双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆
#31~#37
各話一覧
- 00:47:59#31あらすじをみる 罄州を落とすべく総勢10万もの朝廷軍が攻め寄せる。だが陳文徳(ちん・ぶんとく)には勝利する自信があった。どれほど大軍であろうと所詮、万嘉桂(ばん・かけい)の軍は雑兵の寄せ集め。長らく生死を共にし、一枚岩である我が軍にかなうわけがないと踏んでいるのだ。一方、今回は前の戦よりも危険だと感じている茉喜(まつき)は、もし負ければと不安を口にすると同時に、文徳の身を案じる自分に戸惑ってもいた。そんな彼女の複雑な思いなど、文徳は知る由もなく…。あらすじをみる 罄州を落とすべく総勢10万もの朝廷軍が攻め寄せる。だが陳文徳(ちん・ぶんとく)には勝利する自信があった。どれほど大軍であろうと所詮、万嘉桂(ばん・かけい)の軍は雑兵の寄せ集め。長らく生死を共にし、一枚岩である我が軍にかなうわけがないと踏んでいるのだ。一方、今回は前の戦よりも危険だと感じている茉喜(まつき)は、もし負ければと不安を口にすると同時に、文徳の身を案じる自分に戸惑ってもいた。そんな彼女の複雑な思いなど、文徳は知る由もなく…。
- 00:46:46#32あらすじをみる 陳文徳(ちん・ぶんとく)率いる北朔軍内で奇病が蔓延し、兵が次々と罹患していった。それも尋常でない速度で数が増えており、このままいけば数日で罄州は陥落してしまう。食い止めたいと思うものの、医者によれば、ひきつけを起こして昏睡状態に陥る病など見たことがなく原因も分からぬそうで、もはやお手上げだった。そしてこの北朔軍を突如襲った奇病の噂は、相対する万嘉桂(ばん・かけい)側にも届いていた。嘉桂は監軍の呉吟(ご・ぎん)の仕業ではないかと疑うが…。あらすじをみる 陳文徳(ちん・ぶんとく)率いる北朔軍内で奇病が蔓延し、兵が次々と罹患していった。それも尋常でない速度で数が増えており、このままいけば数日で罄州は陥落してしまう。食い止めたいと思うものの、医者によれば、ひきつけを起こして昏睡状態に陥る病など見たことがなく原因も分からぬそうで、もはやお手上げだった。そしてこの北朔軍を突如襲った奇病の噂は、相対する万嘉桂(ばん・かけい)側にも届いていた。嘉桂は監軍の呉吟(ご・ぎん)の仕業ではないかと疑うが…。
- 00:48:05#33あらすじをみる とうとう大将軍の陳文徳(ちん・ぶんとく)も厄介な奇病の餌食に。兵の発病はとどまることを知らず、有利だったはずの戦況は一転して総崩れとなってしまった。皆は悔しがるが、これほど多くの者が倒れてはどうにもならない。この機に乗じて朝廷の軍が襲撃してくるとにらんだ文徳は、見張りなどは交代制にして兵を休ませつつ、厳しい戦いに備えるよう告げるのだった。その頃、なかなか罄州に攻め入ろうとしない万嘉桂(ばん・かけい)に業を煮やした呉吟(ご・ぎん)は…。あらすじをみる とうとう大将軍の陳文徳(ちん・ぶんとく)も厄介な奇病の餌食に。兵の発病はとどまることを知らず、有利だったはずの戦況は一転して総崩れとなってしまった。皆は悔しがるが、これほど多くの者が倒れてはどうにもならない。この機に乗じて朝廷の軍が襲撃してくるとにらんだ文徳は、見張りなどは交代制にして兵を休ませつつ、厳しい戦いに備えるよう告げるのだった。その頃、なかなか罄州に攻め入ろうとしない万嘉桂(ばん・かけい)に業を煮やした呉吟(ご・ぎん)は…。
- 00:48:39#34あらすじをみる 罄州から逃げ延び、町外れの駅站で陣営を構えていた陳文徳(ちん・ぶんとく)たちに、空から牙をむく無数の神鴉火箭(しんあかせん)。同時に陸からは鍾毓麒(しょう・いくき)や呉朗(ご・ろう)の私兵が大挙して襲いかかった。これでは文徳のそばにいる茉喜(まつき)まで巻き添えになる。この思いもよらぬ事態を遠くから目にしていた万嘉桂(ばん・かけい)は、茉喜に何かあったら許さぬと呉吟(ご・ぎん)に怒りをぶつけた。そして、その後に私兵を生け捕ると、軍紀を乱した罰として斬首を命じ…。あらすじをみる 罄州から逃げ延び、町外れの駅站で陣営を構えていた陳文徳(ちん・ぶんとく)たちに、空から牙をむく無数の神鴉火箭(しんあかせん)。同時に陸からは鍾毓麒(しょう・いくき)や呉朗(ご・ろう)の私兵が大挙して襲いかかった。これでは文徳のそばにいる茉喜(まつき)まで巻き添えになる。この思いもよらぬ事態を遠くから目にしていた万嘉桂(ばん・かけい)は、茉喜に何かあったら許さぬと呉吟(ご・ぎん)に怒りをぶつけた。そして、その後に私兵を生け捕ると、軍紀を乱した罰として斬首を命じ…。
- 00:47:05#35あらすじをみる 無数の死体が転がる戦場を歩き回っていた小武(しょうぶ)は、雪の降る中で独り座り込んでいる茉喜(まつき)を見つけて駆け寄った。彼女の無事に安堵すると同時に「将軍は?」と尋ねる小武。その問いには答えず、ただ横を向く茉喜の視線の先には、すでに息絶えた陳文徳(ちん・ぶんとく)の姿が。小武は彼のなきがらにすがり“目を開けてください”と泣き叫ぶのだった。同じ頃、駅站の近くの林で茉喜と思われる焼死体が見つかったとの知らせに、駆け付けた万嘉桂(ばん・かけい)は…。あらすじをみる 無数の死体が転がる戦場を歩き回っていた小武(しょうぶ)は、雪の降る中で独り座り込んでいる茉喜(まつき)を見つけて駆け寄った。彼女の無事に安堵すると同時に「将軍は?」と尋ねる小武。その問いには答えず、ただ横を向く茉喜の視線の先には、すでに息絶えた陳文徳(ちん・ぶんとく)の姿が。小武は彼のなきがらにすがり“目を開けてください”と泣き叫ぶのだった。同じ頃、駅站の近くの林で茉喜と思われる焼死体が見つかったとの知らせに、駆け付けた万嘉桂(ばん・かけい)は…。
- 00:47:11#36あらすじをみる 陳文徳(ちん・ぶんとく)と死に別れて1年後。紆余曲折を経て京州に戻ってきた茉喜(まつき)は唐(とう)夫人と名乗り、宝飾品を取り扱う“宝慶楼”の女主人として店を経営していた。その美貌と富は京州中の噂となっており、中でも貴族の羅延(ら・えん)と姜桓(きょう・かん)が彼女を巡って争っていることは周知の事実である。あえて2人を挑発までした茉喜を小武(しょうぶ)は心配するが、彼女は意に介さない。それどころか、ある計画のため“本命に会いに行く”と言い放ち…。あらすじをみる 陳文徳(ちん・ぶんとく)と死に別れて1年後。紆余曲折を経て京州に戻ってきた茉喜(まつき)は唐(とう)夫人と名乗り、宝飾品を取り扱う“宝慶楼”の女主人として店を経営していた。その美貌と富は京州中の噂となっており、中でも貴族の羅延(ら・えん)と姜桓(きょう・かん)が彼女を巡って争っていることは周知の事実である。あえて2人を挑発までした茉喜を小武(しょうぶ)は心配するが、彼女は意に介さない。それどころか、ある計画のため“本命に会いに行く”と言い放ち…。
- 00:46:00#37あらすじをみる 久しぶりに顔を合わせた茉喜(まつき)と万嘉桂(ばん・かけい)。かつて想いを寄せ合った2人だが、月日の流れは互いの心に変化をもたらし、もはや彼らの間に恋情はなかった。嘉桂は1年もの間、仮の夫婦としてそばにいた白鳳瑶(はく・ほうよう)に情を抱くようになっており、鳳瑶の気持ちが分かっている茉喜は、あなたが一歩踏み出せばいいだけだと彼を後押しする。そんなやり取りが行われていることなど露知らず、鳳瑶は万家で嘉桂の帰りを待ちながら、彼との別離を覚悟していたが…。あらすじをみる 久しぶりに顔を合わせた茉喜(まつき)と万嘉桂(ばん・かけい)。かつて想いを寄せ合った2人だが、月日の流れは互いの心に変化をもたらし、もはや彼らの間に恋情はなかった。嘉桂は1年もの間、仮の夫婦としてそばにいた白鳳瑶(はく・ほうよう)に情を抱くようになっており、鳳瑶の気持ちが分かっている茉喜は、あなたが一歩踏み出せばいいだけだと彼を後押しする。そんなやり取りが行われていることなど露知らず、鳳瑶は万家で嘉桂の帰りを待ちながら、彼との別離を覚悟していたが…。
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