野生の鼓動 Part2 日本の鷹

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あらすじ

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本書は野鳥撮影の第一人者真木広造氏が
長年に渡って撮り続けてきた猛禽類の写真の中から
タカ類のうちミサゴ、ハチクマ、トビ、シロガシラトビ、
オオタカ、ハイタカ、アカハラダカ、ツミ、サシバの
9種を掲載した写真集です。

日本国内では稀にしか見ることができない種も含めて掲載しています。

真木氏のモットーは
「すぐれた映像を求めるなら、すぐれた研究者たれ」です。
撮影のために費やした時間も膨大ですが、
その生態や行動を追求するために
さらに膨大な時間を費やし、
タカの動きを予測できるようになって
初めてシャッターを切るというのが
真木氏の撮影スタイルです。

また猛禽類は警戒心が強いため撮影しやすい営巣の写真を
撮影する人がよくいますが、
そのために子育てを放棄したり
営巣地を変えてしまう鳥がいます。
真木氏は万一そうしたことがおきるようであれば
撮影する資格はないと
自分自身に言い聞かせ
細心の注意を払って撮影しています。

こうした真木氏の考えのもとに撮影してきた写真を
本書にまとめたものです。
美しい写真はもちろん、迫力ある写真、
一瞬を切り取った写真は真木氏だからこそ撮影できた写真で
鷹類の鼓動がまさにいきいきと感じられ、
見る人の目を奪い圧倒されます。

なおタカ類のうちオオノスリ、ケアシノスリ、
ノスリ、カタグロトビ、クマタカ、チュウヒ、
ハイイロチュウヒ、ウスハイイロチュウヒ、マダラチュウヒの9種は
『野生の鼓動 PartⅢ』に掲載されます。