21世紀プロ野球戦術大全

購入した作品の読み方

あらすじ

現役選手も信頼する
野球評論家が2000年からの
公式データを超・徹底分析!
アテネ五輪からWBC2023まで、国際大会のデータも網羅。

打撃・守備・防御率、
各日本シリーズなどNPB公式データをフル収録
数値が表す戦術史を知れば、野球観戦はもっと楽しくなる!

埼玉西武ライオンズ 前監督 辻発彦さん 推薦!
「野球とは本能のスポーツだと私は思っています。本能におけるプレーが人々を魅了するのです。その本能を最大限まで高める武器の一つとして「データ」そして「戦術」があるのです。野球におけるデータと戦術の魅力を本書で存分に感じてください。」


【本書より】
本書は、これまでの野球関係の書籍にはなかったような膨大な情報量でかつ読み応えが満載な内容にした。
具体的には、21世紀のプロ野球と国際大会の戦術から見た歴史を、打順から守備陣形まで細かく記載した。
そのため、単行本としては異例の800ページを超えるボリュームの著書で一番の大作になった。
内容は2000年から2022年のプロ野球の優勝・日本一に輝いた球団の戦いぶりを書かせていただいた。さらに、初めてオールプロで参加した国際大会のアテネ五輪から3度目の世界一に輝き、日本中を感動の渦に巻き込んだ2023年WBCまで各大会ごとの戦いぶり、年代ごとの分析も書かせていただいた。
国際大会に関しては、日本代表だけではなく、他国の選手やデータなどを記載した。データに関しても、野球に関する単行本としては日本一と言っても過言ではないボリュームなので、傾向なども見ながら読むと深みが増すだろう。
ただ、データだけに偏りすぎず、場面ごとの心情や状況による感性的な部分にも着目し、バランスを考えて書いた。
本書を読んだ上で、21世紀の優勝した球団の強さはどこから来ているのか? 連覇した球団のメンバーは入れ替わるのか? 歴史から読み解くトレンドや移り変わりはあるのか? 国際大会ではじめに勝ち抜く傾向はあるのか? など、野球を見る上で尽きない疑問への「答え」にまではたどり着かないかもしれないが、各シーズンを振り返りながら、「考えるヒント」を提供できれば幸いだ。

【目次】
はじめに

序 章 20世紀最後の年はONが沸かせたプロ野球

第1章 2000年代 21世紀のプロ野球における戦略・戦術変化

第2章 2010年以降 21世紀のプロ野球における戦略・戦術変化

第3章 21世紀 国際大会の傾向

第4章 21世紀のプロ野球戦術とは何なのか

おわりに

参考資料