藤原緋沙子 90件 人気順 新着順 浄瑠璃長屋春秋記 潮騒 藤原緋沙子 妻志野の行方を追って、陸奥国平山藩から江戸へ出てきた青柳新八郎は、口入れ屋大黒屋の紹介で大御番衆(おおごばんしゅう)の「娘探し」を請け負うことになった。ところが、探し出した娘菊野はお濃(こい)という裏声の女と生活しており「青柳様、どうぞ父上様母上様にわたくしは安藤家には帰りません、そうお伝え下さいませ」と言う。安藤家に一体何が? そして、菊野といるお濃とは一体何者?大人気女流作家による、人情溢れる時代小説第二弾。【解説】大矢博子 704円 浄瑠璃長屋春秋記 照り柿 藤原緋沙子 青柳新八郎は失踪した妻の志野を探すため弟に家督を譲り、陸奥国平山藩から江戸へ出てきた。長屋に住みながら「よろず相談承り」の看板を掲げ糊口をしのいでいた新八郎は、偶然知り合った浪人八雲多聞の紹介で用心棒の仕事を請け負うことになった。初仕事は評判の占い師おれんの用心棒。彼女は占いに欠かせない亀が盗まれ、さらには脅迫文が届いていた。事件を放っておけない新八郎が走る! 【解説】細谷正充 693円 浄瑠璃長屋春秋記 雪燈 藤原緋沙子 ──やはりそうか……志野は江戸か。蘭学者の父を看取った志野は、母の美也を探しに深川へ向かったという。さらに幼い頃通っていた塾の恩師、澄代のところに一年ほど身をよせていたと知った新八郎は、妻に会えると確信をもつ。徐々に足取りが掴めてきたとき、いつも気遣ってくれている八重が何者かに拐(かどわ)かされてしまう! そこには追い求めていた人の姿が……。好評シリーズついに完結。(解説 縄田一男) 715円 つばめ飛ぶ~渡り用人 片桐弦一郎控(五)~ 藤原緋沙子 安芸津(あきつ)藩の改易で浪人となり、江戸で渡り用人として糊口(ここう)を凌(しの)ぐ片桐弦一郎。久しぶりに故郷入りした弦一郎の前に、藩改易の真相が明らかになる。そして、江戸に戻った弦一郎は、またも厄介(やっかい)な用人の仕事を引き受ける。今度は家内に複雑な事情を抱える高禄の旗本家。それぞれが勝手に振る舞う若殿や奥方を更生させることはできるのか。大好評シリーズ、待望の第5弾。 660円 花野 隅田川御用帳 藤原緋沙子 上総からやってきたおふきは離縁されたが復縁したいと訴えた。夫は、島流しになった主の名主一家の御赦 免を願って浴恩園門前で嘆願書を胸に座り込みをしていた。夫婦の交わりを断ってまで過酷な運命に立ち向 かってきた二人に何があったのか。楽翁の命を受けて十四郎は上総に赴く……。 歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞受賞第一作! 550円 鳴き砂 隅田川御用帳 藤原緋沙子 臨月の腹を抱えた武家の妻女・市岡美佐が駆け込んだ。夫に女ができ、離縁したいという。お登勢は美佐が身二つになることを考え、離縁は最善の策ではないと反対したが、せめて子が産まれるむまででも橘屋に置いてほしいと必死に懇願する。美佐の言動に不審を抱いた十四郎とお登勢は、調べるうちにこの駆け込みの裏にある哀しい真相に辿りついてしまう。シリーズ第十五弾。 550円 桜雨~渡り用人 片桐弦一郎控(二)~ 藤原緋沙子 ――旅姿の男を襲う二人の浪人。仲裁に入った片桐弦一郎は、仲違いで負傷した浪人を長屋に連れ帰る。その男は信濃の元藩士で、意趣返しで襲ったという。二日後、暇乞(いとまご)いをした男の死体が発見された! 憤る弦一郎の前に、信濃飯坂藩元執政・千坂兵庫(ちさかひょうご)から使いが来た。どうやら男はお世継ぎ問題に絡む政争の犠牲になったらしい。弦一郎は、千坂の依頼で信濃へ旅立つが……。 550円 白い霧~渡り用人 片桐弦一郎控~ 藤原緋沙子 次期藩主の座をめぐる政争が幕府に発覚し、安芸津(あきつ)藩はお取り潰しとなった。江戸藩邸詰めの片桐弦一郎は、浪人となり、神田の裏長屋で暮らしている。突然の改易(かいえき)でこの世の無常、悲哀を知った弦一郎は、傭われ用人として、苦しい内情ながらも体面だけは重んじる武家屋敷の建て直しを図る。―市井(しせい)の人々の縺(もつ)れた事件を人情味豊かに始末する、傑作新シリーズ。 550円 すみだ川~渡り用人 片桐弦一郎控(四)~ 藤原緋沙子 川に落ちた小娘を自ら飛び込んで救った渡り用人の片桐弦一郎。その人助けが噂になり、小大名小栗(しょうだいみょうおぐり)藩から仕事が舞い込む。将軍が上覧(じょうらん)する水練(すいれん)競技に参加する者たちの指導だった。目を覆うばかりのひどい有様(ありさま)に苦悩する弦一郎だが、これをきっかけに、小栗藩の存在を揺るがす一大騒動に巻き込まれる――。鮮やかな筆致で読み手の心を掴む待望のシリーズ第四弾! 550円 密命~渡り用人 片桐弦一郎控(三)~ 藤原緋沙子 片桐弦一郎の用人仲間である但馬佐兵衛(たじまさへえ)が、何者かに殺された。懐中にあった大金が紛失している。金は能勢(のせ)家の殿様の命で借り受けたものであった。佐兵衛から自分の身に何か起こった時、妻子の様子見を頼まれていた弦一郎は、彼らを訪ね犯人探しを開始する。現場付近で目撃者を見つけ出したことを告げると、但馬家を巻き込んだ思いもかけぬ事実が……。(表題作) 550円 12345 TOP 電子書籍(本・小説) 藤原緋沙子 5ページ目