体に語りかけると病気は治る

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あらすじ

病気やケガをすると、「どうしてこうなったんだろう」と落ち込みます。
ちょっとした不調に、「忙しいのに、まいったな」と顔をしかめます。
そして、病院へ行き、治療を受けたり薬を飲んだりして、症状を抑えます。
でも、ちょっと待って。――この本で、著者の長田夏哉氏はいいます。
病気やケガは、体からのメッセージ。その“必要がある”から、病気やケガ、不調は招かれた、のです。
だから、「どうしてこの不調を招く必要があったのか」自分の内面に目を向けないかぎり、
不調のもぐらたたきは続くのです。

田園調布にある「田園調布長田整形外科」は、保険診療ながら、その診療スタイルが評判を呼び、
「生き方クリニック」として、多くの方が訪れるクリニックです。
「体はなんといっていますか?」そんな長田氏の言葉に、最初は「そんな冗談を」といっていた患者さんが、
ポツリポツリと語りはじめるのは、まさに人生の悲喜こもごも。
涙あり、笑いあり、そしてときに怒って帰る人もいるとか。
長田氏によれば、健康のカギをにぎるのは、「生命エネルギー」。
この生命エネルギーに影響を与えているのは、私たちの思いや感情です。
怒りや恐れ、不安などの感情を抑圧していると、生命エネルギーは滞り、自律神経系に影響を与えます。
心身ともに健やかな生活を送るためのヒントが満載の一冊です。