各話一覧
00:23:44 第1話 応声(上) あらすじをみる
道に迷った一行が腹を空かせて立ち尽くしていると、突然空から落ちてきた鳥が桃夭(とうよう)の頭を直撃する。近くで狩りをしていた賀山(が・さん)が慌ててやってきて、獲物をぶつけてしまったお詫びにと町で食事をご馳走してくれることに。町への道中、川で人が流されていると騒ぎが起こっていた。助けられた女は、かつて貧しい賀山に施しをしてくれた恩人だった。「私のような役立たずは死んだ方がいい」と嘆く彼女の腹の中から、何やら奇妙な声が聞こえてきて…。
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道に迷った一行が腹を空かせて立ち尽くしていると、突然空から落ちてきた鳥が桃夭(とうよう)の頭を直撃する。近くで狩りをしていた賀山(が・さん)が慌ててやってきて、獲物をぶつけてしまったお詫びにと町で食事をご馳走してくれることに。町への道中、川で人が流されていると騒ぎが起こっていた。助けられた女は、かつて貧しい賀山に施しをしてくれた恩人だった。「私のような役立たずは死んだ方がいい」と嘆く彼女の腹の中から、何やら奇妙な声が聞こえてきて…。
00:23:44 第2話 応声(下) あらすじをみる
古井戸の近くで見つけた粥屋で、老婆が作る粥をほおばっていた磨牙(まが)と柳(りゅう)公子。その様子は段々とおかしくなっていき、桃夭にも粥を食べるよう要求し始める。桃夭は手相を見ると言って老婆を隣に座らせると、「あなたは死んでるはず」と言い放ち鈴を鳴らす。はじめは否定していた老婆は次第にもがき苦しみ、恐ろしい化物の姿へと変わっていく。そして桃夭がもう一度鈴を鳴らすと、化物の姿は朽ち果て、その亡骸から「応声(おうせい)」という虫が現れる。
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古井戸の近くで見つけた粥屋で、老婆が作る粥をほおばっていた磨牙(まが)と柳(りゅう)公子。その様子は段々とおかしくなっていき、桃夭にも粥を食べるよう要求し始める。桃夭は手相を見ると言って老婆を隣に座らせると、「あなたは死んでるはず」と言い放ち鈴を鳴らす。はじめは否定していた老婆は次第にもがき苦しみ、恐ろしい化物の姿へと変わっていく。そして桃夭がもう一度鈴を鳴らすと、化物の姿は朽ち果て、その亡骸から「応声(おうせい)」という虫が現れる。
00:23:44 第3話 化蛇(上) あらすじをみる
長い間続いている大雨や洪水の影響で、鹿門(ろくもん)寺は浸水の危機に見舞われていた。空明真人(くうめいしんじん)は水を操る妖怪が原因だとし、僧侶たちを連れて八角井戸へと向かう。井戸の中には、なんと人間よりもずっと巨大な白蛇が棲みついていた…。一方、桃夭たちは鹿門山へ向かう道中にいた。山で妖怪騒ぎがあったと聞いた桃夭は磨牙と柳公子を引き連れ、車いすの僧侶に会いに行く。僧侶は何やら意味深な様子で、あの妖怪を救ってほしいと頼むのであった…。
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長い間続いている大雨や洪水の影響で、鹿門(ろくもん)寺は浸水の危機に見舞われていた。空明真人(くうめいしんじん)は水を操る妖怪が原因だとし、僧侶たちを連れて八角井戸へと向かう。井戸の中には、なんと人間よりもずっと巨大な白蛇が棲みついていた…。一方、桃夭たちは鹿門山へ向かう道中にいた。山で妖怪騒ぎがあったと聞いた桃夭は磨牙と柳公子を引き連れ、車いすの僧侶に会いに行く。僧侶は何やら意味深な様子で、あの妖怪を救ってほしいと頼むのであった…。
00:23:44 第4話 化蛇(中) あらすじをみる
みじめな暮らしから抜け出すことを切望していた張二狗(ちょうじこう)。ある日、町を追い出された張二狗は小白(しょうはく)の特別な力に気づく。その日から張二狗は自ら空明と名乗るようになり、困っている人や町を見つけては小白の力を使って救うようになった。いつしか仙人として人々から感謝され敬われるようになった空明は少しずつ人々から崇拝されなくなる恐怖を抱くようになる。
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みじめな暮らしから抜け出すことを切望していた張二狗(ちょうじこう)。ある日、町を追い出された張二狗は小白(しょうはく)の特別な力に気づく。その日から張二狗は自ら空明と名乗るようになり、困っている人や町を見つけては小白の力を使って救うようになった。いつしか仙人として人々から感謝され敬われるようになった空明は少しずつ人々から崇拝されなくなる恐怖を抱くようになる。
00:23:44 第5話 化蛇(下) あらすじをみる
小白の身代わりとなって死んだのは、車いすの僧侶、覚悔(かくかい)であった。彼の真の姿は‛‛化蛇(かだ)’’という蛇の妖怪だった。小白が井戸の中にある化蛇の妖気につられてやってきたことで、二つの妖気が合わさり、鹿門山に水害が起こっていたという。覚悔は桃夭に、妖怪退治の日に自身を殺すよう頼み、過去を語り始めた。まだ化蛇の姿だった時代、人間に殺されそうになったところを助けられた日から、彼は生き残るための強さを求める人生を送っていた…。
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小白の身代わりとなって死んだのは、車いすの僧侶、覚悔(かくかい)であった。彼の真の姿は‛‛化蛇(かだ)’’という蛇の妖怪だった。小白が井戸の中にある化蛇の妖気につられてやってきたことで、二つの妖気が合わさり、鹿門山に水害が起こっていたという。覚悔は桃夭に、妖怪退治の日に自身を殺すよう頼み、過去を語り始めた。まだ化蛇の姿だった時代、人間に殺されそうになったところを助けられた日から、彼は生き残るための強さを求める人生を送っていた…。
00:23:44 第6話 病魔 あらすじをみる
突然現れた黒装束の集団に捕まってしまった磨牙とグングン。真珠二つとの交換条件を出された桃夭は、なんとあっさり承諾してしまう。真珠を受け取り喜んでいる様子を見た柳公子は怒り、助けに行くよう説得して二人は天水の町へと向かった。活気に溢れている市(いち)では様々な香料や食べ物の香りがするが、どこからか怪しい匂いも漂っている。桃夭はある料理屋に運ばれていく病気の子を見て何かを察し、腹ごしらえにとその店に入ることにする。
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突然現れた黒装束の集団に捕まってしまった磨牙とグングン。真珠二つとの交換条件を出された桃夭は、なんとあっさり承諾してしまう。真珠を受け取り喜んでいる様子を見た柳公子は怒り、助けに行くよう説得して二人は天水の町へと向かった。活気に溢れている市(いち)では様々な香料や食べ物の香りがするが、どこからか怪しい匂いも漂っている。桃夭はある料理屋に運ばれていく病気の子を見て何かを察し、腹ごしらえにとその店に入ることにする。
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©bilibili 改編自小明太極作家裟椤双樹同名小説『百妖譜』