サバイバルマインド
あらすじ
サバイバル・レッスンでよく聞く〈三つのルール〉がある。(1)空気がなければ三分間、(2)水がなければ三日間、(3)食べ物がなければ三週間、というものだ。著者はここにもうひとつルールを加えたいと考えている。『考えなければ三秒間』自然のなかでは思考を停止してまちがった判断をしてしまうことがいちばんの命取りになる。生き残る人とそうでない人がいるのはなぜだろう。著者の考えでは、それは火をおこす技術やヤスで魚を捕る技術よりも、創造的で、工夫ができ、偏見を持たず、プレッシャーのなかでも正しい決断ができる能力があるかどうかにかかっている。
【内容】数々の困難と極限を乗り越えてきたサバイバー、ミーガン・ハインが、人間の能力を探求し、直観を研ぎ澄ませる方法を伝える。危険は大自然の中だけにあるのではない―日常のあらゆる局面で役立つ、危機対処の心がまえ。
【著者】イギリスの女性冒険家、エクスペディション・リーダー、サバイバル・エキスパート。世界中でベア・グリルスの『Mission Survive』や、『Running Wild』をはじめとするテレビ番組や個人客のコンサルタントもしている。生まれたときから旅と冒険に魅せられてきたミーガンは、アウトドアのあらゆる面で豊富な経験を積んできた。極限の地で、メンタル面でもフィジカル面でも限界まで自分を追いこみ、人里離れたジャングルや不毛の砂漠や冬の高山を探検し、個人客や有名人やテレビスタッフを、彼らがその存在さえ知らなかった美しい極限の地へと連れていく。
【訳者】翻訳家。訳書にラディカ・サンガーニ『ヴァージン』(辰巳出版)、ジョン・アーデン『ブレイン・バイブル』(アルファポリス)、共訳書にマイケル・クロンドル『スパイス三都物語』(原書房)、ネイサン・マイアーボールド、マキシム・ビレット『モダニスト・キュイジーヌ アートホーム』(KADOKAWA)など。著書に『中学英単語でいきなり英会話』『会話で使える英単語をどんどん増やす』(どちらも永岡書店)がある。
※本書は、2020年6月12日~2022年9月15日までCLAPより配信していた『サバイバルマインド』と同一の内容です。重複購入にご注意ください。