ヴァイブレータ
3.5点
動画ポイント対象
440円 R-15 この作品は15歳未満は視聴することができません
早川玲(寺島しのぶ)、31歳。フリーのルポライターをしている彼女は、いつからか頭のなかで聞こえるようになった“声”の存在に悩まされている。そのせいで不眠、過食、食べ吐きを繰り返し、アルコールに依存していた。 ある冬の日、コンビニで白ワインとジンを探す彼女の目に、一人の男が飛びこむ。その男と視線があった瞬間、分離した玲の心は“あたし”を感じる。男はすれ違いざま彼女の体に触り、それを合図にするように、コンビニを出て行く男の後を追う玲。
コンビニの外、トラックの運転席に座る男が見える。トラックに乗り込む玲に男がいう。「ようこそ」。男は岡部希寿(大森南朋)というフリーの長距離トラック運転手だった。ぎこちなく酒を飲みながら、やがてアイドリングの振動を感じながら二人は肌を重ねる。
「道連れにして」という玲を乗せ、トラックは東京から新潟へ向けて走り出した。
言葉を重ねながら、肌を重ねながら、男との時間に身をゆだねていく玲。気がつくと、頭のなかの“声”は聞こえなくなっていた。あるのは、もう体に馴染んだエンジンのアイドリングの音だけ……。
レビュー・口コミ(2件) 一覧へ
はまる人にははまりそうなロードムービー。面白さはそこそこですがなんだか余韻の残る映画でした。
3点全体的にかなり大人向けの映画。もう少し年齢を重ねたらより理解できるかなと思いました。
4点
- ジャンル
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制作国
日本
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制作年
2000年代
- キャスト
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スタッフ
監督 : 廣木隆一 原作 : 赤坂真理(講談社文庫刊) 脚本 : 荒井晴彦