字
エタニティ 永遠の花たちへ
4点
動画ポイント対象
440円
19世紀末、フランス。両親から深い愛を受けて育ったヴァランティーヌ(オドレイ・トトゥ)は、先方からの希望でジュールと結婚する。6人の子供たちに恵まれ、満ち足りた人生を送っていたヴァランティーヌに、生まれて間もない赤ん坊が亡くなるという、初めての不運が襲い掛かる。それを機に、まるで手にしたものが奪われるように、結婚20年目を迎えた年にジュールが急逝する。さらに、第一次世界大戦が始まり、一番上の双子の息子たちが徴兵され、まもなくヴァランティーヌは、同じ日に2通の戦死通知を受け取る。
そんなヴァランティーヌを静かな幸せで満たしてくれたのは、二人の娘たち、マルゴとエリザベットの成長だった。だが、そのエリザベットも病のために若く美しい命を散らす。暗雲に覆われた日々に、息子のアンリが、明るく暖かな光を届けてくれる。両家の親が望んでいた、幼なじみのマチルドとの結婚を決めたのだ。その輝きも、マルゴが修道院に入ることを決めた時に翳りを見せるが、やがて初めての孫を抱く喜びが、再びヴァランティーヌを元気づける。マチルドには、互いに“幸せでいてほしい”と心から願う親友がいた。ガブリエルという姉妹同然に育った従姉妹だ。ガブリエルは親同士が決めた相手、シャルルと結婚する。マチルドとアンリ、ガブリエルとシャルルは同じ建物に暮らし、毎日のように行き来していた。ヴァランティーヌも、失った娘たちに代わって、マチルドを娘のように可愛がり、その親友のガブリエルも受け入れる。それぞれの子供たちも増えていき、大家族のような賑やかで心躍る日々が続いていくが、胸躍る出会いの後には、切ない別れが訪れる。――ヴァランティーヌとその愛しい家族たちの運命が、激しく動こうとしていた――。
レビュー・口コミ(1件) 一覧へ
非常に緊迫感がありながら、日常とはかけ離れた体験ができる一作。ゴールデンウィークの休みに見て欲しいです
4点
- ジャンル
-
制作国
フランス ベルギー
-
制作年
2016年
- シリーズ
- キャスト
-
スタッフ
監督 : トラン・アン・ユン 製作 : クリストフ・ロシニョン、フィリップ・ボエファール 脚色 : トラン・アン・ユン 原作 : アリス・フェルネ著 『L’Élégance des Veuves』(訳:未亡人たちの優雅さ) 撮影監督 : マーク・リー・ピンピン 編集 : マリオ・バティステル 視覚効果スーパーバイザー : ヤン・ブロンデル 美術 : トラン・ヌー・イェン・ケー 衣裳デザイン : オリヴィエ・ベリオ セットデザイン : ヴェロニク・サクレ