フットボールサミット第33回 ガンバ大阪 ビッグクラブ宣言

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あらすじ

2016年、ユニフォームの左胸に9つ目の星が刺繍されました。獲得した「天皇杯」のタイトルの証です。

一昨年の三冠獲得後、その勢いのまま進み、ナビスコカップ準優勝、ACLベスト4、リーグ年間3位、チャンピオンシップ2位。そして天皇杯優勝。

 得られなかった星はあれども、ひとえに勝利に貪欲な所以であるように思います。
とりわけ3年ぶりのACLにおいてアジアのてっぺんを至近距離でとらえ、戦える力を明確なものにしました。

ただ近年、急速に発展するアジアサッカーはもはや日本サッカー界にとって高い壁です。

それでもガンバ大坂は新たな到達点を定めました。歴史を紐解いても前身の「アジアクラブ選手権」、現在のACLを勝ち抜き、史上二度目の優勝を遂げたクラブはなく、初の偉業となります。

 これから壮大な志とともに挑むアジア、そして世界の舞台へ、どのように飛び出すのでしょうか。

そして「市立吹田サッカースタジアム」での初年度、クラブが刻む歴史とはどのようなものでしょう。

 関係者の話をもとに、野心に満ちたビジョンを考察したいと思います。

(編集長・川口昌寿)





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