岩波書店 3,345件 人気順 新着順 離散幾何解析入門 小谷元子(著) 我々が日常的に見たり触ったりする物質は連続体であるように見えて実は原子,分子といった離散的な構造から成り立っている.離散幾何解析はこうした構造を対象とする新しい数学である.本書では,連続な幾何概念とつながることを意識しながら解説.著者の結晶格子の研究や物質科学につながる研究も紹介する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 6,600円 鷲か太陽か? オクタビオ・パス(作)/野谷文昭(訳) ノーベル賞詩人オクタビオ・パス(1914-98)がパリに暮らした一九四〇年代後半に創作した散文詩と,イメージとリズムの法則に支配された,夢のような味わいをもつ短篇.シュルレアリスムの正統的・批判的継承者として知られる巨匠による,研ぎ澄まされた詩的直観が鮮烈な印象を残す初期の代表作.一九五一年刊. 792円 世界2024年6月号 岩波書店『世界』編集部(編) 【特集1】軍拡進行国家 「日本は米国と共にある」――国賓待遇でアメリカを訪問した岸田首相は、米国議会の演説でこのように述べた。共同声明では、より詳細に自衛隊と米軍の一体化を推し進めることが明記されている。問題はこうした大転換が国民的議論もなく、もっぱら閣議決定と外交の場だけで決められていることだ。 「一体どこを向いて政治をしているのか」──旧統一教会問題や裏金問題に感じた政治への不信感がいっそう深まる。国民との社会契約である憲法に反することが堂々と行なわれている。 アメリカの戦争に日本が巻き込まれ、国民の生命が犠牲となるリスクは高まった。現在、急ピッチで進められている政策変更、法案のどこが危険なのかを探った。 【特集2】SNSと子どもたち 生まれたときからスマートフォンが存在する。思春期にInstagramやTikTokがある。 滞在時間を一秒でも長くしようとするアテンション・エコノミー。「密室」で行なわれる性加害や性搾取。いまや子どもたちの窓であり、居場所でもあるオンライン空間について、私たちはどれほど知っているだろう。 心身への影響をさらに可視化し、検証すること。市場に翻弄されず、公共空間として自らの手で育んでいくこと。新たな仕組みづくりは急務だ。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 1,045円 現場から考える 国語教育が危ない! 「実用重視」と「読解力」 村上慎一(著)/伊藤氏貴(著) 変化する社会の中で生きていくのに必要な力を付けるための教育改革は,国語教育に何をもたらしたのか? 「PISA型学力」にも合致した基本方針である新たな学習指導要領が「文学観が狭い」「実用性の偏重」と批判されてから数年が経ち,現場はどうなったのか.中学,高校,大学で幅広い実地経験をもつ教育者二人が問題提起. 748円 日本の植民地支配 肯定・賛美論を検証する 水野直樹(編)/藤永壮(編)/駒込武(編) 「新しい歴史教科書をつくる会」の歴史教科書の登場が,アジア各地で大きな反発を招いた.その問題点は日本の植民地支配に関する記述である.日本の植民地支配(朝鮮・台湾)に関する事実を正確にかみくだいて解説し,誤って流布されている言説について事実をもって批判する.中学校・高校の歴史の授業の副読本としても最適. 627円 科学2024年5月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【特集】魅惑の発光生物 生物発光の研究――その歴史概要・・・・・・大場裕一 光る深海魚・・・・・・中山直英 発光細菌の放つ光は何色?――最小発光生物の発光変調メカニズム・・・・・・吉澤 晋 なぜ海は光る生物で溢れているのか?――食物網によるルシフェリン分配の化学生態と進化・・・・・・別所―上原 学 鏡の国のルシフェリンを使ってウミホタルの発光反応を探る・・・・・・蟹江秀星 光るトビムシ・・・・・・中森泰三・大平敦子 五島列島のゲンジボタル――明滅リズムと進化史からみた種分化の可能性・・・・・・大庭伸也 ホタルの発光する仕組み・・・・・・平野 誉 身近な発光生物ホタルミミズ・・・・・・柴田康平 南九州の発光きのこ・・・・・・黒木秀一 [巻頭エッセイ] 発光生物と私たち・・・・・・大場裕一 「アマテラス粒子」の検出・・・・・・藤井俊博 がんとは何か――分子からのアプローチ3・・・・・・野田 亮 [連載] 日常身辺の確率的諸問題3 生まれてきたのは運が悪かったのか?・・・・・・原 啓介 3.11以後の科学リテラシー136・・・・・・牧野淳一郎 ナナメから見る物理学4 滑り台は大人の方が速い!?(前編)・・・・・・村田次郎 [科学通信] 世にも奇妙なカタツムリ,エゾマイマイの生態と進化・・・・・・森井悠太 〈本の虫だより〉千葉聡『歌うカタツムリ』・・・・・・白石直人 山火事のダイナミクス――気候変動と社会との関係性・・・・・・森 章 エイレネクラゲとコブエイレネクラゲについて――基礎研究の重要性・・・・・・池田周平・山本 岳・足立 文 次号予告 表紙デザイン=佐藤篤司 1,760円 ウィーン ユダヤ人が消えた街 オーストリアのホロコースト 野村真理(著) 冷戦後の史料公開や研究の深化により,ホロコーストの「傍観者」=現地社会の加害の面が明らかになった.世紀末ウィーンに一八万人いたユダヤ人の苛烈な追放を可能にしたものは何か.多民族帝国から近代国民国家への激震の中,被害と加害のはざまを揺れ動いたオーストリアのホロコーストを,戦後の歴史政策も含めて描き直す 3,190円 科学2022年1月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集 持続可能な肉食の未来 「家畜の惑星」が直面する地球環境問題・・・・・・井田徹治 昆虫からとりだすプロテイン──タンパク質源として昆虫が利用されつつある現状・・・・・・小田志保 ジビエと獣害:マタギとアイヌの視点から・・・・・・田口洋美 日本版フェイクミート:「もどき料理」の今昔・・・・・・上田純一 中国で拡大するスズメバチ飼育・・・・・・野中健一・? ? [巻頭エッセイ] 「軽石漂着」に思う・・・・・・巽 好幸 人新世における地球環境の変容と健康・・・・・・遠山千春・橋爪真弘・石塚真由美・近藤尚己・渡辺知保 中国の新型コロナウイルス感染症対策──日常を守る動的ゼロコロナ戦略の考え方・・・・・・瀬戸亮平・佐野雅己・藤田康介 チェルノブイリの “ゲリマンダリング”・・・・・・今中哲二 [連載] 3.11以後の科学リテラシー109・・・・・・牧野淳一郎 冬の大波のなか新たな変異株を世界が警戒:新型コロナウイルス感染症〈その22〉・・・・・・小澤祥司 これは「復興」ですか?58 時間が止まったままの保育園・・・・・・豊田直巳 廃炉への道をどう選ぶのか11 私たちは何をどう選ぶのか(中)──「1F廃炉計画」はないという現状認識に立つ・・・・・・尾松 亮 [科学通信] 泊原子力発電所の安全審査に関する問題──反論できないことは無視するのか・・・・・・渡辺満久 〈リレーエッセイ〉海辺の自然を見つめる 上関・奇跡の海の畑づくり・・・・・・中野 恵 新しい形の共同研究による SARS-CoV-2 変異株の定点観測(2)・・・・・・川上浩一・光永滋樹・白木知也・森 秀治・井ノ上逸朗・倉持 仁・竹村栄毅・田中総一郎・渡邉 健 〈コラム〉東京電力原発事故の情報公開 効果不明の凍土壁の“機能維持”とは何か──遅れた公表,今になっての追加止水計画・・・・・・木野龍逸 次号予告/お知らせ 1,540円 科学2022年9月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集1 再現可能性に向き合う心理学 論文査読システムの現状と出版後査読・・・・・・高橋康介 心理学における追試──これまでとこれから・・・・・・三浦麻子 事前登録制度──再現性問題を端緒とする信頼性改革・・・・・・山田祐樹 データ・マテリアル・分析スクリプトのオープン化が拓く心理学の未来・・・・・・武藤拓之 心理学研究のエビデンスとしての質を考える・・・・・・平石 界 [巻頭エッセイ] 量子計算機時代に耐える暗号技術・・・・・・國廣 昇 特集2 元素の起源をたどる ビッグバン元素合成・・・・・・茂山俊和 質量数5と8の壁──なぜ安定な原子核は存在しないのか?・・・・・・板垣直之 恒星内の元素合成――HeからFeまで・・・・・・川畑貴裕 s過程と星の進化・・・・・・岩本信之 r過程における重元素合成・・・・・・西村俊二 人工元素合成・・・・・・羽場宏光 銀河宇宙線の起源の解明に迫る・・・・・・瀧田正人 [新連載] オープンサイエンス事始め――科学データは誰のものか1 国際地球観測年とデータ共有の始まり・・・・・・有田正規 竹取工学物語1 竹取の翁は優れたエンジニアだった?・・・・・・佐藤太裕 リュウグウのささやきを聴く1 太陽の石・・・・・・橘 省吾 [連載] 数学者の思案4 コロナ以後の海外出張・・・・・・河東泰之 これは「復興」ですか?66 今も続く川の禁漁・・・・・・豊田直巳 3.11以後の科学リテラシー116・・・・・・牧野淳一郎 [科学通信] 「種の保存のための進化」の誤解と,国際標準の進化の教え方・・・・・・嶋田正和 次号予告 1,540円 科学2022年5月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【特集】気候シミュレーションの展開 [黎明] 真鍋淑郎博士の大気大循環とCO2増加の数値実験――初期の研究の流れを追って・・・・・・松野太郎 気候システム研究の誕生――真鍋淑郎の業績をふりかえる・・・・・・増田耕一 電子計算機が拓いた理論的気象気候研究・・・・・・林 祥介 気候モデリングのパイオニア・・・・・・住 明正 真鍋淑郎博士と地球流体力学研究所・・・・・・山形俊男 [発展] 気候モデルから地球システムモデルへ――気候シミュレーションはどう展開してきたか・・・・・・渡部雅浩 「対流」をめぐる気候モデルの発展――真鍋淑郎氏のモデルから次世代モデルへ・・・・・・佐藤正樹 真鍋さんとの思い出・地球温暖化と台風の研究・・・・・・杉 正人 真鍋先生流のお仕事と魔法の粉・・・・・・高薮 縁 真鍋先生と行った衛星観測による放射フィードバックの解析と今後の課題・・・・・・對馬洋子 バケツモデルの先見性と陸面モデルの50年・・・・・・沖 大幹 [哲学] するどい「見切り」,真鍋スタイル・・・・・・木本昌秀 Simplicity and Balance――真鍋流気候モデリングの哲学・・・・・・安成哲三 気候システムをシンプルに理解すること・・・・・・山中康裕 真鍋淑郎さんと共有した知的に輝かしい時間・・・・・・神沢 博 真鍋先生のノーベル物理学賞受賞から新たな世代の研究へ・・・・・・中島映至 [巻頭エッセイ] 持続可能な日本発のプレプリント・サーバのために・・・・・・有田正規 【特集2】PFAS汚染を問う フッ素化アルキル化合物PFASによる環境汚染――曝露の実態,汚染事例と全国的課題・・・・・・原田浩二 有機フッ素化合物(PFAS)の子どもへの影響――北海道スタディから得られた知見・・・・・・岸 玲子,宮下ちひろ,伊藤佐智子,山崎圭子,アイツバマイゆふ 次世代型有機フッ素化合物の検出とメカニズムの探究・・・・・・石橋弘志 有害化学物質の人体ばく露モニタリングの重要性――「環境安全基本法」の制定を・・・・・・中下裕子 有機フッ素化合物による多摩地域の水道水汚染と住民への影響・・・・・・中地重晴,木村―黒田純子,植田武智 フォトニック結晶:研究の系譜と新しい半導体レーザーの進化・・・・・・和田智之,野田 進,大高一雄,波多腰玄一,迫田和彰,鯉沼秀臣 放射光X線先端分析手法を利用して不溶性Cs粒子の正体に迫る・・・・・・高橋嘉夫,三浦 輝,栗原雄一 [連載] これは「復興」ですか?62 震災遺構「請戸小学校」・・・・・・豊田直巳 海底火山と大地誕生の豆知3 識海底に潜む超巨大火山・・・・・・巽 好幸 3.11以後の科学リテラシー113・・・・・・牧野淳一郎 [科学通信] 〈リレーエッセイ〉海辺の自然を見つめる 汽水域の水辺を子どもたちに返そう・・・・・・佐藤正典 日本科学振興協会の設立・・・・・・春日 匠,馬場基彰 〈コラム〉東京電力原発事故の情報公開 原発 1,540円 科学2022年3月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集 科学と政策 繰り返される“失敗”の力学 感染症対策の不備と専門家の活用の失敗──日本のコロナ対策はなぜ欠陥だらけなのか・・・・・・米村滋人 「定義欠如」維持を志向する政策決定は何をもたらすか──専門家に求められる言語チェック機能・・・・・・尾松 亮 「様式化」した現状維持と責任転嫁──新型コロナウイルス感染症対策における科学と政治(7)・・・・・・尾内隆之・調 麻佐志 [資料]第49回総選挙から「第6波」における1日感染者8万人超えまでのタイムライン(作成:尾内隆之・調 麻佐志) [巻頭エッセイ] 幻の,核のごみ「文献調査段階」──問われぬ危うさ・・・・・・本間照光 農薬の安全性とリスク評価──“見過ごさず,見落とさず,見誤らない”ため・・・・・・遠山千春・木村─黒田純子・星 信彦 [ノーベル化学賞2021] 不斉有機触媒の開発と展開──医薬品の合成にも用いられる力量と環境調和性・・・・・・林 雄二郎 [シリーズ放射性微粒子の追究] 海洋で発見された不溶性Cs粒子とその特徴・・・・・・三浦 輝・栗原雄一・高橋嘉夫 [新型コロナウイルス感染症] 3.11以後の科学リテラシー111・・・・・・牧野淳一郎 オミクロン変異株とパンデミックのゆくえ:新型コロナウイルス感染症 〈その24〉・・・・・・小澤祥司 [新連載] 海底火山と大地誕生の豆知識(1)富士火山帯に巨大海底火山が並ぶ理由・・・・・・巽 好幸 [連載] 利他の惑星・地球[追創編](最終回)文明の位相差・・・・・・大橋 力 これは「復興」ですか?(60)新天地を求めて・・・・・・豊田直巳 [科学通信] 〈リレーエッセイ〉海辺の自然を見つめる 陸と海のつながりを分断した諫早湾調整池・・・・・・高橋 徹 〈コラム〉東京電力原発事故の情報公開 私企業の「壁」──高線量下作業・被ばく線量評価への懸念・・・・・・木野龍逸 次号予告/編集後記 1,540円 科学2022年4月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【特集】原発事故と小児甲状腺がん 福島原発事故と小児甲状腺がんとの因果関係について・・・・・・津田敏秀 福島県における甲状腺検査の諸問題III・・・・・・濱岡 豊 症例把握なき過剰診断論――現実から乖離した甲状腺検査の評価・・・・・・白石 草 安定ヨウ素剤投与指標策定の欺瞞・・・・・・井戸謙一 これは「復興」ですか?61 小児甲状腺がん多発の責任・・・・・・豊田直巳 福島県における甲状腺がん多発に関するいくつかの指摘――「三県調査」は福島県の甲状腺がんについていかなる主張もできない・・・・・・黒川眞一 [巻頭エッセイ] 患者の発生こそ社会が向き合うべき現実である・・・・・・津田敏秀 [命をめぐる倫理] 命の選別ビジネスと繰り返される国家の罪――NIPT・PGT-A急拡大の真相・・・・・・千葉紀和 ヒトの治療へのゲノム編集適用の限界をどう定めるのか?・・・・・・島薗 進 マングローブの起源を求めて・・・・・・向後元彦 [連載] 海底火山と大地誕生の豆知識2 海で生まれる大陸・・・・・・巽 好幸 [科学通信] 新型コロナ治療での中医学の役割――感染者が亡くならない中国の新型コロナ対策の要・・・・・・藤田康介 空気感染/エアロゾル感染をめぐる国立感染症研究所の考え方と応答――いつまでも修正されない基本的感染対策は検証されなければならない・・・・・・本堂 毅 〈リレーエッセイ〉海辺の自然を見つめる 韓国の干拓問題から,日本の海辺の未来を見つめる・・・・・・佐藤慎一 〈コラム〉東京電力原発事故の情報公開 「燃料デブリ取り出し」?:実態との乖離のゆくえ・・・・・・木野龍逸 次号予告/編集後記 1,540円 科学2022年7月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【特集】富士山噴火に備える 活火山である富士山は300年以上噴火しておらず、いつ大噴火が起きても不思議ではない。最近の地質調査が明らかにした富士山の噴火史や、地下構造を探る試み、ハザードマップの改定、降灰シミュレーションの成果、防災上の課題などを報告する。 ■目次 [イントロダクション] 富士山噴火に備える・・・・・・藤井敏嗣 [噴火史] 富士火山の噴火史・・・・・・山元孝広 宝永山は降り積もってできた火砕丘である・・・・・・馬場 章 噴出物から読み解く富士山のマグマ供給系・・・・・・安田 敦 [現状] 富士山のモニタリング――地下では何が起こっているか?・・・・・・藤田英輔 [地下構造] 電磁気的観測で地下構造を探る――マグマ性ガスの上昇と電気比抵抗構造・・・・・・相澤広記 富士山の地下構造を地震波から探る・・・・・・中道治久 [地下構造を探る新手法] 桜島のリアルタイム透視・・・・・・田中宏幸 世界初の多方向3次元透視が明らかにした大室山の内部構造・・・・・・小山真人・宮本成悟・長原翔伍・鈴木雄介 [防災] 富士山ハザードマップの改定・・・・・・吉本充宏 宝永噴火の降灰シミュレーション・・・・・・萬年一剛 都市が火山灰で覆われたらどうなるか・・・・・・久保智弘・石峯康浩 火山灰で覆われた道路を車両は走れるのか・・・・・・西澤達治 富士山噴火の降灰が首都圏のインフラに及ぼす影響・・・・・・伊藤哲朗 富士山噴火と防災情報・・・・・・地引泰人 [巻頭エッセイ] 火山専門家の育成・確保が急務・・・・・・藤井敏嗣 病理標本の保管に関する提案――自然史標本との比較を通して・・・・・・伊藤真理子 [連載] 広辞苑を3倍楽しむ116 分岐・・・・・・三浦 徹 これは「復興」ですか?64 「知らない間に」消されるふるさと・・・・・・豊田直巳 数学者の思案2 フィールズ賞と国際数学者会議・・・・・・河東泰之 3.11以後の科学リテラシー114・・・・・・牧野淳一郎 [科学通信] 学生の取ったデータは誰のものか・・・・・・小林信一 次号予告 1,540円 科学2022年11月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集 生物にひそむ模様の不思議 昆虫の目の形が幾何学的に決まる仕組み・・・・・・佐藤 純 魚の体表模様の多様性を探る・・・・・・宮澤清太 内耳の市松模様の細胞パターンは聴覚機能にはたらく・・・・・・富樫 英 不均一な皮膚幹細胞集団が作る規則的なパターンと高度な領域化・・・・・・佐田亜衣子 ショウジョウバエの翅の模様形成メカニズムとその進化・・・・・・柄澤 匠・越川滋行 [巻頭エッセイ] 33年後のつぶやき・・・・・・田島節子 チューリング賞と計算機科学の偉人たち・・・・・・柴山悦哉・喜連川 優 チューリング賞ジャック・ドンガラ氏インタビュー・・・・・・松岡 聡・関口智嗣 自己組織化臨界現象と地震予知・・・・・・井田喜明 研究者と新型コロナウイルスのたたかい――G2P-Japanの軌跡・・・・・・佐藤 佳 [連載] 竹取工学物語3 ?の「維管束」がもつ?学的役割・・・・・・佐藤太裕 数学者の思案6 ルーマニアの数学・・・・・・河東泰之 これは「復興」ですか?68 新庁舎と避難指示解除・・・・・・豊田直巳 リュウグウのささやきを聴く3 リュウグウはどこから来たか・・・・・・橘 省吾 3.11以後の科学リテラシー118・・・・・・牧野淳一郎 オープンサイエンス事始め――科学データは誰のものか2 南極をめぐる米国とソ連の攻防(前編)・・・・・・有田正規 [科学通信] 大規模噴火データベースと噴火推移データベースで噴火の詳細情報を明らかに・・・・・・宝田晋治・池上郁彦・金田泰明・下司信夫 〈本の虫だより〉 フランク・M・スノーデン『疫病の世界史(上・下)』・・・・・・白石直人 次号予告 1,540円 科学2022年10月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集 海底から地球の未来を探求する――海洋底掘削科学の新展開 海底から地球の未来を探求する――海洋底掘削科学の新展開・・・・・・道林克禎 海洋マントル掘削――マントルからわかること,マントルまでにわかること・・・・・・森下知晃 震源域の物質から探る巨大地震とスロー地震の発生メカニズム・・・・・・氏家恒太郎 掘削・孔内観測網による巨大地震の描像・・・・・・木下正高 IODP乗船体験記・・・・・・神谷奈々 海底下に広がる微生物のすみか――どこまでつづき,なぜそこにいるのか?・・・・・・諸野祐樹 微化石から読み解く海洋環境――過去・現在,そして未来・・・・・・黒柳あずみ 太古の気候変動はどこまでわかったか?・・・・・・黒田潤一郎 海洋科学掘削の将来――Enabling Elements:成功に導く要素・・・・・・江口暢久 地球科学に新しい風を吹き込んできた海洋底掘削科学・・・・・・木村 学 [巻頭エッセイ] 掘削科学の未来・・・・・・川幡穂高 三体核力――実験からのアプローチ・・・・・・関口仁子 中性子星は三体力が際立った「巨大な原子核」か・・・・・・飯田 圭・鷹野正利・田島裕之 デジタルツイン×AIが世界を変える・・・・・・新熊亮一 [連載] 竹取工学物語2 ?の「節」がもつ?学的役割・・・・・・佐藤太裕 数学者の思案5 日米大学の数学授業・・・・・・河東泰之 これは「復興」ですか?67 消えた「まち」の避難指示解除・・・・・・豊田直巳 リュウグウのささやきを聴く2 石をとる・・・・・・橘 省吾 3.11以後の科学リテラシー117・・・・・・牧野淳一郎 [科学通信] 桜島2022年7月噴火クライシス・・・・・・井村隆介 50年前には 次号予告 1,540円 科学2022年12月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集 味覚と嗅覚の進化 脊椎動物における味覚の多様性とその遺伝的要因・・・・・・戸田安香・石丸喜朗・三坂 巧 ワオキツネザルのメスを惹き付けるオスの匂い・・・・・・白須未香 羊膜類の海洋環境適応と嗅覚の進化・・・・・・岸田拓士 [巻頭エッセイ] ノーベル物理学賞の報道に思う――真鍋博士と複雑系科学・・・・・・古川義純 [ノーベル物理学賞2022] 自然観の歴史的転換から量子情報科学へ・・・・・・筒井 泉 [ノーベル生理学・医学賞2022] ネアンデルタール人ゲノム解析をはじめとした多様な貢献・・・・・・斎藤成也 [ノーベル化学賞2022] さまざまな機能を連結できる合成化学の新たな概念:クリックケミストリー・・・・・・北山 隆・馬場良泰 新型コロナウイルスと抗体依存性増強(ADE)・・・・・・中山英美 サプライチェーンと環境問題――個人,都市,企業の観点から・・・・・・金本圭一朗 脳のしなやかさを科学する――ブレイン・マシン・インターフェースの挑戦・・・・・・牛場潤一 [連載] 数学者の思案7 アメリカ大学院留学・・・・・・河東泰之 これは「復興」ですか?69 閉ざされたゲート向こうの準備宿泊・・・・・・豊田直巳 リュウグウのささやきを聴く4 ガスを持ち帰る・・・・・・橘 省吾 広辞苑を3倍楽しむ117 てんとうむし・・・・・・河上康子 竹取工学物語4 植物の茎や枝の断?が「丸」であるのは当たり前?・・・・・・佐藤太裕 3.11以後の科学リテラシー119・・・・・・牧野淳一郎 [科学通信] 女子中高生に科学の楽しさを・・・・・・田島節子 次号予告・お知らせ 1,540円 科学2022年2月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 特集 縄文遺伝子×考古学:新たな展開と謎 土器とDNA──伊勢湾沿岸地域における水田稲作民と採集・狩猟民・・・・・・藤尾慎一郎 弥生人とは誰なのか──古代ゲノム解析で判明した遺伝的な多様性・・・・・・篠田謙一 朝鮮半島にも残る「縄文遺伝子」──古代ゲノム研究からみた朝鮮半島の古代人・・・・・・神澤秀明 縄文墓制研究の現在──注目すべき新資料の紹介と人類学とのコラボレーションについて・・・・・・山田康弘 埴原和郎の二重構造モデル論文発表から30年・・・・・・斎藤成也 [巻頭エッセイ] 再処理計画の中止,そして,禁止へ・・・・・・フランク・フォンヒッペル,田窪雅文,カン・ジョンミン [ノーベル物理学賞2021] 真鍋淑郎先生のノーベル物理学賞受賞に寄せて・・・・・・中村 尚 真鍋博士の開拓した気候モデル研究とIPCCの知見の進展・・・・・・江守正多 レプリカ対称性の破れとは?── 祝ジョルジオ・パリージ博士ノーベル物理学賞受賞・・・・・・樺島祥介 [ノーベル生理学・医学賞2021] 温度受容体と機械刺激受容体の発見・・・・・・富永真琴 オガサワラシジミの絶滅から学ぶこと──我々は大量絶滅への軌道を修正できるか・・・・・・永幡嘉之 [連載] これは「復興」ですか?59 メガソーラー・・・・・・豊田直巳 急拡大するオミクロン変異株に身構える世界:新型コロナウイルス感染症〈その23〉・・・・・・小澤祥司 3.11以後の科学リテラシー110・・・・・・牧野淳一郎 廃炉への道をどう選ぶのか12 私たちは何をどう選ぶのか(下)──福島第一原発にも「廃炉法」制定を・・・・・・尾松 亮 入試問題から広がる物理の世界6 万有引力の法則からブラックホールへ・・・・・・吉田弘幸 [科学通信] リアルな培養ステーキ肉をつくる・・・・・・竹内昌治 藻類の光合成の力を培養肉に・・・・・・清水達也 「リニア残土」:建設の前に積み上がるリスクと不思議な牧場計画・・・・・・樫田秀樹 〈コラム〉東京電力原発事故の情報公開 年間20mSvの解除基準への疑問──子どもも住むことができることの意味と基準固定化による影響・・・・・・木野龍逸 次号予告 1,540円 科学2022年8月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【特集】オープンサイエンスをどう考えていくか オープンサイエンスの源流からこれまで・・・・・・有田正規 大学はオープンサイエンスにどのように向き合うか――社会に開かれた大学に向けて・・・・・・船守美穂 世界の科学データとオープンサイエンス・・・・・・村山泰啓 オープンサイエンス時代の大学の研究支援プラットフォーム・・・・・・倉田敬子 オープンサイエンスを支えるインフラストラクチャー・・・・・・山地一禎 社会科学における研究データ共有・・・・・・三輪 哲 オープンサイエンス政策が目指す科学と社会の変容・・・・・・林 和弘 [巻頭エッセイ] 線から面,そして立体から時代のうねりへ──女性研究者へのエール・・・・・・鳥居啓子 【特集2】トポロジー×科学 トポロジーの起源とその展開・・・・・・河野俊丈 DNAトポロジー・・・・・・下川航也 トポロジカルデータ解析・・・・・・平岡裕章 我々はトポロジカルな世界から生まれたのか?・・・・・・山崎雅人 物性物理とトポロジー――磁荷の量子化と量子ポンプ・・・・・・押川正毅 ヒトゲノム完全配列決定――なぜヒトゲノム計画完了宣言から完全配列決定まで20年かかったか・・・・・・清水厚志 [連載] これは「復興」ですか?65 築170年の「我が家」・・・・・・豊田直巳 数学者の思案3 数学ジャーナルの編集委員・・・・・・河東泰之 3.11以後の科学リテラシー115 ・・・・・・牧野淳一郎 [科学通信] 病理標本と自然史標本,そして国立自然史博物館――伊藤真理子氏の論考を読んで・・・・・・馬渡駿介 遥かな過去からの声──素粒子論史の一点景・・・・・・亀淵 迪 農薬製剤に含まれる補助剤の毒性──「農薬の安全性とリスク評価」補遺・・・・・・遠山千春・木村―黒田純子・星 信彦 次号予告 1,540円 科学2022年6月号 岩波書店『科学』編集部(編) 月刊誌『科学』は1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊された総合科学雑誌です。第一線の研究者がみずから執筆し、科学に関心を寄せる多様なバックグラウンドの読者に向けて、高度な研究成果を紹介することが、創刊以来変わらない本誌の大きな特徴です。純粋に知的好奇心をかきたてる話題から、社会との関わりの深い話題まで、幅広く取り上げます。 ※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 【特集】計算で作る宇宙 宇宙誕生直後はほとんど一様に分布していた。ダークマターやバリオン物質から、どのようにして宇宙の大規模構造が形成したのか。ブラックホールのごく近傍では何が起こるのか。原始惑星系円盤はどのように成長するのか・・・・・・。直接観測することのできない現象を、スーパーコンピュータによる大規模シミュレーションによって検証し、宇宙の形成・進化の謎に迫る。 ■目次 計算で作る宇宙・・・・・・牧野淳一郎 宇宙の大規模構造――ダークマターと銀河形成・・・・・・石山智明 ブラックホール――大規模シミュレーションと模擬観測が明らかにする宇宙の謎・・・・・・大須賀 健 スーパーコンピュータで星を作る・・・・・・富田賢吾 惑星を作る実験・・・・・・小久保英一郎・石城陽太・柴田 雄・細野七月 太陽の自転のしくみを探る――富岳が解き明かす「熱対流の難問」・・・・・・堀田英之 金星大気の大規模現象・・・・・・樫村博基 銀河形成,星・星団形成・・・・・・斎藤貴之・藤井通子 超新星爆発の数値シミュレーションの課題と展望・・・・・・滝脇知也 [巻頭エッセイ] 算数文章題が解けない理由を認知科学から探る・・・・・・今井むつみ 地球を震わせたフンガ火山の爆発的噴火・・・・・・前野 深 遅れてやってきた2022年フンガ火山噴火起源の最大波高津波・・・・・・綿田辰吾 時間結晶を作る・・・・・・? 宗平・濱崎立資 宇宙望遠鏡は何を目指しているのか・・・・・・大栗真宗 [新連載] 数学者の思案1 頭の良さと数学研究・・・・・・河東泰之 [連載] 海底火山と大地誕生の豆知識4(最終回) 南太平洋からやってきた日本列島の石灰岩・・・・・・巽 好幸 広辞苑を3倍楽しむ115 追熟・・・・・・深野祐也 これは「復興」ですか?63 夜の森の桜まつり・・・・・・豊田直巳 [科学通信] Wiley社との「転換契約」締結――学術情報のコストは誰が払うのか?・・・・・・大隅典子 〈本の虫だより〉ニール・シュービン『進化の技法』・・・・・・白石直人 次号予告/お知らせ 1,540円 きみも恐竜博士だ! 真鍋先生の恐竜教室 真鍋真(著) 大人気の真鍋真先生の実際の授業が本になりました!トリ肉で骨の標本を作ったり,現代の鳥類や爬虫類と比べたりしながら,恐竜の秘密にせまります.真鍋先生が新種「マイプ」を発掘したアルゼンチンでの調査など,最新研究も解説.恐竜が気になりはじめた人にもわかりやすく,もっと知りたい人の関心も深まる新しい入門書.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. 1,980円 1 ... 151617 ... 168 TOP 電子書籍(本・小説) 岩波書店 16ページ目