シン・コミュニティ論
購入した作品の読み方あらすじ
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なぜ世界中の“コミュニティ”は生まれては消え、ふたたび創造されるのか?
今から50年ほど前、“カウンターカルチャー”という文化の潮流が世界中に広がり、暮らしや生活を共にするコミュニティ・ムーブメントが起こりました。当時は、一般社会とは異なる思想や生活様式を軸として「場」が形成されましたが、大半は消滅の道をたどりました。時を経て、現代の日本では新たな空前のムーブメントが始まっています。一般社会とも融合しながら、または横のつながりも大切にしながら、独自の文化を創造している若い世代たち。科学・経済・医療のあり方を考察してきた著者が迫る、「人間の深層心理」と「人のつながり」そして「暮らし方の未来」とは?
[目次]
1. プロローグ
2. 心の闇の力学
3. 社会的病理と人類の意識の進化
4. 「降りてゆく生き方」と「美しい物語」
5. 老舗コミュニティのストーリー
6. 意識レベル向上へのアプローチ
7. カウンターカルチャーの遺産
8. 「集合的一般常識」と「社会に共通な認識様式」
9. マインドコントロール(洗脳)という幽霊
10.「Furyoh-Shine」と「コミュニティ・ソース」
11.「意識の変容」など糞くらえ!
12.コミュニティを深堀りするフォーラム
[著者プロフィール]
天外伺朗(てんげ・しろう)
工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。 1964年、東京工業大学電子工学科卒業後、42年間ソニーに勤務。上席常務を経て、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス 研究所(株)所長兼社長などを歴任。現在、「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導。また「天外塾」という企業経営者のためのセミナーを開いている。さらに2014年より「社員の幸せ、働きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘し、表彰するための「ホワイト企業大賞」も主宰していた。
著書に『「ティール時代」の子育ての秘密』『「人類の目覚め」へのガイドブック』『実存的変容』『ザ・メンタルモデル』(由佐美加子・共著)『自然経営』(武井浩三・共著)『幸福学×経営学』(小森谷浩志・前野隆司・共著)『人間性尊重型 大家族主義経営』(西泰宏・共著)『無分別智医療の時代へ』『「自己否定感」』『「融和力」』『「正義と悪」という幻想』(いずれも小社刊)など多数。