中央公論新社 4,355件 人気順 新着順 日本文学史 古代・中世篇二 ドナルド・キーン 著/土屋政雄 訳 『万葉集』から『古今集』へ。平安時代後期の文学は、ひらがなで記された『土佐日記』の影響のもと、『蜻蛉日記』など宮廷女性の日記文学が牽引する。 『万葉集』から『古今集』へ/古今集/平安時代後期の和歌集/平安時代後期の漢文学/平安時代の日記文学 1,152円 日本文学史 古代・中世篇一 ドナルド・キーン 著/土屋政雄 訳 「日本文学史」全体の序文を本巻に収録。人間的でなまめかしい『古事記』、奈良時代と平安時代前期の漢文学、そして最古にして最高の歌集『万葉集』の世界を語り尽くす。 序/古事記/奈良時代の漢文学/万葉集/平安時代前期の漢文学 1,152円 日本文学史 近代・現代篇九 ドナルド・キーン 著/角地幸男 訳 河竹黙阿弥、岡本綺堂らの活躍で歌舞伎は伝統を保ちつつ新時代へ。新派、新劇、三島由紀夫の戯曲の数々。そして明治・大正・昭和の批評と小林秀雄を論考する。 演劇――歌舞伎文学/新派と新劇 批評――明治時代/大正時代/昭和時代 1,152円 日本文学史 近代・現代篇八 ドナルド・キーン 著/新井潤美 訳 明治・大正・昭和と、伝統的な詩型をあらため、海外の作品の影響を色濃くうけながら、北原白秋、萩原朔太郎、宮沢賢治など、近代詩は豊かに発展した。 明治の詩/大正の詩/昭和の詩 1,152円 日本文学史 近代・現代篇七 ドナルド・キーン 著/新井潤美 訳 正岡子規、与謝野晶子、北原白秋、石川啄木、斎藤茂吉らが牽引し、明治期以降、日本の伝統的な短詩型文学である短歌と俳句は新たな発展を遂げる。 短歌/俳句 1,047円 日本文学史 近代・現代篇六 ドナルド・キーン 著/徳岡孝夫 訳/角地幸男 訳 終戦後開放的な気分が漂うなか、左翼文学が台頭し、岡本かの子、林芙美子、佐多稲子ら女流文学者が活躍。そして鬼才三島由紀夫が華々しく登場、自決するまでを描く。 戦後文学/女流の復活/三島由紀夫 984円 日本文学史 近代・現代篇五 ドナルド・キーン 著/角地幸男 訳 日本文学の一大特色、私小説と戦時下における戦争文学。つづく戦後は、太宰治、織田作之助、坂口安吾、石川淳ら、無頼派と呼ばれた作家たちの活躍を見る。 私小説/戦争文学/太宰治と無頼派 1,047円 日本文学史 近代・現代篇四 ドナルド・キーン 著/徳岡孝夫 訳 西洋文学の影響下、モダニズムが開花した。佐藤春夫、横光利一、伊藤整、堀辰雄、そして、虚無のなかに美を見つめた川端康成。そして時代は転向文学を生む。 モダニズムと外国の影響/川端康成/転向文学 1,047円 日本文学史 近代・現代篇三 ドナルド・キーン 著/徳岡孝夫 訳 プロレタリア文学運動の行方。そして大正から昭和にかけての文壇を彩った文豪たち――都会の裏町に江戸の情趣を探った永井荷風、感性鋭い芸術家の運命を生きた芥川龍之介、母恋いと女性崇拝を主題に文章の美を求めた谷崎潤一郎ら、その生涯と作品。 プロレタリア文学/芥川龍之介/永井荷風/谷崎潤一郎 984円 日本文学史 近代・現代篇二 ドナルド・キーン 著/徳岡孝夫 訳 日露戦争の後におこった自然主義運動、そしていまなお読者をひきつけてやまない夏目漱石、森鴎外、白樺派の同人たち。近代小説の形成と発展を描く。 自然主義/夏目漱石/森鴎外/白樺派 1,047円 日本文学史 近代・現代篇一 ドナルド・キーン 著/徳岡孝夫 訳 坪内逍遥、二葉亭四迷、尾崎紅葉、幸田露伴、樋口一葉、そして泉鏡花。文明開化の時代、翻訳小説、政治小説の流行から幻想奇譚まで、近代文学の幕開け。 序 近代・現代の日本文学/文明開化/明治の漢詩文/翻訳の時代/明治政治小説/坪内逍遥と二葉亭四迷/硯友社/北村透谷とロマン派/幸田露伴/樋口一葉/泉鏡花 984円 日本文学史 近世篇三 ドナルド・キーン 著/徳岡孝夫 訳 上田秋成、曲亭馬琴ら、散文や戯作に描かれた怪異の世界。そして鶴屋南北、河竹黙阿弥ら、幕末歌舞伎の舞台に咲いた悪の華たち。 近世篇・全三巻完結。 上田秋成/戯作/十八世紀の歌舞伎/十九世紀の歌舞伎/徳川後期の和歌/狂歌 川柳/漢詩文 921円 日本文学史 近世篇二 ドナルド・キーン 著/徳岡孝夫 訳 浮世草子の井原西鶴、浄瑠璃の近松門左衛門、国学者の賀茂真淵、本居宣長、そして誹諧の与謝蕪村、小林一茶など、才人を輩出した徳川期文学世界を描く。 井原西鶴/浮世草子/初期の歌舞伎と浄瑠璃/近松門左衛門/近松以後の浄瑠璃/国学と和歌/俳諧の中興/徳川後期の俳諧 921円 日本文学史 近世篇一 ドナルド・キーン 著/徳岡孝夫 訳 徳川時代を代表する詩形は俳諧である。独立した文芸ジャンルに高められた俳諧が、松尾芭蕉という才能を得て、十七文字の中に小宇宙を創造するまで。 日本文学への深い愛情をこめて単独執筆した魅力あふれる通史。 序 近世の日本文学/俳諧の連歌の登場/松永貞徳と初期の俳諧/談林俳諧/蕉風への移行/松尾芭蕉/芭蕉の門人/仮名草子 880円 知られざる芸能史 娘義太夫 スキャンダルと文化のあいだ 水野悠子 著 明治青年の血をたぎらせた娘義太夫。あまりの熱狂ぶりに時の文部大臣は禁止令を出し、古くはあの遠山の金さんも三百人からの娘義太夫を捕縛したと伝えられている。悪魔と呼ぶ暴露本が出る一方、志賀直哉は「神のごとし」と絶賛し、竹久夢二は「涙が出るほど」感動した。神か悪魔か、果たしてロマンの化身か。もてはやされ、叩かれて、今や忘れ去られようとしている江戸・東京娘義太夫二百年の栄光と濡れ衣の歴史を照射、検証する。 858円 砂時計の七不思議 粉粒体の動力学 田口善弘 著 砂、食塩、米などの粒々が多数集合したものを粉粒体という。混ぜても混ざらず、重いものが浮き上がり、と、流体とも固体とも異なる奇妙な振舞いが注目を集めている。星も電車の乗客も、見方によっては粉粒体だ。砂時計が満員電車なら、砂の流れは高速道路の車の流れ、砂山は“過加熱固体”といえる。物質主義から現象主義へと物理が大きく変容する今、日常生活のなかから広がる物理の新しい可能性にチャレンジ。 858円 親鸞 倉田百三 著 妻帯者として苦悩し悟りの道をひらいた偉大な浄土真宗の開祖の伝記。一一七三(承安三)年、京都の名門日野家に生まれ、比叡山での修業、越後への流罪、関東での伝道、京都にもどって著述に専念した、波瀾にみちた九十年の生涯を「出家とその弟子」でしられる仏教文学者が、美しい精緻な筆致で描いた名著を復刻。 963円 石橋湛山 リベラリストの真髄 増田弘 著 在野のエコノミストとして、また悲劇の宰相として名高い石橋湛山の原点と真骨頂は言論人としての存在にある。即ち一九一〇年以降の政府・軍部にみられる武断政治、対外膨張政策に真向から対峙して「小日本主義」を掲げ、ラディカルな大正デモクラシーの論客として軍国主義批判を貫いた。新資料を踏まえて言論人湛山の思想を検討するとともに、戦後、日中貿易再開、脱冷戦の思想を説いた政治家の顔を照射して巨人の全貌を明示する。 1,012円 漢字百話 白川静 著 太古の呪術や生活の姿を伝える、漢字の世界。だが、中国・日本両国がかつて行った文字改革により、意味体系を否定されるという事態に陥っている。本書では、厖大な資料考証によって、文字の原始の姿を確かめ、原義を鮮やかに浮かび上がらせる。三千年を超える歴史的景観を辿り、漢字の今日的課題を問うた、「白川静の世界」入門に絶好の刺激的な書。 984円 後期万葉論 白川静 著 中国の文学や思想の影響が強まった万葉後期、変容する古代国家が残した歌は、その時代の心のありようを伝える。旅人・憶良・家持の分析を中心に、七夕などこの時期からの風習や言葉についても明らかにする。 1,152円 1 ... 215216217 218 TOP 電子書籍(本・小説) 中央公論新社 217ページ目