誰でもぴんぴん生きられる

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あらすじ

お風呂につかり、心からリラックスすると、「生き返った~」という気持ちになる。
病気になって寝込んでいたけれど、
やらなきゃいけないことがあって気持ちがそちらに向いていたら、いつのまにかよくなっていた。
いい音楽を聞いてリラックスしていると、なんだか元気がでる。
そんなことってありますよね。

病は気から。それは精神論だけじゃない。心地よい気持ちが、健康を連れてくる。
脳が免疫機能に影響を及ぼしていることを、マウスを使った実験で証明し、
この実験でイグ・ノーベル医学賞を受賞したのが、著者の新見正則医師です。

「いい気持ちでいると、精神的レジリエンスが高まり、
精神的レジリエンスが高まると、身体的レジリエンスも高まるようだ」

新見医師が語る「レジリエンス」という言葉は、
心理学や精神医学、ビジネスの場面では以前から使われる言葉で、「復元力」「元に戻る力」を意味します。

人はレジリエンスによって、健康に生きられる。
いや、レジリエンスさえあれば、多少の不調があっても、持病があっても、それは「健康」ということ。
前向きに「ぴんぴん」生きる人こそ、健康そのものだ、というメッセージに、
なんだか読むだけで元気になってしまう本です。


*目次より

◎大病でも治ってしまう人、名医にかかっても治らない人
◎「おかげさま」といえるかどうかが健康を左右する
◎風邪や発熱の「ちょっとした病気」には、喜んでかかりなさい
◎医者を「自分にとっての名医」に変えるコツがある
◎うつ病は「混んでいる病院」にかかりなさい
◎「健康のためにジョギング」は今すぐやめなさい
◎風邪予防には「うがい」「手洗い」「マスク」もムダである
◎ちょっとの不調や持病ありでも「これ」なら健康だ!