各話一覧
00:23:44 第7話 媼姫(上) あらすじをみる
桃夭の勘は当たっていた。店の裏では病人の人身売買が行われ、買われた人たちは温家に行くというのだ。磨牙たちもそこへ連れていかれたのだった。桃夭と柳公子は、運ばれていく病人たちに紛れて温家に忍び込むことに。ただならぬ香りと強い霊気で溢れているその場所には、美しい夫人が住んでいた。運ばれてきた病人を眺めては死亡日を断定し選別していくその夫人は、死者を食らって生きる、媼姫(おうき)と呼ばれる妖怪だったのだ…。
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桃夭の勘は当たっていた。店の裏では病人の人身売買が行われ、買われた人たちは温家に行くというのだ。磨牙たちもそこへ連れていかれたのだった。桃夭と柳公子は、運ばれていく病人たちに紛れて温家に忍び込むことに。ただならぬ香りと強い霊気で溢れているその場所には、美しい夫人が住んでいた。運ばれてきた病人を眺めては死亡日を断定し選別していくその夫人は、死者を食らって生きる、媼姫(おうき)と呼ばれる妖怪だったのだ…。
00:23:45 第8話 媼姫(中) あらすじをみる
婚礼服を着させられ、部屋に閉じ込められていた磨牙と温家の娘、山海(さんかい)。二人は協力して部屋からの脱出に成功する。外へ出ると、そこは天水の町の市のような場所だった。山海は記憶を辿って、かつての想い人、若麟(じゃく・りん)と過ごした学問所へと向かう。過去に駆け落ちしようとするも叶わず、彼との将来を諦めてしまったことを深く後悔していた山海は、若麟が今も学問所にいると信じていた。怪物に怯えながらも、磨牙は彼女とともに若麟を捜そうとするが…。
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婚礼服を着させられ、部屋に閉じ込められていた磨牙と温家の娘、山海(さんかい)。二人は協力して部屋からの脱出に成功する。外へ出ると、そこは天水の町の市のような場所だった。山海は記憶を辿って、かつての想い人、若麟(じゃく・りん)と過ごした学問所へと向かう。過去に駆け落ちしようとするも叶わず、彼との将来を諦めてしまったことを深く後悔していた山海は、若麟が今も学問所にいると信じていた。怪物に怯えながらも、磨牙は彼女とともに若麟を捜そうとするが…。
00:23:44 第9話 媼姫(下) あらすじをみる
磨牙と山海は、繋がれた世界の中でお互いの過去を語り合っていた。穏やかな空間が広がっていたのも束の間、山海が苦しみ始めると途端に暗雲が立ち込め、恐ろしい怪物が現れる。怪物は市を破壊し、二人に襲い掛かる。山海の負の感情が増していくほど、怪物も強くなっていくのだった。磨牙は彼女を助けようと試みるが、ついに捕まってしまう。万事休すかと思われたその時…。
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磨牙と山海は、繋がれた世界の中でお互いの過去を語り合っていた。穏やかな空間が広がっていたのも束の間、山海が苦しみ始めると途端に暗雲が立ち込め、恐ろしい怪物が現れる。怪物は市を破壊し、二人に襲い掛かる。山海の負の感情が増していくほど、怪物も強くなっていくのだった。磨牙は彼女を助けようと試みるが、ついに捕まってしまう。万事休すかと思われたその時…。
00:23:45 第10話 照海(上) あらすじをみる
媼姫は、無縁墓地で平和に暮らしていた。しかしある日、その地で一番と名高い妖怪退治の術師、驚蟄(きょうちゅう)がやってくる。媼姫は術師を恐れて逃げようとするが、草むらに隠れていたところを見つかってしまう。必死に命乞いをする彼女に、驚蟄は優しく、酒は飲めるかと尋ねるのだった。しゃべらない鏡の首飾りだけが友だという驚蟄。それから二人は、互いの唯一の飲み友達として10年の歳月を共にし、やがて想いを寄せあうようになる。
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媼姫は、無縁墓地で平和に暮らしていた。しかしある日、その地で一番と名高い妖怪退治の術師、驚蟄(きょうちゅう)がやってくる。媼姫は術師を恐れて逃げようとするが、草むらに隠れていたところを見つかってしまう。必死に命乞いをする彼女に、驚蟄は優しく、酒は飲めるかと尋ねるのだった。しゃべらない鏡の首飾りだけが友だという驚蟄。それから二人は、互いの唯一の飲み友達として10年の歳月を共にし、やがて想いを寄せあうようになる。
00:23:44 第11話 照海(下) あらすじをみる
ある日突然家族を残して出家してしまった驚蟄。彼は重い病に侵され、死期を悟って身を隠していた。媼姫と愛娘を死によって悲しませるより、自分を憎むことで強く生きてほしいと願い、鏡の首飾りである照海(しょうかい)に、二人を見守るようまじないをかける。そして驚蟄は自らの身を焼き、持てる霊力の全てを香料に変えたのだった。まじないによって顔の無い人間の姿となった照海は、面を被り、主人が遺した香料とともに媼姫と山海の元へ向かった…。
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ある日突然家族を残して出家してしまった驚蟄。彼は重い病に侵され、死期を悟って身を隠していた。媼姫と愛娘を死によって悲しませるより、自分を憎むことで強く生きてほしいと願い、鏡の首飾りである照海(しょうかい)に、二人を見守るようまじないをかける。そして驚蟄は自らの身を焼き、持てる霊力の全てを香料に変えたのだった。まじないによって顔の無い人間の姿となった照海は、面を被り、主人が遺した香料とともに媼姫と山海の元へ向かった…。
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©bilibili 改編自小明太極作家裟椤双樹同名小説『百妖譜』