蒼穹の剣
第3話~第45話
各話一覧
- 00:44:20第23話あらすじをみる ある晩のこと、蕭炎(しょう・えん)のあとをつける3つの人影があった。やがて、蕭炎の前に姿を見せたのは、先日出会った商人たちだった。もらった魔晶で命が助かったと礼を述べる蕭炎。すると彼らは、「あれは女王の毒からあなたを守るために贈った物です」と告げた。商人たちは、蛇人国の者だったのだ。その後、蕭炎の持っていた筒の中から現れた美杜莎(メデューサ)女王は、彼の首を締め上げると、奪った青蓮地心火を返すよう迫り…。あらすじをみる ある晩のこと、蕭炎(しょう・えん)のあとをつける3つの人影があった。やがて、蕭炎の前に姿を見せたのは、先日出会った商人たちだった。もらった魔晶で命が助かったと礼を述べる蕭炎。すると彼らは、「あれは女王の毒からあなたを守るために贈った物です」と告げた。商人たちは、蛇人国の者だったのだ。その後、蕭炎の持っていた筒の中から現れた美杜莎(メデューサ)女王は、彼の首を締め上げると、奪った青蓮地心火を返すよう迫り…。
- 00:44:17第24話あらすじをみる 米騰山(べい・とうさん)を告発などしない――迦南学院の学生たちに魂殿の邪悪な教育をしようとしていたなんて事実無根だと信じる蕭薫児(しょう・くんじ)に対し、彼をかばえば魂殿の手先とみなされて捕らえられると、韓閑(かん・かん)は忠告する。一方で、魂殿の離魂術を使って真相を知った蕭炎(しょう・えん)は、騰山の無実も彼の意図も承知していた。自分が動けば勝機があると、蕭炎が騰山を説得しようとした、その時…。あらすじをみる 米騰山(べい・とうさん)を告発などしない――迦南学院の学生たちに魂殿の邪悪な教育をしようとしていたなんて事実無根だと信じる蕭薫児(しょう・くんじ)に対し、彼をかばえば魂殿の手先とみなされて捕らえられると、韓閑(かん・かん)は忠告する。一方で、魂殿の離魂術を使って真相を知った蕭炎(しょう・えん)は、騰山の無実も彼の意図も承知していた。自分が動けば勝機があると、蕭炎が騰山を説得しようとした、その時…。
- 00:44:20第25話あらすじをみる 心臓と肺の経脈を損傷した米騰山(べい・とうさん)を診てもらうべく、蕭炎(しょう・えん)は悪人谷の者に医者の手配を頼んだ。やってきた男は、独特の方法で騰山の状態を確認すると、すぐさま魂殿の邪術にやられたと見抜く。彼の名は藺一指(りん・いつし)――かつて煉丹の天才と呼ばれていた男だった。一指は、騰山の治療代を稼ぐために命を張ろうとする蕭炎に、邪気に侵されているゆえ、今引き返さねば手遅れになると忠告し…。あらすじをみる 心臓と肺の経脈を損傷した米騰山(べい・とうさん)を診てもらうべく、蕭炎(しょう・えん)は悪人谷の者に医者の手配を頼んだ。やってきた男は、独特の方法で騰山の状態を確認すると、すぐさま魂殿の邪術にやられたと見抜く。彼の名は藺一指(りん・いつし)――かつて煉丹の天才と呼ばれていた男だった。一指は、騰山の治療代を稼ぐために命を張ろうとする蕭炎に、邪気に侵されているゆえ、今引き返さねば手遅れになると忠告し…。
- 00:44:12第26話あらすじをみる 魂滅生(こん・めつせい)の分身から教えを受けるようになって以降、食事も睡眠も取らず、人が変わったようになっていた――。魔道に落ちた蕭炎(しょう・えん)の命はもう長くはないと、藺一指(りん・いつし)が診断した――。蕭薫児(しょう・くんじ)の言葉に衝撃を受ける蕭炎だったが、悪人谷での試合に勝利して十強に入る以外に仲間を助ける術はない。彼は自分が死んだ場合に備え、薫児に指輪を託そうとするが…。あらすじをみる 魂滅生(こん・めつせい)の分身から教えを受けるようになって以降、食事も睡眠も取らず、人が変わったようになっていた――。魔道に落ちた蕭炎(しょう・えん)の命はもう長くはないと、藺一指(りん・いつし)が診断した――。蕭薫児(しょう・くんじ)の言葉に衝撃を受ける蕭炎だったが、悪人谷での試合に勝利して十強に入る以外に仲間を助ける術はない。彼は自分が死んだ場合に備え、薫児に指輪を託そうとするが…。
- 00:44:06第27話あらすじをみる 魂滅生(こん・めつせい)の分身が作り出した幻想の中で、納蘭嫣然(のうらん・えんぜん)と結婚して家業を継いで6人の息子を育てあげ、順風満帆な人生を歩む蕭炎(しょう・えん)。そこへ、若い姿のままの蕭薫児(しょう・くんじ)たち4人の仲間が現れる。彼らは、悪人谷から戻ったので陛下に拝謁すると告げて、自分を置いて立ち去ろうとするのだった。その瞬間、蕭炎は強く思った。これが俺の本当の人生なら、後悔しかないと…。あらすじをみる 魂滅生(こん・めつせい)の分身が作り出した幻想の中で、納蘭嫣然(のうらん・えんぜん)と結婚して家業を継いで6人の息子を育てあげ、順風満帆な人生を歩む蕭炎(しょう・えん)。そこへ、若い姿のままの蕭薫児(しょう・くんじ)たち4人の仲間が現れる。彼らは、悪人谷から戻ったので陛下に拝謁すると告げて、自分を置いて立ち去ろうとするのだった。その瞬間、蕭炎は強く思った。これが俺の本当の人生なら、後悔しかないと…。
- 00:44:18第28話あらすじをみる 死ぬ前に聞かせてくれ――蕭炎(しょう・えん)は、傀儡の作り方と離魂術の第3段階である分身の仕方を法バ(ほう・ば)に尋ねた。その意図など知る由もない法バが手法を語り終えた途端、蕭炎は離魂術を使い、玄重尺で法バを斬り捨てたのだった。ただこれは、数ある分身の1体を倒したにすぎず、こんなことを続けてもきりがない。薬塵(やく・じん)は、“法バの本体を倒します”と息巻く蕭炎に対し、それは魂殿の祭壇にあると告げ…。あらすじをみる 死ぬ前に聞かせてくれ――蕭炎(しょう・えん)は、傀儡の作り方と離魂術の第3段階である分身の仕方を法バ(ほう・ば)に尋ねた。その意図など知る由もない法バが手法を語り終えた途端、蕭炎は離魂術を使い、玄重尺で法バを斬り捨てたのだった。ただこれは、数ある分身の1体を倒したにすぎず、こんなことを続けてもきりがない。薬塵(やく・じん)は、“法バの本体を倒します”と息巻く蕭炎に対し、それは魂殿の祭壇にあると告げ…。
- 00:44:21第29話あらすじをみる 薬材を扱う蕭(しょう)家は、安全に輸送ができないのなら商いの資格を取り消すと、組合から通告されてしまう。輸送隊がたびたび賊に襲われることが問題視されたのだ。しかし、賊が蕭家だけに狙いを定め、荷を盗んだうえで闘気を持たない輸送隊の者を殺していることから、蕭炎(しょう・えん)は何か裏があると確信するのだった。彼は敵の正体を暴くべく、煉丹師の岩梟(がん・きょう)に扮し、護衛として輸送に同行するが…。あらすじをみる 薬材を扱う蕭(しょう)家は、安全に輸送ができないのなら商いの資格を取り消すと、組合から通告されてしまう。輸送隊がたびたび賊に襲われることが問題視されたのだ。しかし、賊が蕭家だけに狙いを定め、荷を盗んだうえで闘気を持たない輸送隊の者を殺していることから、蕭炎(しょう・えん)は何か裏があると確信するのだった。彼は敵の正体を暴くべく、煉丹師の岩梟(がん・きょう)に扮し、護衛として輸送に同行するが…。
- 00:44:08第30話あらすじをみる 蕭炎(しょう・えん)は、雲嵐宗宗主・雲山(うん・さん)と対峙するという予期せぬ事態に陥った。岩梟(がん・きょう)に成りすましている以上、今は異火も玄重尺も使うわけにはいかない。薬塵(やく・じん)に闘気を注入してもらいながら、八極崩や魂離魂術を駆使して必死で戦う蕭炎。それでも力の差は歴然としていた。経脈がすべて切れるほどの重傷を負った蕭炎だったが、その闘気にただならぬものを感じ取った雲山は退却し…。あらすじをみる 蕭炎(しょう・えん)は、雲嵐宗宗主・雲山(うん・さん)と対峙するという予期せぬ事態に陥った。岩梟(がん・きょう)に成りすましている以上、今は異火も玄重尺も使うわけにはいかない。薬塵(やく・じん)に闘気を注入してもらいながら、八極崩や魂離魂術を駆使して必死で戦う蕭炎。それでも力の差は歴然としていた。経脈がすべて切れるほどの重傷を負った蕭炎だったが、その闘気にただならぬものを感じ取った雲山は退却し…。
- 00:44:14第31話あらすじをみる 蕭炎(しょう・えん)の策が功を奏し、体内に入れた青蓮地心火が暴走した莫承(ばく・しょう)は果てた。仇討ちを遂げた蕭炎が、共に戦った蛇人国の人々と別れて家に戻ってみると、祝い事の準備の真っ最中。聞けば薫児(くんじ)の婿を迎えるという。思いも寄らぬ答えに面食らっている蕭炎の前に、蕭戦(しょう・せん)に連れられた韓閑(かん・かん)が。なぜ彼だけが呼ばれたのか――その理由に思い当たった蕭炎は顔面蒼白になり…。あらすじをみる 蕭炎(しょう・えん)の策が功を奏し、体内に入れた青蓮地心火が暴走した莫承(ばく・しょう)は果てた。仇討ちを遂げた蕭炎が、共に戦った蛇人国の人々と別れて家に戻ってみると、祝い事の準備の真っ最中。聞けば薫児(くんじ)の婿を迎えるという。思いも寄らぬ答えに面食らっている蕭炎の前に、蕭戦(しょう・せん)に連れられた韓閑(かん・かん)が。なぜ彼だけが呼ばれたのか――その理由に思い当たった蕭炎は顔面蒼白になり…。
- 00:44:04第32話あらすじをみる 蕭炎(しょう・えん)のために開かれた闘技閣。しかし父・蕭戦(しょう・せん)は、天階の闘技を学びたければ、納蘭嫣然(のうらん・えんぜん)との決闘や母の仇討ちを忘れろと命じる。納得のいかない蕭炎は反発し、父と大喧嘩をしてしまうのだった。しばらくして、蕭炎は燃えさかる闘技閣の中で目を覚ます。状況が飲みこめないまま飛び出すと、外には複数の遺体が。そればかりか駆けつけた父たちは、闘技閣に火をつけた、と彼を責め立て…。あらすじをみる 蕭炎(しょう・えん)のために開かれた闘技閣。しかし父・蕭戦(しょう・せん)は、天階の闘技を学びたければ、納蘭嫣然(のうらん・えんぜん)との決闘や母の仇討ちを忘れろと命じる。納得のいかない蕭炎は反発し、父と大喧嘩をしてしまうのだった。しばらくして、蕭炎は燃えさかる闘技閣の中で目を覚ます。状況が飲みこめないまま飛び出すと、外には複数の遺体が。そればかりか駆けつけた父たちは、闘技閣に火をつけた、と彼を責め立て…。
- 00:44:12第33話あらすじをみる 星隕閣の者から、母子そろって裏切り者だと吐き捨てられた蕭炎(しょう・えん)。これまでずっと、母の仇討ちを遂げて無実を証明することを誓い、鍛錬を積んできた。だが、この先どれだけ強い闘技を身につけて仇を全員殺そうとも、世間からは身に覚えのない侮蔑を受けるのだと思うと、彼の心は揺らぐのだった。そんな蕭炎に対して、従兄の蕭鼎(しょう・てい)は、“最も大事なのは、己の意志を貫き、心に恥じぬことだ”と忠告し…。あらすじをみる 星隕閣の者から、母子そろって裏切り者だと吐き捨てられた蕭炎(しょう・えん)。これまでずっと、母の仇討ちを遂げて無実を証明することを誓い、鍛錬を積んできた。だが、この先どれだけ強い闘技を身につけて仇を全員殺そうとも、世間からは身に覚えのない侮蔑を受けるのだと思うと、彼の心は揺らぐのだった。そんな蕭炎に対して、従兄の蕭鼎(しょう・てい)は、“最も大事なのは、己の意志を貫き、心に恥じぬことだ”と忠告し…。
- 00:44:07第34話あらすじをみる 蕭(しょう)家に預けられて以降、一度も会うことのなかった父・古元(こ・げん)との再会。だが、喜ぶ古元とは対照的に、蕭薫児(しょう・くんじ)は、幼い自分を蕭家に置き去りにした父親への怒りを隠そうとはしなかった。それでも、信奉する龍母が失踪したことで起きている古族間の内乱を落ち着かせるためには、何としても薫児を龍島に連れ帰らなければならない古元は、拒絶されながらも必死で思いを伝える。その様子に薫児は…。あらすじをみる 蕭(しょう)家に預けられて以降、一度も会うことのなかった父・古元(こ・げん)との再会。だが、喜ぶ古元とは対照的に、蕭薫児(しょう・くんじ)は、幼い自分を蕭家に置き去りにした父親への怒りを隠そうとはしなかった。それでも、信奉する龍母が失踪したことで起きている古族間の内乱を落ち着かせるためには、何としても薫児を龍島に連れ帰らなければならない古元は、拒絶されながらも必死で思いを伝える。その様子に薫児は…。
- 00:44:09第35話あらすじをみる 蕭薫児(しょう・くんじ)は、単独で敵との交渉を試みて窮地に陥った父・古元(こ・げん)を救った。若いながらも強い闘気を得て、闘者として成長を遂げた薫児に、古家の面々は感嘆する。そんななか、東龍島の龍主で祖父の古夏(こ・か)は、一族の女子の中で飛び抜けた素質を持つ薫児を新しい龍母に立てる考えを示した。だが、後継者になるための条件がそろっていない薫児では、他の龍主たちが納得するはずがないことは明白であり…。あらすじをみる 蕭薫児(しょう・くんじ)は、単独で敵との交渉を試みて窮地に陥った父・古元(こ・げん)を救った。若いながらも強い闘気を得て、闘者として成長を遂げた薫児に、古家の面々は感嘆する。そんななか、東龍島の龍主で祖父の古夏(こ・か)は、一族の女子の中で飛び抜けた素質を持つ薫児を新しい龍母に立てる考えを示した。だが、後継者になるための条件がそろっていない薫児では、他の龍主たちが納得するはずがないことは明白であり…。
- 00:44:12第36話あらすじをみる 蕭(しょう)家以外の門派の技を使用するなと言われたものの、何としても勝ちたい蕭炎(しょう・えん)は、八極崩や焔分噬浪尺など会得した星隕閣の闘技で挑む。しかし、千年以上もここで闘技の習得を続けてきた蕭家の祖にことごとく跳ね返され、なす術がなかった。もしこのまま勝てなかったとしても、約束通り地下で60年の眠りに就くわけにはいかない。外に出してほしいと懇願する蕭炎だったが、蕭家の祖は聞く耳を持たず…。あらすじをみる 蕭(しょう)家以外の門派の技を使用するなと言われたものの、何としても勝ちたい蕭炎(しょう・えん)は、八極崩や焔分噬浪尺など会得した星隕閣の闘技で挑む。しかし、千年以上もここで闘技の習得を続けてきた蕭家の祖にことごとく跳ね返され、なす術がなかった。もしこのまま勝てなかったとしても、約束通り地下で60年の眠りに就くわけにはいかない。外に出してほしいと懇願する蕭炎だったが、蕭家の祖は聞く耳を持たず…。
- 00:44:20第37話あらすじをみる 龍母となった蕭薫児(しょう・くんじ)は、古(こ)族間の内乱を鎮め、諸悪の根源であるハン・ロウと対峙した。薫児の持つ鎮天弓の攻撃をくらったハン・ロウは、分が悪いと見たのか、「祭壇で会おう」と言い残して忽然と姿を消したのだった。一方その頃、早く薫児を助けに行きたい蕭炎(しょう・えん)が、蕭家の祖に勝てるだけの力を貸してほしいと薬塵(やく・じん)に願い出たところ、独自の闘技を編み出せと言われ…。あらすじをみる 龍母となった蕭薫児(しょう・くんじ)は、古(こ)族間の内乱を鎮め、諸悪の根源であるハン・ロウと対峙した。薫児の持つ鎮天弓の攻撃をくらったハン・ロウは、分が悪いと見たのか、「祭壇で会おう」と言い残して忽然と姿を消したのだった。一方その頃、早く薫児を助けに行きたい蕭炎(しょう・えん)が、蕭家の祖に勝てるだけの力を貸してほしいと薬塵(やく・じん)に願い出たところ、独自の闘技を編み出せと言われ…。
- 00:44:20第38話あらすじをみる 師匠の雲山(うん・さん)が、蕭(しょう)家を滅ぼして族長の蕭戦(しょう・せん)を捕縛したばかりか、蕭炎(しょう・えん)すらも捕らえようと画策していることを知り、唖然とする納蘭嫣然(のうらん・えんぜん)。さらに、納蘭家を乗っ取れば、納蘭家所有の高度な煉丹術の書はすべてお前のものだと古河(こ・か)に約束していたことに衝撃を受け、涙を流すのだった。その後、嫣然は誰にも見つからないよう、密かに蕭戦のいる牢を訪ね…。あらすじをみる 師匠の雲山(うん・さん)が、蕭(しょう)家を滅ぼして族長の蕭戦(しょう・せん)を捕縛したばかりか、蕭炎(しょう・えん)すらも捕らえようと画策していることを知り、唖然とする納蘭嫣然(のうらん・えんぜん)。さらに、納蘭家を乗っ取れば、納蘭家所有の高度な煉丹術の書はすべてお前のものだと古河(こ・か)に約束していたことに衝撃を受け、涙を流すのだった。その後、嫣然は誰にも見つからないよう、密かに蕭戦のいる牢を訪ね…。
- 00:44:03第39話あらすじをみる 実の叔父を魂殿の間者であると名指しし、捕縛を命じた蕭薫児(しょう・くんじ)。父・古元(こ・げん)は、これに難色を示し、“人の情を忘れたのか”と娘をたしなめるのだった。薫児は告発が事実であると証明するため、三千雷動の下巻を取り出すと、四叔父がこの書を先代の龍母に渡したことを暴露し、血宗の物であるはずの書をなぜ所持していたのか、四叔父本人に問い詰めた。すると彼は、ハン・ロウにもらったと白状し…。あらすじをみる 実の叔父を魂殿の間者であると名指しし、捕縛を命じた蕭薫児(しょう・くんじ)。父・古元(こ・げん)は、これに難色を示し、“人の情を忘れたのか”と娘をたしなめるのだった。薫児は告発が事実であると証明するため、三千雷動の下巻を取り出すと、四叔父がこの書を先代の龍母に渡したことを暴露し、血宗の物であるはずの書をなぜ所持していたのか、四叔父本人に問い詰めた。すると彼は、ハン・ロウにもらったと白状し…。
- 00:44:18第40話あらすじをみる 納蘭嫣然(のうらん・えんぜん)は、雲山(うん・さん)が雲嵐宗宗主を続ける可能性があることを知った。宗主の座を譲ると約束したのは、自分を手なずけるための方便だと確信した彼女は、雲山の罪を暴いて死を与えるため、古河(こ・か)との婚儀の場に八常侍を配備するよう父に指示するのだった。八常侍が手だれとはいえ、雲山相手に通用するのか。危険だとしても、このまま捨て駒として殺され納蘭家が滅ぼされるのを避けたい嫣然は…。あらすじをみる 納蘭嫣然(のうらん・えんぜん)は、雲山(うん・さん)が雲嵐宗宗主を続ける可能性があることを知った。宗主の座を譲ると約束したのは、自分を手なずけるための方便だと確信した彼女は、雲山の罪を暴いて死を与えるため、古河(こ・か)との婚儀の場に八常侍を配備するよう父に指示するのだった。八常侍が手だれとはいえ、雲山相手に通用するのか。危険だとしても、このまま捨て駒として殺され納蘭家が滅ぼされるのを避けたい嫣然は…。
- 00:44:09第41話あらすじをみる 納蘭嫣然(のうらん・えんぜん)が雲山(うん・さん)から奪った匕首は黒羅刹。海底に住む悪龍が変化したものであるゆえ“黒龍匕首”とも呼ばれている代物で、血宗のハン・ロウが雲山に贈った神器だという。師姉の雲韻(うん・いん)から、自分の血を吸わせて黒羅刹の主となれば、これを従えることができると聞かされたその時、匕首が突然動き出した。嫣然は、この匕首こそ雲山が魂殿と通じている証拠になると考え…。あらすじをみる 納蘭嫣然(のうらん・えんぜん)が雲山(うん・さん)から奪った匕首は黒羅刹。海底に住む悪龍が変化したものであるゆえ“黒龍匕首”とも呼ばれている代物で、血宗のハン・ロウが雲山に贈った神器だという。師姉の雲韻(うん・いん)から、自分の血を吸わせて黒羅刹の主となれば、これを従えることができると聞かされたその時、匕首が突然動き出した。嫣然は、この匕首こそ雲山が魂殿と通じている証拠になると考え…。
- 00:44:15第42話あらすじをみる 突如、迦南学院を守護する地心巨蟒が暴れ始めた。早く抑え込まなければ学院に危険が及ぶが、地心巨蟒の力は強大で闘帝以外に封印できる者はいない。緊急事態に頭を抱える長老たち。実は、これまで穏やかだった地心巨蟒の急な暴走は、韓楓(かん・ほう)の企みによるものだった。雲山(うん・さん)から焚天錬気塔を壊すように命じられた韓楓は、邪派の物に反応する地心巨蟒を刺激すべく、ハン・ロウの血を床に垂らし…。あらすじをみる 突如、迦南学院を守護する地心巨蟒が暴れ始めた。早く抑え込まなければ学院に危険が及ぶが、地心巨蟒の力は強大で闘帝以外に封印できる者はいない。緊急事態に頭を抱える長老たち。実は、これまで穏やかだった地心巨蟒の急な暴走は、韓楓(かん・ほう)の企みによるものだった。雲山(うん・さん)から焚天錬気塔を壊すように命じられた韓楓は、邪派の物に反応する地心巨蟒を刺激すべく、ハン・ロウの血を床に垂らし…。