終着駅の日は暮れて

購入した作品の読み方

あらすじ

作家・江國香織さん推薦!
「ほんのすこし前、が消えつつあったり、随分昔、が残っていたり。
時間がうつしとられた静かで滋味豊富な写真と、
そこに漂う空気が人ごとうつしとられた文章と。
読みながら、心だけさらわれるように旅にでてしまった。」

 ライターとカメラマン、中年男性2人が全国各地の終着駅を訪れ、その駅と街の“素顔”を詩情豊かに描き出した写真紀行集です。この先にはもう線路がない、という最果てのロマン。そして一抹の哀愁。憧れの地でもあるその終着駅に降り立ち、街を歩き、人々と触れ合いつつ、ついでに一杯……10の終着駅をめぐるエッセイ、写真をまとめた一冊です。