天龍八部 レジェンド・オブ・デスティニー
第2話~第50話
各話一覧
- 00:45:27第22話あらすじをみる “頭(かしら)”とは、一体何者なのか。優れた武芸を誇り、江湖で声望が高く、汪剣通(おう・けんつう)よりは年若い者――“頭”の正体を知りたい喬峯(きょう・ほう)と阿朱(あしゅ)は、鄭(てい)州に住む徐(じょ)長老を訪ねることに。しかし、衛輝(えいき)城にたどり着いた2人の耳に入ってきたのは、徐長老が惨殺されたという話だった。しかも、その凶行さえも喬峯の仕業であると、噂されているではないか。その時、喬峯は衛輝の街角に、譚婆(たんば)の姿を見かけ…。あらすじをみる “頭(かしら)”とは、一体何者なのか。優れた武芸を誇り、江湖で声望が高く、汪剣通(おう・けんつう)よりは年若い者――“頭”の正体を知りたい喬峯(きょう・ほう)と阿朱(あしゅ)は、鄭(てい)州に住む徐(じょ)長老を訪ねることに。しかし、衛輝(えいき)城にたどり着いた2人の耳に入ってきたのは、徐長老が惨殺されたという話だった。しかも、その凶行さえも喬峯の仕業であると、噂されているではないか。その時、喬峯は衛輝の街角に、譚婆(たんば)の姿を見かけ…。
- 00:45:27第23話あらすじをみる 喬峯(きょう・ほう)の本当の名は、蕭峯(しょう・ほう)――その事実を教えてくれた智光(ちこう)大師もまた、“頭(かしら)”の正体を明かすことなく、息を引き取った。己の出自に絡む恩讐が、多くの人の命を奪う結果となり、何とも言えぬ空しさに襲われる蕭峯。彼は、塞外へ行って狩りや放牧をしながら静かに暮らしてはどうかという、阿朱(あしゅ)の提案に心を動かされるのだった。だが、その前に会っておくべき者がいる。“頭”の素性を知る最後の1人。その人物とは…あらすじをみる 喬峯(きょう・ほう)の本当の名は、蕭峯(しょう・ほう)――その事実を教えてくれた智光(ちこう)大師もまた、“頭(かしら)”の正体を明かすことなく、息を引き取った。己の出自に絡む恩讐が、多くの人の命を奪う結果となり、何とも言えぬ空しさに襲われる蕭峯。彼は、塞外へ行って狩りや放牧をしながら静かに暮らしてはどうかという、阿朱(あしゅ)の提案に心を動かされるのだった。だが、その前に会っておくべき者がいる。“頭”の素性を知る最後の1人。その人物とは…
- 00:45:27第24話あらすじをみる 守り札と肩に残された“段”の文字――驚いたことに阿紫(あし)は、段正淳(だん・せいじゅん)と阮星竹(げん・せいちく)の娘であった。涙を流して対面を喜ぶ阮星竹の姿を目にし、密かに万感の思いを抱く阿朱(あしゅ)。なぜなら、彼女も2人の娘、阿紫とは姉妹だったのだ。そんな最中、段延慶(だん・えんけい)たちが姿を現す。段正淳を守るため、敵に立ち向かう巴天石(は・てんせき)と大理四大護衛だったが、その戦いの中でチョ万里(ちょ・ばんり)が命を落とし…。あらすじをみる 守り札と肩に残された“段”の文字――驚いたことに阿紫(あし)は、段正淳(だん・せいじゅん)と阮星竹(げん・せいちく)の娘であった。涙を流して対面を喜ぶ阮星竹の姿を目にし、密かに万感の思いを抱く阿朱(あしゅ)。なぜなら、彼女も2人の娘、阿紫とは姉妹だったのだ。そんな最中、段延慶(だん・えんけい)たちが姿を現す。段正淳を守るため、敵に立ち向かう巴天石(は・てんせき)と大理四大護衛だったが、その戦いの中でチョ万里(ちょ・ばんり)が命を落とし…。
- 00:45:27第25話あらすじをみる 段正淳(だん・せいじゅん)の書き残した文字は、“頭(かしら)”の筆跡とは違っていた。阮星竹(げん・せいちく)と話すうちに、自分の考え違いに気づかされる蕭峯(しょう・ほう)。“頭”の正体は誰なのか――仇の姿が、また深い霧の奥に隠れてしまったかのように、彼は感じていた。その夜、段正淳は康敏(こう・びん)のもとへ。彼を追って、阿紫(あし)と阮星竹が、秦紅棉(しん・こうめん)と木婉清(ぼく・えんせい)が、そして蕭峯が、馬大元(ば・たいげん)の屋敷に集い…。あらすじをみる 段正淳(だん・せいじゅん)の書き残した文字は、“頭(かしら)”の筆跡とは違っていた。阮星竹(げん・せいちく)と話すうちに、自分の考え違いに気づかされる蕭峯(しょう・ほう)。“頭”の正体は誰なのか――仇の姿が、また深い霧の奥に隠れてしまったかのように、彼は感じていた。その夜、段正淳は康敏(こう・びん)のもとへ。彼を追って、阿紫(あし)と阮星竹が、秦紅棉(しん・こうめん)と木婉清(ぼく・えんせい)が、そして蕭峯が、馬大元(ば・たいげん)の屋敷に集い…。
- 00:45:27第26話あらすじをみる “頭(かしら)”の名前を教えてほしいなら、自分を見つめ、抱きしめて口づけを――康敏(こう・びん)は蕭峯(しょう・ほう)に、そう迫った。そこへ飛び込んできた阿紫(あし)は、康敏を“醜女”と罵り、鏡を突きつける。無残に斬り刻まれた己の顔を見せつけられ、絶叫した康敏は、悲嘆と絶望のあまり、そのまま息を引き取ったのだった。ついに“頭”につながる最後の糸も切れてしまった。仇討ちの望みを絶たれた蕭峯は、失意のうちに阿朱(あしゅ)と約束のした塞外へ向かうことに…。あらすじをみる “頭(かしら)”の名前を教えてほしいなら、自分を見つめ、抱きしめて口づけを――康敏(こう・びん)は蕭峯(しょう・ほう)に、そう迫った。そこへ飛び込んできた阿紫(あし)は、康敏を“醜女”と罵り、鏡を突きつける。無残に斬り刻まれた己の顔を見せつけられ、絶叫した康敏は、悲嘆と絶望のあまり、そのまま息を引き取ったのだった。ついに“頭”につながる最後の糸も切れてしまった。仇討ちの望みを絶たれた蕭峯は、失意のうちに阿朱(あしゅ)と約束のした塞外へ向かうことに…。
- 00:45:27第27話あらすじをみる 阿紫(あし)がイタズラ心で持ち出した毒針を、掌風で防いだ蕭峯(しょう・ほう)。しかし、すぐそばにいた阿紫は掌風の直撃を受け瀕死の状態に。急いで医者に担ぎ込んだものの、もう助からないと宣告されてしまう。阿朱(あしゅ)の妹を死なせるわけにはいかない。わずかでも阿紫の命を長らえるため、蕭峯は酷寒の長白山に分け入って、人参を探すのだった。その最中、彼は虎に襲われていた男・完顔阿骨打(ワンヤン・アグダ)を助ける。その縁で、蕭峯は女真族の村に招かれ…。あらすじをみる 阿紫(あし)がイタズラ心で持ち出した毒針を、掌風で防いだ蕭峯(しょう・ほう)。しかし、すぐそばにいた阿紫は掌風の直撃を受け瀕死の状態に。急いで医者に担ぎ込んだものの、もう助からないと宣告されてしまう。阿朱(あしゅ)の妹を死なせるわけにはいかない。わずかでも阿紫の命を長らえるため、蕭峯は酷寒の長白山に分け入って、人参を探すのだった。その最中、彼は虎に襲われていた男・完顔阿骨打(ワンヤン・アグダ)を助ける。その縁で、蕭峯は女真族の村に招かれ…。
- 00:45:27第28話あらすじをみる 「まさに100年に1人の逸材だ」――耶律洪基(やりつ・こうき)は、あっさりと自分を解放して去ってゆく蕭峯(しょう・ほう)の後ろ姿を、感嘆の思いで眺めていた。そして、あの傑物をぜひ配下に加えたいと念じるのだった。同じ頃、段誉(だん・よ)は、義兄弟の契りを結んだ喬峯(きょう・ほう)を思い出しながら酒を飲んでいた。人恋しさから、偶然通りかかった僧に声をかける段誉。その僧とは虚竹(こちく)であった。語り合ううちに2人はすっかり意気投合し…。あらすじをみる 「まさに100年に1人の逸材だ」――耶律洪基(やりつ・こうき)は、あっさりと自分を解放して去ってゆく蕭峯(しょう・ほう)の後ろ姿を、感嘆の思いで眺めていた。そして、あの傑物をぜひ配下に加えたいと念じるのだった。同じ頃、段誉(だん・よ)は、義兄弟の契りを結んだ喬峯(きょう・ほう)を思い出しながら酒を飲んでいた。人恋しさから、偶然通りかかった僧に声をかける段誉。その僧とは虚竹(こちく)であった。語り合ううちに2人はすっかり意気投合し…。
- 00:45:27第29話あらすじをみる 遼の都で謀反が。楚王・耶律涅魯古(やりつ・デルク)が、父の重元(じゅうげん)を担いで挙兵し、すでに新皇帝の即位を伝える詔書も出されているという。兵力でも劣り、皇太后から家臣の家族までをも人質に取られている耶律洪基(やりつ・こうき)は、絶体絶命の危機に瀕していた。反乱軍は刻一刻と近づいてくる。逃げ出そうとささやく阿紫(あし)だったが、義兄弟となった耶律洪基を見捨てられないと、蕭峯(しょう・ほう)はその場に残り、力を尽くすことを誓うのだった…。あらすじをみる 遼の都で謀反が。楚王・耶律涅魯古(やりつ・デルク)が、父の重元(じゅうげん)を担いで挙兵し、すでに新皇帝の即位を伝える詔書も出されているという。兵力でも劣り、皇太后から家臣の家族までをも人質に取られている耶律洪基(やりつ・こうき)は、絶体絶命の危機に瀕していた。反乱軍は刻一刻と近づいてくる。逃げ出そうとささやく阿紫(あし)だったが、義兄弟となった耶律洪基を見捨てられないと、蕭峯(しょう・ほう)はその場に残り、力を尽くすことを誓うのだった…。
- 00:45:27第30話あらすじをみる 蕭峯(しょう・ほう)は、反乱軍との戦いでの功を認められ、遼の南院大王に。だが、その胸中は複雑だった。耶律洪基(やりつ・こうき)からは南朝――宋の攻略を命じられているが、戦となれば無数の民が命を落とすことになる。恩義と良心との板挟みとなり、その心は揺れていた。そんな折、彼は遼の兵に捕まって連れてこられた宋の民の列を目にする。かわいそうに思い、民を逃がしてやる蕭峯。だが、その中の1人が突然、「死ね!」と叫ぶやいなや、襲いかかってきて…。あらすじをみる 蕭峯(しょう・ほう)は、反乱軍との戦いでの功を認められ、遼の南院大王に。だが、その胸中は複雑だった。耶律洪基(やりつ・こうき)からは南朝――宋の攻略を命じられているが、戦となれば無数の民が命を落とすことになる。恩義と良心との板挟みとなり、その心は揺れていた。そんな折、彼は遼の兵に捕まって連れてこられた宋の民の列を目にする。かわいそうに思い、民を逃がしてやる蕭峯。だが、その中の1人が突然、「死ね!」と叫ぶやいなや、襲いかかってきて…。
- 00:45:27第31話あらすじをみる 星宿派の奥義を体得すべく、阿紫(あし)は鉄丑(てっちゅう)こと游坦之(ゆう・たんし)の体を、まるで器のようにして毒を集めていた。その度に游坦之は毒に苦しめられたが、偶然手に入れた「易筋経」を学ぶことで、何とか命を落とさずに済んでいた。いや、それどころか彼は、自分でも気がつかぬ間に少林寺の秘法を身につけていたのだった。そんななか、段誉(だん・よ)をはじめとする江湖の才子たちのもとに、“聡弁先生”蘇星河(そ・せいか)から奇妙な招待状が届き…。あらすじをみる 星宿派の奥義を体得すべく、阿紫(あし)は鉄丑(てっちゅう)こと游坦之(ゆう・たんし)の体を、まるで器のようにして毒を集めていた。その度に游坦之は毒に苦しめられたが、偶然手に入れた「易筋経」を学ぶことで、何とか命を落とさずに済んでいた。いや、それどころか彼は、自分でも気がつかぬ間に少林寺の秘法を身につけていたのだった。そんななか、段誉(だん・よ)をはじめとする江湖の才子たちのもとに、“聡弁先生”蘇星河(そ・せいか)から奇妙な招待状が届き…。
- 00:45:27第32話あらすじをみる ケガを負った慧浄(えじょう)と毒にあたった風波悪(ふう・はあく)たちを連れて、薛神医(せつしんい)こと薛慕華(せつ・ぼか)の屋敷を訪れた玄難(げんなん)一行。彼らを待ち受けていたのは、“函谷八友(かんこくはちゆう)”と名乗る面々だった。聞けばその者たちは皆、蘇星河(そ・せいか)の弟子だという。そして蘇星河と、その弟(おとうと)弟子である“星宿老怪”丁春秋(てい・しゅんじゅう)との間には、熾烈な争いを繰り広げた過去があるというのだ。そこへ、当の丁春秋が姿を現し…。あらすじをみる ケガを負った慧浄(えじょう)と毒にあたった風波悪(ふう・はあく)たちを連れて、薛神医(せつしんい)こと薛慕華(せつ・ぼか)の屋敷を訪れた玄難(げんなん)一行。彼らを待ち受けていたのは、“函谷八友(かんこくはちゆう)”と名乗る面々だった。聞けばその者たちは皆、蘇星河(そ・せいか)の弟子だという。そして蘇星河と、その弟(おとうと)弟子である“星宿老怪”丁春秋(てい・しゅんじゅう)との間には、熾烈な争いを繰り広げた過去があるというのだ。そこへ、当の丁春秋が姿を現し…。
- 00:45:27第33話あらすじをみる 謎の声に導かれ、虚竹(こちく)がたどり着いた先は、山の頂であった。そこには真っ白な髪と髭を長く伸ばし、端然と座る老人の姿が。逍遙派の掌門・無崖子(むがいし)である。謙虚だが正直で気骨のある虚竹の人柄を見抜いた無崖子は、彼の“すべて”を譲り渡す決意を固める。“すべて”とは、無崖子が70年かけて学び、身につけた功力(くりき)のことだ。有無を言わさず虚竹を後継者にしてしまった無崖子。戸惑う虚竹に対し、彼はある者を殺してほしいと言い残し…。あらすじをみる 謎の声に導かれ、虚竹(こちく)がたどり着いた先は、山の頂であった。そこには真っ白な髪と髭を長く伸ばし、端然と座る老人の姿が。逍遙派の掌門・無崖子(むがいし)である。謙虚だが正直で気骨のある虚竹の人柄を見抜いた無崖子は、彼の“すべて”を譲り渡す決意を固める。“すべて”とは、無崖子が70年かけて学び、身につけた功力(くりき)のことだ。有無を言わさず虚竹を後継者にしてしまった無崖子。戸惑う虚竹に対し、彼はある者を殺してほしいと言い残し…。
- 00:45:27第34話あらすじをみる 玄悲(げんひ)大師の死因を調べるため、慕容(ぼよう)家の屋敷を探っていた巴天石(は・てんせき)たち。その報告を受けた段誉(だん・よ)は、耳を疑った。墓室に安置されていた慕容博(ぼよう・はく)の棺が、空だったというのだ。「慕容博は生きている?」――段誉は、不意に浮かんだ突飛な考えを一笑に付す気にはなれなかった。一方、1人で気ままに放浪を続けていた阿紫(あし)は、からかい甲斐のありそうな若い僧と出会う。小悪魔に魅入られた哀れな僧の名は…。あらすじをみる 玄悲(げんひ)大師の死因を調べるため、慕容(ぼよう)家の屋敷を探っていた巴天石(は・てんせき)たち。その報告を受けた段誉(だん・よ)は、耳を疑った。墓室に安置されていた慕容博(ぼよう・はく)の棺が、空だったというのだ。「慕容博は生きている?」――段誉は、不意に浮かんだ突飛な考えを一笑に付す気にはなれなかった。一方、1人で気ままに放浪を続けていた阿紫(あし)は、からかい甲斐のありそうな若い僧と出会う。小悪魔に魅入られた哀れな僧の名は…。
- 00:45:27第35話あらすじをみる 三十六洞七十二島の主(あるじ)と斬り結ぶ、慕容復(ぼよう・ふく)と家臣たち。そこに現れた不平道人(ふへいどうじん)の執り成しにより、双方はようやく矛を収めることに。誤解から始まった争いがやみ、立ち去ろうとした慕容復を烏老大(うろうだい)が呼び止めた。烏老大によると、三十六洞七十二島の者たちは数十年来、天山童姥(てんざんどうぼ)の毒に苦しめられているのだという。自分たちに加勢して天山童姥を倒してほしい――助けを乞う烏老大への慕容復の答えは…。あらすじをみる 三十六洞七十二島の主(あるじ)と斬り結ぶ、慕容復(ぼよう・ふく)と家臣たち。そこに現れた不平道人(ふへいどうじん)の執り成しにより、双方はようやく矛を収めることに。誤解から始まった争いがやみ、立ち去ろうとした慕容復を烏老大(うろうだい)が呼び止めた。烏老大によると、三十六洞七十二島の者たちは数十年来、天山童姥(てんざんどうぼ)の毒に苦しめられているのだという。自分たちに加勢して天山童姥を倒してほしい――助けを乞う烏老大への慕容復の答えは…。
- 00:45:27第36話あらすじをみる 不遜な態度で妙に老成した赤い衣の少女。虚竹(こちく)に北冥神功を授け、八荒六合唯我独尊功の修練を続ける、その不思議な娘の正体は天山童姥(てんざんどうぼ)だった。身につけた奥義の思いがけない“欠点”により、彼女は功力(くりき)を失ったばかりか、幼い娘の姿に戻ってしまっていたのだ。虚竹と烏老大(うろうだい)は不本意ながらも、そんな彼女の護衛役を務める羽目に。同じ頃、天山童姥が根城とする霊鷲宮(りょうじゅきゅう)が何者かの襲撃を受け…。あらすじをみる 不遜な態度で妙に老成した赤い衣の少女。虚竹(こちく)に北冥神功を授け、八荒六合唯我独尊功の修練を続ける、その不思議な娘の正体は天山童姥(てんざんどうぼ)だった。身につけた奥義の思いがけない“欠点”により、彼女は功力(くりき)を失ったばかりか、幼い娘の姿に戻ってしまっていたのだ。虚竹と烏老大(うろうだい)は不本意ながらも、そんな彼女の護衛役を務める羽目に。同じ頃、天山童姥が根城とする霊鷲宮(りょうじゅきゅう)が何者かの襲撃を受け…。
- 00:45:27第37話あらすじをみる ついに対峙した天山童姥(てんざんどうぼ)と李秋水(り・しゅうすい)。憎しみが刃のような言葉となり、2人は互いにそれをぶつけ合う。李秋水は逍遥派掌門の証しである指輪を手にするため、天山童姥の親指を斬り落とすという暴挙に出た。天山童姥は、さらに深手を負わされるが、間一髪のところで虚竹(こちく)に救われ、事なきを得たのだった。傷を癒やしながら修練を続けられる安全な所へ――天山童姥が思いついたのは、追う側の考えを逆手に取った意外な場所で…。あらすじをみる ついに対峙した天山童姥(てんざんどうぼ)と李秋水(り・しゅうすい)。憎しみが刃のような言葉となり、2人は互いにそれをぶつけ合う。李秋水は逍遥派掌門の証しである指輪を手にするため、天山童姥の親指を斬り落とすという暴挙に出た。天山童姥は、さらに深手を負わされるが、間一髪のところで虚竹(こちく)に救われ、事なきを得たのだった。傷を癒やしながら修練を続けられる安全な所へ――天山童姥が思いついたのは、追う側の考えを逆手に取った意外な場所で…。
- 00:45:27第38話あらすじをみる 天山童姥(てんざんどうぼ)によって、体内に生死符を打ち込まれてしまった虚竹(こちく)。だが意外なことに、天山童姥は生死符の取り除き方ばかりか、生死符を作る方法まで伝授してくれたではないか。その技――天山六陽掌もまた、逍遥派の奥義の1つ。己の意思とは関係なく、虚竹の武功は新たな高みに達したのだった。しかし、いつまでも李秋水(り・しゅうすい)の目を欺くことはできなかった。西夏の皇宮、地下の氷室に潜む2人を取り巻く包囲網は、次第に狭くなり…あらすじをみる 天山童姥(てんざんどうぼ)によって、体内に生死符を打ち込まれてしまった虚竹(こちく)。だが意外なことに、天山童姥は生死符の取り除き方ばかりか、生死符を作る方法まで伝授してくれたではないか。その技――天山六陽掌もまた、逍遥派の奥義の1つ。己の意思とは関係なく、虚竹の武功は新たな高みに達したのだった。しかし、いつまでも李秋水(り・しゅうすい)の目を欺くことはできなかった。西夏の皇宮、地下の氷室に潜む2人を取り巻く包囲網は、次第に狭くなり…
- 00:45:27第39話あらすじをみる 天山童姥(てんざんどうぼ)は、固辞する虚竹(こちく)を無理やり霊鷲宮(りょうじゅきゅう)の後継者に据えた。そして無崖子(むがいし)の絵を眺め、「奴ではない」と三度口にして絶命する。絵の女性は、面差しは李秋水(り・しゅうすい)に似ているものの、彼女にはない、目元のほくろが描かれていた。それを見た李秋水は、誰を描いたものかを悟り、語り始めるのだった。一方、阿紫(あし)は、恩人である荘聚賢(そう・しゅうけん)という人物に疑心を抱き始めていた…。あらすじをみる 天山童姥(てんざんどうぼ)は、固辞する虚竹(こちく)を無理やり霊鷲宮(りょうじゅきゅう)の後継者に据えた。そして無崖子(むがいし)の絵を眺め、「奴ではない」と三度口にして絶命する。絵の女性は、面差しは李秋水(り・しゅうすい)に似ているものの、彼女にはない、目元のほくろが描かれていた。それを見た李秋水は、誰を描いたものかを悟り、語り始めるのだった。一方、阿紫(あし)は、恩人である荘聚賢(そう・しゅうけん)という人物に疑心を抱き始めていた…。
- 00:45:27第40話あらすじをみる 喬峯(きょう・ほう)がその座を辞してから空位となっていた丐幇(かいほう)幇主を決める武芸大会が開かれることに。荘聚賢(そう・しゅうけん)の腕前を知る全冠清(ぜん・かんせい)は、弟分である彼を出場させ、幇主の座に据えようと画策するのだった。そんななか、霊鷲宮(りょうじゅきゅう)で再会し、同じような悩みを打ち明け合った虚竹(こちく)と段誉(だん・よ)は、義兄弟の契りを結ぶ。二日酔いで目覚めた虚竹を待ち受けていたのは、霊鷲宮尊主としての日々だった…。あらすじをみる 喬峯(きょう・ほう)がその座を辞してから空位となっていた丐幇(かいほう)幇主を決める武芸大会が開かれることに。荘聚賢(そう・しゅうけん)の腕前を知る全冠清(ぜん・かんせい)は、弟分である彼を出場させ、幇主の座に据えようと画策するのだった。そんななか、霊鷲宮(りょうじゅきゅう)で再会し、同じような悩みを打ち明け合った虚竹(こちく)と段誉(だん・よ)は、義兄弟の契りを結ぶ。二日酔いで目覚めた虚竹を待ち受けていたのは、霊鷲宮尊主としての日々だった…。
- 00:45:27第41話あらすじをみる 生死符に苦しむ者たちを救った虚竹(こちく)は、余婆(よば)に霊鷲宮(りょうじゅきゅう)のことを任せ、少林寺へと向かう。それは、自分が育った地への里帰りなどではなく、数々の戒律を破った己を罰してもらうためだった。そんななか慕容復(ぼよう・ふく)は、西夏(せいか)国王が発した婿探しの触れ文(ぶみ)を手に入れる。死を目前にした易大彪(えき・だいひょう)から、丐幇(かいほう)の長老に渡してほしいと託されたものだったが、文を読んだ慕容復は、これは好機だと目を輝かせ…。あらすじをみる 生死符に苦しむ者たちを救った虚竹(こちく)は、余婆(よば)に霊鷲宮(りょうじゅきゅう)のことを任せ、少林寺へと向かう。それは、自分が育った地への里帰りなどではなく、数々の戒律を破った己を罰してもらうためだった。そんななか慕容復(ぼよう・ふく)は、西夏(せいか)国王が発した婿探しの触れ文(ぶみ)を手に入れる。死を目前にした易大彪(えき・だいひょう)から、丐幇(かいほう)の長老に渡してほしいと託されたものだったが、文を読んだ慕容復は、これは好機だと目を輝かせ…。
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