字吹
ココ・アヴァン・シャネル
3.7点
動画ポイント対象
299円
田舎のナイトクラブからパリへ、そして世界へ─
コネクションも財産も教育もない孤児院育ちの少女が、世界のシャネルになるまでの物語。その小さな少女は、フランスの田舎にある孤児院に姉と一緒に入れられて、毎週日曜、決して来ることのない父親の迎えをひたすら待ち続けた。
ナイトクラブの歌手になり、酔った兵士を相手にか細い声で歌いーー
つつましいお針子として、田舎の仕立屋の奥でスカートのすそを縫う日々。この小柄な若い愛人にエティエンヌ・バルサンが与えたのは、退屈で退廃的な暮らしと安全な隠れ家。恋に落ちた彼女。その想いに報いてくれたボーイ・カペルとの結婚さえかなわず、自分が生涯、誰の妻にもならないことを知っていた。反骨精神の持ち主。自分が生きる時代のしきたりを息苦しく感じた彼女が身にまとってみせたのは、男性たちの服。
これは、ココ・シャネルの物語である。固い意志を秘めた孤児だった彼女は、並みの人間には想像できないような体験を重ねながら、やがて伝説のファッション・デザイナーとなる。その姿はまさに現代女性そのものであり、成功、自由、そしてスタイルの、時代を超えた象徴であった。
レビュー・口コミ(3件) 一覧へ
世界的に有名なブランドだけど、あまり華やかがなくパッとしない映画だった。
2点ハラハラドキドキの展開の連続でした。
とても面白かったのでもう一度見たいです。5点シャネルの数奇な物語の様な前人生を描く。
なので後半の世界大戦前後での事柄や最期は描かれていないので、ドキュメンタリーではない。
欧州の封建社会の中で這い上がり、ファッションを通じ、女性の存在のパラダイスシフトを成し遂げる原点、またその中における恋愛模様はまさに物語。
労働者階級と働かず暮らす貴族との対比も映像として面白い。
ただ、ヒロインが…10代のシャネルだとトウが立った感じだし、成功後のシャネルのカリスマ性のある美しさには不足を感じる。4点
- ジャンル
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制作国
フランス
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制作年
2000年代
- キャスト
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スタッフ
監督・脚本 : アンヌ・フォンテーヌ 製作 : キャロル・スコッタ 脚本 : カミーユ・フォンテーヌ 衣装 : カトリーヌ・ルテリエ