氷月葵 35件 人気順 新着順 新しき将軍 氷月葵 本丸の吉宗と西の丸の家重が入れ替わる──。 騒然たる城中で何が? 「暗愚」の噂絶えぬ新将軍の人知れぬ想いと驚愕の決断。 本丸大広間の武者隠しから御庭番宮地加門が目撃した公方様御下命の衝撃とは? 本丸の上様(吉宗)が御隠居、大御所として西の丸に移られ、西の丸の大納言家重様が本丸に入り第九代将軍となられる──こうした噂が城中を落ち着きなくさせていた。いよいよ将軍となった家重から御庭番二代目の宮地加門に命が下った。本丸大広間、上段の将軍座所近くにある「武者隠し」に入り目撃した「公方様御下命」の衝撃とは? 新将軍の人知れぬ想いと驚愕の決断──。 770円 御落胤の槍 氷月葵 上様の御落胤を名乗る六尺の大男を探索中の御庭番が斬られた! 御落胤一行の真の目的は? その願いを許さぬものは? はたして御落胤の真贋は? 御庭番十七家の一つ宮地家の二代目加門が謎に挑む! 御庭番十七家の吉川家三代目の栄次郎が、将軍吉宗の御落胤を名乗る一行五人を探索中、中山道の宿近くで脚を斬られた。医術の心得のある宮地加門は同僚の栄次郎を迎えに浦和宿に向かった。丹波次郎、徳川次郎定通と名乗る、六尺の大男はいずこに。やがて蕨宿で一行五人を見つけた加門は……。はたして御落胤一行の真の目的は? その願いを許さぬものは? 770円 老中の深謀 氷月葵 江戸城西の丸に暗雲! 操りの糸の先に誰が? 将軍吉宗もついに……。 江戸に来た百姓の父子が佐倉藩の侍に斬られた。佐倉藩主は老中主座の松平乗邑。百姓の口を封じようとする刺客に御庭番二代目が怒る。 将軍吉宗直属の御庭番、宮地家二代目の加門は、刀傷で苦しむ百姓父子を助けた。佐倉から江戸に来たという。佐倉藩主は老中主座の松平乗邑。佐倉藩の刺客はなおも百姓の口を封じようとする。かつて佐倉騒動に揺れた地の百姓らの生々しい声に、加門は……。同じ頃、北の丸の将軍世子家重に呼ばれ、懐妊したらしい側室の別邸への警護を命じられた加門は…。 770円 首狙い 氷月葵 寛永寺への御成行列、狙うは老中主座の首! 誰が何を目論み襲撃? 将軍吉宗の懐刀・老中松平乗邑が企む尾張藩への確執。 老中襲撃の真の黒幕を求め、御庭番二代目の加門は親友の田沼意次と合力して探索へ! 八代将軍吉宗直属の御庭番十七家のひとつ宮地家の二代目・加門は、徳川家康の祥月命日の四月十七日、下谷広小路で御成行列の警護にあたっていた。将軍の駕籠が通り過ぎ、老中主座・松平乗邑の駕籠が来たとき、爆裂音が轟き火の粉と煙が上がった。そして、抜刀した曲者が襲ってきた。はたして誰が何の目的で老中主座を襲ってきたのか……。 770円 上様の笠 氷月葵 路上で浪人が斬られ、懐には血塗れの「目安」。将軍への訴えとは…? 医学所に通う若き御庭番に、八代将軍吉宗から直命! 米価高騰に絡む諸悪を暴け。 世継ぎ家重の小姓で親友の田沼意次と合力して探索! 宮地加門は、八代将軍吉宗直属の御庭番十七家のひとつ宮地家の二代目。将軍家世継ぎ家重の小姓で親友の田沼意次と町を歩いていた。二人の目の前で、追われてきた浪人が追ってきた男に斬りつけられ倒れた。斬った男は逃げたが、加門らは、血で染まった男を助けて近くの医学所へ。瀕死の男の懐には、将軍への訴えを記した、血塗れの"目安"が……。 770円 藩主の乱 氷月葵 将軍の政に異を唱える尾張藩主・徳川宗春。その真意を探るべく…。 御庭番二代目の加門に将軍後継家重から下命。 宗春の禁書『温知政要』を精査せよ。 加門は、家重の小姓で親友の田沼意次と合力して闘う。 将軍直属十七家の密偵、シリーズ第2弾 八代将軍吉宗は紀州から江戸城に入るに際し、信頼に足る薬込役十七家を伴い、情報収集の「御庭番」として重用した。十七家の一つ「宮地家」の二代目加門は十八歳で見習いとして出仕している。折しも加門は、吉宗の後継家重の小姓で幼馴染みの田沼意次から、家重の命を伝えられた。将軍の政に異を唱える尾張藩主・徳川宗春の著書『温知政要』を入手・精査し、尾張藩の内情を探れというのである。 770円 将軍の跡継ぎ 氷月葵 世継ぎの家重を護れ! 宮地家二代目「加門」に将軍吉宗から直命下る。 側室が懐妊したばかりの、家重の病は果たして偶然か。 加門の幼馴染み、十八歳の田沼意次は、家重の小姓。加門と意次は合力して闘う。 享保元年(一七一六)、吉宗は跡継ぎのいなかった家継の養子となり、将軍を継いだ。紀州藩主であった吉宗は、紀州から多くの家臣を伴って江戸城に入った。そのなかに、宮地家も含まれていた。紀州から連れて来た薬込役(くすりごめやく)十七家を御広敷伊賀者(おひろしきいがもの)として置いたのである。江戸城に入ったとき、宮地友右衛門は二十五歳、三年後に二代目となる加門が生まれている。 十八歳の若きヒーロー! 新シリーズ第1弾 770円 けんか大名 氷月葵 犬猿の仲が永年つづく大名二家の諍いの種は、葵御紋の姫君……!? 南町奉行所から将軍家菩提所の上野山に出向された山同心・巻田禎次郎。 諍いつづける大名ニ家から密かに仲裁を頼まれて……。 頑な心を解すのは? 南町奉行所の巻田禎次郎は、将軍家の菩提所を守る上野の山同心への出向を命じられた。小山の参道を下る禎次郎の背に「盗人だ」という声が上がり、浪人風の侍が箱を抱えて逃げ下ってくる。追うのは参拝の大名家の一行。こうして始まった「事件」の背後には、永年にわたって犬猿の仲の二つの大名家の諍いが……。 770円 首吊り志願 氷月葵 陰富売りが殺され、大店の主が首を吊った。背後で笑う黒幕とは? 御法度の高額の陰富を操る悪党を暴け──お役ではない探索に熱中するのは、世の裏にこそ人の本音があるから。棒手裏剣が敵に迫る。 将軍家の菩提所を守る上野の山同心への出向を命じられた南町奉行所の巻田禎次郎は、昨日は谷中の感応寺で富くじの富突きがあるので三人の配下と出向いた。翌早朝、不忍池の端で若い男が殺されているのに出くわした。正規の富くじの裏で横行する「陰富」の売人であるらしい。さらに大店の主が首を吊って……。 人の世は重き荷を…新シリーズ第2弾! 770円 世直し隠し剣 氷月葵 上野のお山に事件の風。 姑の嫌味もなんのその、新任の人情同心大奮闘。 将軍家の菩提所、上野の山を守るのが山同心の仕事。 生真面目で人のいい禎次郎の初出仕の日、お山で百姓風の奇妙な三人組が……。 八丁堀同心の三男坊・禎次郎は縁があって婿養子となって巻田家に入り、吟味方下役をしていたが、将軍家の菩提所を守る上野の山同心への出向を命じられた。初出仕の日、禎次郎は姑の嫌味を聞き流しつつ出かけ、お山で三人の怪しげな百姓風の男たちが妙に気になった。これが世を騒がせる“事件”の発端であった……。我らが婿殿、大奮闘! 新シリーズ第1弾! 770円 公事宿 裏始末5 氷月葵 大殿の落胤である己の出自と向き合うべく、ついに決断の時が来た。 「棟上げ祝い事件」で多忙な公事宿を手伝う若き侍に、藩江戸家老派から刺客が! 実父である大殿と藩のため公事宿の仲間と立ち向かう。 ――公事宿のあるじ喜平も読みきれなかった「棟上げ祝い事件」の裏の裏とは? 理不尽に養父母の命を断たれた秋川藩の若き剣士は、矢野数馬と名を替え江戸に逃れ、公事宿暁屋で筆耕をしつつ、藩の内情を探っていた。折しも「棟上げ祝い事件」の公事に走り回る数馬のもとに従兄の新一郎が現れ、国元で大殿の隠し子が再浮上し、落胤たる数馬に江戸家老一派から刺客が向けられたという……。 770円 公事宿 裏始末4 孤月の剣 氷月葵 幼子さえ売り買いする口入れ屋悪兵得衛に、成人した幼子らが迫る。 十九年前に赤子で売られた長七は武士の父を求めて、十五年前に十歳で売られた友吉は生き別れの弟妹を求めて、公事師らと共に闘う。 秋川藩の若き剣士矢野数馬は養父母の命を断たれ江戸に逃れて、馬喰町の公事宿暁屋に居ついている。暁屋の養子友吉はふとしたことから品川宿の口入れ屋徳兵衛と出会い、十五年前、十歳の時のこの男に売られ、弟妹と生き別れになったことを思い出した。友吉は弟と妹を探すべく、公事師らと、悪兵衛こと徳兵衛に迫る。 770円 公事宿 裏始末3 氷月葵 材木石奉行の一人娘は、父の冤罪を晴らさんと、公事師らと立ち上がる。 「達磨を若年寄様に届けよ」牢内の父から極秘の伝言。濡れ衣を晴らす鍵なのか! 江戸の石工職人たちから、奉行赦免の声が湧き上がる。 材木石奉行瀬能一之進の一人娘・綾音は、伝馬町の牢に送られる父の駕籠にすがりつき、なんとしても濡れ衣を晴らすと叫んでいた。折しも通りかかった公事宿で筆耕の仕事をしている若き侍矢野数馬は、綾音を公事宿に連れて行った。濡れ衣で切腹させられた義父の無念と奉行が重なったからだ。はたして公事師たちの手助けで奉行の濡れ衣は晴らせるのか! 770円 公事宿 裏始末2 気炎立つ 氷月葵 金持ちしか診療しない四枚肩の悪徳医者に公事師の鉄拳が下る! 理不尽に父母の命を断たれ江戸に逃れた秋川藩の若き剣士矢野数馬は、馬喰町の「公事宿暁屋」に居つき、公事人からの訴えを目安にまとめる筆耕の仕事にありついた。時には法で裁けぬ悪を討つ裏始末の用心棒にも駆り出される。そんな折、旗本や大店しか相手にせぬ悪名高い四枚肩の医者にからむ公事が舞い込んで……。 770円 公事宿 裏始末 火車廻る 氷月葵 秋川藩勘定役の父から家督を継ぐ寸前、その父が無実の罪で切腹を命じられた。さらに己の身にも刺客が迫り、母の命も……。矢野数馬と名を変えた若き剣士は故郷を離れ、江戸に逃れた。数馬の目が「公事宿暁屋」の看板にとまった。庶民の訴証を扱う宿である。ふとしたことからこの宿に居つくことになった数馬は……。 770円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 氷月葵 2ページ目