天体のメソッド
第2話~第7話
各話一覧
- 00:23:46第2話 ふたりの約束あらすじをみる 乃々香はノエルの存在に戸惑っていた。しかし、それよりも遅刻しそうなことのほうが大問題。八月のうちから学校が始まることをすっかり忘れていたのだ。学校へ向かうバスの中で、以前顔を合わせた椎原こはるが同じ学校だと知り、打ち解ける乃々香。彼女と同じクラスだとわかりほっとひと安心。だが、クラスには、湖で辛辣な言葉を投げかけてきた少女、戸川汐音もいた。言葉の理由をたずねようとする乃々香に取りつく島もない態度の汐音。そして放課後、乃々香たちに突然、水坂柚季という少女が声をかけてくる。彼女は乃々香が霧弥湖町に引っ越してきたことを知ると「二人で町から円盤を追い出そう!」と迫ってきた。あらすじをみる 乃々香はノエルの存在に戸惑っていた。しかし、それよりも遅刻しそうなことのほうが大問題。八月のうちから学校が始まることをすっかり忘れていたのだ。学校へ向かうバスの中で、以前顔を合わせた椎原こはるが同じ学校だと知り、打ち解ける乃々香。彼女と同じクラスだとわかりほっとひと安心。だが、クラスには、湖で辛辣な言葉を投げかけてきた少女、戸川汐音もいた。言葉の理由をたずねようとする乃々香に取りつく島もない態度の汐音。そして放課後、乃々香たちに突然、水坂柚季という少女が声をかけてくる。彼女は乃々香が霧弥湖町に引っ越してきたことを知ると「二人で町から円盤を追い出そう!」と迫ってきた。
- 00:23:46第3話 記憶のありかあらすじをみる ある日、授業の一環として霧弥湖町でのオリエンテーリングが実施された。班のメンバーは乃々香、こはる、柚季、そして汐音。"勝負"に負けたくない柚季は先を急ごうとするものの、他のメンバーとの温度差にカラ回り気味。乃々香は汐音となんとか打ち解けようとするが、当の汐音は相変わらず乃々香のことを徹底的に無視していた。答えてくれない汐音に名前で呼びかけた乃々香だったが「今度名前で呼んだらビンタね」と脅され、あろうことかそれを実践されてしまう。落ち込む乃々香をなぐさめるこはる。こはるは、汐音の乃々香への冷たすぎる態度に違和感を覚え、理由をたずねるのだが……。あらすじをみる ある日、授業の一環として霧弥湖町でのオリエンテーリングが実施された。班のメンバーは乃々香、こはる、柚季、そして汐音。"勝負"に負けたくない柚季は先を急ごうとするものの、他のメンバーとの温度差にカラ回り気味。乃々香は汐音となんとか打ち解けようとするが、当の汐音は相変わらず乃々香のことを徹底的に無視していた。答えてくれない汐音に名前で呼びかけた乃々香だったが「今度名前で呼んだらビンタね」と脅され、あろうことかそれを実践されてしまう。落ち込む乃々香をなぐさめるこはる。こはるは、汐音の乃々香への冷たすぎる態度に違和感を覚え、理由をたずねるのだが……。
- 00:23:46第4話 思いのかけらあらすじをみる 七年前の出来事を思い出した乃々香。自分がしでかしたことを七年間悔やんできた柚季は、思わず乃々香を叩いてしまう。汐音は冷たく言い放つ。「忘れてたら、どうだっていうの? それで、許してもらえると思った?」 立ち尽くす乃々香とみんなの態度に戸惑うノエル。翌日、落ち込んでいる乃々香の家にノエルがやってくる。彼女はなぜか「ごめんなさい」と頭を下げ「ノエル、頑張るから、乃々香も元気出して」と乃々香を励ます。一方、こはるは柚季を心配して訪ねていた。そこに偶然出くわしてしまった乃々香を見て、柚季はこはるが自分と乃々香を会わせようとしたと勘違いし、その場を駆け去ってしまう。あらすじをみる 七年前の出来事を思い出した乃々香。自分がしでかしたことを七年間悔やんできた柚季は、思わず乃々香を叩いてしまう。汐音は冷たく言い放つ。「忘れてたら、どうだっていうの? それで、許してもらえると思った?」 立ち尽くす乃々香とみんなの態度に戸惑うノエル。翌日、落ち込んでいる乃々香の家にノエルがやってくる。彼女はなぜか「ごめんなさい」と頭を下げ「ノエル、頑張るから、乃々香も元気出して」と乃々香を励ます。一方、こはるは柚季を心配して訪ねていた。そこに偶然出くわしてしまった乃々香を見て、柚季はこはるが自分と乃々香を会わせようとしたと勘違いし、その場を駆け去ってしまう。
- 00:23:46第5話 光の花あらすじをみる ギクシャクしたままの柚季と乃々香。乃々香は七年前の秋、みんなで一緒に見ようと約束した花火を打ち上げることができれば、何か変わるのではないかと考える。そして柚季に「一週間後、湖に花火を上げるから!」と告げる。こはるの協力のおかげで、少しずつ準備を進める乃々香だったが、湖の上に円盤があるせいで、町の許可を取りつけることすら難しい。一方、柚季は、円盤が現れた翌年の夏、どうしても花火が見たくて、自分が夜中に家を抜け出したせいで、双子の兄、水坂湊太が大怪我をしたこと、そしてその原因となった自分が湊太に庇われたこと、それらにずっと憤りを感じ続けていた。悪いのは、全部、円盤のせい。そう自分に言い聞かせながら。あらすじをみる ギクシャクしたままの柚季と乃々香。乃々香は七年前の秋、みんなで一緒に見ようと約束した花火を打ち上げることができれば、何か変わるのではないかと考える。そして柚季に「一週間後、湖に花火を上げるから!」と告げる。こはるの協力のおかげで、少しずつ準備を進める乃々香だったが、湖の上に円盤があるせいで、町の許可を取りつけることすら難しい。一方、柚季は、円盤が現れた翌年の夏、どうしても花火が見たくて、自分が夜中に家を抜け出したせいで、双子の兄、水坂湊太が大怪我をしたこと、そしてその原因となった自分が湊太に庇われたこと、それらにずっと憤りを感じ続けていた。悪いのは、全部、円盤のせい。そう自分に言い聞かせながら。
- 00:23:46第6話 本当の友達あらすじをみる 湖の花火の一件から一週間後、町の福引に立ち寄った乃々香とノエル。ノエルが一等の温泉宿泊券に興味をしめすも当たったのは二等の円盤抱き枕だった。しかし、ふたりが立ち去ったあと、汐音が一等の温泉宿泊券を当ててしまう。時を同じくして、柚季は知り合いからもらった温泉宿泊券をどうしようかと考えあぐねていた。改めて乃々香に謝りたい柚季は、彼女を誘いたいのだが、直接は言いにくい。そこでこはるに一芝居打ってもらうことにするのだが……。こはるたちから温泉に誘われた乃々香はノエルが温泉に行きたがっていたことを思い出し、ノエルも誘おうとするが、彼女が汐音と温泉に行くことになったと嬉しそうに話してくるのだった。あらすじをみる 湖の花火の一件から一週間後、町の福引に立ち寄った乃々香とノエル。ノエルが一等の温泉宿泊券に興味をしめすも当たったのは二等の円盤抱き枕だった。しかし、ふたりが立ち去ったあと、汐音が一等の温泉宿泊券を当ててしまう。時を同じくして、柚季は知り合いからもらった温泉宿泊券をどうしようかと考えあぐねていた。改めて乃々香に謝りたい柚季は、彼女を誘いたいのだが、直接は言いにくい。そこでこはるに一芝居打ってもらうことにするのだが……。こはるたちから温泉に誘われた乃々香はノエルが温泉に行きたがっていたことを思い出し、ノエルも誘おうとするが、彼女が汐音と温泉に行くことになったと嬉しそうに話してくるのだった。
- 00:23:46第7話 私のなくしたものあらすじをみる 秋も深まり、冬の足音が聞こえ始めた頃、乃々香と柚季、そしてこはるの三人は、郊外へ向かう列車に揺られていた。遠出にはしゃぐ柚季の様子に呆れる一方で、どことなく不安そうな乃々香に気づくこはる。一方その頃、ノエルは、こはるたちが出かける直前に"ケガをさせてしまった"お店のシンボル、キリゴンの立て看板を、なんとか治そうとしていたのだが、さらなる"重傷"にしてしまう。店番をしていた湊太は、そんなノエルを見かねて、治療手術を行うと言い出すが……。乗り換えに四苦八苦したりしつつも、目的地に到着した乃々香たち。そこは大きな霊園。駅前で購入した花を握りしめ、乃々香は小声で「お母さん……」と呟いていた。あらすじをみる 秋も深まり、冬の足音が聞こえ始めた頃、乃々香と柚季、そしてこはるの三人は、郊外へ向かう列車に揺られていた。遠出にはしゃぐ柚季の様子に呆れる一方で、どことなく不安そうな乃々香に気づくこはる。一方その頃、ノエルは、こはるたちが出かける直前に"ケガをさせてしまった"お店のシンボル、キリゴンの立て看板を、なんとか治そうとしていたのだが、さらなる"重傷"にしてしまう。店番をしていた湊太は、そんなノエルを見かねて、治療手術を行うと言い出すが……。乗り換えに四苦八苦したりしつつも、目的地に到着した乃々香たち。そこは大きな霊園。駅前で購入した花を握りしめ、乃々香は小声で「お母さん……」と呟いていた。