バドミントン 負けないこころのつくり方

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あらすじ

五輪金メダリストが書いた
今よりもっと強くなれるメンタル術

どんなスポーツも、頭で考えてプレーしないと強くなることはできません。
ましてや、バドミントンのように相手と向き合って対戦する競技はなおさらです。

メンタルは試合の行方を左右するもので、技術よりも大切だと思います。
言い換えるなら、強いスマッシュを打つ技術がなくても、
ガッツがあれば勝てるのが、バドミントン。

からだが小さい私が勝つためには、誰よりも考える必要がありました。
相手の表情を観察し、相手の苦手なところを突き、
自分のペースになったら一気にたたみかける。
負けん気の強さも相まって、どんな試合も最後まであきらめませんでした。

そのように、メンタルが具体的な効果となって現れたのが、
2016年リオデジャネイロオリンピックの金メダルです。

私たちの試合を見た子どもたちの中には、「自分もオリンピックに出たい」
「日本代表になりたい」「もっと強くなりたい」と思う人がいるかもしれません。
そんなに人たちに、こう伝えていきたいと思っています。

「バドミントンはメンタルが一番大事だよ」と。

それが現役を引退した私の使命でもあると感じています。

(本書「はじめに」より抜粋)