 1,320円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 評論社