三千鴉の恋歌
第16話~第30話
各話一覧
- 00:43:11第16話 復讐の第一歩あらすじをみる 紫竹林で春の歌会が開かれる。気の進まない紫辰(ししん)だが、しぶしぶ玄珠(げんしゅ)の舞に琴で伴奏をする。意気揚々と杯を挙げる左(さ)相国。その胸めがけて矢を放つ覃川(たん・せん)にためらいはなかった。こうして1人目の復讐を果たした覃川。父の死を目の当たりにした紫辰は、天原国の役人として靂渊(れきえん)に仕える道を選ぶ。その頃、街には公子斉(こうしせい)が現れていた。あらすじをみる 紫竹林で春の歌会が開かれる。気の進まない紫辰(ししん)だが、しぶしぶ玄珠(げんしゅ)の舞に琴で伴奏をする。意気揚々と杯を挙げる左(さ)相国。その胸めがけて矢を放つ覃川(たん・せん)にためらいはなかった。こうして1人目の復讐を果たした覃川。父の死を目の当たりにした紫辰は、天原国の役人として靂渊(れきえん)に仕える道を選ぶ。その頃、街には公子斉(こうしせい)が現れていた。
- 00:43:09第17話 公子斉の正体あらすじをみる 公子斉(こうしせい)のもとを訪れた靂渊(れきえん)。そこには紫辰(ししん)も同行していた。その様子を食い入るように見つめる覃川(たん・せん)。だが靂渊に向かって弓を引いた瞬間、変装した九雲(きゅううん)に邪魔されてしまう。九雲は靂渊から出ている妖気に不穏なものを感じ取る。靂渊は公子斉より紫辰に不信感を抱いていた。公子斉に料理を届けた覃川は公子斉こそ九雲だと気づく。あらすじをみる 公子斉(こうしせい)のもとを訪れた靂渊(れきえん)。そこには紫辰(ししん)も同行していた。その様子を食い入るように見つめる覃川(たん・せん)。だが靂渊に向かって弓を引いた瞬間、変装した九雲(きゅううん)に邪魔されてしまう。九雲は靂渊から出ている妖気に不穏なものを感じ取る。靂渊は公子斉より紫辰に不信感を抱いていた。公子斉に料理を届けた覃川は公子斉こそ九雲だと気づく。
- 00:42:25第18話 第二の敵(かたき)あらすじをみる 太子妃選びの場に候補に成りすまして現れた覃川(たん・せん)。勝者となった覃川は靂渊(れきえん)を襲うが、反撃されてしまう。九雲(きゅううん)の助けで逃げおおせた覃川の前に、紫辰(ししん)が現れる。戻ってくるなと諭す紫辰。そんな紫辰の身を案じ、覃川を責める玄珠(げんしゅ)。街では太子を襲った刺客捜しが激化していた。そんな中、九雲は否応なしに覃川を自分のもとへ連れ帰る。あらすじをみる 太子妃選びの場に候補に成りすまして現れた覃川(たん・せん)。勝者となった覃川は靂渊(れきえん)を襲うが、反撃されてしまう。九雲(きゅううん)の助けで逃げおおせた覃川の前に、紫辰(ししん)が現れる。戻ってくるなと諭す紫辰。そんな紫辰の身を案じ、覃川を責める玄珠(げんしゅ)。街では太子を襲った刺客捜しが激化していた。そんな中、九雲は否応なしに覃川を自分のもとへ連れ帰る。
- 00:42:19第19話 覚悟の一手あらすじをみる 靂渊(れきえん)の弱点を探るため、亭渊(ていえん)のもとへとやってきた覃川(たん・せん)。特殊な力を持ち剣も歯が立たない靂渊だが、中元節には霊力を失い普通の人間に戻るという。1人で事を成し遂げる覚悟の覃川だったが、亭渊はあれこれ世話を焼く。そんな覃川の動きは白(はく)公子を通して全て九雲(きゅううん)に筒抜けだった。覃川が心配でならない九雲は宮殿にやってくるが…。あらすじをみる 靂渊(れきえん)の弱点を探るため、亭渊(ていえん)のもとへとやってきた覃川(たん・せん)。特殊な力を持ち剣も歯が立たない靂渊だが、中元節には霊力を失い普通の人間に戻るという。1人で事を成し遂げる覚悟の覃川だったが、亭渊はあれこれ世話を焼く。そんな覃川の動きは白(はく)公子を通して全て九雲(きゅううん)に筒抜けだった。覃川が心配でならない九雲は宮殿にやってくるが…。
- 00:43:40第20話 作戦決行の日あらすじをみる 玄珠(げんしゅ)を気に入った靂渊(れきえん)は太子妃とすることに。紫辰(ししん)はそんな玄珠を見捨てられず、2人で天原国を離れる決意をする。宮中に潜入しているのを紫辰に見とがめられた覃川(たん・せん)。復讐を諦めるよう諭す紫辰に、かつて想いを寄せていたことを告白する覃川。こうして中元節の前日、覃川を止めようとする紫辰の前に逃がしたはずの玄珠が戻ってくる。あらすじをみる 玄珠(げんしゅ)を気に入った靂渊(れきえん)は太子妃とすることに。紫辰(ししん)はそんな玄珠を見捨てられず、2人で天原国を離れる決意をする。宮中に潜入しているのを紫辰に見とがめられた覃川(たん・せん)。復讐を諦めるよう諭す紫辰に、かつて想いを寄せていたことを告白する覃川。こうして中元節の前日、覃川を止めようとする紫辰の前に逃がしたはずの玄珠が戻ってくる。
- 00:42:56第21話 死闘の果てにあらすじをみる 覃川(たん・せん)、亭渊(ていえん)、紫辰(ししん)の3人は靂渊(れきえん)のもとへ。後を追う九雲(きゅううん)。九雲もまた、師匠の仇を討とうとしていた。九雲の前に姿を現した妖王は、覃川の身を案じる九雲に霊灯を差し出すよう迫る。だが香取山主から法具を得ていた九雲は反撃に転じ、妖王を追い詰めていく。その頃、霊力を失った靂渊に向かって覃川は復讐の矢を放ち…。あらすじをみる 覃川(たん・せん)、亭渊(ていえん)、紫辰(ししん)の3人は靂渊(れきえん)のもとへ。後を追う九雲(きゅううん)。九雲もまた、師匠の仇を討とうとしていた。九雲の前に姿を現した妖王は、覃川の身を案じる九雲に霊灯を差し出すよう迫る。だが香取山主から法具を得ていた九雲は反撃に転じ、妖王を追い詰めていく。その頃、霊力を失った靂渊に向かって覃川は復讐の矢を放ち…。
- 00:42:32第22話 祖国再建を目指してあらすじをみる 霊灯は九雲(きゅううん)が師匠から託されたものだと知った覃川(たん・せん)は、九雲への罪悪感にさいなまれるが為す術はない。そんな覃川の目の前に、とらわれていた左(さ)相国がやってくる。自分が殺したはずの左相国が実は偽者だったと知る覃川。驪国の民は香取山に集まっていた。祖国再建に立ち上がる左相国だが、覃川は自分の無力さをかみしめるだけだった。あらすじをみる 霊灯は九雲(きゅううん)が師匠から託されたものだと知った覃川(たん・せん)は、九雲への罪悪感にさいなまれるが為す術はない。そんな覃川の目の前に、とらわれていた左(さ)相国がやってくる。自分が殺したはずの左相国が実は偽者だったと知る覃川。驪国の民は香取山に集まっていた。祖国再建に立ち上がる左相国だが、覃川は自分の無力さをかみしめるだけだった。
- 00:43:12第23話 つかの間の平穏あらすじをみる 本格的に驪国を再建しようと左(さ)相国は玄珠(げんしゅ)を公主として担ぎ出す。玄珠は戸惑うが紫辰(ししん)も後押しする。それを遠くから見つめる覃川(たん・せん)。玄珠から逃げるのかと責められても、覃川は既に気力を喪失していた。九雲(きゅううん)はそんな覃川を気遣っていた。つかの間、九雲と仲睦まじく暮らす覃川。そんな中、皇宮には死んだはずの靂渊(れきえん)の姿が。驚く亭渊(ていえん)。あらすじをみる 本格的に驪国を再建しようと左(さ)相国は玄珠(げんしゅ)を公主として担ぎ出す。玄珠は戸惑うが紫辰(ししん)も後押しする。それを遠くから見つめる覃川(たん・せん)。玄珠から逃げるのかと責められても、覃川は既に気力を喪失していた。九雲(きゅううん)はそんな覃川を気遣っていた。つかの間、九雲と仲睦まじく暮らす覃川。そんな中、皇宮には死んだはずの靂渊(れきえん)の姿が。驚く亭渊(ていえん)。
- 00:42:23第24話 不穏な前触れあらすじをみる 中秋節を楽しむ九雲(きゅううん)と覃川(たん・せん)。その頃、玄珠(げんしゅ)はますます重責を担わされることに。そんな中、村の子供が襲われ精気を奪われる事件が。慌てて村へ駆けつけた九雲を待ち構えていたのは、山主の体を借りた靂渊(れきえん)だった。九雲が探し求める清瑩石の在りかを知っていると告げる靂渊。何も知らない覃川を置いて危険な旅に出ることに思い悩む九雲。あらすじをみる 中秋節を楽しむ九雲(きゅううん)と覃川(たん・せん)。その頃、玄珠(げんしゅ)はますます重責を担わされることに。そんな中、村の子供が襲われ精気を奪われる事件が。慌てて村へ駆けつけた九雲を待ち構えていたのは、山主の体を借りた靂渊(れきえん)だった。九雲が探し求める清瑩石の在りかを知っていると告げる靂渊。何も知らない覃川を置いて危険な旅に出ることに思い悩む九雲。
- 00:42:32第25話 皇女の務めあらすじをみる 復興の祭典が始まる。玄珠(げんしゅ)は集まった人々の前で覃川(たん・せん)が驪国皇女だと明かしてしまう。怒号の中、覃川を連れ出す紫辰(ししん)。そんな紫辰に失望し山を下りた玄珠の前に、山主の姿の靂渊(れきえん)が現れる。殺された恨みをぶちまける靂渊。一方、覃川は紫辰の父である左(さ)相国を訪ねていた。左相国に復興を託そうとする覃川。九雲(きゅううん)はその頃、火山で妖王と出会って…。あらすじをみる 復興の祭典が始まる。玄珠(げんしゅ)は集まった人々の前で覃川(たん・せん)が驪国皇女だと明かしてしまう。怒号の中、覃川を連れ出す紫辰(ししん)。そんな紫辰に失望し山を下りた玄珠の前に、山主の姿の靂渊(れきえん)が現れる。殺された恨みをぶちまける靂渊。一方、覃川は紫辰の父である左(さ)相国を訪ねていた。左相国に復興を託そうとする覃川。九雲(きゅううん)はその頃、火山で妖王と出会って…。
- 00:42:38第26話 愛する人のためあらすじをみる 九雲(きゅううん)が霊灯の灯心だと妖王から聞かされ、愕然とする覃川(たん・せん)。九雲は愛する覃川のため、灯心として燃え尽きる覚悟だった。傷だらけの九雲を救おうと自らを犠牲にして妖王に立ち向かう覃川。そんな絶体絶命の危機を救ったのは白(はく)公子だった。妖王を倒した白公子は粉々になってしまう。だが九雲は妖王がそう簡単に死ぬとは思えない。あらすじをみる 九雲(きゅううん)が霊灯の灯心だと妖王から聞かされ、愕然とする覃川(たん・せん)。九雲は愛する覃川のため、灯心として燃え尽きる覚悟だった。傷だらけの九雲を救おうと自らを犠牲にして妖王に立ち向かう覃川。そんな絶体絶命の危機を救ったのは白(はく)公子だった。妖王を倒した白公子は粉々になってしまう。だが九雲は妖王がそう簡単に死ぬとは思えない。
- 00:42:41第27話 よみがえる妖魔あらすじをみる よみがえった妖王は来るべき日が近いと不敵な笑みを浮かべていた。元気を取り戻した覃川(たん・せん)は九雲(きゅううん)と共に店を開く。仲睦まじい2人だが、北からやってきた旅人から火山に不穏な動きがあると聞き、不安になる。そんな時、香取山主が九雲を訪ねてくる。清瑩石の本当の在りかを告げる山主。一方、紫辰(ししん)はようやく玄珠(げんしゅ)に想いを伝えるが…。あらすじをみる よみがえった妖王は来るべき日が近いと不敵な笑みを浮かべていた。元気を取り戻した覃川(たん・せん)は九雲(きゅううん)と共に店を開く。仲睦まじい2人だが、北からやってきた旅人から火山に不穏な動きがあると聞き、不安になる。そんな時、香取山主が九雲を訪ねてくる。清瑩石の本当の在りかを告げる山主。一方、紫辰(ししん)はようやく玄珠(げんしゅ)に想いを伝えるが…。
- 00:42:30第28話 清瑩石の主あらすじをみる 海底で清瑩石から主として選ばれた覃川(たん・せん)。九雲(きゅううん)と覃川は甘いひと時を過ごし、愛を誓い合う。翌日、亭渊(ていえん)と眉山(びざん)が2人の帰りを待ちわびていた。傷だらけの九雲の体が心配でならない眉山。だが九雲は清瑩石の結界を張ることが急務と考える。覃川は九雲のために自分が結界の陣主となろうとしていた。そんな九雲たちを待ち構える妖王。あらすじをみる 海底で清瑩石から主として選ばれた覃川(たん・せん)。九雲(きゅううん)と覃川は甘いひと時を過ごし、愛を誓い合う。翌日、亭渊(ていえん)と眉山(びざん)が2人の帰りを待ちわびていた。傷だらけの九雲の体が心配でならない眉山。だが九雲は清瑩石の結界を張ることが急務と考える。覃川は九雲のために自分が結界の陣主となろうとしていた。そんな九雲たちを待ち構える妖王。
- 00:43:00第29話 愛する力であらすじをみる 内なる魔境にとらわれた九雲(きゅううん)を助けるため、覃川(たん・せん)は清瑩石を手放してしまう。絶体絶命の2人の前に、亭渊(ていえん)が現れる。迷うことなく妖王の胸を突く亭渊。こうして清瑩石を取り戻した覃川は九雲、眉山(びざん)、紫辰(ししん)、玄珠(げんしゅ)と陣を張り、ついに妖王の魂を霊灯に納めることに成功する。だが妖王の死は妖神の復活を招いてしまう。再び危機に陥る九雲。あらすじをみる 内なる魔境にとらわれた九雲(きゅううん)を助けるため、覃川(たん・せん)は清瑩石を手放してしまう。絶体絶命の2人の前に、亭渊(ていえん)が現れる。迷うことなく妖王の胸を突く亭渊。こうして清瑩石を取り戻した覃川は九雲、眉山(びざん)、紫辰(ししん)、玄珠(げんしゅ)と陣を張り、ついに妖王の魂を霊灯に納めることに成功する。だが妖王の死は妖神の復活を招いてしまう。再び危機に陥る九雲。
- 00:41:31第30話 再会の日を願ってあらすじをみる 霊灯がともり消え去った九雲(きゅううん)を偲んで涙するしかない覃川(たん・せん)。今すぐ死にたいと言う覃川に、生きてさえいれば再会もあり得ると諭す眉山(びざん)。その言葉を信じ、九雲を待ち続ける覃川。2人で過ごした幸せな日々が覃川の胸によみがえる。幸せになってほしいという九雲の言葉をかみしめる覃川。こうして時は流れ、人々は平穏を取り戻していた…。あらすじをみる 霊灯がともり消え去った九雲(きゅううん)を偲んで涙するしかない覃川(たん・せん)。今すぐ死にたいと言う覃川に、生きてさえいれば再会もあり得ると諭す眉山(びざん)。その言葉を信じ、九雲を待ち続ける覃川。2人で過ごした幸せな日々が覃川の胸によみがえる。幸せになってほしいという九雲の言葉をかみしめる覃川。こうして時は流れ、人々は平穏を取り戻していた…。