牧野守 在野の映画学 戦時下・戦後映画人との対話

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あらすじ

凛とした在野学



牧野守 ――映画史家。1930年樺太生まれ。ドキュメンタリー制作者として活動する傍ら、戦前の「キネマ旬報」をはじめとする映画資料を膨大に収集し、後にコロンビア大学に所蔵される「マキノコレクション」を形成した。日本映画研究の基盤となる資料群を次々に復刻版で公開しながら、在野の文献史学の立場で映画検閲・記録映画・映画理論の研究を発表。加えて『鉄腕アトム』幻のシナリオを執筆するなど、その足跡は多方面に及ぶ。



序論  牧野守の資料論―収集・研究・育成をめぐって



第一章 亀井文夫  



第二章 厚木たか  



第三章 三木茂  



第四章 大村英之助



第五章 江藤文夫  



第六章 波多野完治  



第七章 岸富美子



第八章 伊藤武郎・能登節雄